伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

外在神の秘密

2007-12-15 18:51:36 | Weblog

人間、一人一人が自分自身の心の中に、根源の神を宿して
いるにも関わらず、自分以外の外に神が存在するような、
教え、行為を推し進めて来たのが、今までの宗教や、他人に
パワーを貰わなければ、改善しないとするヒーリング行為
です。 外に神を求める限りは、依存、服従するしか有りま
せん。自分には無いと思い込んでいるのですから、無いモノ
は、外に求めるしか無いと成るのは、当然かも知れません。
そうなると、人間は全員が、根源の存在の”種火”を生まれ
ながらに保有しているのに、外にばかり 気 を向ける為に、
種火が、弱くなって行きます。 そして、全ての悪循環が、
始まります。
問題は、外に依存させる事により、内在神を弱められた為に
、自己の魂が外の存在に呪縛されて、生命と金銭をも搾取
されているのに、気が付けない事です。
外の神に帰依、依存させる信仰は、人間を戦争の名の下に
も簡単に死なせてしまいます。本当は、自分が神を預かって
いるのに、外に神が存在すると信じて、その外在神を守る為
なら、簡単に死ねる様に成ります。外在神は、人間の内在神
を殺す事を目的としています。
魂を産み育てようとする内在神。 魂を殺そうとする外在神。
これは、日本神話においても、ズバリと表現されています。

イザナミ神は、癌を患い死後の世界へ旅立ちました。
どうしても、愛しい妻を忘れられない夫のイザナギ神は、死後
の世界へとイザナミに会いに行きました。そこで、妻から姿を
見ないで欲しいと懇願されたにも拘らず、覗き見をしてしまい
、その朽ちた姿を見られたイザナミは激怒して、この世に逃げ
帰ろうとするイザナギを殺そうと追いかけました。
間一髪のところでイザナギは、死後の世界と現世の境界に在
る、黄泉の坂道を 大きな岩戸 で塞ぎ、イザナミの追撃を防
ぎました。 この岩戸は、後の”天の岩戸”の原型に成ります。
人間と、その内在神を隔て離している岩戸でもあります。
岩戸を隔てて、死後の世界側に居るイザナミは、言いました。

「いとしい夫よ、あなたがそのような事をなさるなら、あなた
の国の人々を一日に千人ずつ殺してやりましょう。」
イザナギノミコトは、
「いとしい妻よ、お前がそんな事をするなら、一日に千五百人
の子供を生ませよう。」 と。

人を殺そうとするイザナミは、外在神の元神です。
神々をも産み、人を育てようとするイザナギは、内在神の
元神です。天照太御神は、イザナギから産まれました。

地球の生物の進化においては、強い生命の存在が存続する
ことで、生物は進化して来ました。これは、ある意味において
冷徹なことでしょう。この法則により、絶えず強い固体が残っ
た為に、生物の絶滅を防いだのです。
同じ環境で生きながら、外に依存する人間と、しない人間とに
別れています。 これから、どちらが残るのでしょうかね?

さて、イザナミもイザナギも根源の存在から産まれました。
人間の進化選別の任務を、演じているかも知れません・・・。
ちなみに、イザナミの居る場所は・・・・
 ”月”です。

今日も 生かして頂いて ありがとう御座います

   
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コメント (61)
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