伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

外側への依存は危険

2007-12-27 18:24:01 | Weblog

私の大恩人である医師から、30年以上前に当時の医師会で
問題に成った出来事の話を、生前の恩人に聞かされていた
ので書きます。
ある歴史の長い仏教系の伝統宗派の最高位の人が病気に
罹り、大きな大学病院に入院していたそうです。
検査の結果、その病気は癌でした。 ただ、本人が高齢であ
るし、癌の種類としても進行が遅い部類のもので、決して急に
命にかかわるものでは無かったそうです。
当時は、まだ現在ほど癌の告知についての配慮検討が有り
ませんでした。 病気の本人は、数々の宗教的修行を達成
したとして、生き仏の様な立場の方で、数々の公的な栄誉も
受けられた方だったそうです。
担当医と責任教授は、御本人が要職のある立場で、今後の
本人の予定にも影響することを事前に配慮して、治療に専念
して頂く為に、癌の告知を直接本人におこないました。
医師側としては、悟りの境地の方だと思っていたので、素直
に受け入れられて、治療に前向きに成られると考えていまし
た。  ところが・・・・結果は違いました。
告知を受けた後、本人は大変なショックを受けて、まづ、食事
を受け付けなく成って行ったそうです。
そして、長年に亘り神仏に帰依して信仰し、沢山の人の癌を
消し去って来た自分が、何故癌に罹らなければ生けないのか
と、自分は何をして来たのかと、そればかりを独り言で繰り返
して、癌告知の3ヶ月後に、癌以外の原因で亡くなったそう
です。 最後の病名は、衰弱死、狂死、・・・自殺説など色々と
噂された様です。 この事が、当時の医学会に衝撃の出来事
として伝わり、患者と直接接している開業医の医師会等でも
告知の方法等が議論され始めたそうです。

これは、在神を強く信仰した人の悲劇です。
自分の心の中に神仏をない信仰をして、自分の外に神仏を
ようと極めた人間は、いよいよの時は、とても弱く、脆いの
です。
自分の心の外に神を見たり、感じたりしても、それは一瞬の
ことです。幻かも知れないし、騙そうとする存在かも知れ無い
と、自分自身が一番思っているものです。
そんな直ぐに消え去るものに頼っていては、自身の本心では
いよいよ、いざと言う時に本音が出るのです。不安だと・・・。
霊的ヒーラーに頼る人も同じです。
霊的ヒーラーに頼る間は、その人の内在神は萎縮するばかり
です。 受ければ受けるほど、どんどん悪い方向へ行く事に
成ります。
その理由は、霊的ヒーリングは、輸血と同じだからです。
輸血の際、自分に適合するか、どうかの判断を誤れば命取り
に成ります。中には、性病や肝炎に犯された血液もあります。
できれば輸血は、避けたいですよね。
でも、どんな穢れた輸血でも、自身が失血している時は、輸血
で血圧は取り合えず戻ります。 その後が、問題に成ります。
霊的ヒーリングも、初期だけ錯覚させられています。
あとあと、霊的な垢が、これからの時代は浮き出て来ます。
やはり人間は、自己の中に預かる内在神から頂いている
生命エネルギーを拠り所とするべきです。これが免疫力として
現れます。この内側から湧くエネルギーは、自分だけの掛け
替えの無い唯一のものです。
最近のヒーラーの中には、自分のヒーリングだけは特別で
各人を内から癒す力だと自称して、他のものは全て外への
依存だと、自己ブログでもっともらしい事を言い非難している
ヒーラーがいます。 これは、目糞鼻糞の同類です。 
ご本人自身が、既に垢だらけです。 御自分は、ちゃっかりと
依存を誘うパワー商品や、お金の振込だけさせる、
”振り込め○○”ならぬ、”振り込めヒーリング”を宣伝してい
ます。  もう、呆れて笑うばかりです。 
精神世界に経験の浅い、無垢な人だけは、注意して下さい。
もう、痛い思いをして学ぶ時代でも、時期でも有りません。

生かして頂いて ありがとう御座います

    
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コメント (64)
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