三菱ジープ互助会

全国の三菱ジーパーとの連携の輪を拡大しよう。
≪設立の趣旨≫
①修理情報の共有
②J3等車両研究
③部品調達他

ブレーキブースターとバキュームポンプが気になり始めました。悪い癖です。

2020-03-27 21:49:10 | 日記
私は、未だディーゼル三菱ジープのパーツカタログは1冊しか所有していませんが、今更ながら79型でJ50系(J58,J56,J54)に標準装着された6インチブレーキブースターとJ54の6インチブレーキブースター+バキュームポンプの組み合わせが気になります。理由は簡単です。まともに三菱ジープの4DR5系ディーゼルエンジン車両に乗った経験がないからです。J57改の前に所有していた車両は、パジェロで4M40ディーゼルエンジン搭載の2800cc V26WGと4D55ディーゼルターボエンジン搭載の2300cc L043GW。それぞれ10年間程度使用しましたが、ブレーキングには全く違和感を感じたことがありませんでした。そう、ガソリン車とディーゼル車では、真空倍力装置であるブレーキブースターへの負圧の入力に大きな差異があります。私の所有するJ57改や現代的な車両はガソリン車で、シリンダー内に導入する空気量を調整するスロットルバルブが装着されており、負圧を容易かつ十分にブレーキブースターに供給することができます。このようにガソリン車の吸気負圧に対して、ディーゼル車の機械式負圧ポンプ(バキュームポンプ)による負圧の供給スピードは、エンジンの回転数に依存することから、特にアイドリング状態のようにエンジン回転数が低い場合は、ガソリン車と比べ定常負圧に達するまでにやや時間を要します。このためブレーキペダルが踏み込める深さもこの時間に比例して順々に深くなります。しかしながら、三菱自動車のパジェロディーゼル車の場合は、私はそのような違和感はあまり感じたことがありませんでした。もしかしたら、フットブレーキは多用せず、エンジンブレーキを主に運転していたからかも知れません。今回は、このブレーキブースターについて深堀をしていてまたまた目からウロコが落ちましたので、順番にご説明致します。

  
 この図はディーゼル車のものです。バキュームポンプからのパイプがブレーキブースターに刺さっています。

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