私が新書を買うのは
ちょうど昔の月刊の「総合雑誌」の論文を読む気分で読みます。
机に向かって読むのではなく、主に電車の中、駅のプラットホームが多いですね。
林 信吾という方の『イギリス型<豊かさ>の真実』は、1月20日付発行とあります。講談社現代新書の1976番。
著者は、イギリス在住の経験があり、著書も50冊とのこと。
体験記というか取材がベースにあるので読みやすいです。
印象に残った箇所から。
○ イギリスは階級社会で、これはなかなか解消しない。p.158
○ ブレア<労働党)が1995年に行った規約改正は重要。p.119 (階級政党からの脱皮)
○ イギリスには二世議員はいない。p.115
○ イギリスの国営医療の仕組みと現状をルポしています。
*看護師の過労死 p.111
【コメント】
・<日本の>国民健康保険が1958年創設とありますp.66が、戦前<昭和13年)からあったことにも触れた方がよかったのでは?
・「介護保険」p.182については、民間の保険会社のものと社会保険の介護保険との区分がされていない。・・・イギリスには公的な介護保険はないからか。
・「ダルジュ報告」p.130の意義が紹介されているが、日本では、社会保険のもとでも自由開業制であり、患者は医療機関を選択できる点がイギリスとは違いますね。
【詳しくは・・】
この本を読んで、専門家による解説へ進む場合には、
私のこのブログのカテゴリ「イギリス」に記載の記事もご覧ください。
*その主なものを<作業中ですが)「社会福祉学資料集」の1.4.にリンクしています。
ちょうど昔の月刊の「総合雑誌」の論文を読む気分で読みます。
机に向かって読むのではなく、主に電車の中、駅のプラットホームが多いですね。
林 信吾という方の『イギリス型<豊かさ>の真実』は、1月20日付発行とあります。講談社現代新書の1976番。
著者は、イギリス在住の経験があり、著書も50冊とのこと。
体験記というか取材がベースにあるので読みやすいです。
印象に残った箇所から。
○ イギリスは階級社会で、これはなかなか解消しない。p.158
○ ブレア<労働党)が1995年に行った規約改正は重要。p.119 (階級政党からの脱皮)
○ イギリスには二世議員はいない。p.115
○ イギリスの国営医療の仕組みと現状をルポしています。
*看護師の過労死 p.111
【コメント】
・<日本の>国民健康保険が1958年創設とありますp.66が、戦前<昭和13年)からあったことにも触れた方がよかったのでは?
・「介護保険」p.182については、民間の保険会社のものと社会保険の介護保険との区分がされていない。・・・イギリスには公的な介護保険はないからか。
・「ダルジュ報告」p.130の意義が紹介されているが、日本では、社会保険のもとでも自由開業制であり、患者は医療機関を選択できる点がイギリスとは違いますね。
【詳しくは・・】
この本を読んで、専門家による解説へ進む場合には、
私のこのブログのカテゴリ「イギリス」に記載の記事もご覧ください。
*その主なものを<作業中ですが)「社会福祉学資料集」の1.4.にリンクしています。