6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

幻の安土城に想う

2013-03-30 | 旅行
現存していない 幻の安土城 は
多くの謎を秘めた城跡だけに
石垣だけが残るその姿は
いっそう興味が湧くから不思議だ

山頂の天主跡に高さ33m地下一階地上六階の木造建築
があったなんて

信長の本能寺での自刃後13日後に誰の仕業か焼失
今や蜂やまむしが出没し
崩れしままの石垣の間から生えた樹木が一層侘しさ哀れを語り
思わず、三橋美智也の「古城」を口づさんんだ
あげく
「下天の内にくらぶれば 夢まぼろしのごとくなり」
なぁんて言っちゃってさ

山頂まで延々と続く階段


山頂の天主閣跡



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巨大な大阪城

2013-03-29 | 旅行
高校生のころ大阪城は加藤清正の寄進した石をみて
どう運込んだのか興味があった程度で
コンクリート造の城をみてあまり感激はなかった
今回城壁の周囲から散歩がてら徐々に天主閣まで近ずいたら
秀吉及び徳川権力の偉大さと難攻不落の居城としての規模の大きさに
あらためて驚かされた
夏の陣で燃失し徳川によって復活、明治維新、太平洋戦争でまた焼失
コンクリート造も止むをえないのか

それにしても加藤清正の巨大石は二つ割りして背中合わせで使用したとのこと
厚さはそれほどないとボランティアの人が言っていたが
側面に行って横目に見ると30cmぐらいデコボコ波があった





天主閣から望んだ大阪城公園の一角に梅や桜が咲き始めていた


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安藤忠雄設計の「司馬遼太郎記念館」

2013-03-27 | 建築
司馬遼太郎はなぜ好きかと言うと
膨大な資料をもとに歴史を解き明かし
そのリアリティさが新聞記事を読んでいる様な錯覚を覚えるからだ
特に明治維新を題材にした多くの作品で
「花神」 は少ない兵力で官軍を勝利に導いた
村田蔵六こと大村益次郎の徹底した合理主義者の筆致は圧巻だ

一方建築設計はあの有名建築家「安藤忠雄」
その両者を知りたく
大阪に行ったら是非「司馬遼太郎記念館」を見学しなければと
携帯ナビを見ながら朝一番出かけた
開館一時間前 静かな住宅街の片隅にコンクリートとガラスの造形が
自然と溶け合い違和感なく菜の花とともに出迎えてくれた
内部は天井まで11mの大書架があり
撮影禁止のため写真は撮れなかったが
コンクリートの無機質な空間に温もりを与えさすがと感激した

安藤忠雄のトレイドマーク「コンクリートとガラスと亜鉛どぶ漬けのスチール」が自然とマッチして見事







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志布志の大楠

2013-03-25 | 旅行
鹿児島県の志布志港からフェリーで帰る途中
楠の木の大木があると聞いて寄った
志布志の山宮神社にある大楠だが
ともかくでかい
国指定の天然記念物で
樹齢1300年、根周り32.25m高さ23.6m
日本一だそうだ
補強策が施されてはいるが
見上げれば楠が圧殺するように迫ってくる

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乳白色の新湯温泉

2013-03-23 | 温泉
登山後は温泉で汗を流し疲れを癒す
さわやかな自然の中で清浄な空気を吸い
心身ともに解放される
これなくして登山は成り立たないと身勝手に思っている

霧島火山群の高千穂峰を登った後は当然温泉
観光案内に「客の少ないさびれた山の湯」はと問うたら
新燃岳のふもとに新湯温泉があると
聞いて早速迂回した
人はいない湯量は豊富乳白色の硫黄泉
変に着飾っていない
いかにも山の湯と言った印象である





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坂本龍馬とおりょうの高千穂峰1574m

2013-03-21 | 登山
以前韓国岳だけに登ったとき
ゆったりした美しい山並みの高千穂峰が新燃岳の向こうに見え
いつか登ってみたいと思っていた
今回、鹿児島まで来たおり良い機会と登ることにした

2年前に新燃岳の噴火後に火山灰土の砂が堆積して
以前より登りづらくなったと観光案内の人が言っていたが
足の踏ん張りが利かず、まるで蟻地獄のような山で苦労した
爆裂火口やその絵具を塗ったような地表面に驚きながら
着物とわらじ姿の龍馬とおりようの新婚旅行に想いをはせ
一人汗を流した
峰には天の逆鉾が立ち龍馬の気分に

新燃岳の向こうに韓国岳

不気味な地層

噴火口の向こうに高千穂峰

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別府温泉の中の明礬温泉と竹瓦温泉

2013-03-19 | 旅行
別府温泉は以前
湯布岳に登るべく
通りがかりに立ち寄ったよくあるホテル内の風呂であったため
巷に聞く別府温泉らしい印象で無かった
今回、ネットで散々探しまわって
たどり着いた2件の風呂は別格で温泉宝庫別府にふさわしいものだった

つづら折りの坂を登るとあちこちで温泉らしいにおいと湯けむりが立ちあがる
最近地熱発電所もできたそうだ
温泉卵を蒸しているせいろ
藁ぶき屋根の明礬採取の湯の花小屋
浴槽は賽銭箱があるだけの入浴自由風呂
明礬温泉




街中のいかがわしい繁華街の片隅に
古い立派な木造建築の竹瓦温泉
青い目の外人さんも入浴して
湯量は豊富、源泉掛け流し百パーセント まさにこれぞ温泉
生憎、砂風呂は改修中で入れなかったが
九州で二番目の人気だそうで、番台のおばさんに一番は何処か?ときいたら
小首を傾げていた



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大分の「道の駅」にはミカンがびっしり

2013-03-18 | 回想
九州に入り数々の道の駅には「ミカン」がどこも陳列
北海道から見ると
ともかく安く瑞々しい
デコポン、夏ミカン、はっさく、グレープフルーツ、そして普通のみかん
驚いたのは20cmもある晩白柚(ばんぺいゆと読む)の大きいこと
唾が口いっぱい広がった

スイカみたいな大きな晩白柚

旨そうなデコポン

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関門橋から狭い海峡を眺め昔を偲びつつ九州へ

2013-03-17 | 回想
夜明け関門橋の下
壇ノ浦を見て平家の滅亡を
明治維新では長州藩が
攘夷思想のもと未熟な兵力で砂浜から大砲を打ち
英、仏、米、蘭の連合艦隊と戦って一方的に負けた
ゆかりの地を
狭い海峡に架けられた関門橋を走って
九州へあっと言う間に渡る




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カルスト台地 野焼後の秋吉台

2013-03-16 | 旅行
秋吉台は日本地質100選、日本100名道路と
下関に行く通りがかりに、指定されたら観なければとの衝動に駆られ
その手にのってしまった

広さ約50k㎡、石灰岩が一面に
ちょうど群衆のように白く林立している様は圧倒的で
その昔、赤道付近のサンゴ礁が約3.5億年かけてここまで移動してきた
厚さ500m~1000mある石灰層で典型的なカルスト台地だそうだ
ともかく形成過程の長さと言い、そのスケールの大さには度肝を抜く
雨はすべて地中に浸透して、ある部分陥没しているのは水に浸食されて地下が鍾乳洞になっているそうだ

野焼きのあとの林立する石灰岩の白さが余計際立っていたが
観光目当てのような気がして
自然のままではいけないのかなぁ


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萩の城下町を歩く

2013-03-14 | 回想
何故、長州藩、高杉晋作、木戸孝充、伊藤博文、大村益次郎 等明治維新の人物を傑出したのか
また昨今首相4人も出している山口県とは

毛利輝元の萩城跡
江戸時代そのままの小路、土塀、土蔵
そして、明治維新の思想的。原動力となった松下村塾の吉田松陰
ゆかりの地を巡りその世界に引きこまれた
だが政治との関係はよくわからず
萩のぐい飲みを買って一杯飲みながら
歴史が脈々と流れていることだけは薄うす感じた

松下村塾

武家屋敷


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木橋の錦帯橋

2013-03-12 | 旅行
山陽自動車道を朝通過しているうちに
急に日本三大名橋の一つ岩国の銀帯橋を見たくなり
ためらわず高速道路から降りた
細い道を今津川沿いに走って約10分
木造のあの美しい5連のアーチ橋が表れた
洪水対策でアーチになったとか
確かに橋脚、台座は水の流れに逆らわない流線型で大きかった



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匠の技 姫路城

2013-03-10 | 旅行
大改修中の姫路城には
古来のディテールを知る意味で
建築を志した者としては是非見ておきたいと立ち寄った

分厚く塗り重ねられた土壁の上に
防火、防水、美観を兼ねた漆喰塗
屋根瓦の継ぎ目に塗られた漆喰
瓦の葺き替え等手間暇かかる手順と
技術の裏ずけが一目瞭然その匠の技に感銘した

それにしても広大な規模の城だ


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