詩人の血

今日も作詩、明日もまた、本格詩人のブログ。

自由律短歌ニ首

2017-07-11 13:22:00 | Weblog
編隊飛行を続けていたメッサーシュミット一機が
バミューダトライアングルでその隊列を離れ消えていった


自らの機を海底深く葬り去る準備している
歴史や人々の想いの中にその痕跡残さぬように…
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万葉集について

2017-07-11 10:25:09 | Weblog
古橋信孝著『万葉集を読みなおす』より

うたはこのようにかならずある対象(特定で
なくともよい)に向けてうたわれるものだった。
そしてそのうたによって人々はある特殊な
世界に転移できた。これは、うたの〈共同性〉と
呼ぶことができる。
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四行詩NO.2

2017-07-11 10:19:01 | Weblog
四行詩

NO.2
高原に遠い夏が
来る
木々は透明な記憶で
緑に溢れ返る
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夏NO.4

2017-07-11 10:09:26 | Weblog
夏 NO.4

僕に
夏の
息吹が
呼びかけ

高原の
風が
君を
呼ぶ

高鳴る
胸元が
夏草に
飾られて

君と僕と
微笑みが
風に
溶け入る
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