介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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ドイツ社会とドイツの社会福祉・社会保障

2007-10-26 08:52:42 | 地球→ドイツブログ
国際保健福祉学特講
集中講義の第3回は、ドイツがテーマです。
10月29日月曜日 18:00~21:10。

ドイツは
私が教育の世界に入ることになったきかっけの国でもあります。
30代の終わりに3年間勤務しました。
9/30 「ソーシャル・アタッシェ」で私がドイツへ行くことになったころのことに
触れました。(9/26 渡辺元農林大臣のドイツ観も)

社会保障の関係では、
このブログ6/19で医療保険に関して、6/04で介護保険について触れています。
講義では、このほか、年金制度や失業保険など、ドイツ制度の特徴を日本との対比で触れます。

文化的な面や法政策面では、
・音楽の分野でのドイツ人の世界への貢献(4/18。阿部謹也)や
・環境面での先進的な取り組み(7/19。原子力発電の廃止法)
について触れたことがあります。

日本社会の連想からはわかりにくいドイツ社会の特色として
・キリスト教社会
・ヨーロッパの中の一員
・外国人社会とのすみわけ
・東西ドイツの格差
などがあげられます。
生活してみての印象をお伝えしたいです。

時間の余裕があり
院生の皆さんの関心が高ければ
・クラインガルテン(市民型小規模農園)や
・チビル・デーインスト(良心的兵役拒否)
など日本にはない制度についても触れます。

最近
岩村偉史『社会福祉国家ドイツの現状』
(三修社、2006。175ページ、2200円+税)
という現地に住む研究者が書いた解説本を
発見しました。
ドイツに長く住み、社会保障を安全保障や社会保障を専門分野
とされています。
ドイツ社会や制度の特色とともに課題についても紹介されています。
新しいことはこの本にもよりながら
最近のドイツ社会の様子もお話します。

後半は
いつものように
院生3名のプレゼンです。
司会は非番の3人が交代で担当します。
発表の練習も大事ですが
司会も質問もクラスを構成する重要な部分です。

       (888字)
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