横峯さくらのお父さんが娘達にゴルフをさせた理由

　今日のスポーツ新聞に、さくら選手のお父さんが自分の娘たちにゴルフをさせようと思った理由が載っていました。それはテレビで女子ゴルフを見ていて、「下手だ、これなら自分の娘を鍛えたらこの程度ならいける」と思ったのがきっかけだったそうです。「男で野球やサッカーの選手を育てるのは、分母が大きいから難しいが、女子のゴルフだったら分母が少ないから上位をねらえる」ということです。
　しかしそうは思っても、実際にさせる人は少ないと思うのですが、このお父さんは、娘達にモチベーションをうまくもたせたのでしょう。小さい時からゴルフ好きにさせ、練習にお金もかけたようです。しかしもっと自由に練習をさせたいと思い、とうとう私財を投げ打ち、自前のゴルフ練習場を作るということもやりました。そのようなことが実り、さくら選手の去年の見事な活躍につながりました。そして今までに要した費用は去年１年の活躍で既に取り戻したということでした。もともとお父さんには、子ども達に何らかの技術を身につけさせたいというのが根底にあったようですが、ゴルフという技術に目をつけたというのが、このお父さんの先見性だったのでしょう。
　さくら選手はそろそろ一人立ちしそうですが、きのうも書いた「第２、第３のさくら」が今後また出現するかもしれませんね。
　

偽札騒ぎに思う

　新年早々、各地の神社の露店等で偽札が使われています。現在のコピー機等の性能を考えれば、ある程度のものは簡単に作ることができるのでしょう。しかし普通はなかなか使えませんね。だから今回は、非常にお客さんが殺到するこの時期をねらったり、また寒くて軍手等をしていたり、暗くてわかりにくかったりということで、計画的な犯行という気がします。しかも全国で起こっていますから、このような状況なら使えると指南した人がいるような気がします。何しろ、振込み詐欺の学校がある時代ですから。
　昨年の振り込み詐欺、ネットオークションでの詐欺、身に覚えのない請求書など、本当に日常的に身の危険を感じる詐欺大国日本、犯罪大国日本に怒りを覚えます。