伊勢ー白山 道

集団では無く、社会の中で心身の健康を正しく個人で目指します

二度と無い体験

2008-12-01 19:16:21 | Weblog

最近、週末の夕食時に大きな道路を走っていますと、道沿い
の飲食店の駐車場が空いているのが目に付きます。
休んでいる店もチラホラ目に付き始めました。
某回転寿司の月に一度の88円均一の日は、以前なら道路
にまで駐車待ちの車が並んでいましたが、先日はガラガラな
状態を見掛けました。 やはり家計の為に外食から節約が
始まっているようです。
アメリカで始まった思慮の無い投資の破裂が、世界を巻き込
んでいます。 日本でも御金が無くて、全く投資に無縁な人々
が、仕事や食生活にまで影響を受け始めています。
先日もアメリカの大銀行を助ける為に、日本の都銀が一律に
暗黙ノルマでも有るのか、半強制的に一銀行当たり何千億
円ものアメリカ銀行債を購入していました。
もし、アメリカの銀行が破綻すれば、日本の都銀へは深刻な
影響を及ぼします。 その結果、都銀のする事は、末端の
中小零細会社からの貸付金の回収です。 既に始まっている
そうですが、ますます温情の無い回収が始まるかも知れ
ません。 そうなると店舗などを減らさざるを得ない状況が現れ
て来るのでしょう。
来年、再来年は表面化して来る問題が色々有りそうです。
誰も現物を見たことが無い、数字だけが表示された大金で、
神を預かる人間の心が虐げられる事ほど悲しい事は有りま
せん。
死ねば一円たりともあの世へ持参出来ない物の為に、心を
売り渡しては駄目です。 
 
人間とは、幸福感のレベルが絶えず変わるものです。
以前は、これが叶えば幸福だと思っていた事が、今では同じ
事でも不服に変わる
のです。 人間は、求める幸福のレベル
が段々と高く成るものです。 
これは本当の意味での向上心では有りません。
たとえ環境が変化したところで心が安心しないからです。
逆に心が貧しく成るものです。 真の向上心とは、心が大きく
優しく成れる事です。

海を渡れば、死ぬ前にお腹一杯ご飯を食べたいと願う人が
存在します。こちら側では、恋愛問題で生死を掛ける人も居
ます。 同じ人間でありながら、それぞれには真剣な幸福感
の追求です。
ようは、この現実界では、お金や物、他人への依存に幸福感
を求めても切が無いのです。 麻薬と同じです。
段々と幸福クスリを増やして行くしか満足感が得られないの
です。 これは恐ろしい事です。 
麻薬患者の末路と、心の外の物への追求者の末路は、同じ
かも知れません。 良心(内在神)を亡くします。

幸福クスリを減らしながらでも幸福感が得られれば、何時か
はクスリが不要に成ります。
ではクスリを減らすには、どうすれば良いのでしょうか?
今の現状の良い点、有り難い事に気が付ければ、クスリは
減らせます。 そして逆に、その有り難さ故に、今の現状を
生かし切ろうとする真の向上心が生まれます。 
有り難くて勿体無いからと成るのです。
勿体無い事をしていませんか?

私達は、いずれこの世を去ります。
必ず今与えられた肉体と環境からオサラバする時は来ます。
どんなに今が辛くても、終わりが来ます。
どんなに今が幸福でも、離れる時が来ます。
今からの残りの人生ぐらい、苦しくても味わって生きて遣り
ましょう。 未来永劫、二度と無い体験ですから。
慌てる事無く、どっしりと。

生かして頂いて ありがとう御座位ます

人類の 5% 運動を広めたいです。
  
 
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コメント (233)
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