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第3437号 読書の楽しみ

2009-12-30 11:31:48 | 映画・読書
写真は、南九州市。見見楽楽~九州ぶらり放浪記~ 2009.12.29 からお借りしています。


高田明典『難解な本を読む技術』(光文社新書、第1刷:2009.05.20)を読んでいます。

「読んでいます」というのは、これは何度か読み直す本だからです。
大学院の修士にいこうかな
という人向けだと思いますね。

【きっかけ】
この本の目的は、一般の読書法解説ではなくて、「思想系翻訳書の読解」p.14
にあるとのこと。
後半では、事例研究があり、
ヴィトゲンシュタインやフーコーがとり上げられています。

となれば、
最近読み始めているブログ
ラグーナスタッフブログ
の川畑善博代表の連載記事が直接のきっかけであることがわかります。

精神病院で勤務されていたときに川畑さんが読まれた
ということで名前だけは知っていたヴィトゲンシュタインの本を買ったりしました。

【本は自分で選ぶ】
ところが、
高田明典のこの本では、専門的な読書をプロセスを追って解説しているのですが、
かなり最初の部分p.36
で、一番大事なのは、「どの本を読むかは自分で選ぶ」とあるではありませんか?

職業柄
教室や研究室で「○○の本を読みなさい」「この本を読んだら」
と長年やってきましたが
これは一番まずいわけですね。

【ブックマークから】
ですが、
岩清水日記 2009.12.23 で紹介されているルソーに関する本とか

おソ松な日々Ⅱ 2009.12.30 で紹介されている万葉集や百人一首の本

などふだんから良書を紹介されているブログの記事には触手が動きますねぇ。

【書評誌】
私は、大新聞やテレビのように「市民一般」を相手にしたメディアには強い警戒心をもっています。
その反面、新潮社とか文芸春秋とか、大新聞の系統とは違うメディアの動向をウオッチする習慣があります。

『波』(新潮社、1月号)には、アメリカについて書かれた翻訳書の紹介記事がありました。
*会田浩継pp.26-7

ポール・スタロビン 松本薫訳  Paul Starobin, AFTER AMERICA
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1 コメント

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難解な本や音楽など。 (岩清水)
2009-12-31 11:21:01
今年1年、ありがとうございました。
おかげさまで、活き活きと過ごすことができました。

私は難解な本や音楽というのに魅かれます。
なぜ?と問われると「わからないから」と
答えるしかないですが。

世の中、「知らない」「わからない」のが、
当然なことで、少しでも分かった気になると、コツンと頭をたたかれます。

ですから、私が断定的にかいていることこそ、
あやしいと思います。

ただ、どこかで決済しないと、行動にうつせませんので断定しているのでしょう。

最近は、WIKIの思想家一覧を一人ずつ読んでいます。
思想家の生活歴などが参考になります。

来る2010年がよい年でありますように。

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