介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第3497号 ICTを活用した授業の展開(小泉力一氏講演)

2010-01-29 04:13:34 | 722教室で
昨日、1月28日、夕方、約2時間。
学内で、「わが国の情報教育の現状と大学の使命」と題して、
尚美学園大学教授 小泉力一氏の講演がありました。
先生は、文部科学省で参与として高校までの情報教育の進め方に関する助言をされています。
*ICT:Information and Communication Technology  日本ではITですが、国際的にはICTが普通です。

写真は、講演のまとめ、「情報教育は現代のリベラル・アーツ?」としたパワーポイントのところです。
(先生のお許しをいただいて写真をとりました。瀬地山学長の姿も)

【話のあらまし】
・高校までの情報教育の現状、国の政策の動向
・海外の動向(イギリスと韓国)
・批判的に受けとめる教育は大学に期待したい

【印象】
情報教育に関する大きな流れが理解できた。このような教育を受けた若者が大学にやってきている。大学は、その流れを受けとめる必要がある。

先生は、高校で数学を教えておられた。その経験も踏まえてのお話なので、政策の動向についての大きな流れもありましたが、同時に実践的な内容でした。

日本の高校生までのポテンシャルは高い。
日本の政治家のリーダーシップ(イギリスや韓国に比べて)は、情報教育の分野でも弱い。

終了後の若い先生方との質疑応答も興味あるものでした。

【参加した動機】
昨日は、1年生の「社会福祉概論」の最終講のため、午前中を費やしたのですが、
今年度は、パソコン教室をつかっての講義としたところ、学生がのってくれて、面白い展開ができた。
4月からの講義でも、更に工夫してみたいと思っていた矢先の講演でした。

【詳しい情報】
講演からは、たくさんの情報を得ましたが、すでにネット上に先生のこれまでのお話などが多数ヒットしますので、代表的なものをあげておきます。

インタビュー記事

文部科学省の検討会への提出意見

文部科学省 平成20年7月

文部科学省 専門部会委員名簿


【坂之上介護福祉研究会】
カテゴリ310 ICT を参照ください。

OECDのPISA

イギリスのBecta
コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (又佐)
2010-01-29 20:50:12
Cを活性化させるためには何が必要なのか、ヒントがあるような気がしました。
今、施設での勉強会の資料作成真っ最中です。パワーポイントでせっせとやっていますが、実際に講義形式だけよりスタッフの反応や入り方がスムーズです。貴重な情報をありがとうございます。
語りとPCと (bonn1979)
2010-01-30 06:29:51
又佐 さん
コメント有難うございます。

パワーポイントで
目を上げてもらい

大事なところは
はやり目を合わせて
語りで

といった組み合わせがよいようです。

PCによって
動画をどんどん流すなどの
方法もできますね。
ブログに一部引用します (ガヤマス)
2010-01-31 20:06:49
国際的にはITではなくICTと知りませんでした。この部分を引用させてください。
辺境の心理 (bonn1979)
2010-02-02 05:54:06
この夜の話で
イギリスや韓国の
ICTに関する意識を知りました。

貴ブログの方を拝見しました。

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