青空Green倶楽部

時々意の趣くままに・・ミヤンマ―・国際・政治・経済・温暖化or寒冷化・限界集落etc

スモンビーとマニアル人(雑観)

2019-04-12 09:39:43 | コラム


ご無沙汰しています。限界集落も桜や花桃、水仙が咲き乱れる春が訪れ、新元号の「令和」も発表され新時代を目前に躍動感も感じています。桜満開の時期に新入学、新社会人として大志を持ってスタートされた方も多いでしょう。頑張って下さい。

 4月には米ベライソン社が5G(第5世代移動通信システム)の世界初の商用化宣言、韓国の通信大手3社も世界初の5G商用化宣言をしています。国内では世界の潮流に追随するかのようにキャシュレス化,AI化など推進され社会生活の変革も個々人に押し迫っています。

  限界集落と日本の産業中核都市、名古屋で3ヶ月あまり往来しながら生活してみて感じた事は何か人々に余裕や真の笑顔の会話、生活の安心感が感じられない。軍事政権時代のミヤンマ―人のような3^4世代同居、銭や物は足りてなくても仏教観に基ずく精神的な余裕や笑顔のことです。子供送迎の自転車の母親や車の生活者も時間に常に追われている。

 地下鉄や喫茶店でも世界的潮流のスモンビー(Smonbie),スマホ・ゾンビの多いこと。10人中6人位が狭いスマホ画面に夢中です。他の事に無関心で、無表情で孤独観が漂いゲームやSNSに夢中でゾンビのように見える人の事です。注意力が散漫になり個人主義がまん延し少子化や人口減少に拍車をかけている感じがします。

 4~5人の外食産業や工場労働者の若者と話しをしてみると分厚いマニアル指示書に従って分刻みで多量で正確な指示書通りの仕事、行動、成果を要求され給与は時給だそうです。AIとの分野・領域争いもあり社会全体や周辺他者のことが疲れて見えなくなるそうです。企業も働く人が楽しく生きる喜びになる働き方を模索しないと。格差社会の定着化も感じます。

 日本のTVメディアは公共放送・民放も似たような芸能人のガヤガヤひな壇番組やスポーツ番組などが多く劣化を感じます。5G時代になっても技術はともかく社会に影響力のあるTVメディアの報道・ソフトが重要です。社会の隅々の深層に迫り提言できる真の影響力のあるTVメディアの出現を願望しています。


 写真はミヤンマ―・モンユアの財運仏か学問仏だったかな…

 

 

 

コメント
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