作者:吉岡幸雄
出版:紫紅社
発売:2008年11月1日
価格:3,465円
≪目次≫
紫の物語のはじまり「藤と桐の襲」(桐壺)
雨夜の品定めの「二藍の直衣」(帚木)
若紫とのお出会い「山吹の襲」(若紫)
赤鼻の末摘花の「紅花」(末摘花)
あでやかな花宴の光源氏「桜の直衣」(花宴)
葵の上の逝去。悲しみの「鈍色」(葵)
藤壺宮出家の「薄鈍と梔子の袖口」(賢木)
おだやかな花散里の「卯の花の襲」(花散里)
隠棲の日々。光源氏の「ゆるし色」(明石)
王朝の「官位の色」(澪標)
ほか
現在、京都 宇治市植物公園で吉岡幸雄さん監修による特別企画展「源氏物語の色と植物」が開催されています。~11月3日(月・祝)まで
展示規模は小さいものの見ごたえありました。
企画展のレジュメはクリアファイルに入っており、ファイルごと受付でいただけるというありがたさ♪
染色の世界も面白そうですね。
植物公園では書店での発売に先がけて、吉岡幸雄さんの新刊「源氏物語の色辞典」が販売されており、購入いたしました。
「源氏物語」54帖のストーリーに沿って登場する様々な色について、色を再現されたものの写真や解説がされていて、大変興味深いです。
染色の気の遠くなりそうな作業を経て、持ち主が身につける装束の何て贅沢なことでしょう。
装束の写真が掲載されているわけではないので、装束のことをご存知でない方にはとっつきにくいかもしれませんが。
この秋、オススメの一冊です。
吉岡幸雄さんの著書「源氏物語の色辞典」の発売を記念して、日本橋高島屋において12月11日(木)から16日(火)まで『千年紀記念――源氏物語の色 吉岡幸雄の仕事』が開催されるそうです。
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