青空Green倶楽部

時々意の趣くままに・・ミヤンマ―・国際・政治・経済・温暖化or寒冷化・限界集落etc

ELEPHANT CAMP

2022-07-05 10:11:55 |  ドキュメント


 ミヤンマ―の穀倉地帯のパセインからベンガル湾に向かう山間の谷、小川沿いにあるエレファント ビレッジのエレファント キャンプです。3-5家族が住み小象から大人の象まで12-13頭のアジア象と共生生活をしています。性格は温和な小型のビルマ象で鎖で繋がれる事なく人間の子供や大人も一緒に自由奔放に生活しています。谷川で水浴びをし周辺の散歩道で食事をし穏やかに生活しています。

 象はアフリカ象、アジア象、マルミミ象の2属3種が地球上に生息、現生し最大の陸王哺乳類です。象は臭覚、聴覚が優れ視力は二色型色覚で夜の薄明かりでも視力は維持されています。アフリカ象は体長、体高、体重がアジア象より大きく耳がアフリカ象が三角形で大きくアジア象は耳が小さく四角形です。気性は個体差があり一般的にはアフリカ象が荒いがアフリカ象もアジア象と同様に飼いならせば人間に従順になるそうです。

 歴史的には戦場で敵戦列の破壊や突破や踏み倒す戦象や密林で鎖に繋がれ過重労働の象やタイなど観光用に躾けられた象や動物園の柵の中で飼育されている象などいますが違いました。象と人間の子供が一体になり隊列で食事に行く姿や象と戯れ遊ぶ姿は人畜一体でほほえましく感じました。農耕の補助作業や運搬の仕事やロシア人の観光案内等々していました。

 IUCN(国際自然保護連合)では象の絶滅の危機を訴えています。アフリカ象の危急種が41500頭、アジア象の約52000頭だそうです。象の生存を脅かしている原因は1,象牙を狙った密漁と違法取引 2、森やサバンナの象の生息環境の消失です。ミヤンマ―のエレファント ビレッジの人間と象との大自然の中での一体生活は野生でもない家畜でもない動物愛護の原点かなと・。
コメント
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