晴れのち平安

源氏物語を中心に平安な日々♪
※写真の無断転載禁止!!

宇治式部郷「むらさき乃君」

2008年10月07日 | 日記
先日、源氏物語ゆかりあられ専門店宇治式部郷(しきぶのさと)のお菓子をいただきました。

私は式部郷さんのあられやおせんべいが大好きです。




「むらさき乃君」と「源氏歌あわせ」を頂戴しました。





むらさき芋おせんべい「むらさき乃君」です。





パッケージの裏側には『源氏物語』第5帖<若紫>で光源氏が詠んだ和歌が印字されています。


++++++++++

 手に摘みていつしかも見む紫の
  根に通ひける野辺の若草


   手に摘んで早く見たいものだ
   紫草の根につらなっている野辺の若草を(若紫)


++++++++++


 なぎメモ

・紫=“光源氏”が恋い慕う“藤壺の宮”を象徴。藤の花は紫色。また、紫は高貴な色でもあります。
   染色に手間がかかるので貴重となりました。

・紫草(ムラサキ)=紫色の染料となる植物名でこの植物の根が染料として使用されます。
紫草の根につらなっている野辺の若草=“藤壺の宮”と血縁関係がある“紫の君”(のちの“紫の上”)のこと。






パッケージから おせんべいを取り出してみました。
1袋に紫芋せんべいが2枚入っています。

色鮮やかな紫色が綺麗です。

お芋独特の甘みと黒ゴマの風味がきいていて、とても美味しいです。
いくらでも食べられます。




web拍手を送る


HP『花橘亭~なぎの旅行記~』に戻る> <コメントをくださる方は掲示板へ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする