介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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【問21回答】&【問22】

2008-04-30 10:30:59 | 国家試験
【問21の回答】
問21は、2008年国家試験の「地域福祉論」から。(通し番号「問題32」)

選択肢1 ノーマライゼーションが公式の政府文書で用いられたのはたしかデンマークか。

選択肢2 自立生活運動は、アメリカのカリフォルニア大学が起源。

選択肢3 コミュニティケアは、イギリス。

選択肢4 ソーシャルインクルージョンは、これでよさそうだが。
 *起源は、フランス、イギリスなどヨーロッパ。

選択肢5 「住民主体の原則」とはわからないが、・・エンパワーメントではなさそう。

・・というわけで、正解は、4。

こういう短文で、起源の国を覚えたりすることにあまり意味はないと思いますが・・
もし、ちゃんと出題するなら、一つの理念をとりあげて、詳しく選択肢を作るといった工夫が欲しいが、出題の手間がかかるでしょうね。

          *         *         *

【問22】
 生涯発達に関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。

1 遊びは、乳幼児期における環境への能動的なかかわりとしてとても重要である。感覚運動的な遊びから象徴的な遊び、規則的な遊びへと発展していくといわれている。

2 児童期には、人のためになることを自発的に行うという「向社会的行動」が著しく発達する。相手の気持ちを思いやる、適切に自己主張をするなど、社会性の発達にとって重要な時期である。

3 「心理・社会的モラトリアム」とは、大人になるための準備や練習を行う期間であり、自我同一性の確立の課題に取り組むことになる。モラトリアムという言葉には、大人になるための「通過儀礼」という意味が込められている。

4 スチューデント・アパシーとは、特に高校生、大学生が学業などへの意欲を失い無気力になり、何もする気になれなかったり、できてもサークル活動やアルバイトの活動にだけ身を置いたりすることをいう。

5 中年期には、次第に体力の衰えや能力の限界を認識するようになる。これらをきっかけに、本来の自己の課題を見つめ直し、それを達成させようとする時期となることが期待されている。

*写真は、4月26日午後、鹿児島中央駅西口。
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