いいね~おいしいね~

食べたり買って良かったもの等を実体験に基づき厳選紹介!ぜひご利用頂きより良い人生や日本経済等活性化につながれば幸いです♪

2012年1月~6月「本の紹介」まとめ

2012年06月29日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

2012年1月~6月に、この金曜の「本の紹介」で紹介したもので、特に良かった本を振り返ってみたいと思います。

  「人生向上もの」や「健康」、「自伝」、「経済・経営・投資」、「子育て」、「教養」で分類しました。

 ここで紹介したものは、TWITTERをご覧の方にはお分かりのように、たくさん読んでいる本の中から厳選に厳選を重ねたものなので、どの本もとてもオススメです!

 できれば全部読むことをオススメします!

「人生向上もの」では、特にどれもが真面目に人生を向上させるヒントが満載で、とてもオススメですね。「一生かかっても知り得ない 年収1億円思考(江上治)」「働く君に贈る25の言葉(佐々木常夫)」「「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!(池田千恵)」「人生がときめくかたづけの魔法(近藤 麻理恵)」「お金が貯まる5つの習慣(平林亮子)」はどれもオススメします!

「健康」では、特に「傷はぜったい消毒するな(夏井睦)」という本が良かったですね。世間の常識を疑って、傷を早く治すことに成功した話で、わが家でもキズパワーパッドなどを愛用しています。常に世間の常識を疑い、より良く変えることは大切だと思いました。

「自伝」では、「われ日本海の橋とらなん(加藤嘉一)」には感動しました!中国で最も有名な日本人と言われる加藤嘉一さんが、特に中国の実態について、その実体験から分かりやすく説明してある本です。加藤嘉一さんの勉強法等にも参考になります。まさしく日本と中国の架け橋となる本で良いと思いましたね。これからも期待したい方です。

「経済・経営・投資」では、「ほったらかし投資術(山崎元、水瀬ケンイチ)」が良かったですね。手間いらずで手数料の低いインデックス投資について、その有利性・具体的なやり方・具体的な商品等について詳しく書かれたものです。あれこれ個別銘柄を考える時間を省略できて、その省略した時間を有意義な人生に使うのは良いことだと思います。
また「アフリカビジネス入門(芝陽一郎)」も良く、これからはアフリカの成長に期待がもてると思いましたね。

「子育て」では、「40歳の教科書 「16歳の教科書」番外編」という本が特に良かったですね。英語よりもまず母国語である日本語を重点的に学ぶ必要がある、中高一貫校のデメリットとしては中だるみが生じ誘惑に流される可能性があり親離れ・子離れが難しくなることがある、考える力を子供時代から少しずつ培う必要があるなど。とてもオススメです。

「教養」では、「図解 ボーイング787vsエアバスA380(青木謙知)」が特に面白かったですね。最新のB787は複合材を使って軽量化・高燃費化されただけでなく、静かな機体・垂直乱気流軽減・高湿度化・客室内照明のLED化等が図られていてスゴいと思いました!この本もオススメです!


「人生向上もの」
「一生かかっても知り得ない 年収1億円思考(江上治)」
「働く君に贈る25の言葉(佐々木常夫)」
「「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!(池田千恵)」
「人生がときめくかたづけの魔法(近藤 麻理恵)」
「お金が貯まる5つの習慣(平林亮子)」


「健康」
「傷はぜったい消毒するな(夏井睦)」
「体が若くなる技術(太田成男)」
「フィット・フォー・ライフ」
「だれも教えてくれなかった病気の真相(久保明)」

「自伝」
「われ日本海の橋とらなん(加藤嘉一)」
「珍獣病院 ちっぽけだけど同じ命(田向 健一)」
「建築家 安藤忠雄(安藤忠雄)」
「僕がバナナを売って算数ドリルをつくるワケ(天野春果)」

「経済・経営・投資」
「ほったらかし投資術(山崎元、水瀬ケンイチ)」
「アフリカビジネス入門(芝陽一郎)」
「ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則(桑原晃弥)」
「あなたの会社が90日で儲かる!(神田昌典)」
「経営者・平清盛の失敗 会計士が書いた歴史と経済の教科書(山田真哉)」
「ほんとうはすごい!日本の産業力(伊藤洋一)」

「子育て」
「40歳の教科書 「16歳の教科書」番外編」
「カヨ子ばあちゃん73の言葉(久保田カヨ子)」
「子どもにクソババァと言われたら(田村節子×高野優)」

「教養」
「図解 ボーイング787vsエアバスA380(青木謙知)」
「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか(竹田恒泰)」

「ありがとう自衛隊(佐藤正久)」


なお、それ以前のまとめたものは以下となります。
良ければこちらもぜひご覧ください!
  ・2011年後半の「本の紹介」
  ・2011年前半の「本の紹介」
  ・2010年後半の「本の紹介」
  ・2010年前半の「本の紹介」
  ・2009年後半の「本の紹介」
  ・2009年前半の「本の紹介」
  ・2008年の「本の紹介」
  ・2007年の「本の紹介」
  ・2006年の「本の紹介」
  ・2006年以前の「本の紹介」


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2012年1月~6月「食べ物のおはなし」まとめ

2012年06月27日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

 2012年1月~6月に、水曜の「食べ物のおはなし」で紹介したもので、特に美味しかったものを振り返ってみたいと思います。

 以下のように、「和食」「フレンチ」「イタリアン」「洋食」「焼肉・カレー・中華」「甘味」で分類してまとめてみました。

 今回も色々と美味しいところに行きましたね^_^) 毎度ですが、思い出すと、よだれが出てきます^_^;)


「和食」では、特にうかい鳥山(八王子市)が想像以上の広大な敷地に個室の建物が点在していて、美味しい料理と餅つきなどのサービスも楽しく堪能しました。とてもオススメです。

「フレンチ」では、白金台にあるジョンティアッシュ(Gentil H)(白金台)OZAWA(オザワ)(白金台)がやはり高級感がありそして美味しくてとてもオススメでしたね。そしてラミティエ(高田馬場)も素材が良くボリュームがありコストパフォーマンスが高くてとてもオススメです。なかなか予約ができないようです。

「イタリアン」では、ピッツェリア アリエッタ(五反田)でピザが美味しくて感動しました!そしてOSTREA(東京 日比谷)でのランチはカキフライなどを食べ放題で堪能できてオススメです!

「洋食」では、香味屋(東京都台東区根岸)のアツアツ肉汁ほとばしるメンチカツには美味しくて感動しました!

また、「焼肉・カレー・中華」「池上線ガード下物語」(大崎)でホルモンなど焼肉は、幻のホルモンが柔らかくてジューシーでジュエル!こんなに美味しいホルモンは生まれて初めてで家族で感動しました!そして、「カリーサロン さむくら」(国立市)でカレー等再び「カリーサロン さむくら」(国立市)でカレー等は100時間かけて煮込んだカレーが絶品で、そしてご主人のおもてなしには涙しました。とてもオススメです!

最後に「甘味」では、花(東京 神楽坂)でフルーツあんみつが絶品で、83歳女性店主の温かいおもてなしにも感動しました。とてもオススメです!


「和食」
うかい鳥山(八王子市)
竹葉亭(東京 銀座)でうな丼等
北辰鮨(JR仙台駅3F)
井泉(東京 湯島)でとんかつ
牛たん焼き発祥の「味 太助 本店(仙台市)」
「天ぷら ひらお(福岡空港近く)」で天ぷら
更科甚吾郎 (国立市)で、谷保天そば

「フレンチ」
ジョンティアッシュ(Gentil H)(白金台)
OZAWA(オザワ)(白金台)
ラミティエ(高田馬場)
ヴィノーブル カフェ(高田馬場)

「イタリアン」
ピッツェリア アリエッタ(五反田)でピザ
OSTREA(東京 日比谷)
東京パスタgiappone

「洋食」
香味屋(東京都台東区根岸)
Cucina tirolese 三輪亭 Per famiglie(東京 豪徳寺)
ブラッカウズ(恵比寿)でハンガーガー等
スラッシュカフェ(八芳園(白金台))

「焼肉・カレー・中華」
「池上線ガード下物語」(大崎)でホルモンなど焼肉
「カリーサロン さむくら」(国立市)でカレー等
再び「カリーサロン さむくら」(国立市)でカレー等
スヰートポーヅ(東京 神保町)で餃子や天津包子

「甘味」
花(東京 神楽坂)でフルーツあんみつ
甘味処 彦いち(仙台市)
銀座 立田野であんみつ


なお、それ以前のまとめたものは以下となります。
良ければこちらもご覧ください。
  ・2011年後半の「食べ物のおはなし」
  ・2011年前半の「食べ物のおはなし」
  ・2010年後半の「食べ物のおはなし」
  ・2010年前半の「食べ物のおはなし」
  ・2009年後半の「食べ物のおはなし」
  ・2009年前半の「食べ物のおはなし」
  ・2008年の「食べ物のおはなし」
  ・2007年の「食べ物のおはなし」
  ・2006年の「食べ物のおはなし」
  ・~2006年の「食べ物のおはなし」


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2012年1月~6月「お勧めなおはなし」まとめ

2012年06月25日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

 2012年1月~6月に、この月曜の「お勧めなおはなし」で紹介したもので、特に良かったものを振り返ってみたいと思います。

以下のように「街歩き」「イベント」「博物館等」「観光地等」「すぐれモノ」「車関連」で分類してまとめてみました。

この半年も色んな所へ行き、イベントや良いモノ等で楽しみましたね~!

「街歩き」では、特に白金台散策・ランチでのランチ情報はとてもオススメですね!素敵なお店がたくさんあり、どれもとてもオススメです。特にジョンティアッシュ(Gentil H)BIFFI TEATRO千年茶館はオススメですね。

それから、「巣鴨」街歩き「神楽坂」街歩きも色んな老舗のお店があり良かったです。

「イベント」では、特に宮城県の七ヶ浜町での震災復興支援ボランティア参加体験・方法等はオススメです。日本全国からの熱い支援には涙しました。まだまだ東日本大震災の復興支援は必要です!

また、「博物館等」では、靖國神社及び博物館が広大な敷地に充実した博物館があり歴史の勉強にもなりました。オススメです。

「観光地等」では、目白庭園(東京都豊島区)のカルガモ親子がとても可愛かったですね~!入園無料ですし、ゆっくりできてオススメです!

「すぐれモノ」では、デジカメ「Canon IXY 600F」は写真がブレなくなりとても愛用していますし、AdidasのCLIMA COOLというスポーツシューズは、靴底も驚異のメッシュで涼しくてとてもオススメです!

「車関連」では、初めてエコカー補助金申請方法!及び入金(振込)!にチャレンジしましたが、簡単に申請でき、補助金をGETでき良かったです!


「街歩き」
白金台散策・ランチ
「巣鴨」街歩き
「神楽坂」街歩き
「表参道」街歩き
「大崎」街歩き

「イベント」
宮城県の七ヶ浜町での震災復興支援ボランティア参加体験・方法等
仙台青葉まつり
Jリーグ川崎フロンターレ応援
第70期名人戦(将棋)第1局大盤解説会やフォーシーズンズホテル椿山荘

「博物館等」
靖國神社及び博物館
貨幣博物館
昭和館(東京 九段下)
目白聖公会(東京都新宿区)

「観光地等」
目白庭園(東京都豊島区)
京急油壺マリンパーク(三浦半島)

「すぐれモノ」
デジカメ「Canon IXY 600F」
AdidasのCLIMA COOLというスポーツシューズ
ZAGATサーベイ参加で、2013東京・横浜版の本を無料GET!
「ビンゴゲーム機」

「車関連」
エコカー補助金申請方法!及び入金(振込)!
日産自動車リーフ(電気自動車)
HONDA「フィットシャトル」
「Hondaインターナビ+リンクアップフリー」
車検見積もりには「カーセンサーnet」や「ホリデー車検」
2011年度乗用車販売トップ30


なお、それ以前に「お勧めなおはなし」でまとめたものは以下となります。
こちらもぜひご覧ください!
  ・2011年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2011年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2010年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2010年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2009年後半の「お勧めなおはなし」
  ・2009年前半の「お勧めなおはなし」
  ・2008年の「お勧めなおはなし」
  ・2007年の「お勧めなおはなし」
  ・2006年の「お勧めなおはなし」

お勧めなお話(2011年下半期)
自動車保険を安く!

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「だれも教えてくれなかった病気の真相(久保明)」という本はオススメ!

2012年06月22日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「だれも教えてくれなかった病気の真相(久保明)」の購入はコチラ

この「だれも教えてくれなかった病気の真相」という本は、医学博士である著者が、最近の研究や統計等を基に病気の真相に迫り、健康へのアドバイスをまとめたものです。

具体的には以下の真相に迫ります。

 (1)血管と心臓、血圧
 (2)がん
 (3)糖尿病、血糖
 (4)肥満とダイエット
 (5)老化や体の不調
 (6)悩める心と脳
 (7)食生活、嗜好
 (8)運動と生活習慣
 (9)体の仕組みや働き

特に以下については「へ~」と思いましたね。

・テレビを長時間見続けると、心血管障害、つまり心筋梗塞や狭心症を引き起こしやすい
・CT大腸内視鏡検査が楽
・糖尿病や心筋梗塞や脳卒中、膵臓がん、肝臓がん、胃がんなども引き起こしやすい。
・睡眠不足が続くと糖尿病を発症するリスクが高まるだけでなく、がんや高血圧、脂質異常症なども起こりやすくなる
・こむら返りは糖尿病の神経障害の症状の一つ
・ダイエットは1日置きの減食でもよい
・健康長寿は、カロリー制限と低GI値の食事が必要
・早食いは肥満度が高くなる
・自転車の運動効果は5分でもある
・うつ病は糖尿病を合併しやすい
・認知症予防に効果的な食材としては、ナッツ・魚・鶏肉・カリフラワー・果物・緑黄色野菜・多価不飽和脂肪酸など。
・歯磨きを1日2回以上すると、心血管疾患や頭頸部がんや食道がんの発症率が少ない
・陽気でユーモアセンスを持ち合わせている人よりも用心深く粘り強い人の方が健康を維持し長生きしていた

健康に対してとても参考になる本だと思います。

とてもオススメです!

以下はこの本のポイントなどです。

・肉の脂身や霜降り肉、バター、アイスクリームなどの動物性脂肪は、血中のコレステロール値を上げやすい食品なので、健康診断などでコレステロール値が高いといわれた人は摂取を控えることが大事です。しかし、「減らせ、控えよ、やめよ」ばかりのマイナス思考だけではかえってストレスになりかねません。動脈硬化を防ぐ食品はないのでしょうか。注目したいのが、ビタミンB6と葉酸です。ビタミンB6と葉酸をたくさん摂取すると、冠動脈疾患や脳卒中による死亡率が低下することが明らかになっています。ビタミンB6が豊富な食品は、大豆、ノリなど。葉酸が多い食品には、ほうれんそう、しいたけ、大豆などがあげられます。

・テレビを長時間見続けると、心血管障害、つまり心筋梗塞や狭心症を引き起こしやすく、寿命が短くなるというスコットランドの研究報告を紹介しましたが、心拍数の回復能力にまで悪影響を与えていたのです。

・負担が少ない検査法として最近よく行われるようになったのが、内視鏡やバリウムを大腸内に挿入しないで行うCT大腸内視鏡検査です。最新のCT装置を使い、コンピュータ解析によって大腸全体や大腸内部の状況を画像化します。従来の検査法が怖いと思っている人にとっては楽に大腸を調べることができるので安心です。

・食物繊維さえしっかりとっていれば大腸がんにならないというイメージができあがっているようですが、しかし、それだけでは不十分であることがわかってきました。国立がんセンターが提唱している「日本人のためのがん予防法」をもとに、大腸がん予防の要点を説明しましょう。
 ●喫煙
  タバコは吸わない。喫煙者は禁煙する。他人のタバコの煙をできるだけ避ける。
 ●飲酒
  飲酒をする場合は、1日あたりアルコール量に換算して約23g程度まで(日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本など)。飲まない人、飲めない人は無理に飲まない。
 ●食事
  偏らずバランスよくとる。塩蔵食品、食塩の摂取は最小限にする。野菜や果物不足にならない。1日400g(野菜を小鉢で5皿、果物一皿くらい)は摂る。飲食物を熱い状態でとらない。食塩は1日あたり男性9g、女性7.5g未満。高塩分食品(塩辛や練りウニなど)は週に1回以内に控える。ベーコンやハム、ソーセージなどの加工肉は「確実」な大腸がんリスクとされ、なるべく控えたほうがよいといわれています。
 ●身体活動
  日常生活を活動的にすごす。ほとんど座って仕事をしている人なら、ほぼ毎日合計60分程度の歩行などの適度な身体活動に加えて、週に1回程度は活発な運動(60分程度の速歩きや30分程度のランニングなど)を加える。
 ●体型
  成人期での体重を適正な範囲に維持する(太りすぎない、やせ過ぎない)。中高年期男性のBMI(体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))で21~27、中高年期女性では19~25の範囲内になるように体重を管理する。
 ●感染
  肝炎ウイルス感染の有無を知り、感染している場合はその治療の措置をとる。

・糖尿病が怖いのは、3大合併症を起こすだけでなく、動脈硬化が進行して心筋梗塞や脳卒中を起こしやすいことであるということは、周知されていまs。さらに、膵臓がんになる確率が高いことも知られていました。しかしそればかりではなく、男性の場合は肝臓がん、女性の場合は胃がんが多いことがわかりました。

・新しい研究ではアルファ・カロテンを多く摂取すると、心血管障害やがんを含め全死亡率が低下することがわかりました。既存のほとんどの抗酸化サプリメントには、アルファ・カロテンが含まれていませんが、これからはベータ・カロテンに代わりアルファ・カロテンの時代になるかもしれません。カロテンは、緑黄色野菜(ほうれんそうや小松菜、春菊、かぼちゃなど、文字通り、緑や黄色、赤色の野菜)によく含まれています。緑黄色野菜は1日に120g摂れと推奨されていますが、国民栄養調査によると、どの世代においても野菜摂取量は不足しています。

・ビタミンDは、魚介類やきのこ類などに多く含まれている脂溶性ビタミンです。また、日光を浴びることで体内でも合成されます。ビタミンDの働きは、カルシウムとリンの吸収を助け、血液中のカルシウム濃度を調節することです。血中ビタミンDが不足すると、カルシウムを骨に沈着させられないので骨の成長に悪影響を及ぼしたり、筋肉の収縮作用がスムーズに行われなくなり、けいれんを引き起こしたりします。日照時間が短い北欧などでよくみられた、くる病はビタミンD欠乏症の一つです。このようにビタミンDは骨と筋肉に不可欠なビタミンなので、発育期や成長期のビタミンというイメージが一般的に強く、大人になったらそれほど重要でないという印象がありました。しかしそれは大きな誤解。成長期もさることながら年齢をとればとるほど必要なビタミンであることが判明してきたのです。しかも、単に骨と筋肉だけに働くビタミンではないのです。ビタミンDの効用をあげます。
 ●転倒防止
 ●神経障害の痛みを抑える
 ●がんの予防
 ●心臓病を防ぐ
 ●認知機能を改善する
 ●自己免疫疾患を抑える
 ●全死亡率を減らす

・睡眠不足が続くと、糖尿病を発症するリスクが高まるだけでなく、がんや高血圧、脂質異常症などの生活習慣病をはじめ、免疫力の低下、注意力や集中力の低下、過労による事故も起こりやすくなります。睡眠は心身をリセットする大きな役割があることを認識し、より良い睡眠を確保するように工夫しましょう。

・激しい運動をしたわけではないのに、こむら返りを何回も繰り返すようなときは要注意です。実は、こむら返りは糖尿病の神経障害の症状の一つです。なかには、頻繁にこむら返りが起こるので心配になり、受診した結果、糖尿病が発覚する人もいます。こむら返りはそのほか肝臓病、椎間板ヘルニアなどの症状でもあります。

・活性酸素によるダメージを防ぐのが、抗酸化作用のあるビタミンA(ベータ・カロテン)、ビタミンC、ビタミンEなどです。単独で摂取するよりも一緒に摂取するほうがより効果的だといわれています。

・1日おきの減食をすると、アディポネクチンが増加し、動脈硬化を進めるLDLコレステロールなどが低下するのです。無理して毎日減食しなければいけないというわけではないということです。ただし、健康的にダイエットするためには、食事と運動の2つを組み合わせるという基本を忘れないでください。

・サーチュイン遺伝子とは、酵素として働くタンパク質の一種で、遺伝子を保護しています。カロリー制限をすると、サーチュイン遺伝子が活性化して細胞が正常に働き、長生きできることが明らかになっています。一般に1日に摂る食事のカロリー平均は、男性2100kcal、女性1700kcalといわれています。サーチュイン遺伝子を活性化させるためには、摂取カロリーを約6~7割に抑えるとよいとされていますが、実はカロリー制限だけでは健康長寿を達成できません。カロリー制限と「低GI値」の2本立てを実践する必要があります。

・肥満を解消するためにはダイエットが必要ですが、極端なカロリー制限をすると、リバウンドを起こしやすく、ダイエットする前よりも太ってしまうことがありまう。同時に注意したいのは睡眠時間です。なぜなら、睡眠不足は体にとってストレスになり、ダイエットの継続を妨げる大きな要因の一つだからです。睡眠不足によってストレスがかかり続けると、コルチゾールというストレスホルモンが分泌され続けます。コルチゾールは脂肪を燃焼する成長ホルモンの分泌を妨げるので、脂肪が蓄積しやすくなります。また、睡眠不足は食欲を抑えるレプチンというホルモンの分泌を減らし、食欲を増進させるグレリンというホルモンの分泌を増やします。血液中のグレリン濃度が高まると、食欲が増すので、深夜に食べてはいけないと頭でわかっていても菓子や夜食につい手がのびてしまうことになります。太るのも当然の成り行きというわけです。

・一時期てっとり早い肥満対策として普及したのが低炭水化物ダイエット。ごはんやパン、パスタなどの炭水化物(糖質)を減らす方法です。カロリーなど面倒なことを考えないですむという手軽さもあり、いまだに主食を抜けばやせると思っている人も多いようです。しかし、糖質は体のエネルギー源として不可欠な栄養素です。極端に減らすとエネルギーが供給されないので、スタミナがなくなります。特に脳は、糖質が体内で変換されてできるブドウ糖が唯一のエネルギー源です。「太るから朝ごはんはいらない」などと言っていると、脳がエネルギー不足になり、集中力や思考が低下してしまうので要注意です。さらに最近の研究では、炭水化物を減らし過ぎると、血管の老化を引き起こすことが明らかになっています。

・東京歯科大学とライオン歯科衛生研究所の共同研究によると、東京都内の20~30代のサラリーマン340人を対象に調査した結果、「間食」「遅い夕食」「夜食」をする人よりも、「早食い」の人のほうが肥満度が高いことがわかりました。早食いを治すためには、普段から「よく噛む」ことを心がけてください。

・最近は自転車通勤する人や週末のサイクリングを楽しむ人が増えてきているようですが、自転車による運動効果を望むには、時速20kmくらいで最低20分以上、それも毎日続けないと効果がないと思っている人は少なくありません。ところが、5分でも自転車に乗ると体重の増加が抑えられるという研究結果が報告されました。

・白人の成人男女合わせて146万人を対象にBMIと死亡率をみた2010年の研究結果では、BMI22.5~24.9を基準とした場合、男女とも肥満度が高くても低くても死亡率が高くなることが判明しています。日本でも、約9万人を対象に、2001年までの10年間追跡調査した厚生労働省研究班による研究の結果、BMI23以上25未満を基準にすると、BMI30以上の男性は虚血性心疾患(心筋梗塞など)を発症するリスクが約2倍高いこと、男女ともBMI19未満は虚血性心疾患を発症してから1時間以内の突然死が約2倍高いことが報告されています。つまり、太りすぎと同じくらい、やせ過ぎも問題であるということです。

・脱水症とは、体内の水分と塩分が欠乏した状態で、電解質よりも水分の欠乏が多い高張性脱水症、水分よりも電解質の欠乏が多い低張性脱水症、両者が混じった等張性脱水症とに分けられます。このうち水分を補給することで改善するのは高張性脱水症だけです。発熱などによる発汗や嘔吐、下痢などで脱水症を起こしている場合、低張性脱水症または等張性脱水症を起こしている可能性が高くなりますが、このような脱水症の際に電解質がほとんど入っていない水やお茶、ソフトドリンクなどを飲むと、脱水状態が悪化することがあるので注意しましょう。

・うつ病の場合、頭痛や腹痛、肩こり、不眠、倦怠感といった自律神経に関する症状やアルコール依存症を合併しやすいことはよく知られています。ところが、以外と知られていないのが、うつ病は糖尿病を合併しやすく、糖尿病はうつ病を合併しやすいということです。しかもうつ病と糖尿病を合併している人は、心血管疾病(狭心症や心筋梗塞など)で脂肪する確率が高いことも判明しています。

・認知症予防に効果的な食材として、ナッツ、魚、鶏肉、カリフラワー、果物、緑黄色野菜、多価不飽和脂肪酸をあげているのです。

・歯磨き習慣が1日1回未満のグループは、歯磨き習慣が1日2回のグループと比べ、心血管疾患の発症率が1.7倍高いことが判明しました。国内の研究でも、1日に2回歯を磨く人は1回磨く人よりも頭頸部がんや食道がんの発症率が約3割低く、まったく磨かない人は1回磨く人の1.8倍、2回磨く人の2.5倍であるという報告があります。

・小児期に最も陽気でユーモアセンスを持ち合わせていた人は、あまり陽気ではなく冗談を言う性格でない人と比べると短命であると判明。用心深く粘り強い人ほど、良好な健康状態を維持し長生きしていたことがわかりました。意外でしょう。対象者のうち、最も健康で長生きしたのは、仕事に熱心に打ち込んだ人。男女とも、のんびり気楽に過ごした人よりも、生産的な生活を維持した人のほうが明らかに長生きしていたそうです。陽気で楽天的な考え方は、危機的状況が生じたときに役立つこともありますが、「なんでもうまくいく」という考え方に偏り過ぎると、健康や長寿にかかわる事柄に対しても軽視しがちであると考察する一方、用心深く粘り強い性格は、長期にわたってプラスに働くと示唆しています。

・寿命を延ばすためには、ただ歩くのではなく、速く歩くようにすることが大事だということです。そのためには筋力をつける必要があるということです。日常生活の中にスクワットなどの筋力トレーニングをうまく取り入れるようにしましょう。

<目次>

読者の皆さんへ
Chapter1 血管と心臓、血圧をめぐる「病気の真相」
 「心筋梗塞や脳卒中を予防するために脂肪を減らせ」だけでは逆効果。ビタミンB6と葉酸が動脈硬化を未然に防ぐ特効成分
 血栓は脳や心臓の血管だけを詰まらせるというのは間違い。手や足の血管も詰まらせ、最悪の場合は足の切断も
 HDL(善玉)コレステロール値が高ければ安心。いいえ、HDLコレステロール値が高くても動脈硬化を起こすことが
 健診や病院で血圧を測れば血圧管理は万全。いや、とんでもない。早朝に血圧が高いかどうかをチェックしないと意味がありません。
 コレステロールの数値によって治療が決まる。いいえ、数値が同じであっても、人によって治療法がまったく異なります。
 1分間の心拍数が多いと短命?いやそれよりも重要なのは心拍数の回復能力。その能力が低下すると短命になる
Chapter2 死因のトップ、がんをめぐる「病気の真相」
 大便の潜血反応で陰性だから大腸がんではない。そうは断定できません。正確な検査にはCT大腸内視鏡検査も
 大腸がん予防は、食物繊維をしっかりとれば大丈夫。いやそれだけでは不十分。予防にはこの6カ条を守りましょう。
 糖尿病の人は膵臓がんになりやすい。いやそればかりか、肝臓がん、胃がん、大腸がんにもなりやすい
 がんなど生活習慣病を予防すると評判のベータ・カロテン。いや、今ではアルファ・カロテンが注目株です
 ビタミンDは骨のビタミン。いやそれどころか、がん、心臓病、認知症を予防するスーパー・ビタミン
Chapter3 糖尿病、血糖をめぐる「病気の真相」
 空腹時の血糖値が正常なら糖尿病のしんぱいなし。違います。食後の血糖値も検査しないと安心はできません。
 肥満の人は糖尿病になりやすい。いやそればかりか、睡眠不足の人も糖尿病になりやすい危険あり
 糖尿病の引き金をひくのは内蔵脂肪。いやいや、臓器などにたまった異所性脂肪も大きな引き金に
 こむら返りの原因は足の筋肉疲労。いや、それだけではありません。高血糖による神経障害、つまり糖尿病が隠れていることが多い
 老化やあらゆる病気の元凶といわれる酸化。しかし、「糖化」の危険にも注意を。特に糖尿病では命取りに
Chapter4 肥満とダイエットをめぐる「病気の真相」
 肥満解消、メタボ解決には毎日減食を。いやむしろ、一日置きの減食が科学的で効果的
 カロリー制限をすれば長寿になれる。しかしこれだけでは不十分。健康長寿のためには低GI食との2本立てが大事
 カロリー制限すれば確かにダイエットには成功します。しかし、睡眠不足だとダイエット効果が半減します
 炭水化物を減らすとダイエットになる。いや、しかし炭水化物を減らすと血管が老化し、かえって命取りに
 肥満は「間食」「遅い夕食」「夜食」が主な原因。いや、「早食い」も肥満の引き金になます。
 自転車は歩くより楽なので長時間乗らないと意味がない。そんなことはありません。一日たった5分でもダイエット効果が望めます
 やせればやせるほど長生きするのは間違い。やせ過ぎの人も肥満者と同じく死亡率が高い
Chapter5 老化や体の不調をめぐる「病気の真相」
 白内障は70代以上の老人に多い病気。30~40代の発症も増えています。糖尿病やアトピーが原因で
 足の不快症状で寝付きが悪いのは年のせい。いやいや、それは「むずむず脚症候群」という深刻な病気かも
 変形性膝関節症は歩くのが不自由になるだけ。いや、それだけでなく、がんや糖尿病で死ぬ確率が高くなります
 「脱水症のときは水を飲め」が命取りに。脱水症のときは経口補水液を飲まないと、かえって悪化する
 食べものが飲み込みにくく、よくむせるのは年のせい。いいえ、燕下障害を起こしている可能性が。肺炎を招きます
 胸焼けは食べ過ぎによる症状。いやもっと怖い病気が。逆流性食道炎を起こしているおそれがあります
 老化は体力と血管年齢でわかる。いや、それだけではわかりません。血中DHEAs濃度などを調べる時代になりました
 尿酸値が高いと痛風に。いや、それだけではありません。尿酸値が高いと、糖尿病にもなりやすい
 痛風発作予防にはプリン体食品を避けるのはマイナス思考。尿酸値を下げる食品を積極的に摂りましょう
Chatpter6 悩める心と脳をめぐる「病気の真相」
 うつ病は心の病。いいえ、それだけではありません。うつ病の人には糖尿病が隠れていることが多いのです
 うつにはセロトニンが一番はクエスチョンマーク。同時に、ビタミンB6とB12の組み合わせが必要なのです
 うつ病の対策には休養が一番。いやいや場合によっては、運動で神経栄養因子BDNFを増やすことのほうが重要
 「脳では性ホルモンが合成されない」という定説がくつがえるのか。脳で合成される性ホルモンが記憶や学習と深い関係が
 脳トレーニングで認知機能が向上する。いやいやそれよりも、食事の内容に注意したほうが認知症予防には有益
Chapter7 食生活、嗜好をめぐる「病気の真相」
 食中毒は夏に起こる。とんでもない。怖い食中毒は1年をとおして多発しています
 タバコの一番の問題は肺がんになること。いやそればかりか、慢性閉塞性肺疾患がいま緊急の問題
 「喫煙者にアルツハイマー病が少ない」は過去の説。喫煙量が多いとアルツハイマー病になりやすいことが判明
 脂肪肝はアルコールの飲み過ぎが原因。いえいえアルコールを飲まなくても脂肪肝になることがあります
 コーヒーは胃の病気を引き起こすというコーヒー悪玉説。とんでもない。脳卒中や糖尿病、子宮がんのリスクが減ります
 酒を飲む人は赤ら顔で血圧も高い。いえ、ちょっと違います。酒飲みの人は高血圧になったとしても虚血性心疾患を起こしにくい
 タバコと飲み過ぎさえやめれば長生きできる早合点。野菜と果物、身体活動の2つを加えないと長生きできません
 「食物繊維は大腸がnを防ぐ」は賛否両論。しかし、食物繊維がすべての死亡率を下げることが明らかに
Chapter8 運動と生活習慣をめぐる「病気の真相」
 テレビを長時間、見続けると視力が落ちる。いやそれだけではない。心臓の病気で死亡する確率が2倍以上も高まるのです。
 歯磨きをしないと虫歯や歯周病になる。そればかりか、磨きの回数が少ないと心臓病やがんになりやすい
 噛み合わせが悪くなると肩こりになる。いやもっと深刻な病気、認知症や記憶力の低下などにもつながります
 のんびり気楽に暮らす人は長生きする。いやいや、生産的な生活を維持した人のほうが長生きするのです
 セックスは心筋梗塞による突然死の原因になる。いいえ、腹上死はセックスだけが原因ではありません
 長時間残業や休日なしの極端な労働がもたらす過労死。しかし、そこそこの残業でも冠動脈疾患を引き起こす危険が
 歩けば長生きできるというのは間違い。歩行スピードが遅いと寿命が短いことが判明
 30分以上運動しないと効果なしと思いこんでいませんか。10分程度の運動でも効果はきちんとあらわれます。
 運動が生活習慣病の予防に役立つ。確かにそうですが、程度や量を考慮しないと運動の意味は何もありません
Chapter9 体の仕組みや働きをめぐる「病気の真相」
 免疫細胞は病気を防ぐ正義の味方。でも正義の味方が、腎臓と血管に障害を与え、高血圧を引き起こすことも
 ストレスは自律神経の大敵。そればかりではありません。ホルモンなど内分泌の働きにも悪影響が
 「若く見える人に限って早く死ぬ」は大きな誤解。見た目は正直。年齢よりも若く見える人が長生きする
 近視の人は老眼にならない。老眼鏡をかけると老眼が進む。どちらも間違い。目の錯覚にごまかされてはいけません。
 体内時計が狂うと体調不良に。いや事態はもっと深刻。「時計遺伝子」の働きが悪くなると、糖尿病や高血圧を発症します
 数種類の薬を飲まないと病気は治らない。そんな時代から、1個の薬で病気を治す時代に
 X線やCT検査を受けると被爆が危険。いいえ、病気の早期発見メリットのほうが大きい。それでも不安な人は
 乳酸は疲労物質と教わりました。しかし、そうではなく、疲労物質としてリン酸に注目が集まるようになりました
 男性度・女性度は性ホルモンでわかる。いやもっと簡単に、人差し指と薬指の長さを比べてみうとわかります
あとがきにかえて


面白かった本まとめ(2011年下半期)

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「甘味処 彦いち(仙台市)」で「ずんだ餅」を堪能しました!

2012年06月20日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

 仙台市で前回紹介した「味 太助 本店」で牛タンを食べた後に、「マップル仙台」を読んでいると、近くに仙台名物の「ずんだ餅」がある「甘味処 彦いち」があることを発見し、さっそく行って見ることにしました!

甘味が食べたくなりました^_^;)

 知人からは「ずんだ餅」が仙台土産にいいと聞いていたので、おみやげに「ずんだ餅」を買う予定だったのですが、結構添加物が入っていて^_^;)断念していたので、喜びもひとしおです。

 「ずんだ」とは、茹でた枝豆をすりつぶし、砂糖・塩で味付けた餡とのことです。

 お店の場所は、一番町買い物公園通りから細いわき道に入ったところにあります。

 お店は外観や玄関が和風でかなり小綺麗で高級感があり好感が持てます。

 しかも全席禁煙とは嬉しいです。「味 太助」とは正反対でかなりギャップを感じました^_^;)

1img_2085
↑外観

2img_2086
↑玄関

奥に案内されますが、店内も綺麗で清潔で嬉しいです。
お店の人も優しい~。
小さな庭もあり心安らぎます。
BGMには和風な琴が奏でています・・・。

3img_2094
↑店内

さっそくメニューを見て、「づんだ餅510円」を注文します。
「ずんだ」ではなく「づんだ」というのにこだわりを感じます^_^;)

4img_2088
↑メニュー

さっそく運ばれますが、枝豆の緑が美しい~!
そして写真では判り難いですが、白い平べったいお餅が3つも隠れていました^_^;)

5img_2091
↑づんだ餅510円

一口食べてみると、想像以上に甘くてビックリ!

これは餡ですね餡!

枝豆のツブツブ感の感触もいいし、何しろ健康的で嬉しいです!

お餅は柔らかく結構ボリュームもあります。

小さく刻んだ漬け物と熱いお茶も嬉しかったですね!

「甘味処 彦いち」にはそのほかパフェやあんみつ、おこわセット、そばセットも美味しそうでしたね。

「甘味処 彦いち」は繁華街にありながら、清潔で綺麗なお店で、美味しい甘味を静かにゆっくり楽しめ、とてもオススメです!

甘味処 彦いち
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関連ランキング:甘味処 | 勾当台公園駅広瀬通駅あおば通駅




美味しかったものまとめ(2011年下半期)


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仙台青葉まつりを楽しみました!

2012年06月18日 01時00分00秒 | イベント・外出
<月曜はお勧めなおはなし>

2012年5月19日(土)に開催された仙台青葉まつりを楽しみました!

 仙台青葉まつりとは、伊達政宗没後350年を迎えた昭和60年(1985年)に、昭和40年代後半から交通事情等により途絶えていた「青葉まつり」を市民の祭りとして復活したもので、現在では仙台3大まつりの一つとして市民の間に定着しているようです。
 なお昨年は大震災の影響で仙台青葉まつりは中止だったようです。

この「仙台青葉まつり」は、大きく以下の3つに分けられるようです。
・杜の市(市民広場)
・伊達縁(勾当台公園)
・仙台すずめ踊り(定禅寺通り等)

 杜の市とは、「伊達な郷土食」をテーマに被災地や仙台・宮城を中心に、東北に店を構える人気店が自慢の”美味しいもの”を販売している市です。たくさんの出店が出ていましたね!
キュウリを1本100円で買って、美味しく頂きました^_^;)

1img_2165
↑杜の市

 それから伊達縁(だてえん)とは、藩政時代の街並みにして、寄席やお化け屋敷、職人屋台、射的場、化粧屋、茶屋、灯籠作り、凧作り、甲冑・姫衣装着付けを勾当台公園で体験できるもので面白そうでしたね。
寄席は200円でした。

2img_2166
↑寄席

 それから、仙台すずめ踊りは、ケヤキの緑が美しい定禅寺(じょうぜんじ)通りで行われていました。
 ちなみに、冬になって葉が落ちると、LED等で飾り、夜景がきれいになるようです。

3img_2170
↑ケヤキの美しい定禅寺通り


 仙台のすずめ踊りは1603年に伊達政宗の仙台城新築移転の儀式の宴席で、堺から来ていた石工たちが、即興で披露した踊りにはじまるようです。西国らしい小気味よいテンポ、躍動感あふれる身振り、伊達家の家紋が「竹に雀」であったこと、はね踊る姿が餌をついばむ雀の姿に似ていたことから「すずめ踊り」と名付けられ、長く伝えられるようになったようです。

この仙台すずめ踊りは、夜が盛り上がっていましたね!
特に女性の仙台市長等の挨拶のあとはフィナーレとなり、とても盛り上がって、自分も中に入って踊りたかったです・・・^_^)
すずめ踊りは4000人も踊っていたようです。
また、すずめ踊りは大きな山鉾(人が乗っている)と一緒に動いていましたね。

4img_2198
↑すずめ踊り

5img_2204
↑すずめ踊りと山鉾

6img_2208
↑すずめ踊り


仙台青葉まつりは、例年5月第3週の土曜日曜に開催されるようです。

機会があればぜひ行ってみてください。

とてもオススメです!

お勧めなお話(2011年下半期)
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「あなたの会社が90日で儲かる!(神田昌典)」という本はオススメ!

2012年06月15日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>
「あなたの会社が90日で儲かる!(神田昌典)」の購入はコチラ

 「あなたの会社が90日で儲かる!」という本は、会社の売り上げを短期間で上げることを目的に、主に広告宣伝の秘訣について書かれたものです。

そのマーケティングのポイントや、具体的な事例研究(4つ)について、失敗例を上げながら書かれていて、非常にわかりやすく面白いです。

 また、ほとんどの会社は人間の感情を考えないでビジネスをしているのが問題であって、特に感情を刺激してお客さんの反応を誘発させ、営業効率をアップさせるエモーショナル・マーケティングが大切だということについて書かれています。

お客さんを喜ばせ、その喜ぶ顔をみて「もっと頑張ろう」と思える商売が良いと思いますね。

 とてもオススメな本です。

以下はこの本のポイントなどです。

・そもそも、ダイレクトメールの反応率が1~3%というのは、誰が決めたことか分からない。しかし多分、石器時代の数字である。この現代では、全く知らない赤の他人にダイレクトメールを送って、1~3%の客が買ってくれたならば、それは宝くじに当たったようなもん。半年後には、都心に家を建てることができるだろう。それじゃ、現実の反応率がどんなもんかといえば、売る商品の価格帯によって異なるか、その10分の1ぐらいと思ったらいい。

・当然のことながら、値段を安くした場合と、おまけ商品を無料で付けた場合と、売り上げを比較してきている。すると、おまけ商品を付けたほうが、売り上げが高いわけである。この経験則は、昔からずーっと変わっていない。つまり、おまけは、絶対的な価値以上に、お客の感じる価値を高めるのである。

・実は、できる営業マンを分析していくと、共通する特長がある。ほとんど例外なく、しゃべられないのである。しゃべらないで、どうやって成約できるのだろう?実は、これには秘密がある。私もこのテクニックはよく使うが、おもしろいように成約できる。まず「お客様はどんな商品がほしいのですか?」と聞く。そして「こんなので、こんなことで困っていて、そして価格はこのぐらいで」とお客のほうから話をさせる。このほうが成約率は高くなるのである。なぜならば、しゃべっているうちに、お客は「その商品が欲しい」という感情が生まれてくる。つまり自己説得をしてしまうのである。不思議なことに、自分はしゃべらないで、相手にしゃべらせていると、信用されやすい。「うん、君はなかなか優秀な営業マンだ。見込みがある」なんていわれることがよくある。

・私は「無料で、人に会ってはいけない」「無料で、アドバイスをしてはいけない」という掟を作ったのである。ところが、この掟を守ると、信じられないことが起こりだした。仕事が殺到し出したのである。仕事を断ると、仕事が舞い込む。ちょっと常識的に信じがたいことかもしれないが、あなたもやってみると、その効果にすぐに気づくはずだ。実際に、私のクライアントは、必ず一度は、断られた経験をもっている。別に断ることが目的ではないんだが、責任をもって指導する時間がとれそうもなかったので、お断りしたのである。しかし、その後、「ぜひ」とお願いされることが多いのだ。クライアントとしては、一度断られると、感情的に、「どうしてもあの先生に相談に乗ってもらいたい」という気持ちが起こるらしい。これを心理学で、「希少性のルール」という。要するに、手に入りにくいものは、欲しくなるという法則だ。

・ある治療院が、1万5000枚のチラシを配った。内容は、「腰痛、肩こりにお悩みの方」との見出しに、ご予約の電話番号と治療院の場所と地図が書いてある。何の変哲もない、商品を前面に出したチラシである。すると集客は、1~2人。ところが、そのチラシに、人間くささを出す工夫をする。院長が自らの顔写真を載せる。笑顔を見せる。スタッフの似顔絵を入れる。さらには、お客様の喜びの声を入れる。再度、1万5000枚のチラシを配ったところ、40人のお客が集まった。どうして、ここまで違いが出るのか?一言でいえば、人間くさいチラシを通して、この治療院では思いやりや安心感が得られることを、お客に伝えることができたからである。これは業界が変わっても同じ。商品以前に、安心や親近感を売らなければならない。

・ビジネスの本音っていうのは、次のプロセスを継続的に行うことである。
 ①見込客を費用効果的に集める
 ②その見込客を、成約して、既存客にする。
 ③その既存客に繰り返し買ってもらい、固定客にする。

・広告代理店の言い訳は、次の3つのいずれかである。
 ①「社長、1回やっただけじゃ、ダメですから。最低3回はやらないと。何回もやるうちに、お客さんは、安心して買ってくれるようになるんです」
 ②「広告費の3分の1は、会社のイメージを上げるためと思ってください」
 ③「う~ん、天気が悪かったからなぁ」
 こうやってほとんどの企業は、広告費をドブに捨てるわけである。実は、この構図は、中小・零細企業から、大企業まで全く変わらない。

・ヒントは、アメーバにある。実は、すべての生物は、アメーバを含めて、次の場合に行動を起こす。
 ①快楽を求める。
 ②苦痛から逃れる。
 行動する原因は、この2つしかない。しかも人間もアメーバも、快楽を求めるよりは、苦痛から逃れるほうが、より強い行動要因になるのである。

・新聞を読むのは、記事を読むためである。広告を見るためではない。すると、パッと見て、広告と分かるものについては、飛ばして読もうとする。つまり広告は、広告っぽいほど、消費者に「私には関係ないわ」と無視されるわけである。さらに広告の目的は、結局、売り込みである。売り込みに対して、消費者は、本能的に防衛心が働く。その結果、常に消費者は、「ダマされないようにしなくっちゃ」と懐疑心をもって、広告に接している。こうした消費者の感情を理解すると、広告は、できるだけ広告に見えないほうがいい。そこで、先ほどの広告にh、写真もロゴも入れていない。縦書きのほうが反応がいいのは、縦書きよりも、さらに記事に近い印象を与えるからである。なぜかといえば、鐘というコラムが横にある。このコラムを読み始めると、つい意識せずに、私の広告まで目が進む。だから反応が高まったんではないかと考えている。

・ポイントの1つ目は、売り込み臭がほとんどしないように作ってあることである。ダイレクトメールの場合も、売り込みをしてはいけないという原理原則を守ってほしい。これは前に話した、訪問営業の場合と全く同じ。はじめから、売り込みと分かってしまう場合、それだけで、相手は感情的に反発する。その反発を起こさせてしまうと、相手はバリアを築く。そのバリアを取り崩すのは、大変難しい。そこで封筒を受け取った瞬間から、売り込み臭を感じさせないように作り込んでいる。ポイントの二つ目は、相手にとって得はあっても、リスクが全くない提案をしていることである。「無料サンプルを送ります。その後、仕入れる義務も負担もありません」というのが提案である。もうちょっと直接的にいえば、「無料サンプルを差し上げますから、どうぞご家族で食べちゃってもいいですよ」ということなのである。相手にとっては、全く悪い話じゃない。さらに「サンプルをご請求ください」とはいっていない。「無料でサンプルをお送りいたしますので、送付する許可を与えてください」といっている。この許可を与えるというのが、相手の自尊心に直接的にアピールしている。ここで相手の感情が、カチっと刺激される。ふと気づいたときには、サンプル請求をしている。このように相手の感情を尊重したうえで、ダイレクトメールを設計すると、反応が飛び跳ねる。ポイントの3つ目は、次の行動を起こしてもらうために、必要な情報はすべて与えていることであり。このダイレクトメールの文章は長い。ご挨拶から、商品内容、取引するメリット、取引先の実績リスト、店内ディスプレイイメージ等、3枚にわたって、詳しく説明している。常識的に考えれば、「こんな長い文章を、誰が読むのか」って思うだろう。「忙しいんだから、できるだけ簡潔な文章にしないと、誰も読むはずがないじゃないか!」と、会社では教えられている。これは間違った教えである。面白ければ、長くても読む。そして誰が読むかというと、この商品に興味のある客が読むのである。そもそも興味のない客は、ダイレクトメールだって分かったとたん捨てるわけだから、相手にする必要はないのである。長い文章を読む客が、興味のある客なのだ。そして、興味のある客に、次の行動を取ってもらうためには、必要な情報をすべて盛り込む必要がある。

・大成功し販促企画があったとする。しかし時間が経つと、効果がなくなり、中止される。これは、企画の表面だけをとらえているからである。なぜ、その企画が当たったのか、という消費感情を理解していない。根底に流れる消費感情を理解すれば、感覚で、場当たり的に企画を立てることはなくなる。何がヒットするか、科学的に見えるようになるからだ。たとえば、消費税還元キャンペーン。これを初めにやった会社は、大当たりした。そこで、どの会社も、みんな消費税還元キャンペーンをやった。しかし数ヶ月後には、効果がなくなった。それは、なぜ効果があったのかを考えていないで、表面だけ真似したからである。当時は、消費税アップのために、消費者の間で、反政府感情が高まっていた。そこで、政府を共通の敵として想定するには、消費税還元という切り口は、格好の材料だった。「政府は、あなたの敵。私は味方」このように共通の敵を設けることによって、消費者の感情を動かすことができたのである。

・商品を販売するというアプローチから、商品を買う傾向のある見込客を募集すというアプローチに変更すると、重要な変化が起こりはじめる。どういう変化かというと、「いますぐ客」だけでなく、「そのうち客」も集まりはじめるということである。「いますぐ客」というのは、その名のとおり、いますぐ買ってくれる客。「そのうち客」というのは、そのうち買ってくれる客である。あなたは、もうすでに気づいていると思うが、ほとんどのビジネスは、「いますぐ客」だけを集めている。これは、大変もったいないことをしている。「そのうち客」を集めれば、簡単に得られる数々のメリットを失っているからである。そのメリットのうち、特に重要な3点を、確認しよう。一番目のメリットは、「そのうち客」には、ライバル会社が群がっていないという点である。二番目のメリットは、集客費用が安いということである。三番目のメリットは、「いますぐ客」に育っていくということえある。

・お客を自動的に作り出すシステムの設計図のポイントは次の3つだ。
 ①情報ツールで「そのうち客」を集める。
 ②相手から手を挙げてもらうことにより、専門家として位置づける。
 ③成約に至るまで、お客が自ら登れるスムーズな階段を用意する


<目次>

新書版刊行によせて
 なぜ、あなたは、この本を手に取りましたか?
 エモーショナル・マーケティングって何?
第1章 なぜ悪徳業者が儲かり、正直者は失敗するのか?
 悪徳業者が栄える時代なのか?
 「真面目」と「儲かる」の相関関係はない
 「忙しい、でも儲からない」から、「暇だけど、儲かる」へ
 正直者が失敗する理由その①
  「一生懸命頑張れば、売れる。売れないのは、頑張りが足りないからだ」
 「いつかはきっと・・・」は泥沼への第一歩
 正直者が失敗する理由その②
  「これだけ価格が安いのだから、絶対に売れるはずだ!」
 石器時代の数字で儲ける業者たち
 安売りは、バカにやらせておけ
 お客が感じる価値を高める方法
 正直者が失敗する理由その③
  「お客さんに気に入られれば、そのうち買ってもらえる」
 弱者は、不平等条約を結ばされる
 正直者が失敗する理由その④
  「チラシを配っても反応が悪い。きっとうちの会社は、有名じゃないからだ」
 売り手の感情と、買い手の感情 その許しがたいズレ
 お客の感情はメカニカルに動く
 正直者は、こうすれば、ダントウになる
第2章 元エリートの告白~エリートは、こうしてあなたを罠にかける~
 エリートが、叩き上げ経営者をダメにする
 一流コンサルタントの実力はお粗末
 いいコンサルタント、悪いコンサルタント その簡単な見分け方
 ビジネススクールは役に立たない MBAの真実と嘘
 ビジネスとは、ここまで単純な話だった
 能なしの広告代理店 あなたは、このようにカモにされている
 なぜ「儲からない広告」があふれるのか?
 広告のプロは、商品を売るプロではない
 私自身が、失敗の連続だった
第3章 エモーショナル・マーケティングの魔法
 奇跡は、こうして起こった
 広告宣伝の反応を飛躍さえるカギとは?
 この奇跡は、偶然か、それとも必然の結果なのか?
 反応を上げるだけじゃ、意味はない
 魔法を起こす3つのポイント
 業種、そして時間を超えて応用できるのは、なぜか?
 ワン・トゥ・ワン・マーケティングを超える?
 インターネットが陥る、落とし穴とは?
第4章 お客が自動的に生み出されるシステム
 お客を、あんたに引き寄せる設計図とは?
 お客を導くための、設計図の三大ポイント
 「そのうち客」が、あなたに与える3つのメリット
 一本釣りか、それとも投網をして魚を取るのか?
 こうすれば、お客を「いますぐ客」に育てることができる
 「いますぐ客」だけを追う会社と、「そのうち客」を育てる会社の3年後は?
 こうすれば、「そのうち客」が集まる
 どうすれば、お客に信頼されるアドバイザーになれるのか?
 お客に手を挙げてもらった後は、どうすればいいのか?
 エモーショナル・マーケティングの進め方 戦略立案から実行まで
 感情を軸として、戦略を立てる
 日常業務をやりながら、営業ができる仕組み作り
 お客を自動的に生み出す、究極の営業システム
第5章 あなたの会社を高収益企業に変える90日
 あなたとの対話~いますぐできること~
 なぜ、あなたの業界にも、当てはまるのか?
 ◎事例研究1 法人営業で、新規販売店を開拓する場合
 ご用聞き営業から、どうすれば抜け出すことができるのか?
 新規開拓の突破口となった、ダイレクトメール
 魔法が起きる3つのポイント
 営業システムを改善すると、営業マンが活性化する
 ◎事例研究2 高額商品販売で、新規顧客を開拓する場合
 営業マンとの距離を一気に縮めるチラシ
 商品戦略の重要性
 他社が手を出せないお客を、成約する仕組み
 ◎事例研究3 低価格商品の販売で、新規顧客を開拓する場合
 通信販売が不可能と思われる商材で、通信販売を立ち上げる
 サンプル請求は多い。しかし売れない挫折感
 商品の売れる切り口を発見するツール ニーズ・ウォンツ分析法
 味噌・醤油の売り上げを10倍にした、商品の切り口とは?
 売れる仕組みを持つ会社と、行き当たりばったりの会社
 ◎事例研究4 法人向けサービス業が、セミナーや勉強会へ集客する場合
 自分で集客できなけりゃ、話にならない
 非常識が、非常識な結果を出す
 反応を誘発する2つのキーワード
 なぜ、あなたは、この本を買ってしまったのか?
あとがき

面白かった本まとめ(2011年下半期)


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牛たん焼き発祥の「味 太助 本店(仙台市)」で牛たん焼き定食を堪能しました!

2012年06月13日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

 牛たん焼きは仙台が発祥の地であり、今や「仙台名物」として仙台の代表的な味の一つとなっていますが、現在仙台市内には約100の専門店があるようです。

 その牛たん焼きは「味 太助」の初代、佐野啓四郎さんが昭和23年(1948年)に仙台市中心部に牛たん焼き専門店を開いたのが始まりとのことで、そのお店に行ってみました!

場所は仙台市の一番町買物公園通りの隣の通りにあります。

「旨味 太助」というお店も近くにあり、どちらが初代のお店か分かり難いですが、「味 太助 本店」が仙台牛たん発祥の店とのことです。

1img_2077
↑「旨味 太助」店構え

2img_2078
↑「味 太助 本店」店構え

店に入ると、右側にカウンターがあり、左側に座敷があります。
昭和の香りがする店内です。
女性には入りづらいかもしれません^_^;)
入口近くのカウンターを案内されました。

さっそくメニューを見てみます。
メニューはシンプルで牛たん焼き(900円/牛たん焼き3枚)、テールスープ(400円)、麦めし(100円)、おつまみスモークタン(300円)及び飲み物だけです。

定食A(牛タン焼き3枚、テールスープ、麦めし)1400円にしました。

定食Bの1.5人前(1700円)にするか悩みましたが、最近あまり肉をたくさん食べられなくなってきましたね^_^;)

また、1.5人前なら牛タン焼きは4.5枚だろう?という突っ込みはやめておきます^_^;)
値段は+300円なので、牛タン焼き1枚300円と、まあ公正な値付けです。
厳密には多分1.33人前ですね。
なお、ランチタイムは定食は少し安いようです。

3img_2079
↑メニュー

カウンター内には、たくさんの肉が重ねられていてビックリしました。
その肉の上に置かれている布を取って、そこから1枚1枚肉をはがして、その隣で網焼きを始めていました。

そして、麦飯、テールスープが運ばれて、牛タン焼きが運ばれてきました。

4img_2081
↑牛たん焼き定食A(1400円)

さっそく、牛たん焼きを食べてみますが、塩が効いていてそして噛み応えがあって美味しい!

味付けは塩と胡椒だけとのことですが、ジューシーで他に味付けされているのかと思いました。美味しいです。
さすがです!
また、この肉に麦飯が合う合う!

そして、アツアツの牛のしっぽのテールスープがネギと一緒で美味しい!
テールスープは栄養価が高いゼラチンが多量に含まれて良いようです。

また、白菜やきゅうりの塩漬け、青唐辛子の味噌付け?も付き合わせにあり嬉しいです!


創業時からこの味のようですが、長年人気なのが分かりましたね。
これは美味しいです!

「味 太助 本店」の牛たん焼き定食はとてもオススメです!

味太助 本店
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関連ランキング:牛タン | 勾当台公園駅広瀬通駅あおば通駅



美味しかったものまとめ(2011年下半期)


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AdidasのCLIMA COOLというスポーツシューズは涼しくてオススメ!

2012年06月11日 01時00分00秒 | 良い物・サービス
<月曜はお勧めなおはなし>
「AdidasのCLIMA COOL」の購入はコチラ

 夏用のシューズが欲しいと思い、ABCマートの中を歩いていると、AdidasのCLIMA COOLというスポーツシューズが目に留まりました。
デザインや色がいいなぁと思います。

1img_2475
↑AdidasのCLIMA COOL

 お店のPOPでもオススメNo1と書いてあります。
何といっても、シューズ全体がほぼメッシュ構造で軽くて涼しそうなのは良いですね!

 シューズの表面は、よくあるメッシュ構造で特には驚きません。

2img_2481
↑シューズの表面の拡大

 靴底も、CLIMA COOLという中敷きが敷かれていて、当然これも涼しそうなメッシュとなっています。

3img_2477
↑靴底

 しかし特に驚いたのは、この中敷きの下の部分です。
中敷きを何気なく外してみると、なんと、ほぼ空洞です!

4img_2479
↑中敷きの下(少し汚れていてゴメンナサイ)

 薄く透けた素材が張り付けてあるだけなのです!
これには驚きました!
この作りでは、とても軽く、そして空気の通りが抜群に良いですね!

 さっそく履いてみますが、足の甲だけでなく、確かに足裏が涼しい~!
これはたまりません!
 靴底だけでなく靴底の横にも穴があり、通気性がとても良さそうです。

 夏は特に足裏に熱をもって気持ちが悪いので、この構造は嬉しいですね。
 色もオレンジ色で良いし、速攻で買うことを決断しました。
定価は11500円ですが、10500円で売られていて、ちょっぴり嬉しかったです。

 お店の方からは、水たまりには特に気をつけて下さいと言われました。
そりゃそうですね!
これでは水が足裏に直結してしまいます^_^;)


また、このシューズはサッカー選手のメッシが宣伝しているそうです。
私はあまりテレビを見ないのでよく分からないのですが、そんなにこのCMは有名なんですかね?
メッシュ構造なだけに、メッシが宣伝ですか??(失礼しました・・・)


夏に向けて、AdidasのCLIMA COOLというスポーツシューズは涼しくてとてもオススメです!

「AdidasのCLIMA COOL」の購入はコチラ

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「フィット・フォー・ライフ」という本はオススメ!

2012年06月08日 01時00分00秒 | 
<金曜は本の紹介>

「フィット・フォー・ライフ」の購入はコチラ

「フィット・フォー・ライフ」という本はアメリカのニューヨークタイムズ紙のベストセラーリストで40週連続1位の快挙を達成し、パブリッシャー・ウィークリー誌が世界の名著・ベスト25に選定したとのことです。

 フィット・フォー・ライフとは、もっと健康になるための生命と調和した生き方という意味で、この本では特に人間は果物を主食とする果食動物であることから果物や野菜を多く食べることが健康につながるということについて書かれています。

果物や野菜以外は30%に抑えた方が良いようです。

私も、この本を読んでというわけではありませんが、朝食は果物・野菜ジュース等にして、メタボな体質から20kg痩せて健康的になりましたし、その効果は実感しております。(痩せるには食べる量を極端に減らすのではなく実感としては20%減らせば良いと思います)

特に以下の点についてはナルホドと思いました。

・一日の初めは新鮮な果物か果物のジュースでスタートさせた方が良い
・1日を3つの補給・同化・排泄のサイクルに分けて効率的に生きること
・一度に2つ以上の果物・野菜以外の食品を食べないようにすること
・果物や野菜が水分を補給することになる
・水を飲むなら蒸留水が良い
・食べ物を消化するには多量のエネルギーが必要
・牛乳やヨーグルトはあまり良くないのでカルシウム源としては生のナッツ類やゴマを利用
・パンは全粒粉で焼いたものがよい
・白米より玄米や胚芽米が良い
・酢は炭水化物の消化を遅らせる


また、この本には具体的なレシピもたくさんありますし、日本人の食事についての言及もたくさんあります。
とてもオススメな本です!!
以下はこの本のポイント等です。

・これらの研究で明らかにされた事実とは、「人間の食べ物を処理する能力は、毎日決まって起こる3つのサイクルが効率よく機能しているかどうかにかかっている」というものである。この「サイクル」についての考えは、1日における体の機能に基づいたものである。つまり、私たちの体は、毎日食べ物を取り入れ(補給)、その食べ物の一部を吸収し(同化)、使わない部分を捨てる(排泄)という作業を繰り返している。これらの作業を行う3つの機能は、どんなときでもある程度行われているのだが、実はそれぞれに、1日のうちで最も機能が活発になる特定の時間帯があるのだ。
 ◎正午~午後8時-補給(摂取と消化-食べることと食べたものの分解)
 ◎午後8時~午前4時-同化(吸収と利用-体への同化)
 ◎午前4時~正午-排泄(体内の老廃物と食物カスの排出)
私たちの体のサイクルは、体がどのように働いているのか実際に見ていれば、はっきり分かる。起きている間に食べていること(補給)は明らかだ。食べるのが遅れると、時間が経過するにつれて空腹はひどくなる傾向がある。睡眠中、ほかに目立った作業をしていないときには、体は日中の間に取り入れた食べ物を吸収し利用しようとする(体への同化)。朝、目を覚ましたとき、私たちは、「朝の息」と呼ばれる臭い息を発散し、舌はたぶん白っぽい膜でおおわれている。それは体が使わないもの、体の老廃物を排出している最中だからである(排泄)。

・地球の70%が水で構成され、地球という生命体がそれだけの量の水に頼っているということを念頭に置いて考えてほしい。もし体の70%が水で構成されているとしたら、体を常にベストコンディションにしておくには、水分が少なくも70%を占める食事をしなければならない、というのが道理にかなってはいないだろうか。

・「水分を多く含む食べ物」と述べるとき、私はこの地球に存在する食べ物でもともと多くの水を含んでいる、ある2つのものを指して言っているのだ。地上にある食べ物でこの要求を満たしているのは2つのものしかない。その2つのものとは-果物と野菜である。それ以外のものは、凝縮された食べ物なのである。つまりそれは、加工され、調理によって水の成分が取り去られてしまっている状態のものなのだ。だからといって、やせるためには、もっぱら果物と野菜だけしか食べてはいけないといっているわけではない。私が言いたかったことは、体の70%は水分なので、70%程度が水分であるような食事を取るべきだということである。それはつまり、私たちの毎日の食事の中では、果物と野菜をずっと多くし、凝縮食品(パン、米、肉、魚、乳製品など)は30%程度に抑えるようにすべきだということになる。

・人間の体が要求するすべての栄養素、ビタミン、タンパク質、アミノ酸、酵素、炭水化物、脂肪酸などは皆、果物や野菜の中に含まれている。つまり人間の体が生きていくうえで必要とされるものはすべて果物と野菜でカバーされてしまうのだ。

・体の中を洗浄できる唯一の方法は、水分を多く含んでいる食べ物を食べることである。ただし、水道水やペットボトルの水を飲んでも、その作業をしてくれない。飲み水は果物や野菜の中に含まれる水分とは違うので、酵素や生命を保つほかの要素を、体内に運んでくれないからだ。果物や野菜に含まれる水分が定期的に与えられると、体の3つのサイクル(補給、同化、排泄)は、どれも大変円滑に機能するようになる。

・私は、食事をするとき、70%の水分を含んだ食べ物(果物と野菜)と、30%の凝縮食品(果物、野菜以外のものすべて)を取ることを提案しているだけのことなのである。果物と野菜でどんなことが起こるか、とにかく結果をみてほし。想像していた以上のことが起こるのだ。

・どうしても水が飲みたくなった場合は、できる限り蒸留水を飲むことだ。山のわき水はインオーガニック・ミネラル(有機組織に欠ける無機のミネラル)を含んでいるために、人間の体にとって理想的なものではない。

・人間の体にとって最も多量のエネルギーを必要とする行為が何かを知っている人は少ない。驚くべきことに、それは「食べ物を消化する」ことなのである。食後になると、眠くなったことがないだろうか。食事のあとは、誰もが眠くなるのである。それは体が食べ物を処理することにすべてのエネルギーを集中させてしまうからだ。食べ物を消化するのに要するエネルギーとは、自転車漕ぎ、ランニング、あるいは水泳以上なのである。食べ物の消化活動以上にエネルギーを使うような行為はなにもない。

・「食べ物の正しい組み合わせ」の原則が教えていることは、ただ一つ、「エネルギーを浪費しないほうがいい」ということである。食べ物が胃の中で8時間もの間、腐ったままじっと動かず、それから20時間以上も腸の中を汚すようなことは誰も望んでいないことだ。私たちの理想は、胃の中へ入った食べ物が、そこに3時間留まったあと、速く、しかも効率よく腸を通過することである。つまり、途中で腐敗や発酵も起こらず、オナラが出たり腹が張ることもなく、胸焼けがしたり胃酸過多による消化不良も起こらず、そして薬など必要としない消化である。それが確実に行われるには、一度に二つ以上の凝縮食品(果物、野菜以外の食品)を食べないことだ。同時に二つの凝縮食品を食べると、食べ物を腐らせてしまう。腐った食べ物は、吸収不能である。不適切な組み合わせで、「補給のサイクル」が妨げられると、それに続く「同化のサイクル」と「排泄のサイクル」もまた、徹底的に妨げられることになるのである。

・3つのサイクルを妨げ、食べ物を体内で腐らせるといったような事態が起こらないようにする簡単な方法がある。ステーキや魚、または鶏肉を食べたかったら食べてもかまわないが、ただし肉にしろ、魚にしろ、食べるときには、それがその食事で食べる唯一の凝縮食品にしておくことである。それ以外に、別の肉やジャガイモやご飯など、ほかの凝縮食品を食べることは避ける。ジャガイモやご飯、麺類、チーズ、パンなどの凝縮食品の代わりに、水分を多く含んだ食べ物と一緒に食べるようにするのだ。ステーキと一緒に野菜を食べるわけである。たとえば、ブロッコリーや小松菜など野菜なら何でもかまわない。野菜は特定の消化液を必要としないので、消化器官の中が中性、酸性、アルカリ性のいずれかの環境でも分解される。

・日本での場合、ライスを注文しないといぶかしがられる可能性もある。そういう場合はひとこと「ダイエット中だから」と言って、ほかの話題に変えてしまうのが一番無難だろう。魚や肉をライスと一緒に食べるという伝統的な食べ方は、胃に負担がかかる。だから、食後に眠くなることが多いのだ。なお、ご飯を食べたい人は、納豆や冷や奴に、味噌汁、野菜の煮物と青菜のお浸し、という組合わせもある。お昼はおそば、と決めている人もいるだろう。天ぷらそばではなくて、とろろそば、山菜そば、けんちんそば(うどん)などがベストチョイスだ。

・実は、果物こそ人体の構造や機能からして、人類がすんなりと受け入れることができる唯一の食べ物なのである。私たちが本能的に果物を求めるのは、疑うまでもなく果物が私たちの体内に摂取できる最も重要な食べ物だからなのだ。

・「大昔の人間の祖先たちは、肉食でもなければ、草食でもなく、雑食主義でもなかった。彼らは主として果物を食べて生きていた」祖先たちが口にした食べ物は、すべて歯に付着し、さまざまな痕跡を残している。博士は化石化した歯の条痕を調べるという方法で調査した結果、当時の食事の傾向について次のように記した。「1200万年前の時代の原人からホモ・エレクトスまで、調査したすべての歯は例外の一つもなく、果物を食べる種族のものであることが明白である」

・果物は食べ物の中で最も水分を多量に含んでいる。その成分の80~90%は浄化に役立ち、生命力を与えてくれる水である。そのうえ果物には、人間が生命を維持していくうえで必要とするビタミン、ミネラル、炭水化物、脂肪酸のすべてが、大量に含まれているのだ。果物の生命力には、ほかのどんな食べ物もかなわない。

・果物の正しい摂取法とはどういう方法なのか。以下記したように、答えはきわめて単純である。
 ・ほかのどんな食べ物とも一緒に食べないこと。
 ・ほかのものを食べた直後に食べないこと(デザート扱いは禁物)。
 ・果物を食べるときは、胃の中が空の状態で食べること。

・食べたものが就寝時刻以前に胃から出て行くくらいに十分な余裕を持って、早い時間に食事をするように心がけたい。夜間に十分休息を取ると、再び「排泄のサイクル」に入る4時前までに、体は「同化のサイクル」を完了させることができる。良質の睡眠時間を得る意味からも12時までに床につくという日を多くすることが健康への早道といえる。

・原書の刊行(1985年)後も、多くの「牛乳摂取と健康に関する研究」が「牛乳は健康食品とはいえない」ことを証明し続けている。牛乳は小児糖尿病、アトピー性皮膚炎や花粉症、喘息などのアレルギー、耳の炎症、自己免疫症候群、貧血、肥満、消化障害、心臓病、乳ガン、卵巣ガン、前立腺ガン、ニキビ、関節炎、偏頭痛などの最大の原因とんていることが多くの事例から明らかにされている。「スポック博士の育児書」の最新版で、スポック博士は子供たちに牛乳を与えないほうがいいことをはっきりと述べている。「牛乳神話」を信じていた人たちにとってはショックが大きいかもしれにが、同意見の医師は非常に多く、元ジョンズ・ホプキンズ大学医学部小児科部長フランク・オスキー医学博士は「牛乳には危険がいっぱい?」というタイトルの本まで出版している。

・ヨーグルトも同様である。果物の上にかけて食べるようなことは自らの首を絞めるようなものだ。そんなことをすれば、ヨーグルトも果物も皆、消化器官の中で腐敗し発酵してしまう。胃が空になっているときにプレーンヨーグルトを食べるか、またはサラダドレッシングとして使うことだ。サラダを用意して、ヨーグルトであえればいい。

・毎日、最低限行わなければならない有酸素運動がある。それは20分間元気よく歩くことである。それ以上歩けばさらいすばらしい効果が伴うが、少なくとも20分間活発に歩けば、「フィット・フォー・ライフ」のプログラムを促進するのに十分な有酸素運動をすることになる。

・「1日の最初の食事」のガイドライン
1 1日の初めを新鮮な果物か果物のジュースでスタートさせる。ジュースの量は大きめのコップに1~2杯。
2 午前中、空腹を感じたときは、果物を食べる。
3 午前中に取る果物の量の上限は、体が必要とする量によって決定する(個人差あり)。食べたいだけ食べてよい(ただし、2皿以上)。食べすぎたり、食べたりないことのないように。
4 スイカやメロンは、ほかの果物より先に食べる。
5 特にお腹がすいているときや、やや重量感のあるものが欲しいときにはバナナを食べる。

・果物は決して加熱調理しないこと。加熱すると、果物のアルカリの性質が酸性に変化してしまいます。

・ドライフルーツはとても凝縮さえた食品なので、食べる量は控えめにしてください。糖度の少ない果物の甘さを増すために、ドライフルーツを少量一緒に取るといいでしょう。サルファ剤を添加して乾燥させたドライフルーツは買わないでください。すすめられるのは、天日乾燥させたものだけです。

・野菜は新鮮なものを買うことをいつも心がけてください。新鮮なものが手に入らない場合は冷凍ものを使います。

・玄米、胚芽米、白米に含まれる栄養価を食品成分表で比較すると、玄米が最も優れていることは一目瞭然。白米は食物繊維をほとんど含まないため、玄米に比べて消化が早く、急激に血液の中を糖の洪水にしてしまう。体はそれを修正するため、膵臓をフル回転させて糖代謝に必要なインスリンを製造し分泌する。その結果、中年を迎える頃には膵臓が疲れ果ててしまい、糖尿病と診断される人が多い。日本人が白米を主食にしていることと、日本人の6.3人(予備軍を含む)に一人がこの病気と闘っているという事実とは密接に関連している。それでも白米から玄米へ替えることはとてもできないという人は、せめて胚芽米に替えるといい。

・飽和脂肪を多く含む豚肉は、最も好ましくない肉といえます。ワースト2位が牛肉で、3位いダック(アヒル)が入ります。薫製や塩漬けにした肉や魚(フランクフルトソーセージ、ソーセージ、魚の薫製など)は、どんなものでもすすめられません。あえて肉を食べるときは、自然放牧された牛、豚、鶏の肉を買ってください。(寄生虫の心配があるため、肉や魚は生で食べないこと)また、魚は缶詰の魚より生か冷凍のものを買うことです。

・まとめのアドバイス
 ・可能な限り、新鮮な果物と野菜を使ってください。新鮮なものが手に入らない場合は、冷凍のもの(砂糖、またはソースのかかっていないもの)を使います。
 ・「メインディッシュのサラダ」は夕食メニューの代わりとしていつでもさしかえが可能です。
 ・昼食および夕食から3時間たったあとで、お腹がすいたときは、果物を食べるといいでしょう。
 ・ドレッシング、香辛料、調味料は、食品添加物・保存料・砂糖・化学調味料などを含まないものを使ってください。
 ・サラダドレッシングに酢を使うのはやめましょう。酢は発酵を起こさせる物質で、唾液による消化の働きを止め、炭水化物の消化を遅らせてしまいます。酢の代わりにレモン、ユズ、カボス、スダチなどを使います。
 ・生のタマネギやニンニクは使いすぎないように注意してください。タマネギやニンニクは未らい(舌にある味覚を感じる細胞)の機能を損ない、より刺激の強い食べ物を求めるようにさせてしまいます。
 ・残ったスープは冷凍にしておきましょう。
 ・パンは全粒粉で焼いたもの、米は白米より玄米がおすすめです。玄米に抵抗がある人は、まず胚芽米から慣れるようにしましょう。
 ・入手可能なら、生のバター、生の乳製品を使ってください。
 ・新鮮な果物または新鮮なフルーツサラダは、昼食メニューの代わりとしていつでもさしかえ可能です。
 ・乳製品の摂取量を減らし、カルシウム源として、生のナッツ類やゴマを利用してください。特に生理が始まったとき女性によく起こる、カルシウム低下の予防に役立ちます。
 ・レシピに示されている品目の代わりに、好きな農産物を自由に使ってください。地元で取れる新鮮なものが最適な素材です。

<目次>
日本語版刊行に寄せて(三木睦子)
訳者からのメッセージ
第1部 生き物としての「人間の原則」
    -「フィット・フォー・ライフ」を支える理論と哲学(ハーヴィー・ダイアモンド)
 第1章 自然の法則に基づく「フィット・フォー・ライフ」
  ◎「フィット・フォー・ライフ」とは何か
  ◎本書があなたに約束できること
  ◎食べ方には「原則」がある
  ◎体のためにエネルギーはこうして使う
  ◎誰もが健康でスリムな体を手に入れられる
 第2章 ダイエットとは何か
  ◎ダイエットが罪悪である理由
  ◎しっかり食べて、永久にスリムでいられる方法
 第3章 究極の健康哲学「ナチュラル・ハイジーン」とは何か
  ◎私を変えた夢のような出会い
  ◎「自然と健康と食べ物」に関する哲学
  ◎誰もが持っている自然治癒力の利用
  ◎人体の神秘と驚異の能力
  ◎食べ物が病気を引き起こす
 第4章 人間本来の「補給・同化・排泄のサイクル」とは
  ◎体には24時間周期のリズムがある
  ◎「排泄のサイクル」に従うことの重要性
 第5章 「毒血症」とは何か
  ◎人はなぜ太るのか
  ◎老廃物をため込まないための三原則とは
 第6章 〔原則1〕水分を多く含む食べ物を食べること
  ◎人体も地球も、70%は水である
  ◎体が求めているものは、果物と野菜の水分
  ◎飲み水は役に立たない
  ◎生命力のある食べ物が、体を作る
  ◎野生動物が健康な理由
  ◎109歳まで現役、ウォーカー博士の長寿の秘訣
  ◎食事の70%は水分の多い食べ物に
 第7章 〔原則2〕食べ物は正しく組み合わせて食べること
  ◎組み合わせ次第で、エネルギーはこれだけ違う
  ◎消化に要するエネルギーは、水泳以上の重労働と心得よ
  ◎胃腸はこんなに酷使されている
  ◎「食べ物の正しい組み合わせ」がエネルギーの浪費を防ぐ
  ◎肉は野菜と一緒に、パンも野菜と一緒に食べる
  ◎時代遅れの四大基礎食品グループ
  ◎ライオンは一品料理しか食べない
  ◎10キロの減量も10日で実現可能
 第8章 〔原則3〕果物を正しく食べること
  ◎人間は果食動物だった!
  ◎どんな食べ物も果物の生命力にはかなわない
  ◎果物は消化にエネルギーを使わない
  ◎「食後のフルーツ」は腐敗の元凶
  ◎果物こそ人間にとって最も完全な食べ物である
  ◎果物の正しい食べ方①-新鮮な果物だけを食べる
  ◎果物の正しい食べ方②-空腹時にのみ食べる
  ◎「朝食信仰」の嘘
  ◎午前中は果物を欲しいだけ食べる
  ◎果物では太らない
 第9章 「解毒と排泄」が健康と病気を支配する
  ◎老廃物を捨てて、スリムになろう
  ◎不快感は体の自己調整作業
  ◎一生を通じて人生を楽しめる「ライフスタイル」
 第10章 現代人はタンパク質を取りすぎている
  ◎過剰タンパクは諸病の根源
  ◎ゴリラのスタミナ源は、肉ではない
  ◎ライオンが肉食動物を襲わない本当の理由
  ◎「アミノ酸プール」の奇跡のメカニズム
  ◎人間の体は肉を食べるようにはできていない
  ◎それでも肉を食べたい人へ
  ◎「ビタミンB12」不足の真相
 第11章 牛乳は健康食品などではない
  ◎「牛乳神話」の正体
  ◎「牛でさえ大きくなれば牛乳を飲まない」という事実
  ◎人間は3歳を過ぎると、牛乳を消化できない
  ◎ヨーグルトは長寿食品ではない
  ◎牛乳を飲んでもカルシウムの補給にはならない
 第12章 食べ物だけは補えない運動の効能
  ◎なぜエクササイズが必要なのか
  ◎空気と太陽は生命の源
 第13章 「フィット・フォー・ライフ」は誰もが実現できる
  ◎「体が真実だと信じているもの」に心は従う
 第14章 最もよく尋ねられる質問への回答

第2部 豊かな人生を送るための「行動プログラム」
    -「フィット・フォー・ライフ」実践への道(マリリン・ダオアモンド)
 第15章 美食が地球と人間をダメにしてい
  ◎31歳で知った「豊かで満ち足りた人生」
  ◎輝かしい人生の幕を開けてくれたプログラム
 第16章 朝食は無理に取らなくてもいい
  ◎起きて最初に食べるもの、それは果物!
  ◎朝の果物で向上する子供の学習能力
 第17章 フレッシュジュースはエネルギー源の塊
  ◎ジュースは必ず搾りたてで
 第18章 エネルギーを浪費しない食べ方
  ◎肉を味わうのはディナーのときに
 第19章 「フィット・フォー・ライフ」のための買い物リスト
  ◎リストの利用法と食品一覧
 第20章 サラダ・パワーとその無限の魅力
  ◎「主食はサラダ」がエネルギー増、体重減を導く
  ◎サラダ・バーはこうして利用する
 第21章 「フィット・フォー・ライフ」実現のためのガイドライン
  ◎まとめのアドバイス14項目
  ◎食べ過ぎにご注意!
 第22章 あなたの幸せと地球のために
  ◎本書の実践は、「地球との共生」体験
第3部 「フィット・フォー・ライフ」のための4週間メニュー(マリリン・ダイアモンド)
第4部 特選レシピ一覧(マリリン・ダイアモンド)
第5部 日本の読者のみなさんへ
    -「フィット・フォー・ライフ」をより深く理解するために(特別寄稿ー松田麻美子)
 Ⅰ今、アメリカはこうなっている
  ◎最も新しい食事習慣とは
  ◎アメリカ人が肉を食べなくなった3つの理由
  ◎ある牧場主の告白
  ◎私たちが守るべきもの
  ◎スポック博士もベジタリアンだった
  ◎公的機関によるベジタリアン食のすすめ
  ◎禁煙運動から禁肉運動へ
 Ⅱ衝撃のデータ、「チャイナ・ヘルス・プロジェクト」
  ◎牛乳を飲まない中国人が、んぜ骨粗そう症にならないのか
 Ⅲアメリカからなにを学ぶか
  ◎アメリカ並みに悪化している日本人の体
  ◎鶏肉、豚肉、魚もヘルシー食品ではない
 Ⅳあなた自身の「実行」を促すために
  ◎日本のみなさんの疑問への回答
   果樹の心配/日本人の主食/朝の米食/医者の指導/体の冷え/
   熱い食べ物/残留農薬/カリウム/食費/肉のスタミナ/疲労時の食事/
   野菜の加熱/寄生虫/O-157/子供の成長/和食へのこだわり/
   プログラムの守り方・・・に対する疑問・心配への回答
 Ⅴ日本人向けのメニュー
  ◎和風味への簡単アレンジ
「フィット・フォー・ライフ」と私(「訳者あとがき」にかえて)
店舗紹介
特選レシピ索引
総索引

面白かった本まとめ(2011年下半期)

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「北辰鮨(JR仙台駅3F)」でお寿司を堪能しました!

2012年06月06日 01時00分00秒 | 外食
<水曜は食べ物のおはなし>

 食べログでも人気の仙台駅3Fにある立ち食いの「北辰鮨(ほくしんずし)」へ行ってきました!
食べログでTOP5000に選ばれています。

初めての立ち食い形式でドキドキします・・・^_^;)

1img_1993
↑店構え

 なお仙台駅1Fには、座って食べることができる同じ「北辰鮨」もありますのでご注意ください。

店に入ると、立ち位置を案内してくれ、おしぼりと熱いお茶そして、無料の付けだしを2つ用意してくれます。

お寿司は、笹の葉の上に置いてくれます。
ネタを選ぼうと思いますが、いろんな種類があって悩みます。

2img_1990
↑メニュー

自分で寿司を選ぶとなると、結構考えてしまうんですよねぇ・・・。
そんな自分にピッタリのセットがありました!
本日のおまかせにぎり1500円というセットです!

3img_1988
↑本日のおまかせにぎり

お寿司10貫に鉄火巻、汁物付きというものです。
お寿司は以下の10種類ですが、中とろやうに、いくら、炙り物もあり、結構豪華でそしてバラエティに富んでいて嬉しいです。

・まぐろ赤身
・まぐろ中とろ
・白身
・いか
・光もの
・活貝
・うに
・いくら
・穴子
・炙り物

まず、汁物が運ばれます。アツアツで美味しい!
そして「まぐろ赤身」と「いか」が握られます。
少し小ぶりではありますが、新鮮で美味しいです!
なお、板前に言えば無料でシャリ(酢飯)を多めにしてくれます(と書いてありました)。

4img_1982
↑「まぐろ赤身」と「いか」

そして、「ほたて」「中とろ」「アジ」「鯛?」が握られます。
結構早く握ってくれ、急いでいる身には助かります。

5img_1984
↑「ほたて」「中とろ」「アジ」「鯛?」

そして、「いくら」「うに」炙り物として確か「さわら」「穴子」が握られました。「さわら」は塩が効いていてそのまま食べれましたね。
旨いです!

6img_1985
↑「いくら」「うに」「さわら」「穴子」

そして最後に少し長い鉄火巻きを手渡されました。
海苔がパリパリしていて美味しいですね~。

7img_1986
↑鉄火巻き

そして、最後に得セットを注文しました。
「あわび」「ひらめ」「さわら」がセットとなって600円というものです。
 特にあわびがコリコリしていて、さすが美味しかったですね~。

8img_1987
↑「あわび」「ひらめ」「さわら」

「北辰鮨(JR仙台駅3F)」は、新幹線の待ち時間があまりない時などに、気軽に立ち食いで美味しいお寿司を堪能できてオススメです!!

北辰鮨 仙台駅3階店
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関連ランキング:寿司 | 仙台駅あおば通駅広瀬通駅




美味しかったものまとめ(2011年下半期)

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ZAGATサーベイ参加で、2013東京・横浜版の本を無料GET!

2012年06月04日 01時00分00秒 | 良い物・サービス
<月曜はお勧めなおはなし>

 このブログでは何度も紹介しているZAGAT Tokyo  Restaurantsという本ですが、2012年秋発売予定の2013年版製作のためにサーベイ(インターネットでのオンライン投票)が2012年5月11日から始まったようです!

締め切りは2010年6月24日(日)とのことです!急いで^_^)

参加特典としてうれしいのが、投票者全員にもれなく完成本1冊(定価1785円)が無料進呈されるということですね!

1軒でも登録するともらえるとは太っ腹です!

私も毎年もらっています!

 ZAGATとは、ミシュランとは違って、一般の方のアンケートを収集して平均化してレストランを評価したもので、それにより少数派の意見とは異なり、利用者の視線に立った信憑性の高い評価が可能となっているようです。
世界89都市をカバーし、参加人数は実に37.5万人を超えています。
ZAGAT Tokyo  Restaurantsでは6000人超が参加しているようです。

 また、ザガットではインターネット上で収集した情報をそのまま掲載することはなく、アンケート参加者から寄せられるすべての情報を食に通じる専門のスタッフが「事実かどうか」を基準に徹底精査しているようです。


私もさっそくこの1年を振り返って投票しました。頑張って22件登録しました^_^;)

参加は簡単で、まずはZAGATのホームページからメールアドレスやパスワード、プレゼント送付用の住所等を入力して登録し、サインインします。

それから過去1年間に出かけた東京・横浜エリアのレストランをリストから選び、料理・内装・サービスについてそれぞれ4段階の評価を行い、金額を入力し、そしてウィットに富んだコメントを入力します^_^;)

それからそのオススメのレストランの中からベスト5を選択し、順位付けをするだけです。

なお、サーベイ期間中はいつでも投票を再開して修正することができます。

それから特典は2012年10月末~11月送付予定とのことです。

この本の到着や自分のコメントが掲載されるか楽しみですね!

ZAGATのサーベイはとてもオススメです!!

お勧めなお話(2011年下半期)
自動車保険を安く!


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「ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則(桑原晃弥)」という本はオススメ!

2012年06月01日 01時00分00秒 | バフェット流投資判断
<金曜は本の紹介>

「ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則(桑原晃弥)」の購入はコチラ

ウォーレン・バフェットとは、世界長者番付トップ10に25年も君臨し続け、経営する投資会社の株価を45年で82万%も上昇させた投資家です。

「ウォーレン・バフェット 巨富を生み出す7つの法則(桑原晃弥)」という本は、そのウォーレン・バフェットの行動原理や投資の考え方について、以下の7つの法則についてまとめて書かれたたものです。

 (1)世間を眺めて判断しない-「逆」が富を生み出す
 (2)成功したらそれ以外やらない-「限定」が富を生み出す
 (3)ストライクのほとんどを見送る-「待ち」が富を生み出す
 (4)バカでも経営できる会社を選ぶ-「スタート」が富を生み出す
 (5)一攫千金を禁じる-「当たり前」が富を生み出す
 (6)敗者の少ない勝ち方をする-「分配」が富を生み出す
 (7)人にほれこむ基準を持つ-「相棒」が富を生み出す

 ウォーレン・バフェットは巨富を生み出しましたが、生活は質素で、そして考え方は真面目で好感を持てます。
 また、主な投資の基本的考え方は以下とのことです。

 ・株を長期保有(あわてて小さな利益を得ようとしない)
 ・分散投資ではなく集中投資
 ・株価がその企業の価値より安いかを見る
 ・経営者の資質を重視する
 ・買った時の株価に拘泥しない
 ・自分で考える
 ・自分で納得いくまで調べる
 ・企業は一番手でなければならない
 ・投資先のビジネスを十分に理解することができる
 ・投資先のビジネスは5年、10年、20年と確実に収益をあげられる
 ・株は適正かつ合理的な価格で購入する
 ・巨額の負債がある投資先は避ける
 ・ブランド力がある企業に投資
 ・他社との競争優位性がある企業に投資
 ・素晴らしい企業をまずまずの価格で買う
 ・1日10時間情報の収集や分析を行うが、株を買うときは即断
 ・経営者の過ちや環境の激変に耐える復活力の強い企業こそが理想
 ・高コスト体質の会社はダメ

また、人生を真面目により良くするためのヒントも書いてあり、とてもオススメな本です。

以下はこの本のポイントです。
 
・ウォーターゲート事件とは、リチャード・ニクソン大統領が辞任にまで追い込まれた一大政治スキャンダルである。この事件を報道したことにより、ワシントン・ポストは世界に名をはせ反面で、時の政権からは目の敵にされた。政権は、同社が所有するテレビ局の免許更新に異議を申し立てるなど、さまざまな攻撃を繰り返していた。だから株価が急落したのだし、リスクを恐れて買う人はほとんどいなかったのだ。しかし、バフェットは意に介さなかった。彼の判断基準に照らすと、全財産を注ぎ込んでもいいくらい安全だった。
①株価がその企業の価値より安いかどうか
 純資産は4億ドルぐらいだとバフェットは算出した。これに比べて株の時価総額はわずか800万ドル。不当すぎる安さだった。
②その企業にすぐれた経営者がいるかどうか
 バフェットは、ワシントン・ポストの経営陣を有能であり、かつ正直だと評価した。経営者自身がかなりの株式を持っていることも安全材料だった。
 あとは、どれほど株価が下がろうが、ウォール街が危機説を流そうが、状況を逆手にとって割安に買い増しをするだけだった。読み通り、ワシントン・ポストの評価はやがて上がる。1974年、バフェットは正式にワシントン・ポストの取締役に就任した。こうして、当時、オマハのちょっと有名な投資家に過ぎなかったバフェットは、世界有数の名門メディア企業の筆頭株主にして取締役という社会的名声をも得たのだった。そして社会的名声は、富では買えない価値であると同時に、富の獲得と決して無縁ではないのである。

・バフェットは、二番手には利益がないばかりか、居場所もないという確信を深めた。誰かの後塵を拝するような分野で勝負をしても未来はない。戦うなら自分が最も得意とし、トップに立てる分野だ。一番手なら自分で自分の進む道を決めることができる。二番手で楽をしてしまう代償は、自分に決定権がなくなるという高すぎるものになる。

・フランクリンは、政治・外交・著述・物理学・気象学など多彩な分野で成功を収め、その高潔な人柄からも「米国人の父」と讃えられる人物だ。彼は、自分の習慣や性癖などがもたらす過ちを注意深く克服し、常に正しく生きたいと願った。その実現のために、自分にとって必要な徳目を13あげ、一つひとつを習慣化したいと考えた。13の徳目とは、節制・沈黙・規律・決断・節約・勤勉・誠実・正義・中庸・清潔・平静・純潔・謙譲である。これらを同時にすべて習慣化するのは難しい。フランクリンは一定の期間、どれか一つに集中し、身に付いたと実感できて、初めてほかの徳目へ移るやり方をした。

・バフェットは、投資の信条に「正しい価値観」に基づく3つを追加した。
 ①十分に理解することができる
 ②5年、10年、20年と確実に収益をあげられるビジネスである
 ③それを適正かつ合理的な価格で購入する

・バフェットは本当に自分が理解し、自信を持てる企業以外には決して投資しない。たとえ理解の範囲にめぼしい企業がなかったとしても、無理に範囲を押し広げない。その結果、ハイテク企業を避けて「過去の人」扱いされても、自分自身で「D」の評価をつけざるを得なくなっても、意に介さない。そんな一時的な評価に右往左往してリスクを負うほうこそ大バカ者なのだ。大切なのは投資分野が理解でき、投資先の経営者や競争力に万全の自信を持てるかどうかである。そこに、
 ①集中的に投資する
 ②長期間保有する
というのが、バフェットの投資とリスク回避が一体化されたスタイルである。こうしたバフェットのやり方は、短期売買を繰り返すウォール街的な風潮とは大きくかけ離れている。だが、バフェットは、花から花へ舞う蝶は投資家ではなく、「これは」と見込んで取得した企業と10年、20年と付き合うのが心の投資家だと指摘している。

・バフェットは、投資先を見つける時、紙と鉛筆を使った、こんなやり方をする。
①自分が理解できる企業の名前を紙に書く
②それを取り囲むように輪を描く
③輪の中にある企業のうち、3種類の企業を輪の外に出す
 ・本来の価値に比べて株価が割高
 ・経営陣がダメだ
 ・事業環境がよくない
④輪の中に残ったある企業に目をつけ、自分が相続したらと仮定して長所や短所をつかむ
 ・経営者である自分は何をするのか
 ・経営者である自分は何をしたいのか
 ・会社の問題は何か
 ・会社の競争相手はどこか
 こうした知識がベースにあれば、その企業を買うかどうかはごく短時間で判断できる。5つか6つくらいの業種について深い知識を持てばいいし、一気に持とうとせず、一業種ずつこつこつと勉強すればいい。目標は「経営陣よりも深い知識を持つ」というのがバフェット流のやり方だ。

・バフェットは企業経営においても、巨額の負債を好まない。自分自身、1万ドルの資金がある時に100万ドルあれば成功間違いなしというアイデアが浮かぶこともあるが、その時はアイデアのほうをあきらめるか、変更する。借金は断じてしない。「莫大な借金も、経営者が経営にうまく使えば、決して悪いだけではない」という考え方もあるだろう。だが、バフェットは、それにも「ノー」を突きつける。ビジネスは一寸先は闇である。いつどんな事態が起きるかわからない。それなのに「返済できる」と思いこむのはリスクが大きすぎる。なんとか手持ち資金の25%以内の借金にとどめるべきなのだ。莫大な借金をして事業を拡大し、一時期は高収益を謳歌したものの、やがて消え去った企業は数知れない。借金を嫌い、テクノロジー企業に決して手を出そうとしないバフェットは時代遅れと見られたこともあるが、彼が正しかったことは彼の実績が証明している。

・困難なビジネスでは、一つの問題が片づく前に次の問題が起き、それが続いて消耗戦に陥るだけだという教訓を、バフェットは得た。よいビジネスならリスクがゼロというわけではないだろう。ただ、すぐれたビジネスをすぐれた経営者が経営していれば、リスクはとても小さいのに対し、問題の多いビジネスの場合、成長どころか、生き残っていくだけのために人員の削減や工場の売却といったつらく難しい決断を迫られ続ける。バフェットは「素晴らしい企業をまずまずの価格で買う」ことが結局はリスクを最も低くすることだと深く悟っていく。

・バフェットは、ベン・クレアムの次に、著名な投資家フィリップ・フィッシャーを師と仰いでいる。電子・通信の巨大メーカーだったモトローラ社(2011年に分割)がまだ小さなラジオ製造会社だった1955年に株を買い、2004年に死去するまで持ち続けたことでも知られる人物だ。そのフィッシャーは、「いつ売るべきか」という問いに対し、正しく選び抜いて買った株なら「売るな」と答えている。売るのは、次の3つのケースに限られる。
 ①正しく選び抜いたつもりが、判断に誤りがあった。
  間違いに気づいたらすぐに改めるのが鉄則なのは、投資の世界でも変わりない。
 ②時代の変化とともに、当初の条件を企業が満たせなくなった
  ただし、あわてふためいて売るほどのことはない
 ③投資先を乗り換える
  しかし、魅力的な投資機会はそれほど多くない。目先の急成長株に目をうばわれて、せっかくの長期的利益を失わないように注意が必要だ。
 さらにフィッシャーは、絶対にやってはならない2つのケースもあげている。
 ①悲観的になって売り急ぐこと
  株式市場が著しく低迷するなどといった状況では動揺しがちだ。しかし、長い目で見れば、あわてる理由などない。
 ②他人のアドバイスに乗って売ること
  「このへんで利益を確保しては」といった他人の意見に乗せられて売ることもすすめられない。株の専門家は「売って利益を手にし、その利益でもっとよい株を買えばいいですよ」としきりにすすめるものだ。しかし、どうしてもお金が必要なケースを除けば、そんな意見など真面目に聞く必要はない。よい株は売らないことなのだ。よい企業は長く成長し続ける。株は人間よりも長生きする。本当に有望な成長株と確信したら、できるだけ長く持ち続けることだ。それは、株が値上がりした時に売って手にできる利益よりも、もっと多くの利益をもたらしてくれる。

・バフェットは自分が買った企業との関係が一生続くことを希望している。企業は利益をあげ、その一部が毎年確実にリターンされてくるからだ。株式は企業の一部であり、株式投資は事業を買うことである。株価の変動を見ながら売買して利ザヤを稼ぐのは、投機に過ぎない。事業を買い、長期間保有することで利益を得るのが投資なのだ。だから、1~2年好成績をあげた企業ではなく、5年、10年と業績をあげ、将来にわたって安定成長するのが確実な企業を買うべきだ。それは、短期売買を繰り返して得る利益以上に多くの富をもたらしてくれる。だからバフェットは、みずからが経営するバークシャー・ハザウェイの株主にも、「いつ、いくらで売ろうか」などと考えず、永久に株を保持してもらいたいと希望している。

・投資の世界はチャンスが多いように見えるが、自分のストライクゾーン持って好球を待つ人間にとっては、ひっきりなしにチャンスがあるわけではない。にもかかわらず、バフェットが成功し続けることができるのは、めぐってきたチャンスを確実につかみとる決断の早さを持っているからだ。バフェットは1日10時間というほど長く情報の収集や分析を行う。だが、株を買うべき時は、分析などしない。速断を重んじる。

・バフェットやマンガーが信奉するベンジャミン・フランクリンも、人生を大切に思うのなら時間を無駄に使うなと忠告する。時間こそ人生の材料だからである。「時間の浪費こそ一番の浪費」「時間は十分あると思うと、いつも決まって時間不足に終わる」「時間の失せ物は、間違っても見つかることがない」と言っている。ところが、私たちは、時間は限られた貴重な資源であることを頭では理解しているが、往々にして無駄に使ってしまう。他人の時間を気にするあまり、自分の時間を犠牲にしたりすることもある。バフェットは、自分の時間を無駄にしなければ、他人の時間を無駄にすることも好まなかった。顕著な例が、投資話を持ってくる人たちに対する結論の早さだ。そういう人にバフェットはいつくつかの条件を提示する。「一貫した収益力がありますか」「負債は少ないですか」「経営陣が定着していますか」「私が理解できる単純な企業ですか」-そして、必ずこう付け加える。「価格が提示されていますか」バフェットは仮定の話を好まない。価格が提示されていれば結論が出しやすいが、そうでなければ仮定の話になって時間の浪費に堕すからだ。

・バフェットの公式自伝は、本書の見出しにたびたび引用している「スノーボール」だ。このタイトルは、バフェットが子供の頃から「小さな雪の玉」を固め始めたことに由来する。もし固め始めるのが10年遅れたら、山の斜面をここまで上には登ってこれなかっただろうと述懐している。先を行くためには、早くスタートすることだ。時間を浪費してはならない。人生はいつでもやり直しができる柔軟さを持っているが、失った時間を取り戻すのは不可能なことも、常に銘じておくべきだ。

・場ふぇっとは強力なブランド力を持つ企業に強く曳かれるようになっていった。たとえばバレンタインデーや結婚記念日に、いくら安いからといって無名のチョコレートを買う人はいない。値段は高くても名のしれた品を選ぶものだ。そんな「少し余分に払っても買う価値のあるもの」こそがブランドの価値であり、それが、ライバルが絶対に勝てない競争力を生むのだ。ガソリンスタンドで惨めなビジネスを経験したバフェットは、そうした惨めさとは無縁の存在である企業としてコカ・コーラの株式を取得するようになる。
①世界最強のブランド力
②値頃で商品を提供している
③消費者の評判がいい
④一人当たりの消費量が、ほぼすべての国でほぼ毎年増加している
このような点から、コカ・コーラのようなすごい商品は、ほかにないと感じた。たとえ1000億ドル使っても、世界のソフトドリンク業界第一位の座を奪うことは不可能だと判断したのだ。それ以前はペプシコーラの愛飲者だったが、コカ・コーラのチェリー・コークを飲むようになった。強い企業とはどんな企業かという問いに対する答えはいくつkあるのだろうが、バフェットは、コカ・コーラのような強いブランド力を持った企業を強い企業と考えるようになっていく。

・ここで、バフェットの思考の変遷を見てみよう。
①有形資産ばかりを見ていた
②経営力やブランド力、競争力などの無形資産にも目を向ける
③すぐれた経営者がいるすぐれた企業で安価に買えるという条件を好むようになる
④経営者の過ちや環境の激変に耐える、復活力の強い企業こそが理想と考え始めた
新しいアイデアを生むよりも古い考えを捨てるほうが難しいというが、バフェットはさまざまな経験を通して古い考えを捨て、新たな思考のステージに進んでいることがわかる。チャーリー・マンガーがバフェットを「学習マシン」と呼んだ通りだ。バフェットの学習は本や資料を読むだけではなく、失敗体験を決して忘れることなく、そこから教訓を引き出すことでも行われていた大きく成功する秘訣でもあるだろう。

・バフェットは幼い頃から大変な読書家であり、図書館で手に入るものは片っ端から、それも3度、4度と繰り返し読んでいる。師ベン・グレアムの本についても、すべて暗記するほどに頭にたたき込んでいる。それだけに、投資で成功するためには、本を読むこと、手に入る資料をしっかりと読むことが必要だと説いているが、一方で、それだけでは解決できない問題があることもよく知っている。

・バフェットは高コスト体質を嫌う。バッファロー・イブニング・ニューズ社を買収した時、あまりに立派なオフィスや印刷工場を見て、チャーリー・マンガーと、新聞社に宮殿は必要ないと皮肉っている。また、経費削減も、常に息をしているように、常にやるべきことだと考えていた。そんなバフェットは、USエアーに関しては過去の高収益に心を奪われて、確実に起こるであろう変化を見落としたのだ。過去の業績を見るだけでは企業の価値を知ることはできない。未来に何が起きるのかを予測し、成長力や競争力を検討しない限り、真の価値はわからない。バフェットは、そんな教訓を得た。そして、経営者に必要な資質は、前例のない重大なリスクをも見抜き、回避できることだと考えるようになった。

・「投機家」は、株価の変動を予測して利益を得ようと、日々の株価の変動に目を凝らす。だが、「投資家」はそんなことはしない。最大の関心事は、適切な企業の証券を適切な価格で取得して長期間保有することにある。株価を利用するのは構わない。しかし、株価に踊らされてはならないのだ。日々の株価の動きに関心を示さないバフェットは、友人であるビル・ゲイツから、コンピューターを1台手に入れるといいとすすめられても、やんわりと断っている。それは、保有株の動きを5分単位で知る必要はないからである。経済・金融情報のすぐれた配信システムであるブルームバーグ端末についても同様だ。1990年代には多くの企業が採用し、バークシャー・ハザウェイにも3年間にわたって売り込みが行われた。だが、バフェットは市場を分単位で追うのは投資の手法ではないとして、頑として採用しなかった。

・有利だったのは、オマハは、ものをじっくりと考えられる環境にあったことだ。
①住み慣れた生まれ故郷であること
 変化をリスクと考えるバフェットには、故郷はこのうえなく落ち着ける場所だった。
②ウォール街から離れていること
 ウォール街にはたくさんの情報が集まってくる。熱狂の近くにいたいと願う人にはいいが、熱狂は往々にして人から冷静に思考する力を奪う。
③適度に都会であること
 オマハはネブラスカ州最大の都市であり、インフラは過不足なく整っている。

・バフェットは大変な読書家ではあるが、単に本を読むことだけが目的の人間ではない。
バフェットは投資家として成功するには何が必要かと聞かれると、「本を読むことです」と答え、それに、もう一つの答えを付け加えることを忘れない。それは、少額でもいいから投資をするということだ。本を読むことは必要だが、本を読むだけでは成功はできない。読書家バフェットは、
 ①自分から始める
 ②すぐに始める
 ③徹底してやり続ける
この3点を守ることで、大投資家への道を歩むこととなった。

・「あなたの最高の財産は何か」と聞かれ、「自分です」と答えられる人は少ない。「あなたにとって一番大事な顧客は」と聞かれ、「自分です」と答えるにはかなりの勇気が必要だ。しかし、バフェットとマンガーはこうした問いに「自分です」と堂々と答えたからこそ、必死に自分を磨くことができた。よい習慣を身につけるために努力し、手に入るあらゆるものを読み、自分の頭で考える訓練をした。それは豪邸に住むためでも、フェラーリに乗るためでもなく、自立した自分をつくり上げるためだった。大切なのはバフェットが言うように、どれだけの時間を自分のために使うことができるか、どれだけの努力を自分に傾けることができかだ。世の中に大切なものはいくつもあるが、最も大切にしなければならないのは間違いなく自分という存在だ。自分を大切にし、自分を磨き、日々自分を向上させる努力が欠かせない。

・バフェットは、自分が幸運だったと考えている。家では面白い話が交わされていた。両親は知的で、いい学校に行かせてくれた。お金で財産はもらってはいないが、生まれた場所と時期がすばらしかったと述懐している。特に、「使う金は入る金よりも少なく」という質素倹約の教えが身についたのは、計り知れない徳だった。今は失われた、古きよきアメリカ伝統の考え方である。たとえば、古きよきアメリカ人を代表するベンジャミン・フランクリンは、成功を確実なものにしたいのなら、勤勉プラス節倹の徳が必要だと説いている。勤勉に稼いでも、節倹して残すことを知らなければ、一文の金も残せないからだ。

・バークシャーの本社には10人足らずの社員しかいない。事務所も質素で、社員も少ないし、バフェットとマンガーも年間10万ドルの給与しか受け取っていない。マンガーによると、他の同様な会社の平均からすると、経費はわずか250分の1というから驚かされる。その質素倹約ぶりは徹底している。かつて通常価格の4分の1程度で売り出されているビルの購入を考えたこともあるというが、あまり豪華な事務所に移るのは従業員に悪い影響があると考えて踏みとどまったほどだ。本社が率先してこれほどの質素倹約を徹底すれば、バークシャー・ハザウェイ傘下の企業もそれにならうことになる。バフェットは贅沢が当然のウォール街文化とはまるで違うところに身を置くことで世界一の投資家となり、世界有数の優良企業をつくり上げた。

・ビジネスを行っている以上、損失を出すことはしかたがない。その金額が莫大なものであっても、悪意からのものでなければ、許すことができる。失ったお金は仕事をすることで取り返すことができる。しかし、名誉はおうはいかない。会社の信用とブランド力が傷つき、地に落ちてしまったら、それを取り戻すのはほとんど不可能だ。できたとしても長い年月と大変なコスト、労力が必要になる。こうした倫理観をバフェットは父から教わった。

・ビジネスで大切なのは、自分が好ましく思い、信頼し、尊敬できる人物と仕事をすることであり、それ以外の人間と組んでもあまり成功しない。それはビジネスの成功以上に、人生に影響する。人は誰と付き合うか、誰と組むかで人生が大きく変わってくるからだ。

・経験を通してバフェットは、自分よりもひどい人間と交われば、そのうちに人生を滑り落ちてゆくのだと学んだ。バフェットは、自分より小さい者を雇えば、会社も小さくなり、自分より大きい者を雇えば会社も大きくなると考えている。まして邪悪な人間、尊敬に値しない人間に会社を任せてうまくいくことなど絶対にあり得ない。バフェットがかかわりたいのは、自分が好ましいと思う人間、自分と同じ熱意を持つ人間、尊敬に値するすぐれた人間だけだ。そんな人とビジネスを行えば、絶対にうまくいく。これは、仕事を誰に任せるか、仕事で誰と組むかにおける大きな選択基準になった。

・バフェットは、いつ誰から何を学んだのだろうかバフェットは学んだ相手を「英雄」と呼んでいる。二大英雄は師ベン・グレアムと父ハワード・バフェットだ。父ハワードからは生き方を学んだ。外のスコアカードではなく、内なるスコアカードを持つこと。外部の声に惑わされることなく、みずからの生き方を貫く。こうした考え方はウォール街と一線を画す投資法にもはっきり表れている。また、「嘘をつかない」「正直に生きる」「恥ずべき行為をしない」といった人間として大切な生き方も学んだ。父ハワードは決して器用ではなかったが、その生き方は多くの人の尊敬を集めたのだ。

・バフェットはすぐれた企業を長く持ち続けるだけでなく、すぐれた経営者にそのまま経営を続けてもらうことでこそすぐれた成果があがると信じ、実際、その通りの結果を出している。バークシャー傘下の経営者に与えている任務は、4つだけだ。
 ①会社を100%所有しているつもりで
 ②過去・未来を問わず
 ③自分と家族にとって会社が唯一の資産であるかのように
 ④少なくとも100年間は売却も合併もできないという覚悟で
企業経営に当たってもらうことである。望むのはただの雇われ経営者ではなく、オーナーであるかのように全責任と強い熱意を持って経営に当たる経営者だ。そして、バフェットにはそんなオーナー経営者を引きつけてやまない魅力がある。


<目次>
法則1 世間を眺めて判断しない-「逆」が富を生み出す
 賢者は考える時に意見を求め、凡人は決める時に意見を求める
 事前の自制は事後の反省にまさる
 世間が「すべきだ」で動く時、成功者は「好きだ」で動いている
 雨上がりに泥を見るか虹を見るかが君を決める
 市場に問うな。自分に問え。
 強欲は百の手を持つが、一つの信頼もつかめない。
 ビジネスは二者択一。「一番手」か「その他」かだ。
 規律の下僕になれる人が、人生の主人になれる人。
法則2 成功したらそれ以外やらない-「限定」が富を生み出す
 富豪は「損もしながら儲ける」と考えない。損しない方法だけを考える。
 理解せよ。利益になる。
 すぐ手を出すと、すぐ手を引くことになる。
 意気込みは大いに。見込みは少な目に。
 綱渡りで落ちるのが怖いかい?綱渡りをしなければいいんだよ。
 バラも花が枯れれば、イバラと同じだと思わないか。
法則3 ストライクのほとんどを見送る-「待ち」が富を生み出す
 夢を見るには、悪夢を見ない力が必要だ。
 勝たないと「勝てば官軍」になれないが、どんな人も「待てば官軍」になれる。
 急いで決めるな。決めたら急げ。
 早く走り始める人は、早く走れる人に勝つ。
 欲望が倍になると、危険も倍になる。
法則4 バカでも経営できる会社を選ぶ-「スタート」が富を生み出す
 最初の選択は、成功の過半をなす。
 弱みで戦わないことが、強みで戦う一番の条件。
 配偶者は健康で選ぶ。会社は堅牢さで選ぶ。
 過去を見落とすと未来を読み誤る。
 運は君をゆっくり追ってくる。急ぐと運は君に追いつけない。
 リスクを負えないなら、利益も追わないことだ。
法則5 一攫千金を禁じる-「当たり前」が富を生み出す
 チャンスと絵は少し離れて見たほうがよく見える。
 成功は折り畳まれた努力である。
 一銭の金も実践なしでは得られない
 人生を切り開きたいなら、ナイフではなく斧を持つべきだ。
 あれこれやりたい人は、何もやれない人である。
 お金は投資に使え。時間は自分に使え。
法則6 敗者の少ない勝ち方をする-「分配」が富を生み出す
 お金を使い果たす人は、運をも使い果たす。
 分かち合うのは、勝ち方の一つなんだよ。
 凡人は自分の取り分を大きくする。賢者はパンそのものを大きくする。
 衝突を避けるには正直に言うことだ。
 富みたいなら倹約に留意し、富んだなら贅沢に注意する。
 評判は最大の紹介状。
 お金の儲け方で知恵がわかり、お金の使い方で人格がわかる。
 単に残すのではなく、残すべき人に残せ。
法則7 人にほれこむ基準を持つ-「相棒」が富を生み出す
 他人に信用されたいなら、言葉を善用することさ。
 一人の賢者を知ることは、新たな自分を知ることだ。
 人生を変えたいなら、友人を変えれば簡単。
 馬車を馬につなぐのもいいが、星につなぐのはもっといい。
 会うことは、決断を正しくする。
 疑うならば任せない。任せたならば疑わない。
 やったことよりも、やらなかったことで人生は決まる。
参考文献
ウォーレン・バフェット略年譜

面白かった本まとめ(2011年下半期)


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