青空Green倶楽部

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健康と長寿(マクロビオス)

2021-04-03 04:54:44 | コラム


 マクロビオスはギリシャ語で「偉大な生命、健康な長寿」の意味です。現代人は過食・飽食・偏食・軽食的な傾向にあり動物性食物を多く摂取しています。そのため癌や心臓病・糖尿病・感染症、アトピーやアレルギー疾患が急増しています。凶悪犯罪や自殺、ひきこもり、キレる子供なども急増しています。多くは食習慣の変化によるものと指摘されています。

 生命や健康に関わる日々の食の問題は人生の最大の関心ごとです。スーパーやコンビニの加工食品や飲料・菓子などの食品添加物・野菜、果物、穀物の残留農薬・輸入食品の飼料や穀物の遺伝子組み換え食品・多収穫効率農産品など多くの識者が書籍や論文で発表されていますが日々の自給完全オーガニック農業の生活の中で感じたことを精査してみます。

 ⁂加工食品添加物 ;日本人の摂取量について厚労省は1日当たり2.8g年間1.2㎏としていますがある学者は一人当たり1日36.5g、年間13.5㎏で生涯平均で実に1トンの摂取していると指摘しています。問題の亜硝酸ナトリウム・サッカリン・赤色3号・タール色素・ソルビン酸などから455品目の良悪の添加物がおにぎり・カップ麺・ハムソーセージ・清涼飲料・菓子・洋和菓子・アイスクリーム・ケッチャプ・煉製品・などにほぼ全ての食品に使用されています。

 ⁂残留農薬 :FAQ(国連食糧農業機関)によると農地1ヘクタール当たりの農薬使用量で日本は11.4㎏で中国の13㎏に次いで世界のトップクラスの農薬大国です。農業大国のアメリカは日本の5分の1、デンマークは10分の1、スエーデンは20分の1です。EU基準では硝酸態窒素は3000㏙と決められています。それ以外は汚染野菜で販売できない。日本のスーパーで販売されていた米は12000㏙、チンゲン菜は16000㏙あったそうです。日本は温暖多雨で農薬や化学肥料を多量に使用しないと多収穫できない。国産だから大丈夫は疑わしい。

:⁂遺伝子組み換え食品  ;米国環境医学会(AAEM)は大豆、トウモロコシ、なたね、ジャガイモ、綿、テンサイ、アルファルファ、パパイヤなどの遺伝子組み換え作物は毒性学的アレルギーや免疫機能、妊娠出産の生理遺伝子と健康の深刻な脅威の原因になると多くの動物実験で結論ずけできたと発表した。除草剤耐性の遺伝子組み換え作物は何らかの人体に悪影響が考えられる。

 毎日の食卓食品が空恐ろしい状況にある。多くの国で販売使用禁止の除草剤や化学肥料や農薬が日本では使用されています。いずれにしても医学薬学の先進国で長寿国(健康長寿国かは不明)ですが2020年6月の入院患者数113万人、外来患者数120万人、ひきこもり115万人、自殺者数2万1千人、刑務所収容者数4万8千人(2019年)の国です。食は命と健康、幸せの源泉です。細心の注意を払い健康生活を送りたいものです。

 写真はミヤンマ―のテイクアウト食品ショップとビルマ族の当ブログモデル
   


 
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