介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

第1778号 青木信雄先生のスピリチュアル・ケア

2008-10-31 21:22:00 | 経済
介護専門職向けの月刊専門誌『おはよう21』の12月号(写真)が届きました。

青木信雄先生(医師、前龍谷大学教授)の連載
「介護現場のスピリチュアル・ケアとスピリチュアリティ」が最終回(6回目)です。
pp.68-69

*私のブログで、次の3回、青木先生の論文に触れています。
2008.05.26
2008.06.19
2008.06.21

○ 先生が、スピリチュアル・ケアと出合ったのは、10年前、緩和ケアの講習会で、淀川キリスト教病院ホスピス棟の田村婦長の講義。

○ スピリチュアリティを青木先生は、「たましい性」と訳される。

○ アメリカ映画「海べの家」の話。
 →「たましい性」の発露は個人の中でも起こる。

○ 介護職と利用者との心と心の行き交いが、介護現場でのたましい性の発露・表現だ。

○ 双方が発信・受信のやりとりをしていること、そのこと自体がスピリチュアル・ケアになっている。

○ たましい性は、誰もが持っていて、普通は眠った状態や口に出そうとしても表現できない状態にある。
→目覚めた状態や表現できる状態になるために、
・「覚醒するアプローチ」
・「育み・深めていくアプローチ」
という2つの方法を提示。

○ ダイナミックな動きがたましい性の本質で、キャリアを積みながら深めていくもの。

○ まず、”隗(かい)より始めよ”(遠大な事業を始めるにはまず身近なことから始める)

☆『おはよう21』9月号を読んで(読者欄)p.82
に、「介護福祉士・勉強中」という方の投書
  ・・・私も発語困難な利用者が全身を使って「ありがとう」「おいしい」と伝えてくれた時は、本当に心が震えるほどの感動を味わいました・・・


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