心の音

日々感じたこと、思ったことなど、心の中で音を奏でたことや、心に残っている言葉等を書いてみたいと思います。

井上康生、涙の復活劇

2005-01-10 22:37:51 | Weblog
 金確実と言われながら、アテネオリンピックでまさかの敗退。「アテネの後は苦しい時期ばかりだった」と言い、だれよりも自分を責めたことと思います。過去に経験したことのない試練は、ただ畳の上で、汗を流すことで乗り越えたといいます。
 それだけに、昨日の優勝は本当にうれしかったことでしょう。「これからは柔道人生の第2章、毎日を大切にしていく」という新しい井上選手の第2章を、心から応援したいと思います。「アテネの後、支えてくれたおやじに感謝している」と泣きながら語る井上選手に、お父さんも思わず涙でしたね。
 苦しい時に、自分を支えてくれる肉親や友人。人生は必ずしもいいことばかりではありませんが、そういう人を本当に大切にしたいものです。

高校サッカー決勝、鹿児島実業優勝おめでとう

2005-01-10 19:47:19 | Weblog
 予想通りの激しい戦いでした。鹿児島実は豊富な運動量で中盤を支配し、何回もチャンスを迎えるも、得点できずじりじりする試合。市立船橋は、カウンターからの速攻で、ゴールをうかがいます。後半、どちらもゴールポストにはねかえされる惜しいシュートがありながらも得点できず、延長でも決着がつきませんでした。
 いよいよPK戦。船橋は今大会、何回もPKを制しており、地元鹿児島を応援する私は、少し不安を感じていましたが、どちらに勝利が転ぶか全くわかりません。一球一球、手に汗握りながら観戦しました。船橋は鹿児島実業のゴールキーパーに一人止められ、さらにもう一人の選手がはずしました。鹿児島の選手は全員落ち着いて、よく決めました。歓喜の瞬間でした。
 念願の初の単独優勝でした。松沢監督はじめ、関係者の方々に本当におめでとうと言いたいです。岩下主将をはじめ、選手たちはよく落ち着いていたと思います。やはり豊富な練習と多くの経験が、ここまで選手をたくましくさせたのだと思います。松沢監督や岩下主将の歓喜の涙、本当によかったです。
 船橋も本当にいいチームで、白熱したいい決勝戦だったと思います。勝っても、負けても、一生懸命努力した結果流す涙は、本当に美しいですね。

東京ディズニーランド珍道中記(1日目)

2005-01-10 08:10:04 | Weblog
 子どもの冬休み最後の思い出にと、東京ディズニーランドに行きました。鹿児島の自宅を7時前に出発、8時の飛行機に乗り、東京へ。子ども達は久しぶりの飛行機で、音楽を聞いたりしてわくわくしています。羽田空港到着後、「マジカルファンタジー号」というバスで東京ディズニーシーへ到着したのはだいたい12時半。
 早速、海底2万マイルのファストパスを取った後、センター・オブ・ジ・アースへ。地底旅行を楽しみましたが、最後の急落下で、妻の叫び声が最高潮に達しました。その後、リトルマーメイドの海底王国に行き、クラゲの上下するやつに乗り、バルーンレースに並んでいたとき、小2の息子が気分が悪いと言い出して列を離れました。小5の娘と乗った後、とりあえず休ませようということで、昼食場所を探しますが、妻が狙っていた中華料理屋はかなり待つ様子。アラビアンコーストのスパイシーなレストランで休憩兼昼食をとることにしました。その後医務室へ行き、息子はそこで休むことになりました。
 妻と2人残して、小5の娘とシンドバッドと、海底2万マイル、ウォーターカーニバルを少し見て、インディ・ジョーンズへ。娘はこれがすごく楽しかったようです。4時ごろ息子の様子を見に、医務室に戻ると、ちょうど目を覚ましたところでした。ちなみに妻が携帯に電話をした瞬間に、我々が入ってきたということです。娘はしゃっくりがとまらず、「ヒックヒック」言いながら、医務室に入ってきたので係の人に笑われていました。息子は2時間ほど、眠ったとのこと。元気になったというので、ここからまた4人で、出かけることになりました。ずっとつきっきりで看病していた妻に感謝です。
 まずシンドバッド。医務室のすぐそばなのです。こういう穏やかなのに最初に乗ればよかったと話をしつつ、楽しみました。キャラバンカルーセールというメリーゴーランドでは、息子はジーニーを狙いましたが、残念。しかしこれも穏やかに楽しみました。次はさっきファスト・パスを取ったのに、息子と妻は乗れなかった海底2万マイル。水の中に入ってびっくりしたと妻。娘は1回目と違う席に一人乗り、海底世界を楽しんでいました。
 次はスカットルのスクーター。円を描いて動き回るヤドカリのスクーターで、横や後ろに向きを変えて動きます。これは見た目よりも楽しかったと息子。元気になり、心から楽しんでいる様子で、我々もほっとします。そしてインディ・ジョーンズ。また気分が悪くなる不安もあるが、娘がとにかく面白いと弟に言うので、行くことに。暗い洞窟の中を、右に左に突然曲がるは、落ちるはで息子もこれは大興奮。最後に大きな球が落ちてきそうなところで、写真が撮られていましたが、出口のところにあったので買いました。息子と妻は初めてだったので、脅えている様子。特にこわがりの妻は目をつぶり、口をあけ恐怖のどん底という表情でした。ちなみに2列目のお母さんも、3列目のお母さんもものすごい表情で、いつその写真を見ても我々を楽しませてくれます。3列目の子ども達も目をつぶり、恐怖に脅えていました。そんな中、娘は口元に笑みを浮かべながら、明るくすずしい顔をしていたので、息子のお姉ちゃんに対する信頼度はかなりアップしました。
 その後は、マジックランプシアターという3Dマジックショーを見て笑い、フライイングフイッシュコースターを楽しんだ後、再び息子が乗りたいとインディー・ジョーンズへ。私と娘は3回目です。冒頭でインディが、「ここは観光客の来るところではない」と言いますが、これは後に、我々家族の流行語になりました。
 ストームライダーというのは、嵐を消滅させるというミッションなのですが、パイロットの無茶な運転や突然の落雷等で大パニックに襲われます。雨も降ってきたりして、息子の心臓はバクバクなのに(ちなみに息子はよく言えば感受性が強いのです)、しかもよりによって息子の頭の上に、何かの部品が飛び出してきて、息子も本当にびっくりしたようです。出てしばらくして、再び息子が気分不良を訴えます。アクアトピアという全く予測のつかない動きをする水上の乗り物(それに乗せる親も親ですが)でもう限界ということで、帰ることにしました。
 こうして鹿児島からはるばる来た我々は、まだやっていないアトラクションもいっぱいあるのに、夜のパレードもや花火もあるのに、お店もほとんど行っていないのに、ホテルに帰ることになりました。残念ですが仕方ありません。
 ゲートを出て、モノレールの駅まで歩き、乗ろうとしたころ、息子が吐き気を訴え、医務室でもらった袋に吐きました。思えば昨日からどきどきしていたり、長い飛行機やバス、そしていきなり怖いアトラクション、よくなったといっても一時的なものだったのでしょう。無理をさせてしまったことを反省です。妻も体調があまり良くない中、吐いたものを拭いたり、本当に感謝です。普段車を使う私は足腰に痛みがきていましたが、娘はいつもと変わらず、のんびり元気にしていました。家族で一番弱そうに見えて、実は一番強いのは娘です。
 ミッキーの声が出るバスに乗り、ヒルトン東京ベイホテルに入りました。夕食を食べに行くこともできそうにないということで、自室でルームサービスをとることにしました。自室にテーブルを置いて食べるのは初体験で、子ども達は喜んでいました。息子も少し食べてすぐに眠りにつきました。ということで、山あり、谷ありの1日目でした。田舎者で子ども連れの東京旅行は大変です。(続く)