サニテラの仲間達

退職を機に、自分は残りの人生で何をしたいのか心の声に耳をかたむけ山小屋生活を楽しみ、世界を歩く夢を実現したいと考えてます

第二の人生 靴の話

2022-10-31 07:30:00 | 日記
洋服の衣替えの後に、靴の入れ替えが我が家の行事の一つです。

元々私はなんでか靴に興味があります。多分、若い頃にお金が無くて洋服を新しく新調しても靴まで予算が回らず、いつも服と靴とが似合わない格好していたから、そのトラウマから靴へのこだわりがつのっていったのだろうと、自己判断しています。

なので、買った靴は大切に履いて、布靴等は少しくらい破けても履いてるし、革靴もソールが剥がれても専用の接着剤でくっ付けて履いています。でも、何層にもなったソールが次々と剥がれてきたら流石に諦めて捨てる様にしています。仕事で履いていた営業マン用の靴は、ある意味戦友だったので、靴底全体を張り替えたりしながら大切に履いていましたが、流石に少しでも石の角にぶつけたりして表面が破けたり擦れたりしたら、残念ながら捨てていました。

今回も、靴の入れ替えしながら昔の営業時代の靴を磨きました。2足の履いていたものと、1足の新品です。もうこの靴達を履くのは冠婚葬祭の時くらいかと思うと、少し寂しく思いました。去年は買って約30年程経つ冬用のリーガル製の靴を処分しました。今年は買って25年程経つMerrellの靴が底が何回も剥がれて修理していますが、多分今年の冬を越せても処分すると思います。布靴では白のTopSiderのデッキシューズがかなり破けているので、来シーズンを思い切り履いてあげて処分の予定です。少しずつ愛靴の数が少なくなるのは寂しいものです。今持っている靴の中で1番古いのは、多分35年程前に買ったリーガルの靴で、甲の部分がアザラシの子供の毛皮なんです。とても目立ちます。次は同じく30年超えのBajraの素足に履くオシャレ革靴です。ジローラモさんくらいのオシャレオヤジじゃないととても履けません。

何度も底を貼り付けて再生して頑張ってくれました。

踵の方が破れてて、来シーズンにトコトン履いてあげようと思ってます。

1番のお年寄りですが、作りがしっかりしててどこも悪い所はありません。

2番目のお爺ちゃん。
今はちょっと派手過ぎてなかなか履いてやる事が出来ません。

新しい新入りは、数年に1足の割合で気に入ったものが有れば買っていましたが、最近は2年前に1足仲間入りした靴があります。靴の工場がファミリーセールなどしていたら、喜んで見に行っていましたが、もう収入がなくなるとそう簡単には買えません。せめて私と同じ足のサイズの若者が親戚にでもいたら、コレクションして後にあげても良いけど、誰も同じサイズはいないので、趣味として増やす事も出来ません。


最近の新入りくん。履いてる時にチラリと赤が見えてオシャレです。

こんな私の靴に対する愛情を見て育った娘達も、若い子にしては流行を追わず高くても長く履ける靴を選ぶ様な気がしています。なので、私の年に一度の靴の入れ替え時には、家族全員の靴を手入れしています。
私には、その靴を買った時を思い出しながら手入れするくらいが丁度良いのかもしれませんね。