こばとの独り言

ひたすらに趣味を語るブログ。
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「約束の夏、まほろばの夢」 あらすじ・感想その2 東渚沙編

2018年05月31日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

2人目は東渚沙でした(*'∇')

東渚沙 キャラクター紹介
涼太の幼馴染の1人。涼太と一緒に蒼森家にお世話になっており、彼女も母親と2人だけの母子家庭である。今でこそ幼馴染の蒼森歩の世話になって慣れてしまったが、以前は忙しい母親に代わって家事をしていた。特にスイーツは歩にも認められており、彼女のスイーツだけは蒼森家で作ることを許可されている。ただし、気が向いたときにしか作らない。
明るく元気な性格だが、打たれ弱く突発的なトラブルに弱い。そして、活発なように見えて生粋のインドア派。ラノベを読むのが趣味で、放課後はいつも図書室でラノベを読み漁っている。それでも、涼太が外に出るときは文句もいいながらも付いてくることが多く、他の幼馴染と比べて涼太への好意を表に出しているようだが、涼太にはまったく気付かれていない。尚、ラノベを読むようになったキッカケを作ったのは涼太である。
能力は“ひみつでんわ”。所謂テレパシーである。渚沙の任意のタイミングで他人の心に話しかけることが出来る。ただし、対象は絞れるものの、相手の声を着信拒否には出来ないし、自分から一方通行に送りつけることも出来ず、常に双方の声が聞こえてしまう。又、正確な効果範囲は不明だが、渚沙と距離を置けば、能力も効かなくなる。

東渚沙編 あらすじ
りんかとの記憶が少し戻った涼太たち。渚沙はその中でも、涼太とりんかの2人が両想いだったことを思い出していました。そして、自分がその頃から涼太のことを好きだと自覚し、2人の気持ちに気付いていながらも知らないふりをして邪魔をしていたことも。そして、りんかが蒼森家に居候することになり、涼太とりんかは昔の恋心を思い出したわけでもないのに仲が良く、渚沙はいつ2人が恋心を思い出してもおかしくないと感じていました。涼太の事が好き・・・はっきりそう自分で口にしたことがなかった渚沙ですが、一度“好き”という言葉を口にしてしまうと、自分の感情が抑えられなくなり、涼太との関係を変えたいと思い始めます。
とはいえ、涼太が初恋で誰かと付き合ったこともない渚沙は、何をどうしたら良いか分からず悩んでいました。そんな渚沙の様子に気付いたのか、歩は渚沙にアドバイスします。涼太は渚沙のことを兄妹のように思っていて異性の対象から外している、けど、それは一緒に暮らしている以上、そうしないと持たないからで、女の子らしさをアピールして渚沙から涼太にアプローチすれば、異性として見てくれるようになるとアドバイスされ、渚沙は得意のスイーツで勝負に出ることにします。
翌日、歩から涼太が以前渚沙のチーズケーキを褒めていたという情報を貰っていた渚沙は、皆にチーズケーキを作ってあげます。そして、涼太には皆に振舞った分とは別に涼太用のを用意してあると“ひみつでんわ”で教えてあげます。チーズケーキを食べた後、りんかが皆で秘密基地に行こうと誘いますが、涼太は生徒会の仕事があると断り、渚沙も涼太の仕事を手伝う約束をしてあると言い断りました。涼太はそんな約束していませんでしたが、涼太用のチーズケーキをあげる約束はしてあったため、2人は学園に向かいます。生徒会室でチーズケーキを貰った涼太は大喜びしますが、渚沙からこれから月一で作ってあげるといわれ、更に喜びます。そして、チーズケーキを食べた後、涼太は生徒会の仕事をしますが、傍にいる渚沙のことが気になってしまい、あまり仕事に集中できませんでした。
その後も渚沙から2人きりで川遊びしようと誘われ、2人で川まで行きますが、渚沙はそこで大事な話をしようと思ったところ、川の石に滑って転んで失敗。帰った後、幼馴染たちに2人きりで遊びに行ったことを追及されますが、渚沙が正直に“大事な話があったから”と言うと、その場は収まります。翌日の放課後、渚沙は再び大事な話があると言って涼太を図書室に誘い、図書室にやってきた涼太に“ひみつでんわ”を使って、ずっとリョータのことが好きだったと告白します。しかし、涼太の方は最近になって渚沙のことを意識し始めたとはいえ、今まで幼馴染は恋愛対象外にしていたため、返答に困ります。しかし、渚沙のことは嫌いではないため、渚沙からお試しで付き合ってみない?と言われ、涼太はそれも良いかもと思い、ひとまず渚沙と付き合ってみることにしたのでした。
それから2人は皆に内緒で付き合い始めますが、図書室で一緒にいるところをりんかに見られてしまい、2人の関係が知られてしまいます。2人が付き合っていることを知ったりんかは動揺を隠しきれず、2人のことを祝福しつつもその笑顔はどこかぎこちないものでした。そして、りんかが逃げるように図書室から出て行くと、渚沙も涼太からの話を聞いても、どこか上の空でした。渚沙とりんかの間の空気が微妙になった理由がよく分からなかった涼太は、渚沙のことを考えていましたが、もしかしたら渚沙は自分との付き合いをまだ“お試し”だと思っているのではと考えます。涼太は既に渚沙のことが好きだと自覚していたため、それなら渚沙にそのことを伝えるべきだと決意します。しかし、渚沙の気持ちを知っていても告白する勇気がなかなか出ない涼太は、ちゃんと面と向かって告白してきた渚沙のことを凄いと思ったのでした。
一方、渚沙はりんかが昔の記憶を思い出し、涼太のことが好きになっているのかもしれない、もしもりんかが涼太に告白して、りんかへの恋心を思い出したらどうなるか分からないと不安に思い、デレを開放します。そして、涼太を図書室に誘い、そこで涼太に迫って初体験を済ませます。その帰りの途中、2人はりんかと鉢合わせしますが、りんかから渚沙のことをどう思っているか聞かれた涼太は、好きだと答えます。すると、りんかは少し寂しそうな顔をしながら2人のことを祝福して去って行きます。そんなりんかを見て、涼太は昔のことを少し思い出したものの、今の自分は渚沙を世界で一番大切にすると決めたのだから、忘れてしまった過去に何かあったなんて関係ないと思うのでした。
翌日、涼太はきちんと渚沙に告白しようとしますが、渚沙の方が用が出来てしまい、お流れになってしまいます。その後、渚沙とりんかが2人で話しているのを目撃し、一緒に出掛けたため、涼太はこっそり付いていきました。2人がやってきたのは神社で、そこでりんかは自分が昔涼太のことが好きだったことを思い出したと話します。そして、過去の自分の気持ちに決着を付けるという意味で涼太に告白することを伝えますが、渚沙はそれを許しませんでした。昔りんかのことが好きだった涼太が、りんかに告白されたら、涼太を取られてしまう。そう渚沙は思い込んでいたようでした。りんかは渚沙から涼太を取るつもりはなかったものの、渚沙は頑なに告白しないでほしいと拒否し、走って逃げてしまいます。その様子を見ていた涼太は、りんかが自分を好きだったこと、渚沙がそのことを知っていたことに驚いていると、急に頭痛に襲われ、昔のりんかとの記憶を思い出します。
りんかが好きだった昔の自分と、渚沙が好きな今の自分。その両方が自分の中でせめぎ合っていましたが、あまり器用ではない涼太は、過去の自分の気持ちを捨て去り、今の自分の気持ちだけを考えることにしました。しかし、翌日にちゃんと渚沙のことが好きだと告白をし、りんかへの気持ちも過去のものだと伝えたものの、その意味まで伝わってなかったらしく、まだ涼太の告白を信じ切れていないのか、渚沙はまだりんかに対して警戒していました。りんかも誤解を解こうと歩み寄ろうとしていたものの、渚沙が聞く耳を持たなかったため、どうすればいいのかと困っていました。そこでりんかは涼太の部屋を訪ね、涼太に相談を持ちかけますが、涼太がこの前の神社の件の一部始終を見ていたことを知り、驚きます。しかし、それなら好都合と涼太に渚沙の前でわたしのことをこっ酷く振ってほしいと頼みます。涼太は頭の中にノイズを感じながら、どんな理由があっても思ってもいないことを言うことは出来ないと言いますが、りんかはそれなら今の状況をどうするのかと聞かれ返すことが出来ませんでした。その後、少し話が横道に逸れ人で雑談していると、渚沙が部屋に飛び込んでいます。
渚沙はずっと“ひみつでんわ”で涼太に話しかけていましたが、涼太はりんかとの話に夢中で応答していませんでした。2人は必死に渚沙の誤解を解こうとしますが、渚沙は涼太もりんかも信じたいけどこんなところを見られたらどうすればいいか分からないと言って家を飛び出し、2人は渚沙を追いかけます。渚沙は学園の道場にいました。涼太は先ほどりんかとした話を渚沙に伝えます。りんかから“こっ酷く振ってほしい”と頼まれたと。すると、渚沙はそれを“あたしに内緒でりんかが告白した”とさらに誤解してこじらせ、涼太は自分が致命的な間違いを犯したことに言ってから気付きます。涼太は昔のことを思い出したけど、それでも渚沙のことが好きだと言いますが、渚沙はそんなことはない、まだ忘れていると否定します。何故なら、渚沙も昔のことを思い出して胸が苦しくなって、りんかに嫉妬して苦しい、記憶と気持ちはセットであり、それを切り離すことは出来ないと感じていたから。現に、昔りんかに憧れていた渚沙は、りんかに嫉妬すると同時に昔のりんかを思い出すたびに彼女のことを好きになっていたのです。渚沙も涼太も思い出とそれを思い出したときの感覚を共有している以上、涼太の上辺だけの言葉など渚沙には通じないも同然でした。
涼太はそれでも渚沙のことが好きだと言いますが、渚沙はそんなの今だけでどんどん昔のことを思い出したらきっとりんかのことが好きになると言って信じてもらえず、渚沙は一人にしてほしいと言って道場を飛び出します。涼太は自分の無力さを感じながらも、渚沙を追いかけますが、図書室から言い争う声が聞こえたためそこへ言ってみると、渚沙とりんかが口論していました。りんかは自分が振られたこと、涼太に選ばれたのは渚沙であることを伝えますが、渚沙はそれでも将来への不安を口にします。渚沙のその不安は自分に自信がないからで、涼太が自分のどこを好きになったのか分からなかったからでした。りんかは、ダダをこね続ける渚沙に我慢の限界がきたのか、今度は説得ではなく、挑発する方向へシフトします。それからというもの、2人は腹の探り合いは無くなったものの、その代わりに全面戦争が始まってしまいました。ただ、これはりんかが自分の身体を張って一時的に渚沙の気持ちを逸らしているからで、こんな誤魔化しは長く続かないことは涼太も理解していました。とはいえ、どうすればいいかいい案も思い浮かびませんでしたが、そんなとき、りんかから、そろそろ夏休みも終わって帰るから、3人で思い出作りがしたいと提案してきます。
翌日、渚沙も誘って3人で出かけようと言いますが、渚沙の態度は頑なでそれを拒否。りんかが困っていると、涼太も少し渚沙を甘やかしすぎたと言い、これから毅然とした態度を取ることに決め、りんかと2人で出かけます。そして、街をあちこち回って学園に着いた頃、りんかは家に帰るのを寂しがりますが、涼太からもう自分たちは子どもじゃない会おうと思えば会えると励まされると、りんかも元気を取り戻します。そこへ後を付けてきた渚沙が姿を見せますが、りんかがもうすぐ帰ることを知ると態度を軟化させ、りんかとの思い出作りに一緒に街を回ることにしました。そして、3人で思い出話をしながら町を歩いていると、ふと七夕のときに皆で短冊に願い事を書いたことを思い出し、そのときのことを涼太も思い出します。その時の涼太は“りんかと結婚できますように”と書いていましたが、その時のことを思い出しても胸は痛くならず、むしろ穏かな気持ちになっていました。そして、涼太は気付きます。昔の気持ちは忘れなくていい、こうやって思い出に昇華していくものなのだと。一方、渚沙も当時のことを思い出していて、涼太がこっそり短冊にりんかへの想いを書いていたのを見ていたことを思い出し、今の涼太とりんかが彦星と織姫で、自分がサブキャラのように感じられましたが、それでも涼太への気持ちは本物であり、この気持ちだけはりんかには負けてないと思い、その自信を持って、ちゃんと涼太やりんかと向き合うことにします。
渚沙はりんかにも涼太への気持ちを確認し、りんかも涼太のことが好きだと答えます。渚沙も涼太のことが好きであることを告げ、今度は涼太に聞きます。あたしたちは正直な気持ちを話したから、今度はリョータの正直な気持ちを知りたいと。けど、涼太の気持ちは既に決まっていても、強引に涼太に迫って恋人関係になった渚沙自身が自分を許せなくて、一旦白紙に戻そうと言います。そして、りんかが帰る前に、涼太が考えた答えを聞く・・・そういう話になりました。涼太は数日の間、真剣に考えていましたが、やはり何度考えても答えは同じでした。今まで自分から一方的に信じてもらおうとしていましたが、それではダメで、渚沙が望む形で告白しなくてはダメだと思い、約束の時まで待つことにしました、そして、約束の日の当日、3人は学園の図書室で話をすることになりますが、渚沙だけ約束の時間になっても来ませんでした。つまり、逃げ出したのです。2人は自分から言い出したことなのに逃げ出した渚沙に対して怒り、渚沙を捜しに行きますが、渚沙は引きこもりであることを涼太は思い出し、家に帰ると、案の定、渚沙は部屋に引きこもっていました。渚沙は頑なに部屋から出ようとしなかったため、りんかが挑発して、あとは渚沙が出てくるのを待つことにしました。涼太は、恐らく“ひみつでんわ”を使ってくるだろうから、自分1人でいたほうがいいだろうと思い、部屋で待っていると、予想通り渚沙から“ひみつでんわ”で話しかけてきます。
涼太は近くで話がしたいと言い、渚沙の部屋へ移動し、そこで渚沙と“ひみつでんわ”で話をします。渚沙は話をする前に涼太に“こころえのぐ”で話す勇気がほしいとお願いし、以前から能力に頼るのは良くないと思っていた涼太は“こころえのぐ”を使った振りをして渚沙を騙します。そして、人の話を聞こうとせず周囲を振り回すだけの渚沙のことを“大バカ”だと叱りつつ、渚沙が自分に告白してきた勇気をすごいと褒めます。そして、自分は一度たりとも渚沙の気持ちを疑ったりはしなかった、それは渚沙が自分を信じさせてくれたからで、自分にはそれが出来なかったと話します。渚沙は“こころえのぐ”に勇気をもらったと返しますが、涼太はそれについても、“こころえのぐ”はその人にないものを勝手に作り出すことは出来ない、だから、その勇気は最初から渚沙の中にあったものだと教えます。渚沙は今もそうでしたが、今まで逃げてばかりの人生でした。今も“こころえのぐ”で勇気をもらって話をしていると。そのことを渚沙が口にしたため、涼太はここでネタバレします。実は“こころえのぐ”は使っていないと。今渚沙が話してくれたことは全部、渚沙が自分の力で言った言葉なんだと。そして、その勇気は元々渚沙の中にあって、渚沙が本気で信じれば、いつでも発揮できるもの。“ひみつでんわ”も“こころえのぐ”もそう。それを俺達は“魔法”と呼んだ。小さい頃はその魔法でたた戯れているだけで良かった。けど、俺はこの夏に恋を知った。好きな人が大切にしたいと思う人が出来た。魔法はいつか解ける。だからいつまでも子どものままではいられない。でも、それは悲しいことではない。俺たちには言葉があって、分かり合いたい人がいる。俺ももっと勇気を出すから、渚沙に届くように一生懸命になるから、テレパシーでも超能力でも魔法でもない、自分だけの力で、もっと渚沙と分かり合いたい。お前が自分を信じられないというのなら、俺がお前を信じる。お前は凄いやつだ。そんなお前に好きだと言ってもらえて俺は嬉しかった。この嬉しさや幸福をお前にも返したい。そう伝え、最後に“好きだ”と告白します。すると、渚沙は閉じこもっていたクローゼットから飛び出し、今まで涼太のことを信じていなかったことを謝り、誰にも渡さない、リョータはあたしのモノだと言って抱き付きます。こうして、2人は正式に恋人同士となったのでした。
その後、ケジメをつけるべく、りんかのもとへ向かった2人。りんかは問題が解決したことを喜び、2人のことを祝福。そして、渚沙に許可を貰ってから、涼太に向かって「好きです」と告白します。そして、涼太もりんかの気持ちに応え、彼女の二回分の初恋を終わらせてあげます。そして、涼太にふられたりんかは、近くでみていた渚沙にふられたことを報告します。わたし振られたよ、だから大丈夫だよ、危なくないよ?安全だよ?だから、これからも仲良くしてほしいと。そんなりんかの言葉を聞いて、涼太も渚沙もようやくりんかの望んでいたことを理解し、渚沙はりんかの気持ちを理解しようともせず、自分のことばかり考えていたことに気付き、りんかに謝ります。りんかも、自分のためにやったこと、わたしが、みんなと仲良くしたかったから、やったことだと伝えます。そして、渚沙はりんかの本当の想いに触れ、ただひたすらに泣いて謝り、りんかはそんな彼女を慰め、2人の間にあったわだかまりは解けたのでした(最初から渚沙側にしかありませんでしたが)。

東渚沙編 感想
うーん?なんか最後まで変な流れだったなぁ・・・主人公と渚沙ちゃんとりんかちゃんの三角関係が延々と続くわけですが、渚沙ちゃんがとことん周囲を信じてなくて、主人公も渚沙ちゃんに自信を持たせられることを出来なくて、どんどん話がこじれていっておかしな方向に行ってしまったというか・・・。渚沙ちゃんは全然人の話を聞こうとせず自分で勝手に思い込んで主人公やりんかちゃんを振り回すし、主人公も主人公でなんかこう煮え切らない態度というか、言葉も上辺だけって感じがして本気さがあまり伝わってこなかったし。1番の被害者は、間違いなくりんかちゃんだったよなー。渚沙ちゃんを安心させるために自分が振られる役をわざわざ買って出る。この子だけはブレずに行動してたと思う。なんかね、りんか編よりも渚沙編の方が、りんかちゃんの気持ちが伝わってきた気がするよ?最初から諦めてたけど、最後の告白はとても良かったと思うし。まぁ2人の恋心に決着を付けるというのが渚沙編の話だというのなら、こういう流れでも仕方ないのかな・・・と思うことにしますw 結論としては、三角関係はやっぱり好きじゃない。ノーモアWA!!(爆)
渚沙ちゃんは共通ルートの時点で主人公への好意をちゃんと見せてたし、主人公との距離感が4人の中では1番幼馴染らしい印象があって、共通ルート終了時点では割かし好きだったんですが、個別ルートのシナリオ面でのマイナスが大きいかなぁ・・・。可愛いって思うよりも面倒くさいって思ってしまった。打たれ弱さがものすごく悪い方向に出てしまったシナリオだったので、好感度下がりまくりだったなぁ・・・。折角、主人公に対する初期好感度がMAX状態のヒロインだったのに、イチャラブ全然してないしねぇ。もう少し普通の恋愛を見せて・・・いや、今作のヒロインでそれは無理か(爆)
Hシーンは4回。内1回はアフターストーリーになります。4人の中では1番小さい・・・とは言っても他の3人・・・特に2人が大きすぎるだけで、渚沙ちゃんもそこそこあるんですよね。本番Hは半分しかおっぱい見せませんでしたが、共通ルートで祭ちゃんのウェイトレス姿に見惚れてた主人公を見て、自分も着てみたいと言っていたウェイトレス姿でのHシーンがあったのは良かったですね。あとはフェ○に関しては、もう少しちゃんとおっぱいを見せてくれた方が良かったなぁ・・・。尚、パ○ズ○フェ○に関してはあまり期待しないサイズだったので、別に無くても大丈夫でした(爆)

「約束の夏、まほろばの夢」の公式サイトはこちらから↓

この子くらいはイチャラブメインかな~って期待してたんですけどね~。


「アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ」 プレイ記録その35 イベント「HARURUNRUN」ptランキング結果

2018年05月30日 12時00分00秒 | アイドルマスターシンデレラガールズ

イベント「HARURUNRUN」のptランキングの結果が発表されました(*’∇’)

今回の楽曲は結構好きだったんですけど、もう少しでフルコンボ出来そうで、必ずどこかでミスってしまい、結局フルコンボ出来ませんでした・・・毎回違うところでミスるのって修正が難しい・・・w

そんなわけで、結果はこちらです。

何とか20000位以内はキ-プ。今回のイベント報酬の子はそれほど気に入ってるわけでもないので、とりあえず、イベント曲をプレイできるだけプレイした結果がコレですね。もう少し頑張れば10000位以内も狙えたんですけど、新作エロゲが発売されたので、止めました(爆)

ハイスコアに関しては、フルコンボが出せず、中間地点でミスってることが多かったため、コンボ数も稼げずあまりスコアが伸びませんでした。でもまぁ、ちょっと前まで20万位以内にも入れなかったことを考えれば、自分もちょっと上手くなってるのかな~。


今は何とか楽曲Lv26の曲をフルコンボできるように練習中。近々「アップルパイプリンセス」のMASTER+が追加されるらしいので、それまでに、せめて楽曲Lv26の曲くらいは楽にクリアできるようになりたいw

MASTER+は数回しかやったことないんだけど、「アップルパイプリンセス」のMASTER+をフルコンボできるように・・・無理か(爆)


「約束の夏、まほろばの夢」 あらすじ・感想その1 神宮りんか編

2018年05月30日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

2018年5月発売タイトル第2弾は、ういんどみるの「約束の夏、まほろばの夢」でした(*'∇')

りんかちゃんのおっぱいに惹かれて買いました(どどーん
いや、ういんどみるさんはずっと買い続けてるからですよ、決して、りんかちゃんのおっぱいだけで選んだわけじゃないですよ(爆)

約束の夏、まほろばの夢 概要
とある田舎町にある学園“蒼ノ森学園”に通う主人公・十河涼太と、その田舎町に観光にやってきた同世代の女の子・神宮りんかが出会い、不思議な夏休みを経験していくというお話。

約束の夏、まほろばの夢 世界観・設定
【とある田舎町】
主人公・十河涼太やその幼馴染たちが暮らしている田舎町。町の名前は不明だが、かつては村だったらしく、今は複数の村が合併して町になった。電車も1時間に1本しか通らず、街中でさえもスマホの電波がギリギリ届く程度。その代わり自然豊かである。
神社もあるが、他の街からやってくる人は少なく、地元民しか参拝に来ない。町の規模にしてはそこそこ立派な学園がある。
【蒼ノ森学園】
田舎町にある学校。ド田舎にあるだけあって、1学年に1クラスずつしかないため、クラスメイト全員が顔馴染である。人数が少ないこともあってか、イベントも少ない。名物といえば夏休みの補習授業くらいなもので、これについては、田舎の学園のため普段の授業が充実しているとは言い難いし塾に行くのも不便な土地だからという理由で始められたが、一部の学生からは不満の声があがっている。
図書室には大量のラノベがあることでも有名で、ラノベ好きの図書委員が学園側を上手く丸め込んで買い揃えたらしく、東渚沙はそのラノベ目当てで図書室に通い詰めている。ただ、その図書委員はだいぶ前の生徒だったせいか、ラノベも10~20年前の作品が多い。
ここの学園の生徒会長は雑用が主な仕事であり、選出方法も選挙ではなく前任者からの指名で選ばれるシステムになっているせいか、生徒の中には今誰が生徒会長なのか知らない人も多い。尚、現在の2年生は曲者があまりに多く、現生徒会長である十河涼太は彼女たちの相手をするのに苦労している。
【能力】
主人公・十河涼太とその幼馴染たちが使える特殊な力。それほど強力な力ではなく、時々便利に思える程度で、幼馴染同士にしか効果がないという謎の制約がある。しかし、幼馴染ではないはずの神宮りんかにも通用することが判明している。

約束の夏、まほろばの夢 キャラクター紹介(ヒロインの簡易的に紹介)
十河涼太
本作の主人公。蒼ノ森学園の生徒会長を務めている。両親が幼い頃に事故死したため、現在は蒼森家でお世話になっている。幼馴染の中ではリーダー的存在・・・というか、他が協調性ゼロのため自然とそうなってしまったが、個性的な彼女たちにいつも振り回されている苦労人。
能力は“こころえのぐ”。他人の感情を操作する能力で、怒っている人を何の脈絡もなく笑顔に変えたり、その逆も出来たりと、人の感情を意のままに操れるが、その感情はすぐに戻ってしまうため、一時しのぎにしかならない。

神宮りんか

都会から来たらしい、大きなおっぱいが目を引く自称観光客の女の子。幼馴染同士にしか通用しないはずの能力が彼女にも通じるようだが・・・。
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

東渚沙

蒼森家に居候している幼馴染の1人。引き籠り気味でラノベ好き。運動神経がゼロで頭もあまり良くないが、スイーツ作りだけは得意。

一ノ瀬星里奈

蒼森家に居候している幼馴染の1人。実家が町で唯一の剣道場をやっていて、彼女も剣道をやっている。道場は祖父が経営していたが、その祖父が体調を崩してしまい、道場は休業中のため、彼女は町の外にある道場に数日もの間、出稽古に行っていることが多い。

風見陽鞠

蒼森家に居候している幼馴染の1人。山登りが趣味で何日も山に篭って帰ってこないことが多く、半分野生化している。

嵐野祭

涼太のクラスメイト。姉が3人いる(通称アネーズ)。祭曰く、姉は3人ともなかなか口やかましい人たちらしいが、彼女自身もなかなか口やかましくていつもテンションが高い。
実家が農業をしており、学園卒業後は実家の手伝いをするつもりでいるが、姉全員が嫁に行ったら実家を乗っ取るという野望がある。実家が山奥にあるため、自転車通学とはいえ、学園に来るのにも一苦労らしい。
たまにではあるが、町にある喫茶店でアルバイトしているが、料理から帳簿つけまで何でもできる万能ウェイトレス。アホの子っぽいが、数字に強く理数系が得意で意外に成績優秀。自分の野望を達成するために簿記3級まで持っている。
尚、彼女は幼馴染たちを苗字に仇名をつけて呼んでおり、涼太は“トガー”、渚沙は“アズ”、星里奈は“いちのん”、陽鞠は“かざみん”と呼んでいる。泉実のことは何故か苗字ではなく名前に仇名をつけて“ズミー”と呼んでいる。
それよりも私服の腋が気になる(どどーん

三雲ホタル

学園唯一の新聞部員の1年生。マイペースな性格で、普段は無表情無感情だが、取材のことになるとまるで別人になったかのようにハキハキする。運動能力はからきしだが、やはり取材のときだけは尋常ではない粘りを発揮し、どこまでもついてくる。
陽鞠とは仲良しで最近の陽鞠は涼太たちよりも彼女との方が距離が近い。趣味はワイドショー鑑賞、PCは自作できる程度の知識があり、簡単なプログラムくらいなら組める。

蒼森歩

涼太たちがお世話になっている町で一番の名家の娘。涼太たちよりも年は1つ上で、涼太たちにとってはお姉さん的存在。涼太の前の生徒会長でもある。蒼森家は両親が仕事で留守にしがちで、祖父母も別棟で暮らしているため、蒼森家の家事は彼女が全て取り仕切っている。家事は自分の仕事だと言い張っているため、涼太たちは家事を手伝ったことがない。ただし、スイーツのみ渚沙が得意なため、特別作ることを許可されている。
優しくて世話焼きだが、茶目っ気があり、ときどき無茶ぶりしたり下ネタを言ったりして、涼太たちを困惑させて喜んでいる。ほんわかしてのんびりしているように見えるが、勘は鋭く下手な嘘は通じない。そして、ニコニコ笑顔で怒り、怒らせると非常に怖く、星里奈ですらも逆らえない。
りんかのことについて、何か心当たりがあるようだが・・・。

雨夜泉実

涼太のクラスメイト。女の子のように見えるがれっきとした男の子。あまりに可愛く見えるため、泉実が入学した直後、体育の着替えのときだけ泉実を隔離するか職員室で話し合いが行われたことがある。結局、本人が気にしてないため、着替え時の隔離の話は無くなったが、男子の間では着替えのときは泉実のほうを見ないことが暗黙の了解になっている。
学園唯一の美術部員であり絵は上手いが、モチーフには拘りがあり、日本人女性は見飽きたからと金髪の女性を描きたがっている。尚、2つ年下で双子の妹がいるが、かなりのクセ者らしく、兄を女装させようと、兄にぴったり合う女物の服を買い集めてるなどして、兄を困らせている(本当に兄に女子の制服を着せたという伝説も残している)。

約束の夏、まほろばの夢 共通ルート あらすじ
学園からの帰り。十河涼太は神社に寄り道しますが、そこで不思議な踊りを踊っている見覚えのない女の子を発見。涼太はしばらくその子の踊りを見ていましたが、女の子が可愛いと思っていると、その女の子もこちらに気付きます。涼太は自分の知る癖の強い人たちから受けているような被害に遭わないよう金は払わないと先制攻撃しますが、女の子はそんなつもりはなかったらしく、どんな被害妄想なのと驚きます。その直後、踊りを見られたことを知った女の子は急に「もう殺るしかない」と過激な発言をし、今度は涼太が驚くのでした。
一悶着が終わった後、女の子は神宮りんかと普通に名乗り、涼太も自分の名前を名乗りますが、涼太が“十河涼太”と名乗ると、りんかは涼太の顔を見て急に泣き出します。涼太がそのことに驚いていると、りんかもどうして自分が泣いているのか分からないと言い、困った涼太は、何となく“こころえのぐ”を使います。すると、りんかは涙を浮かべながら笑い出したため、ますます混乱。涼太も“こころえのぐ”が彼女に通じてしまったことに驚き、自分の感情が制御できなくなったりんかも我慢できずに走り去っていくのでした。
翌朝、幼馴染の東渚沙の着替えを見てしまった涼太は、咄嗟に“こころえのぐ”で彼女の怒りの感情を笑いに変え、逃げ出します。その後、渚沙に謝って、家主の娘である蒼森歩と3人で朝食を食べますが、そのとき、こっそり歩に対して“こころえのぐ”を使用したものの、通じませんでした。それもそのはず、涼太の“こころえのぐ”は幼馴染同士しか通じないのです。渚沙は涼太が“こころえのぐ”を歩に使ったことに気付いたため、朝食を食べ終わって散歩に出た後、涼太に何故能力が通じない歩に“こころえのぐ”を使ったのかを聞きます。涼太は彼女にりんかのことを話すか迷いますが、トラブルに弱い渚沙に話したら夜も眠れなくなるくらい悩むかもしれないと思い、答えを保留。渚沙も涼太がそのうち話すと答えたことから、大人しく引き下がります。
その後、駅前に着くと、りんかと再会。彼女が街を案内してほしいと言ってきたため、2人は商店街など色々な場所にりんかを連れていきますが、最終的に神社に辿り着くと、街案内を始めてからずっと1人で考え事をしている様子のりんかは、この神社は有名なのかと聞いてきます。先ほどから、りんかの不穏当な言動が目立つため、渚沙は“ひみつでんわ”で涼太に話しかけますが、その“ひみつでんわ”にりんかが割り込んできたため、渚沙も涼太も驚きます。能力を解除した後、渚沙はりんかに対し、何者か聞くと、りんかは涼太と渚沙の他に、まだ会ったことがないはずの一ノ瀬星里奈や風見陽鞠の名前まで口にします。その2人は涼太たちの幼馴染であり、まだりんかには名前を言ったことがなかったため、3人揃って困惑してしまうのでした。
夏休みの補習で課題が出たため、家でそれに取り組んでいると、外で怪しい物音がしたため、この田舎に強盗かと思い外に出てみると、家の外には数日前から出稽古に行っていた一ノ瀬星里奈の姿がありました。帰ってくる予定はもっと後だったため、彼女がいることに驚いていると、その反対側にはりんかの姿もありました。りんかを家の中に招き、星里奈に帰ってきた理由を聞くと、能力の“あしたよほう”で、涼太が怪しい女を捕まえようとしてうっかり胸に触って殴られるというのを見たから助けてやろうと思ったと話します。りんかのことをビッチ呼ばわりする星里奈と侮辱されたりんかは一触即発の状態になるのでした。
翌日、歩に許可を貰って学園の中にまで観光にやってきたりんかは、放課後、涼太に観光案内の続きをしてもらおうとしますが、そこへ新聞部の三雲ホタルから取材を受け、色々と質問されたため、答えられないと言って涼太の手を引いて逃げ出します。河原まで逃げ込んだりんかは、ふと以前にも涼太と一緒に逃げたことがあるような発言をしますが、涼太にはその記憶がなく、言った本人も混乱していたため、涼太は再び“こころえのぐ”を使って、彼女を落ち着かせます。涼太は、りんかが不思議がっていたため、りんかなら言いふらすことはしないだろうと思い、“こころえのぐ”について説明すると、りんかは何かを思い出したのか、涼太のことを“リョー君”と呼びます。涼太はそんな呼ばれ方をされた記憶がないのに、そういう風に呼ばれた途端、心臓が大きく跳ね、懐かしい気持ちが湧き上がり、ますますりんかに対する謎が深まるのでした。
歩に言われてもう1人の幼馴染、風見陽鞠を連れて帰るよう言われた涼太は、一緒についてきた渚沙や星里奈と山に登って陽鞠を捜すも、あまりにも広範囲に及ぶため、なかなか見つからず困っていると、陽鞠の悲鳴が聞こえてきたため、急いで声がした山頂へと向かいます。するとそこには、りんかに押し倒されている陽鞠の姿がありました。どうやら、山を歩いている見知らぬ人を見かけた陽鞠が声をかけ、それに驚いたりんかが陽鞠を押さえ付けたようでした。双方の誤解が解けた後、りんかが1人で観光に来たという話を聞いた陽鞠は能力“うそおおかみ”を発動し、りんかが嘘を吐いていると指摘します。涼太たちは陽鞠の能力がりんかに効いたことにすぐに気付き、以前、星里奈が視たという未来も、実はりんかの未来だったんじゃないかと予想します。陽鞠は皆よりもツーテンポくらい遅れて、りんかに自分の能力が効いたことに驚き、いくつか彼女に質問をしますが、嘘をあっさりと見抜く陽鞠に戸惑ったりんかは、再び逃げ出してしまうのでした。
陽鞠から、りんかは嘘を吐いていて、特にこの町に来た理由である“観光に来た”という部分が大きな嘘であるという情報を聞いた涼太ですが、真実を知ることを恐れて、自分からりんかを捜そうとはせず、問題を先送りにしていました。翌日、皆で川遊びをすることになり、涼太は店に注文した材料を受け取りに商店街に向かうと、そこにはりんかと彼女を取材しているホタルの姿を発見。2人も一緒に川へと連れて行きます。そして、皆で川遊びをしたりバーデキューしたりして楽しんだ後に解散となりましたが、りんかに色々聞きたいことがあった涼太は彼女と話をしようと思ったものの、りんかが皆と遊んで喜んでいる笑顔を見て、水を差すこともないだろうと思い、再び先送りにするのでした。
川遊びの翌日、そろそろりんかとのことにも決着をつけようと思った涼太は、補習が終わった後、幼馴染3人を連れてりんかを捜しに行きます。そして、星里奈の“あしたよほう”でりんかが神社にいることが判明したため、4人は急いで神社へと向かいます。そして、りんかと会って、この町に来た目的を聞こうとしますが、りんかは頑なに口にしようとせず、しまいには彼女も“忘れて”と言って能力を発動。涼太が今ここに来た理由となる記憶を消し去ります。“にっきけしごむ”。彼女がそう言うと、皆の目の前にりんかに似た巫女服を着た女性が現れます。その女性はすぐに消え、戸惑いを隠せない5人でしたが、ひとまずりんかの能力によって消された涼太に今の状況を説明し、引き続きりんかに星里奈が質問します。誕生日はいつかと。すると、りんかは10月27日と答えます。その10月27日は、涼太、渚沙、星里奈、陽鞠の4人と同じ誕生日でした。能力持ちと幼馴染以外での共通点、それが誕生日。何故その日に生まれた人のみが同じ境遇になっているか、その理由は不明でしたが、偶然では片付けられないものがあるのは確かでした。
誕生日まで同じということを聞き、それなら話した方がいいかもと考えたりんかは、頑なに拒否していた、この町に来た理由を話します。りんかは少し前にTVでこの町を見て、初めて見たはずで来たこともないはずなのに、カメラが映す場所すべてに見覚えのある場所ばかりで、しかも、カメラが映す前にそこに何があるか分かるほどでした。あまりにはっきり分かって気になりだしたりんかは、この町が何なのか、確かめたくなり、この町へとやってきました。りんかがこのことを頑なに隠そうとしたのは、姉からそれは錯覚で、人に話したら変に思われるから話してはダメと言われたからでした。錯覚じゃなくとも、それはそれでもっとまずいからと。陽鞠の能力でりんかが嘘を吐いてないことは分かっていたため、りんかの言ってることが本当かどうかの確認はせず、涼太は次の質問をします。この町の確認はもう終わっただろうから、次にお前はどうしたいと。すると、りんかは、ここ数日町を回って皆とも会って、皆と自分に繋がりがあることが分かって、自分の目的も分かった、私は行かなきゃいけないところがあると答えます。しかし、それがどこかまでは、りんかは話してくれませんでした。
翌日、昨日のりんかのことが不完全燃焼に終わってしまい、どうしてもりんかのことが気になった涼太は、補習を抜け出してりんかを捜しに行くことにします。しかし、同じことを考えていたのか、渚沙たちもそれぞれ別ルートを使って補習を抜け出してきたため、校門前で合流。4人でりんかを捜しに行きます。一度手分けして捜しますが、りんかの目撃情報もなく、どこにも見当たらなかったため、3時間後に合流し、次の対策を練ろうとしていると、涼太たちの前にりんかが出現。りんかはだんだんと記憶を取り戻したのか、涼太たちを捜していたようで、今後はすぐに会えるようにと先ずは連絡先の交換をします。その後、りんかは4人と一緒に行きたいところがあると言って、涼太たちを山へ連れていきますが、その道は山を知り尽くしている陽鞠ですらも知らない道でした。そして、りんかの案内で来た場所には、小さい山小屋がありました。その山小屋を見て不思議な感情が沸きあがり戸惑う涼太たちに対し、りんかは“みんなの秘密基地”だと教えます。そして、5人でその山小屋に入り、りんかが床下に隠されたタイムカプセルを取り出すと、皆もそれが何なのかを思い出します。すると、突然この山小屋で皆が遊んでいる映像が頭の中に思い浮かびます。そして、タイムカプセルの中にあった10年後の自分に充てた手紙を読んで、りんかが皆を昔の呼び方で呼ぶと、4人とも自分たちと一緒に遊んでいた少女、りんかのことを思い出しました。しかし、そこでまた新たな疑問が浮上します。それなら何故りんかのことを忘れ、りんか自身もわすれていたのか。りんかの能力“にっきけしごむ”でそうなったとしても、どうしてそんなことをしたのか。りんかもその理由を思い出そうとしますが、だんだんと辛くなって山小屋を飛び出してしまいます。涼太たちもあまりにも突然に蘇った記憶に戸惑っていたため、誰も追いかけようとしませんでした。
りんかも幼馴染であると判明したものの、それ以外のことはまだ分からず終いで、モヤモヤとしていた涼太たち。しかし、りんかに連絡を取ろうにも返事がなかったため、今日も学園をサボって捜しに行こうかと考えていたところ、4人の様子がおかしいことに気が付いていた歩からりんかの宿泊先の旅館の住所と連絡先を教えてもらったため、早速隣町にある旅館へと向かいます。しかし、駅前で電車を待ってると駅舎からりんかが出てきたため、場所を神社に移して話をしますが、りんかはようやく何か思い出せそうだけど旅費が無くなりそうだから帰ることにして、皆に挨拶しに来たと説明します。それを聞いた涼太たちは、渚沙の能力を使ってりんかに分からないように相談し、このままりんかを帰したくないという結論に達したため、涼太が代表してまだ帰したくないことを伝え、自分たちがお世話になっている歩に頼んでみると提案します。もしも断られて歩に家を追い出されても、皆で秘密基地に住めばいいと。りんかはそこまでしてもらうわけにはいかないと言いますが、涼太に帰りたいのかここに残りたいのか本当の気持ちを教えてくれと言われ、“こころえのぐ”で感情を落ち着かせてもらうと、この町に残ることを選択するのでした。

・・・と、いうわけで、1人目は神宮りんかでした~。

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神宮りんか キャラクター紹介
都会から来た大きなおっぱいが目を引く観光客の女の子。幼馴染同士にしか通用しないはずの能力が彼女にも通じ、本人を含め幼馴染全員が不思議がっていたが、後に彼女も能力者であることと涼太たちの幼馴染であることが判明する。
まだ正体が判明する前は町の外にある旅館で寝泊まりしていたが、幼馴染だと分かってからは涼太たちと同じく蒼森家で居候することになった。ただ、夏休みが終われば帰ってしまうため、あくまでも“お客さん”という立場を貫き、皆からは一歩引いた態度を取っている。
物怖じしない性格で、すぐに場の雰囲気に溶け込み適応力が高いが、向こうの学校ではぼっちらしい。普段あまり喋ってないせいか口を開けば余計なひと言を加えてしまい、人に怒られることが多い。尚、普段の言動からアホの子っぽい印象を受けるが、実は名門校に通っており優等生である。そして、運動神経も良い。
能力は“にっきけしごむ”。りんかが望む対象の記憶の一部を任意に消し去ることが出来る。他の幼馴染のソレとは違い、一時的なものではなく、継続して効果があるため、忘れた記憶を思い出すことは困難を極める。
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神宮りんか編 あらすじ
涼太たちの説得もあり、歩から許可をもらい、りんかは蒼森家に居候することが決まって、更に学園の補習にも参加することになりました。皆にはあっさり受け入れられたものの、りんかはあくまで“お客さん”という立場を貫いており、一歩引いた態度を取っていました。そんなある日の事。星里奈は、“あしたよほう”で、夏休みの終わりに、涼太とりんかの2人が街を出て行く予知夢を見たため、渚沙と陽鞠にこのことを相談します。2人が付き合うかどうかはともかく、涼太が街を出て行くというのなら止めたい、しかし、それが正しいのか分からない。結局、3人で話し合ったものの、このときは結論が出ませんでした。その後、涼太はりんかと一緒に何か記憶の手がかりはないか再び秘密基地に行きますが、タイムカプセルの手紙以外特になく、涼太はもう一度手紙を読んでみます。そこには渚沙、星里奈、陽鞠の3人の将来について心配している様子が書かれていましたが、りんかのことについてだけ何も書かれていなかたっため、不思議に思います。何か暗号とかあるのかもとりんかが言ったため、とりあえず、涼太はその手紙を持ち帰りますが、何度読み直しても暗号らしきものはありませんでした。そんな時、陽鞠が課題を見てほしいと懇願してきたため、勉強を見てあげますが、それが終わって陽鞠に手紙を見せると、陽鞠は手紙が入っていた封筒に仕掛けがあることに気付き、それを剥します。すると、そこにはもう1通手紙が入っていました。涼太はどうせ大したものは書かれていないだろうと思い、陽鞠に読ませますが、将来の自分がりんかと結婚しているかという内容になっていて、それを聞いた瞬間、涼太は当時の自分がりんかに恋心を抱いていたことを思い出したのでした。
陽鞠から情報が流れ渚沙と星里奈にも、涼太の初恋の相手がりんかであることが知れ渡りますが、3人の反応は様々でした。渚沙は涼太の初恋を応援しようとし、星里奈は皆の関係が壊れないよう涼太が街を出ていくのを阻止することを優先し、陽鞠は傍観の立場を貫いていました。涼太とりんかの2人はというと、再び秘密基地を訪れていましたが、そこでりんかが思い出したのは、誰かが手紙を入れた封筒に何か仕掛けをしていたことくらいでした。涼太はそれは自分のことだとすぐに分かったものの、その手紙の中身まで追及されないよう黙っていましたが、その日の晩、りんか本人にその手紙を見られてしまいます。手紙を見たりんかは家の外まで走って逃げていき、涼太は神社まで追いかけてようやく捕まえます。りんかが逃げ出した理由は、手紙を読んだことだけじゃなく、その手紙の内容は既に知っていて、その時の自分の気持ちも思い出していたからでした。りんかもまた、涼太のことが好きだったのです。2人はりんかの能力で記憶を消されていただけだたっため、その記憶が蘇ると当時の想いが鮮明に蘇ってきて、戸惑いを隠せませんでした。りんかは再び逃げ出そうとしたものの、足が全て転倒しそうになり、涼太が慌ててそれを抱きとめ助けます。そして、お互いに見つめ合い、幼い頃の気持ちをそのままに2人はキスをするのでした。
当時の想いがよみがえったばかりで勢いそのままにキスをしてしまった2人。昔のことはともかく“今の気持ち”がどうなのか、そこがハッキリしておらず、りんかは涼太から逃げていました。涼太も涼太でりんかに対してどう接すればいいか迷っており、そんな2人の昨晩のキスを目撃していた星里奈は、2人の邪魔をするよりも涼太の幸せを優先することにし、りんかのことで悩んでいる涼太に助言します。2人が付き合い涼太が街を離れて自分たちの関係が変わってしまうかもしれない、それでも涼太は自分の気持ちを優先したほうがいいと。星里奈から背中を押された涼太は今の自分の気持ちを伝えるべく、逃げるりんかを追いかけますが、その途中でりんかを尾行していた陽鞠から連絡があり、彼女は秘密基地にいるという情報をもらいます。それを聞いた涼太は一旦家に帰り、ある物を持ってりんかのいる秘密基地に向かいます。秘密基地に入ると陽鞠の情報通りにりんかがいて、涼太はりんかの目の前で持ってきた昔の自分の想いが綴られた手紙を破り捨てます。りんかはそれは大事なものなんじゃないのと言って驚きますが、涼太は、大事なものには違いないが、これはもう過去のことと返します。そして、この手紙がキッカケだったとはいえ、それでもこんなにもりんかへの気持ちがはっきりしているのは、今のりんかのことが好きになっていたからだと告白します。すると、りんかはどうして先を越しちゃうのと逆キレして、わたしも今のリョー君のこと、好きになってるんだよと返事をします。こうして、2人は結ばれ恋人同士になったのでした。
恋人になって数日、2人は周囲に隠して付き合っていましたが、まだ不慣れなせいかぎこちない日々を送っていました。そんなある日、皆が出かけてしまった後に家でイチャついていたところを渚沙と歩に目撃され、あっさりと関係がバレてしまい、それからは交際をオープンにしていました。その翌日、りんかはお世話になっている歩への恩返しとして神社でお手伝いを始めます。そして、歩も初日ということもあって様子を見に来ますが、その時、涼太にりんかのことについて1つだけ情報を教えます。りんかはここの神社の分家筋であり、この街に居た時は苗字が違っていたと。その帰り、りんかから更に詳しく教えてもらいます。りんかの両親は離婚し、りんかは母親と一緒にこの町を出ました。その後、母親は再婚し、苗字も再婚相手の神宮に変わったと。そして、“にっきけしごむ”で忘れていたとしても、この町との縁は切れてなかった、やっぱりわたしはこの町の子、リョー君たちと同じなんだよと言って嬉しそうに笑います。そんなりんかを見て涼太は何となく彼女と手を繋ぎますが、そこを渚沙が見ていてショックを受けていたようでした。涼太は渚沙が何に動揺しているのか分からず戸惑っていましたが、りんかは渚沙の気持ちに気付いたようでした。そして、翌日、事故が起こります。
その日、渚沙に図書室の整理を頼まれた涼太は、渚沙と2人で整理をしていましたが、そろそろ帰ろうというとき、渚沙がバランスを崩して倒れそうになります。涼太が咄嗟に抱きとめて渚沙は無事でしたが、丁度その直後にりんかが様子を見に来たため、涼太たちは誤解であることを説明。りんかも特に気にすることなく納得していました。そう、表向きは。しかし、翌日の朝、りんかの心の声が突然頭の中に聞こえてきたため、これは渚沙の“ひみつでんわ”だと思い、渚沙に確認にし行くと、渚沙もわざと使ったわけじゃなく勝手に発動してしまっていると説明。“ひみつでんわ”は距離さえ置けば能力が無効化されるものの、むやみに人の心が聞かれてしまうのは問題であり、特に今のりんかにとっては大問題で、登校途中にも“このままじゃダメ”と心の声が聞こえてしまい、涼太や渚沙から距離を置いてしまいます。りんかは、明らかに昨日の涼太と渚沙のことを気にしている様子でした。そして、放課後、生徒会室で仕事をしていると、渚沙がやってきて、今の状態のままはすごくヤバイから何とかしたいと言ってきます。涼太は慌てて解決を図って悪化させるのはマズイから先ずは距離を置いたりすれば大丈夫だろうと思っていましたが、渚沙はそんな悠長なことは言ってられないと怒鳴ります。そして、この問題を解決するために、渚沙はあたしを振ってほしいと涼太にお願いします。
渚沙の能力の暴走は渚沙自身がそうさせているようでした。それは意識してやったことではありませんでしたが、その原因は渚沙が抱いた嫉妬にありました。涼太を図書室に誘ったのは、2人の邪魔しようと思ったわけではなく、涼太が自分から離れて行く気がして、ただ涼太と一緒にいたいだけでした。しかし、あんなことになって、りんかに見られたとき、りんかがショックを受けていたのを見て、涼太とりんかの間にはヒビが入ることもあると知り、2人が付き合い始めたからと言ってずっと付き合い続けるわけじゃないと思ってしまいました。能力が暴走したのも、“ひみつでんわ”があればもっと2人の関係を壊すことが出来るかもと思ってしまったからでした。渚沙は星里奈の予知を聞いたとき、片想いの辛さを知っていたから、涼太のことを応援するつもりでいました。しかし、いざ2人が付き合っているのを見ると、感情がそれに納得してくれませんでした。だから、嫉妬してしまったのです。しかし、渚沙は自分が涼太とりんかの関係が壊れることを望むような人間でいたくないと思い、だから涼太にこの恋を終わらせてほしいと頼みます。しかし、渚沙からちゃんと告白されたわけでもない涼太はどうすればいいのか戸惑っていましたが、ひとまず渚沙にちゃんと言おうと思ったところ、ずっと盗み聞きしていたりんかが乱入。そのとき、渚沙の能力が再び暴走し、しかも本人に解除できなくなってしまいました。しかし、能力の暴走を止めるために、このまま涼太に自分を振ってもらうよう再び頼みますが、りんかがダメと大声を出して止めると、能力の暴走も止まりました。りんかは渚沙に対し、こう言います。わたしはなぎのことも好き、なぎが好きだから、なぎが自分を傷つけようとしているのは見逃せない。なぎが傷付くくらいなら、わたしが我慢すればいい、それにこれくらいのことでリョー君との関係が壊れるとは思っていない。なぎが入り込んでくる隙間は作らない。だから、なぎが傷付く覚悟を決める必要なんかないと。そして、渚沙の暴走の原因は、2人の関係を壊そうとしたからではなく、そうやって自分の気持ちが良くないものだと思ってしまったことではないかというのが、りんかの見解でした。その証拠に、りんかと話をした渚沙は落ち着きを取り戻し、能力の暴走も治まったようでした。
渚沙の問題も解決し、そろそろ夏休みも終わろうという頃、りんかがしんみりしていたのを見たのか、歩が気を利かせて皆を連れ出し1日家を空けてくれます。涼太とりんかは2人きりで過ごしますが、その翌日、蒼森家に1人の女性が訪ねてきました。応対した涼太は、見覚えのない戸惑いますが、その女性の姿を見たりんかは驚きます。その人は、りんかの姉・神谷奈津でした。奈津の用件はただ1つ。“早く帰ってこい”でした。しかし、りんかはこの家の家主がいないときには帰れないと抵抗し、奈津も挨拶はしておきたいとのことで、家主が帰ってきたら連絡がほしいと言い、奈津は別の用事で一旦出かけていきます。姉がいなくなりホッとしたところへ、歩のところから脱走してきた陽鞠が帰ってきますが、りんかの姉のことを聞くと、りんかに帰りたくないのかと聞きます。りんかは“帰らないわけにはいかない”と答えますが、陽鞠はそれを能力で嘘だと見破ります。本心と嘘がまじったそのりんかの回答に、涼太は少しだけ嬉しくなりましたが、あまり時間は残されていませんでした。涼太は“りんかは複雑な何かを抱えている”と陽鞠から言われ、りんかのことをもっと理解しようとしますが・・・。
翌日、りんかが神社に出掛けている間、奈津が蒼森家を訪ねてきます。奈津はりんかがいないことを知ると、涼太に用があると言って話をします。りんかがこの町の出身で、この町のことを忘れていたことを奈津も把握していました。りんかが特に気にしている様子もなく、母親もこの町のことを思い出したくなかった様子だったため、奈津も深くは追及していませんでした。忘れているならその方が神谷家としては都合が良かったから。それを聞いて涼太は、それならりんかがこの町に長く滞在することを知った時点で迎えにくるべきだったのではと言いますが、奈津は母親が許可をしたからしばらく様子を見ることにしたと答えます。りんかは家では旅行どころか遠出もしない子でした。さすがに奈津も心配していました。頭はいいけどこのまま引きこもりになるのではないかと。そんなりんかが、終業式が終わった直後に出掛けて、この町に居座ってしまった。この町を嫌いはなずの母親が滞在を許可したのも、引き籠りがちなりんかが変われるのならと思ったからで、奈津が迎えに来たのは、母親の許可があるとはいえど、我慢の限界にきたからでした。その後、奈津は歩と話をするために蒼森の家に入っていき、涼太はりんかの本心を聞くために陽鞠の力を借りることにします。“こころえのぐ”で陽鞠の好奇心を煽って。
りんかがいる神社に陽鞠と向かった涼太は、りんかに“いったいどうするのか”と聞きます。すると、りんかは困った顔をして、お姉ちゃんが来たから帰ることにする、来なくても帰らなきゃいけなかったけど、それは仕方ない、わたしは長居しすぎていた、心残りはあるけど普通に帰るしかないと答えます。すると、能力を使った陽鞠にその言葉が嘘であると見破られます。陽鞠が言うには“心残りがある”というのは本当だけど、“普通に帰るしかない”は嘘ということでした。りんかは普通に帰るだけじゃなく、何か企んでいる・・・そう感じ取った涼太と陽鞠は、りんかを問い詰めます。すると、りんかは神社で働くようになって力が戻ってきた、今なら自由に能力が使える、けれど自分の記憶を元に戻せなかった。この夏の想い出もあの夏の思い出も、全部消しちゃいたいと本心を話します。しかし、この時はそれ以上のことをりんかは語らず、話は中断してしまいました。
その日の夜、りんかが神社から帰ってこなかったため、再び陽鞠と2人で神社に迎えに行きます。りんかがどうして皆の記憶を消そうと考えるようになったのか、彼女は頑なに話そうとしませんでした。まだ皆の記憶を消すことを躊躇していたものの、先ずは涼太の記憶を消してしまえば踏ん切りがつくと能力を発動しようとしますが、その間に陽鞠が割って入ります。陽鞠が昼間りんかを追い詰めるほどに能力を使ったのは、涼太の能力を受けていたからですが、陽鞠はそのことに気付いていました。それでもなお、涼太に協力したのです。りんかのことが好きなのは、涼太だけじゃないから。陽鞠は涼太もりんかも好きだから、お互いの気持ちを伝えるために能力を使った、けどそれは良くないことだったと言って謝りますが、そのとき、突然に陽鞠が発作を起こし倒れてしまいます。2人は急いで陽鞠を家まで運びますが、その頃には陽鞠は回復していました。りんかは皆と別れるのが辛かったから、いっそ自分も含め皆の記憶を失くしてしまおうと考えていたことを話し、本当にもうそれはやらないと約束します。すると、陽鞠はある違和感に気付きます。りんかが“本当に”と言ったため、思わず能力を使おうとしましたが、その能力が使えなかったのです。しかし、陽鞠は特に気にしていなかったので、能力を消失した理由は不明だったものの、この件はとりあえず片付いたのでした。
翌日、奈津が迎えに来たため、りんかは帰ることになりました。それを知った学園の皆は送別会をしようということになり、結局帰るのは翌日に延期となりましたが、涼太はこのままりんかを帰らせてはいけないような気がしつつも、踏ん切りがついていませんでした。夜になり、幼馴染3人に呼び出された涼太は、どうしたいかを聞かれます。涼太は常識的に考えてりんかは帰らなくちゃいけないと答えますが、常識的ではなく涼太自身はどう思っていると聞かれ、答えられませんでした。そこで、陽鞠が自分がどうしたいかではなく、りんかの気持ちを考えればいいと言われ、涼太はようやく自分がどうしたいかを理解します。りんかと一緒に全ての記憶を取り戻すこと。それがりんかの心残りでもあったから。しかし、残り時間は少なく、涼太に出来ることも限られていました。翌朝、りんかが帰る日。朝早く起きた涼太は、歩にこのままりんかを住まわせたいと言ったら許可してくれるかと聞くと、歩はあっさり許可します。しかし、それには両親の・・・特に奈津の許可が必要だと言います。歩ですら太刀打ちするのが難しいレベルの相手に涼太が出来ることはただ1つでした。それは、りんかを連れての逃避行。記憶を取り戻すには時間が足りない。しかし、このまま帰したら有耶無耶になってしまう。それだけはどうしても避けたかったから。奈津には見抜かれていたものの、りんかと一緒にいようとする涼太を見て、りんかも逃避行に協力することにし、一瞬の隙を突いて逃げ出します。奈津は何でもできそうな雰囲気でしたが、足の速さでは2人の方が上だったため、2人は何とかまくことに成功。辿り着いた先は神社でした。すると、少し遅れて渚沙、紗理奈、陽鞠の3人も駆けつけます。どうやら奈津は歩が時間稼ぎして足止めしてくれているようでした。
渚沙たちもりんかの記憶を取り戻すことに協力すると言い、どうやったらりんかの記憶が戻るのか話し合おうとしたところ、りんかが発作を起こします。それは陽鞠のときと似たようなものでしたが、明らかに別物でした。発作が治まると、りんかの雰囲気が変わっていました。突然口調が変わったりんかに涼太は戸惑い、能力を失ったのか確認すると、りんかは能力を失うことは有り得ない、全ての能力はわたし一人のものだったのだからと答えます。涼太はその答えを聞いて、見た目はりんかだけど、中身はりんかではないと確信。そして、戸惑う涼太たちに対し、彼女は昔話をします。
この地には、かつて巫女がいました。その巫女は守り神のような存在で、遥か昔から、生まれ変わりを繰り返してきました。何度も何度も生まれ変わり、長い時間を生きてきました。巫女自身も遠い前世の記憶はすっかり薄れてしまい、自分が誰なのかも分からなくなっていました。神社はその巫女を奉るために作られました。巫女は孤独でした。人の子に生まれながらも、人の中では生きられない存在。祭り上げられ、神社で孤独に生きるしかありませんでした。あまりに長すぎる孤独に、巫女の心は耐えられなくなりました。だから、彼女は最後の転生で、その魂を五つに分けました。そして、五つに分かたれた魂は、この町で生まれた5人の子に宿ることになりました。それが涼太たちのことでした。能力が5人の間にしか通じなかったのは、元が同じ魂を持った人間だったからでした。魂を5つに分けたのは、友達が欲しかったから。長い時間、孤独を過ごした巫女は誰かと触れ合いたかった。それが、魂を分けることによって生まれた、自分の分身と言うべき存在であっても。それでもいいから、誰かと友達になりたかったのです。同じ魂を持つ5人は、同じ日に生まれ、同じ時を過ごしていく。1つの同じ魂を宿した、お互いに呼び合う5人だから。ただ、能力まで分割されたのは巫女にとっても予想外でした。元々の能力は土地神として土地を守るために使うのであれば誰にでも使えました。それが涼太たちの持っていた能力の真実。巫女の魂が分割され涼太たちに分け与えられたとはいっても、涼太たちの魂は涼太たちのものであり、あくまで巫女の魂の一部が溶け込んでいるだけでしたが、りんか以外の4人は魂の一部だけでしたが、りんかだけは魂の殆どを受け継がれていました。つまり、りんかは直接血を継いでいるわけではないけど、巫女の子孫ということでした。りんかはこの神社の分家筋の生まれ、巫女が転生するのはこの神社を守ってきた一族の娘で、その誰に転生するのかという決まりはありませんでした。この代ではたまたまりんかが選ばれただけでした。
巫女の器となるりんかが街を離れたことは皮肉でしかなく、りんかがテレビでこの街を見てやってきたというのも偶然ではあったものの、巫女の魂を受け継いだりんかはいつか必ずこの土地に戻ってくることになっていました。それが運命だから。けど、りんかも涼太たちも魂を呼び合う存在なのに、人間であるが故、大人になるにつれ、心は離れていました。それが巫女の誤算。長らく孤独だった巫女は、人の関係が複雑であることを理解していませんでした。巫女の孤独な心を最も受け継いだのがりんかで、りんかは涼太たちがいない孤独よりも、涼太たちを忘れた孤独を選びました。それが、りんかが昔、皆の記憶を消した真実でした。結局、人の心を理解せず、魂を5つに分けた巫女の思惑は失敗に終わっていました。だから、全てを1つに戻すつもりでした。記憶を取り戻すことではなく、涼太たちの中にある巫女の魂を回収し、元通りにすること。それが、りんかの真の目的でした。ただ、知ってはいても“にっきけしごむ”でそのことすらも忘れていました。
りんかは昔、この町で暮らしていた頃、既に“巫女としての自分”を取り戻していました。自分が巫女の魂を継いでいること、その核であることを知っていました。涼太はそこまで聞いて、あることを思い出しました。昔の涼太もそのことをりんかから聞いていたのです。当時のりんかはこう涼太に言っていました。いつか、涼太たちから魂のかけらを取り戻したら、自分はまた孤独な存在になってしまうと。りんかは孤独を恐れていました。だけど、この町を出てからのりんかは巫女と同じように孤独になっていました。りんかは町を離れる前、涼太にお願いをしていました。もし自分が巫女になっても、ずっと一緒にいてほしいと。けど、それは自分勝手なワガママだと理解していました。だから、この町を去るとき、涼太の記憶も消していきました。りんかは孤独を忘れるために、幼馴染たちとの記憶を消した。けど、涼太の記憶を消した意味は違いました。涼太の記憶を消したのは、自分の願いを消し去るため。もう自分は一緒にいられないから、願うことすら止めてしまったのです。これが、りんかが思い出そうとしていた最後の思い出でした。
りんかの全てを話した巫女は、涼太たちの中にある魂を回収すると言い出します。りんかがつい最近、皆の記憶を再び消そうとしたのも、皆の記憶を消してから魂を回収しようと思っていたからでした。りんかにとってそれは無意識でしたが、それでも巫女としてやるべきことが分かっていたから。陽鞠は能力を手放そうと考えていたため、りんかが巫女として覚醒してなくとも回収できたようでしたが、他の3人はそうもいかなかったため、巫女は強制的に魂の回収に乗り出します。そして、渚沙も紗理奈も魂を回収され、残るは涼太だけになりました。涼太は魂も能力も俺とりんかとの絆、それを奪おうなんて許さないと抵抗し、巫女の中に眠るりんかに呼びかけます。本当にお前はそれでいいのか、いつまでも亡霊みたいな奴に乗っ取られてるんじゃない、俺のところへ帰ってこいと。すると、りんかは巫女に打ち克ち、意識を取り戻します。しかし、意識を取り戻したりんかは、ごめんなさいと言って逃げ出してしまうのでした。
りんかが走り去った後、遅れて奈津が神社にやってきます。涼太が事情を説明すると、全て分かっていたかのように内容を理解します。彼女もまたこの町の出身でした。父親が神社の本家筋の人間だったのです。つまり、元々奈津とりんかは親戚同士で幼い頃から知っている関係でした(りんかは町を離れたときに町に関する記憶を失っていたので知らない)。奈津の父親とりんかの母親が町の外で再会したのは偶然でしたが、両親も奈津もこの町に古くから残る因習が嫌いだったため、町のことを忘れているりんかには一切町のことを話すことはしませんでした。りんかが巫女であることは生まれた頃から言われてきましたが、それが本当かどうかは分かりませんでした。本来ならば物心がつくころには分かるはずが、りんかにはその自覚がなかったのです。何故なら、巫女の魂が分割されていて不完全だったから。奈津は涼太たちのことを昔から知っていて疑っていました。同年代の子たちが仲がいいのは普通でしたが、涼太たち5人はそれ以上のものを感じられたから。だから、りんかはこの町に戻って涼太たちと再び仲良くなったと聞いて不安になっていました。奈津も母親もりんかを巫女にはしたくなかったから。巫女になれば孤独になってしまうから。けれど、りんかは町を離れて都会に行っても孤独で決して幸せとは言えない状態でした。そして、皮肉にもこの町に戻ってきて、涼太たちを始めとして大勢の学園生たちと友達になり楽しく生活していました。それを見た奈津も自分たちがしてきたことが正しかったのか分からなくなっていました。陽鞠に指摘され自分が姉バカで過保護であると認めた奈津は、自分が正しいか分からなくなったから強制はしたくない、妹離れをしなくてはいけないと言い、りんかのことを涼太に任せることにしました(ただし、交際を認めたわけではないw)。
奈津にりんかのことを任された涼太は、りんかが逃げ出した場所・・・秘密基地へと向かいます。そこには涼太の予想通りりんかがいて、りんかは自分の中には巫女の魂そのものがあると話します。今までのりんかや涼太たちの行動は全て巫女によって導かれた結果なのかもしれない、けど、それだけじゃない。そもそも、巫女がどうのとかは関係ない。大事なのは、りんかと再会してりんかを好きになったのは自分の意思。自分の気持ちであるということ。そこには巫女も昔のことも関係ありませんでした。それでも巫女の魂が宿っているりんかには簡単に切り離せる話ではなく、魂を1つに集めて巫女に戻らなくてはいけないと言いますが、涼太はそれもまったく必要ないとバッサリ切り捨てます。この町を見て、誰か巫女の助けが必要な人がいるのか、みんな楽しそうにやっている。巫女は使命感に囚われて、これまでみたいに町の連中を助けようとしているんだろうけど、この町にはそんなものは必要ない。巫女も本当はこの町には守り神は必要ないと感じているはず。けど、巫女の力はいらないと言いつつも、涼太は最後に“こころえのぐ”を使います。りんかの本心を聞き出すために。巫女の力が戻っているりんかには効果が薄いのか、涼太は何度も能力を使い、りんかに訴えます。すると、りんかはようやく本心を口にします。“巫女のことも昔の約束も全部どうだっていい、涼太君とずっと一緒にいたい”と。すると、りんかの身体が光り出し、りんかと巫女の魂が分裂し、巫女がりんかの身体から出てきます。そして、2人の過去のことなんてどうでもいいと言える心の強さを目の当たりにした巫女は、それが自分のことのように嬉しかった、2人の互いを想う心が心地よかったと柔らかな笑顔を浮かべ、生まれ変わって良かった、私が求めていたのは友ではなく恋だったのかもしれない、それをりんかが教えてくれたと言い、涼太の中にある最後の魂のかけらを回収します。そして、涼太から、あんたの能力には振り回されたが、だからこそこの夏が楽しかったのかもしれない、りんかをここに連れてきたのもあんただった、だからありがとうと言われると、巫女はりんかと同じ年頃の少女の声になり、その言葉でわたしは満足したとお礼を言い、消えていくのでした。

神宮りんか編 感想
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!
りんかちゃんのおっぱいは大変素晴らしいィィィィィ(゜▽゜)!!!!・・・コホン、りんか編はもろにグランドルート的な話ですね(爆) メインとなる大筋の部分の謎はほぼ解けてしまいます。いえ、そうなるだろうことはやる前から分かってたけどw でも、仕方ないじゃない、りんかちゃんが1番好きだったんだから!(どどーん  そんなわけで、りんか編は最後に見るのが良いかもしれません?
終始りんかちゃんの謎に迫る的な話で、巫女さんが話す謎の部分は割と分かりやすく説明されてて良かったですが、そこに辿り着くまでがなかなか進展せず、三歩進んで二歩下がる的なやり取りが延々と続く感じがもどかしかったかなぁ・・・。主人公が問題を先送りにする性格だからっていうのも大きいですね。あんたいつまで放置しとくねんってずっと思ってました。まぁ、りんかちゃんもすぐに逃げ出すし、そんな2人の性格もあって、割と長引いてた感じがしますね。結局、最後は巫女さんが強引に話を進めてしまうしw 今までのやり取りは何だったんだろうと思ってしまったヽ(´ー`)ノ
イチャラブに関してはあんまりありません。それにイチャラブっていうよりラブコメって感じです。2人ともすぐボケとツッコミをやるので、イチャイチャ感はあまりなかったですね。ほぼイチャラブ=Hシーンだと思ってもらえばいいかと。常に他の誰かが一緒にいた印象がありますしね。りんかちゃんも家庭的な一面があったし、割と世話好きみたいなところも見せてたので、そういう部分でイチャイチャを見せてほしかったかなぁ・・・そんなわけで、イチャラブに関しては物足りませんでした。
りんかちゃん自身のことに関しては、ノリが良くて親しみやすい性格をしているように見えて、自分のことをあまり話さず誤魔化すのが上手い女の子って印象って感じがしました。ある意味ミステリアスというか。基本的に見せてる表情と考えていることが違うんですよね。だから、主人公のことが本当に好きなのかよく分からないまま話が進んでいたように感じられました。それを補完するためなのか、渚沙ちゃんの能力の暴走に関する話があったけど、あれも結局はりんかちゃんがあまり自分のことを話さなかったし、幼馴染も大事だからと渚沙ちゃんのやろうとしていたことを遮っただけで、涼太への感情に関することにはあまり触れてなかったし(最後は一応渚沙ちゃんに予防線は張っていたけど)。そのせいか、このエピソードも渚沙ちゃんの方が主人公への想いが強いんじゃね?っていう印象しか残らなかったです。スマートにやりすぎてあまり本心を隠しすぎてしまうのもどうかなと思ったヒロインでした。これはシナリオ部分にも言えることですね。だから無駄に長引いていたというか。そう感じられたので。本心を隠し続けたから最後のシーンがあったのだろうけど、逆に言えば最後のシーンのために、りんかちゃんが恋愛してる描写が少なくなってしまうという恋愛ゲームとしては本末転倒なお話になってしまいました。そこが1番残念な部分でした。もっと主人公のことが好きっていうところを見たかった。っていうか、図書室の一件も、主人公はりんかちゃんの本当の気持ちを“ひみつでんわ”で知ってたはずなのに、表向きの態度だけを見て勝手に大丈夫だって判断して何もせず、結果的に女の子2人の方が行動を起こして解決したっていうだけで、コイツ本当に何もしねぇなって思いました。だから余計にりんかちゃんの本心が見えにくかったんですよね。アイツの問題を先送りする癖は何とかならんかったのか?
Hシーンは4回。内1回はアフターストーリーになります。作中最強のおっぱいということで期待していましたが、おっぱい見せる率は3/4。過半数は超えてたので概ね満足です。パ○ズ○フェ○も完備したし、Hシーンに関しては不満は少なかったかな。不満をあげるとするならば、アフターストーリーの前戯が足○キだった点かな。あれだけのおっぱいを持っているんだから、授乳手○キとかにしてほしかったなぁ・・・。足○キは星里奈とかに任せればいいんじゃないのかなーって思った。あと、細かいところだけど、フェ○のときも服を脱いでいたので、おっぱいは隠さずに見せてほしかったですわ~。まぁそれぐらいですかね。だからHシーンには大きな不満ではありません。自分は本番Hでおっぱいを見せることと、おっぱいを見せてるパ○ズ○フェ○さえ見られればそれで満足する人間なのでw
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

「約束の夏、まほろばの夢」の公式サイトはこちらから↓

ところで、まともにやりあったら歩さんでも敵わないという奈津さんが恐ろしいですね・・・w ただ、たぶん、あと2~3年もすれば逆転しそうな気がしますがw 歩さんも“今は”まだレベルが足りないって言ってたしw 奈津さんも手ごわいけど、歩さんの方が底知れないですしねw
・・・はっ!?歩さん!?い、いえ、これは言葉の綾といいますか・・・・あああああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・


「恋するココロと魔法のコトバ」 あらすじ・感想その4 春ハル編、感想まとめ

2018年05月29日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

最後は春ハルでした~(*'∇')

春ハル キャラクター紹介
突如、育実の前に現れた不思議な少女。ハート型のアホ毛がトレードマーク。育実が召喚した高位精霊だが何の精霊なのかは不明。ただ、春ハルが自分のことを“ハル”と名乗ったため、育実たちは季節の精霊ということにしている。
記憶はないが純真無垢な性格。人懐っこく天真爛漫な振る舞いで皆から可愛がられている。好奇心旺盛で食欲も旺盛。最初に出会った育実に懐いていて、育実の匂いが大好き。
本人が記憶喪失ということもあって、彼女と同じ高位精霊のアウシュリーが身元引受人となり、現在は喫茶店ヴィヴィットの2階の客間で寝泊まりしている。精霊であるためか、夜は寝るのが早い。
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

春ハル編 あらすじ
文化祭が終わった後、育実は春ハルをどうやって後夜祭に誘おうが考えていると、春ハル自身が後夜祭に参加したいと言い出したため、期せずして春ハルと後夜祭に参加することになりました。そして、開始時間を待ちきれず先に踊り始めた春ハルを見て、ふとどうして自分が召喚できたのか、何故春ハルが召喚されたのか、その意味について考えていましたが、春ハルと一緒に踊っているうちに難しいことを考えるのを止め、ただ春ハルが自分のところに来てくれたことに感謝します。
文化祭でウェイトレスを経験した春ハルは、ヴィヴィットでもやってみたいと言い出し、アウシュリーもOKしたため、専用の制服も用意され、ヴィヴィットのウェイトレスとなりました。まだまだミスは多いものの、その天真爛漫な振舞いと笑顔で客を魅了し、すっかり看板娘になっていました。育実もそんな彼女をフォローし見守っていましたが、ある日、客から春ハルはいつまでここで働くのかと言われ、一瞬心臓が止まったかのような感覚に囚われます。客からはずっと働いてほしいと言われ、育実はかろうじて本人に言ったら喜ぶと思いますと返しますが、その時から春ハルが、いつまで自分のところにいるのかという不安を抱えるようになってしまいました。
その日の夜、アウシュリーから渡された試作の入浴剤を試しに使ってお風呂に入っていると、春ハルが乱入。純粋に育実と一緒にお風呂に入りたいだけの春ハルに対し強く出られず、結局背中を流しっこしますが、さすがに一緒に湯船に浸かるのは我慢の限界が来てしまうため、お風呂から出ていきました。そのお風呂の一件があってからというもの、春ハルは以前よりも育実との距離が近くなっており、どうしても春ハルを意識してしまう育実にとっては少々困ったことになっていました。
そんなある日の事。図書委員が部室を訪ねてきて、落し物の万年筆の持ち主をましろの占いで見つけ出してほしいと依頼を受けます。ましろは占いをすると少々渋い顔をして、少しこの万年筆を預からせてほしいと図書委員に言って、図書委員がそれを了承して部室を出て行ってから、庭園部の皆に相談します。ましろは、持ち主が誰かということ、持ち主が万年筆を自分で落としたこと、万年筆を私たち庭園部が直接返すのは良くないこと、その3点だけははっきり読み取れたと言います。育実はそれなら万年筆のことは伏せて、持ち主の話を聞いてみようと提案し、翌日の放課後、庭園部は持ち主のことを探ってみますが、持ち主は1年生の男子生徒で、その男子は何故か2年生の階にいて、ずっと図書委員の女の子を見ていました。不思議に思った庭園部は、その男子生徒の友人から話を聞いてみると、その男子生徒は最近不幸が続いており、大事にしていた万年筆を落とし、それだけじゃなく、図書委員の子が好きだったけど、最近何かあったらしくあまり話せていないということでした。
図書委員から万年筆を預かった経緯、万年筆の精霊が庭園部から持ち主に返すのは良くないと言っていること、そして持ち主の男子生徒の友人の話をまとめると、男子生徒は自分が万年筆の持ち主だと図書委員の子に気付いてもらい話すキッカケを作りたかったのではないかということでした。しかし、これをどう図書委員の子に説明していいか悩んでいると、ましろが良い案を思い付き、図書委員の子を部室へ呼び出します。そして、ましろは図書委員の子にこの万年筆に心当たりはないかと聞くと、図書委員の子は反応を示したため、ましろは誰かは言わなくていいけど、きっと勘違いじゃない、占いにそう出ているとだけ話します。そして、図書委員の子が自分で返すべきか迷っていると、ましろから悩んでいるよりも行動した方が色々なことがクリアになると思うとアドバイスされ、自分で直接男子生徒に返すことを決意したのでした。
万年筆の一件は無事解決しましたが、春ハルには図書委員の子の行動がどうしても理解できませんでした。万年筆の持ち主だと分かっていたなら、どうして直接訊かなかったのかと。育実たちは春ハルに細かい機微を説明するのに難儀しました。2人ともお互いのことが好きだったけど、図書委員の子はこの人かもと思ってはいたけどわざわざ訊くキッカケが見つからず、時間が経ってしまい返しにくくなってしまい、長く持っていたことで変な誤解を受けて嫌われるんじゃないかという恐怖があったんじゃないかと説明したものの、春ハルはそれでも納得しませんでした。好きは好き。相手に嫌われてもそれは一緒だと。けど、それは春ハルのことであり、それが出来ない特別な“好き”が人の気持ちにはある、それが“恋”であり、春ハルにもそういう強い気持ちはあるはずと皆に言われ、春ハルは考えました。春ハルはみんなが好き。庭園部の皆も精霊もみんな大好き。でも、ある1人の顔を思い浮かべると自分の身体が暖かくなることを感じます。そして、これがきっと“恋”なのだと思うのでした。
一方、育実は、図書委員を諭すましろの言葉の中にあった“あらゆるモノに居場所がある、どこよりも居心地がいい場所。そこにあるのが一番自然な場所”という言葉を聞いて、あることを思い出します。それは、幼い頃に浜辺で拾った綺麗な石ころでした。今にして思えばこれは精霊に関わるものかもしれないと思い、アウシュリーに見せてみると、非常に珍しい精霊水晶であると言われます。そして、この精霊結晶は本来の居場所がいいのではと考えた育実に対し、アウシュリーは、精霊結晶を拾ったのは育実くんであり、どうするかは育実くんが決めて下さいと育実に判断を委ねます。育実は部屋に戻り、精霊水晶のことを考え、やはり元の場所に還すほうが居心地がいいのではという結論に達しますが・・・。
ある日、夜に春ハルが部屋を訪ねてきますが、そのとき、精霊の匂いがすると言ったため、育実は彼女に精霊水晶を見せてあげます。そして、どこで拾ったかを聞かれたため、場所は覚えているから今度一緒に行こうと言い、翌日の放課後、春ハルを連れて精霊水晶を拾った浜辺へとやってきます。しかし、その浜辺にはごみがたくさん散乱していて水の精霊が困っていたため、先ずはゴミ拾いを行い、水の精霊を助けます。その後、精霊水晶を拾った場所に行き、そこで育実は精霊水晶を元にあった場所に還します。春ハルはそこから見える景色をとても気に入り育実に笑顔を見せていましたが、育実がその顔を見つめていると、次第に春ハルの顔が赤くなっていくのが分かります。そして、春ハルは育実に対し、“恋”をしたことはありますかと聞くと、育実は心臓が高鳴り、この気持ちに向き合わなくてはいけないと思い、恋は今してると答えます。すると、春ハルは一瞬不安げに曇りますがそれでもすぐにその表情は消えて気丈に微笑み、育実に聞きます。育実の特別って誰ですか?と。育実は自分の気持ちを伝えるべきなのになかなか口に出せずにいると、春ハルが切ない顔をしたため、言葉ではなく交心して自分の想いを伝えるべく、春ハルの手を握り春ハルを見つめます。すると、お互いの想いがそれぞれに伝わり、育実の気持ちを知った春ハルは嬉しくなって育実に抱き付きます。そして、今度はお互いに言葉で“好き”と想いを伝え、2人は恋人同士になったのでした。
恋人同士になったその日の夜、眠れない春ハルが育実の部屋を訪ねてきて、2人は初体験を済ませますが、春ハルと一緒に寝た育実は、春ハルの顔を見て、幼い頃に公園で一緒に遊んだ女の子のことを思い出します。その女の子の名前は“はる”。育実は春ハルのことを“はる”と呼ぶと、春ハルも昔はそう育実に呼ばれていたことを思い出します。当時は精霊が見えていた育実。けどいつしか精霊が見えなくなっていて、次第に“はる”のことを忘れてしまったようでした。しかし、1つ思い出すと少しずつ当時の記憶がよみがえり、春ハルと出会ったときのことも思い出しましたが、春ハルと会えなくなったときのことだけは思い出すことが出来ませんでした。
春ハルとの恋人生活は順調でしたが、ある日、菜の花畑にいる奈の花の精霊が困っているのを春ハルが発見。どうやらその精霊は、毎年世話をしてくれる人が今年は来ていないから会いたいということでした。育実たちは菜の花畑の近所の人たちから世話をしている人の家を聞きだし、訪ねます。その家に住んでいた女性は菜の花畑をしていたのは祖父で、今は体調を崩して入院していると話します。育実たちは一旦菜の花畑に行き、精霊に今年は会えないことを話すと、精霊は今すぐ会いたいと言います。来年はもう会えないかもしれないからと。しかし、精霊をこの場から連れ出すことは、菜の花を枯らしてしまうことを意味していたため、本当に連れて行っていいのか育実は迷います。しかし、精霊の意思は固かったため、再び孫娘のいる家に行き、菜の花を摘んでいいか聞くと、快く承諾してくれ、一緒に病院まで見舞に行くことになりました。病院に行くとお爺さんは菜の花の精霊が見えていたようで、再び精霊と会えたことを喜びます。精霊もお爺さんと会えたことを喜び、お爺さんに寄り添いました。育実はそんな2人を見てもなお、それが正しかったのか分かりませんでした。しかし、春ハルから好きな人とは一緒にいたい、だからあれで良かった、春ハルも同じようにしてほしいと言われ、育実もそれで納得することにしました。好きな人の側に一緒にいられることが、何よりも大事なことなのだと。
それから2人はお爺さんの孫娘から菜の花の種を貰い、それをキッカケにして庭園部で来年の春に花を満開にする計画を立てて種を植えたり、アウシュルーから古いフイルムカメラを譲り受けて色々な場所で撮影したりする日々を過ごしていました。春ハルは皆で撮った写真を見て、皆の記憶に自分との思い出が残ればいいと言います。それから庭園部での種植えを行っていたときのこと。育実が古い花壇の柵があることに気付かず怪我をしてしまいます。怪我自体は大したことなかったものの、血が出ていたため、動揺した春ハルが治癒魔法をかけますが、治癒魔法をかけた春ハルの方が魔力を使い果たして倒れてしまいます。精霊が倒れたときの対処法なんて皆知りませんでしたが、“困ったときのアウシュリー”というのが頭にあったのか、全員アウシュリーのことを思い浮かべ、すぐに春ハルをアウシュリーのもとへ連れて行きます。事前に連絡を受けていたアウシュリーは春ハルをベッドに寝かせるように指示し、ひとまず彼女を休ませます。その後、1階に下りてきて、現状の春ハルについて説明を始めます。
高位の精霊、山や森の主となるような大精霊は、周りの生き物や環境が与えてくれる魔力を糧としており、アウシュリーもまた、喫茶店にいる多くの精霊を介して魔力をもらっていました。しかし、その精霊が本来繋がっていた自称と別のものに繋がりを求めるようになると調和が崩れるようになり、魔力の供給が受けにくくなり、関係性を修復できなければ、その精霊は消えることになる。春ハルも現在そうなっている状態で、春ハルとの繋がりとなるモノとの関係性を修復できれば元に戻りますが、彼女の場合は簡単ではありませんでした。春ハルは何の精霊か分からず、育実たちはとりあえず“春の精霊”ということにしていましたが、本当は違いました。かつて、時ヶ谷公園にあったという神社の精霊であり、昔からこの土地に住まう人々の森に対する信仰が生み出した氏神“時ヶ谷守”。それが春ハルでした。しかし、神社は大地震により崩壊。この土地に住まう人々にも被害が及ぼうとしていましたが、それを春ハルが惜しみなく力を使い、人々を救いました。その代償として、精霊としての力が大幅に失われてしまいました。春ハルは人々を守るのに必死で神社を守ることが出来ず、時ヶ谷に住んでいた人々も自分たちの生活を立て直すのに必死だったため、次第に時ヶ谷守への信仰を失っていきました。かつての時ヶ谷守は、巫女の姿で人々と触れ合っていましたが、力を失ってからは、人々が生活を立て直すことを優先できるよう、自らを戒め、人々との接触を避けていました。こうして時ヶ谷守は信仰を失ってしまいました。
春ハルは、時ヶ谷の自然との絆があるお蔭で存在こそ保てたものの、姿は幼い女の子になり、いつしか昔の記憶を失いました。元々は純粋な精霊であった彼女は、記憶を失ったことで人と触れ合わないという自分の戒めも忘れ、再び人との交流を求め姿を現しますが、その時出会ったのが育実でした。自分の名前も忘れた時ヶ谷守は育実から“はる”という名前をもらい、時ヶ谷の公園で一緒に遊び、幸せに暮らしていました。しかし、その幸せはやがて“ハル”の心に精霊には許されない願望を作り出してしまいました。育実とずっと友達でいたい。育実とずっと仲良く遊んでいたい。しかし、既に充分すぎるほど土地や信仰との縁を失っていた当時の“ハル”にとって、その願いは致命的でした。育実との関係を求めたことで、ますます時ヶ谷との絆が薄まった結果、“ハル”の力は一層弱まり、育実にも見えなくなってしまいました。育実は浜辺で見つけた綺麗な石(精霊水晶)を“ハル”に見せようとしましたが、もう“ハル”の姿は見えなくなっており、それでも必死で“ハル”のことを探す育実の姿に、“ハル”は耐えられなくなり、残された最後の力を使って育実に憑りつき、自分に関する記憶を消してしまいました。“ハル”の育実への強い想い。それが育実の中で実を結んで、かたちを為さないまま精霊の種となっていました。そして、育実の中で長い眠りについた“ハル”の精霊の種は、あの日に芽吹き、再び育実の前に姿を現しました。しかし、春ハルは再び育実との縁を強く望むようになってしまったことで、また命を繋ぐ縁が細くなってしまいました。それが春ハルの真実でした。自分と一緒にいることで春ハルが消えてしまう。それを知った育実はショックを受け、それでも春ハルの様子を見るために席を立ち、彼女の下へ行きますが、春ハルは既に目を覚ましていて、育実の怪我の心配をしていました。春ハルは自分の現状のことを知らなくともどうなるか気付いている、それでも育実のことを心配する彼女の姿に、育実は春ハルの願いを叶えてあげたいと思い、彼女が消えるその時までこの想いは貫こうと心に誓うのでした。
翌日、庭園部では春ハルについての話し合いが行われ、春ハルが普段通りに振舞おうとしているから、自分たちもそうしようと取り決めますが、事態は育実たちが思っている以上に進行していました。春ハルが魔女や精霊以外には見えなくなっていたのです。育実はアウシュリーに相談しようとしますが、そこに学園長が姿を見せたため、事情を話すと用務員さんも事情を知ってるから、用務員さんから椅子を持ってきなさいと言われます。その椅子を持ってきた育実は、春ハルの座っていた椅子と交換。すると、春ハルは普通の人にも見えるようになっていました。育実と風祢は用務員のところへ行き、あの椅子と同じ陣を使って携帯できるものに変えられないかお願いしますが、用務員はあの椅子自体が特殊な素材で陣も小さなものに描けるか分からない、もしも出来たとしても、特殊な場所である学園内でしか効果が無いと言われます。それでも、春ハルに普通の生活を送ってもらいたい一心の育実と風祢の2人は用務員に頭を下げると、用務員もその方法を教えます。これで少なくとも学園内ではその存在を保つことが出来る・・・そう育実たちは思っていましたが・・・。
しかし、現実は残酷でした。翌日になると、魔女にも見えなくなってしまったのです。見えて会話も出来るのは育実や同じ精霊だけ。それでも春ハルはいつも通りの態度を取っていました。この日の放課後、春ハルの希望で公園に連れていった育実。春ハルはそこで初めて自分の不安を口にします。以前のように精霊の種になればまた会えるかもしれない、けど、再び芽吹いたときに育実がいるとは限らない。以前は小さい育実から春ハルの想い出を取ってしまったけど、あのときはそうすることでしか育実から悲しみをなくすことは出来なかった、けど想い出は種を蒔く、色んなところに種を蒔いて、花開くときを待っている、でも、種を蒔いたことを忘れたら育ててあげることはできない、それはとても悲しいこと。だから、今度は育実から記憶を奪ったりはしない。育実をいつでも笑顔にさせてあげたい。いつでも育実のことを笑顔にしてあげられるように、育実の中で咲いていたいから。溢れだしそうになるものを必死に抑えながら笑顔で言う春ハルを見て、育実は耐えられなくなり、彼女を抱きしめて、心の中でだけ咲くなんてそんな悲しいことはもう言うな、俺は諦めない、春ハルとまた逢えるって信じてる、春ハルが種に戻ったら、もう一度芽生えるのをずっと待っているからと伝えます。もう1回最初からやり直して、また恋をして、もう一度一緒に春を過ごそう。2人はそう約束すると、春ハルは“育実、大好きです”と言って姿を消し、精霊の種を残すのでした。
春ハルが種になった後、庭園部では彼女と早く再会するために、風祢の家にある古い文献を調べ、似た事例がなかったか調べます。すると、好奏がお伽噺風になっている魔法使いと精霊の恋物語が描かれた本を発見。その内容は、旅をする風の精霊が旅先で1人の魔法使いと恋に落ち、やがて精霊の加護を失って、存在が消え去り種を残したと書かれており、ここまでは育実と春ハルとほぼ同じような境遇でした。その後、魔法使いは風の精霊が旅した場所を巡りつつ、種となった精霊に自分の力を注ぎ続けた結果、風の精霊は再び芽吹き、今度は魔法使いの力を注いだ絆で結び直したものだったため、魔法使いの愛によってその存在が保たれ、2人は末永く幸せに暮らしたというものになっていました。これが真実かどうかは確かめようもありませんでしたが、重要な魔導書と一緒に厳重に保管されていたこと、本からも精霊の力を感じることから、現実にあった話なのだろうと結論付け、同じようにやってみようということになりました。春ハルを感じ取りつつ、春ハルがいたらきっと楽しいだろうきっと喜ぶであろうことを種に感じさせる。どれぐらい時間がかかるのか、それは分かりませんでしたが、庭園部では春ハルの種を芽吹かせるため、いつも春ハルがいるように振舞うようになっていました。そして、春ハルと出会ってから1年の月日が流れたある日の事。庭園部が育てた花の種が一斉に芽吹き、その中には春ハルが楽しみにしていた菜の花も満開に咲いていました。育実は嬉しくなって、春ハルの種を取り出し、その光景を見せてあげます。すると、種が光り出し、育実が目を開けると目の前には春ハルが立っていました。育実が恐る恐る名前を読んでみると、春ハルもそれに応え、育実の名前と自分の名前を言います。そして、念願かなって再会を果たした2人は抱き合い、育実が“おかえり”と言うと、春ハルは“ただいま”と返すのでした。

春ハル編 感想
春ハルちゃんが精霊としての力を失い、一度は消えるけど、想いの力で再び帰ってくる。たぶんそういう話にはなるんだろうなぁと思ったけど、捻りなくそのまんまのお話でした。でも、きちんとハッピーエンドで終わらせてくれるお話なら好きですし、良い話だったのでメインシナリオの部分に関しては満足でした。それと、自分がいつか消えてしまうことを知っている春ハルちゃんが、消えるその瞬間までずっと笑顔だったのが逆にすごく切なかったですね。主人公に対して“大好きです”って言って笑顔のまま消えていく様子は涙を誘います。春ハルちゃんは本当に強い女の子なんだなと思いました。エンディングに歌が入ってなかったのは気になったけど、その後のエピローグで、庭園部が育てた花壇が実は魔法陣で春ハルちゃんの復活には必要不可欠だったことが判明したり、春ハルちゃんがいる庭園部のやり取りを再び見せてくれたり、エピローグに関しては1番良かったかな(そもそも風祢編とましろ編にはエピローグがないけどw)。最後がHシーンで締められてますけど、個人的には事後のピロートークまで入れてほしかったなって思うけどね。残念な点を挙げるとすれば、恋人になった直後からすぐに春ハルちゃんが消える伏線がずっと張られ続けたことかな(正確にはその前からあるにはあったけど)。そのせいでイチャラブを心から楽しめなかった点。それが残念でした。そういうシリアスな雰囲気を少しでも出されてしまうとイチャラブも台無しになっちゃうので、しばらくは待ってほしかったなって思いました。この手のキャラだとどうしても先が読めてしまうものですけど、せめてイチャラブしてるときくらいは普通に見せてほしかったですね。
春ハルちゃんに関しては、いつもニコニコ笑顔で癒されました。“見た目は大人、頭脳は子ども”というのは終始変わらずでしたw 面倒見のいい風祢ちゃんと一緒だと、姉妹どころか母娘に見えなくもないですしw ここまで純粋な子ってエロゲでもなかなか見ないので、ある意味新鮮だったかも。可愛いし癒されるけど、声優さん的に結構エロイのでHシーンも文句なしだったし、おっぱいも大きいし、ハイスペックなヒロインでした。娘に欲しいです(爆) ぁ、風祢ちゃんが嫁でw
Hシーンは4回ですが本番は5回ありました。その内、最後の1回だけおっぱいが隠れてしまったものの、それ以外はおっぱいを見せてくれたし、概ね満足でした。アングル的には申し分ないパ○ズ○フェ○もあるし。CG的には期待外れ気味だった風祢ちゃんとは正反対だったなー。まぁパ○ズ○フェ○に関しては、若干、風祢ちゃんの方が良かったかなって感じですけど。春ハルちゃんはフェ○する時間短めですし。不満な点を挙げるとすれば、アレですね。ウェイトレス姿でのHシーンがなかったことですね。あんなに可愛い衣装なんだからHシーンも欲しかったです。もう1つは騎乗位で一度抜けてしまうところ。あの描写だけは絶対に要らないと思うぞ。何故そんな描写を入れたんだろう?って疑問に思う。あとは、残念・・・というほどではないけど、可愛いところを前面に出していた印象があるせいか、少し色気が足りなかったかなと。似たような可愛い系キャラで同じ声優さんである、ましまろですの花音ちゃんはアレだけ色っぽく仕上がってたので、これはHシーンの書き方次第なのかなぁ・・・。まぁでも、おっぱいいっぱいな点は、良かったと思います。
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

恋するココロと魔法のコトバ 感想まとめ
魔女と精霊との絆のお話という感じで、どれも感動系のお話になっていて、内容はとても良かったと思います。イチャラブという点では少々物足りなかったし、エピローグがなかったり微妙だったりで終わり方としてはもう少し考えてほしかったなって思う部分もありますが、最初から最後まで変わらぬ雰囲気だったので、体験版をやってみて良かったなって思ったらプレイして損はないかと思います。ただ、アウシュリーさんが攻略できなかったことは非常に残念に思います!!!!!!!!!!FD化したときには是非ともアウシュリーさんルートの追加をお願いしたいw いやー、アウシュリーさんがヒロインじゃないとか普通にオカシイですから!っていうか、アウシュリーさんってあれよね、“困ったときのアウシュリーさん”って感じで、便利使いされてた気がするw まぁ頼りたくなるのも分かるけどさw
キャラに関しては、やっぱり白もち桜先生の絵は可愛くて良いですね。全員可愛くて甲乙付け難いです。可愛さで言うなら好奏ちゃんですけど、ギャップありまくりな風祢ちゃんも良い。癒し系で好きなピンク髪の春ハルちゃんも良いし・・・甘えんぼのましろんはちっぱいな点が(爆) でもまぁ、実際にプレイして1番好感度が上がった風祢ちゃんが1番かな~。普段は面倒見の良いお姉さん、主人公に対しては甘え気味ってところが良かったですし、普段からおっぱいを強調してたのも私的にはポイント高い。Hシーンで満足させてもらえなかった点が残念ですけど、それを抜きにすれば1番かも。好奏ちゃんも同じくらい好きなんですけどね~、最初に気に入ったのは好奏ちゃんですし。やっぱりおっぱいはかなわないのか(爆) 前作の鈴ちゃんみたいな存在ですけど、妹ではないからなぁ。春ハルちゃんは見た目なら1番好み。やはりピンク髪ロングで巨乳というところは非常に良かったです。癒されたし可愛かったけど、もう少し乙女的なところを見せてほしかったかなって感じですかね。あとは、アウシュリーさん。ヒロインになれば、風祢ちゃんや好奏ちゃんの間に割って入れそうな素質はあります。FD化してヒロイン昇格してほしい。尚、ましろんは可愛いけどちっぱいが(ry
Hシーンに関しては1番期待してた風祢ちゃんでおっぱいがあまり見られなかった点が残念でした。他の子はおっぱい見せる率が高く、そこは概ね満足。前戯がないものが多くあっさりしてる印象があるのが物足りない部分かなって思いますけど。でもまぁ、風祢ちゃんと春ハルちゃん、巨乳2人のパ○ズ○フェ○のアングルは申し分なかったし、全体的には悪くなかったですね。あとはアウシュリーさんのHシーンがあれば完璧でした(しつこいw
内容もキャラも良かったし、エピローグ部分が少々弱かったのでそれを補う意味でもFD化してくれたら嬉しいですけど、どうなのかな~。アウシュリーさんはヒロイン昇格してほしいですよ、マジで!あと、風祢ちゃんのHシーンはもっとおっぱい見せてほしいですし!!そんなわけで、FD化を希望しますw

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ピンク髪ロングは良いですね~。ほんと、大好きですw


「恋するココロと魔法のコトバ」 あらすじ・感想その3 星詠ましろ編

2018年05月28日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

3人目は星詠ましろでした~(*'∇')

星詠ましろ キャラクター紹介
天才魔女の1年生。庭園部所属。二葉好奏とは仲良しでいつも一緒にいる。口数はそう多くはないが感情は豊か。普段他人に対してあまり興味を示さないが、レアな魔導師である育実に対しては興味津々。愛称は“ましろん”(春ハルが付けた)。
魔女だった祖母(故人)のことが大好きなお婆ちゃん子で、その影響もあって子どもの頃から精霊魔法を習っている(尚、母親は魔法が使えないため、ましろとはそういう話をしない)。特に占いが得意。よく当たると評判で、休み時間になると彼女の占い目当てで行列が出来るほどに人気がある。又、精霊アンテナという特技もあり、精霊であるかどうかの判別や精霊の居場所を見つけたりすることができる。
いつも“バステト”という名の猫を頭の上に乗せているが、バステトは精霊であるため普通の人には見えない。

星詠ましろ編 あらすじ
文化祭が終わった後、風祢の計らいによりましろと2人になった育実は、ましろを後夜祭に誘います。後夜祭の会場に来たものの、まだ少し時間があったため、休憩しつつ、育実はましろに改めてバステトのことについて聞きます。バステトは元々は祖母の使い魔でした。元は立派な猫の高位精霊で今とは全然違う姿でした。祖母はましろの魔法の先生であり、祖母から色々と教わり、祖母から教わったことは大事なことばかりで、どれもましろにとっては忘れられないものでした。ましろが好きという祖母に会ってみたいと育実はいいますが、1年前に他界していることをましろから聞かされると、謝ります。しかし、ましろは知らなかったことだし、それに会ってみたいと言ってくれたことは嬉しいとフォローします。ましろは話を続け、バステトは祖母が亡くなったときに一度精霊の種に戻りましたが、ましろの魔力で再び芽吹き、今の姿になったと言います。ましろは祖母の話を嬉しそうに話しつつも、寂しそうな表情を見せていたため、バステトも心配している様子で、育実もバステトと同じことを感じていました。自分は別れを怖がっているのに、ましろには祖母との別れを思い出させてしまったと自己嫌悪に陥りますが、ましろはそんな育実に対し大丈夫だよと言って育実の頭を撫でるのでした。
祖母が亡くなったことで、魔法の話が出来る人も、魔法のことで褒めてくれる人もいなくなってしまったましろ。しかし、庭園部で祖母がいた頃と同じような雰囲気で過ごすことが出来るようになったため、庭園部は彼女にとって特別な場所になっていました。そのため、庭園部にいるときのましろは普段よりも笑顔でいる時間が増えていました。そんなある日のこと、ましろはヴィヴィットに祖母との思い出の茶葉を買うため、育実たちについていきますが、ヴィヴィットに着くと、店内がいつもと違う雰囲気でオルゴールが鳴っていました。アウシュリーは何となくましろが来るだろうと思って出してみたと言い、このオルゴールがましろの祖母とお揃いで作ったものだと教えます。しかし、ましろは、そのアウシュリーとお揃いというオルゴールのことは祖母から聞かされてもいないし見たこともありませんでした。アウシュリーは祖母の持っていたオルゴールは落として無くしてしまったと聞いていたようですが、その言葉にましろは疑問を感じます。祖母ほどの魔女であるならば、落し物くらいは精霊魔法ですぐ探せたはずなのに、何故見つけていないのかということでした。何か探せない理由があったのか、そのことが気になったましろは、祖母のオルゴールを探したいと言い出し、育実も春ハルもそれに協力することにします。その後、風祢たちに事情を話してしばらく部活を休むことを連絡すると、風祢はそれなら私達にも手伝わせてと言い出します。精霊魔法で探し物をするなら練習にもなるし部活の一環にできるからと。
それから庭園部全員でオルゴール探しをしますが、街の至るところに祖母の遺した魔法陣があり、そのどれも人と自然の調和がとれた素晴らしいもので、ましろの祖母が凄い魔女であったことは分かったものの、肝心のオルゴールは見つかっていませんでした。そんなある日のこと、この日は祖母の反応が極めて小さい住宅街に行きましたが、途中でバステトが何かに反応して飛んで行ってしまったため、育実たちは慌てて追いかけます。バステトが飛び込んでいったのはとある一軒家で、そこからアウシュリーが持っていたオルゴールと同じ音色が聴こえてきました。先ずはその家の人に話を聞かないと分からないということでお邪魔しますが、オルゴールを縁側で聴いていたのは1人の老人でした。育実たちは事情を話すと、老人はこのオルゴールは若い頃、ある女性から貰ったもので、しばらくしまっていたけど、最近ふと昔を思い出して、音色を聞きたくなって取り出したと話します。そして、育実たちに自分の昔の話をします。老人は若い頃に心臓の病気で倒れ、生死の境を彷徨ったことが多くありました。ある日、庭で花を見ていたところ再び発作が起こったものの、その日は家に誰もおらず、死を覚悟しました。そんな時、若い女性が突然現れ、介抱してくれました。そして、発作で苦しんでいるところを落ち着かせるためにオルゴールの音色を聴かせてくれました。すると心臓の発作は治まり、いつの間にか眠っていました。眠りから覚めると女性はいませんでしたが、手元にはオルゴールが残されており、その後はそのオルゴールが心の支えになって難病を乗り越えました。
育実たちはその老人の話を聞いて、恐らくましろの祖母が治癒魔法をかけ、この人を落ち着かせ勇気づけるためにもこのオルゴールが必要と判断し、オルゴールを置いていったのだろうと推察します。老人は自分を助けてくれた女性のことを知ってるなら教えてほしいと言いますが、ましろがその女性は私の祖母だと答えると、老人は何となく似ていると喜び、その人はどうしているか聞くと、ましろは言い難くて答えられませんでした。しかし、老人は、そんなましろの様子を察してくれたのか、それ以上追及することはせず、辛いことを聞いてしまったと謝ります。そして、老人は祖母の代わりにましろに感謝の言葉を伝え、オルゴールをましろに渡します。老人にとっても大事なオルゴールでしたが、もう病気も治って元気になったこと、何より恩人の孫にもお礼を言えたことに満足したため、オルゴールを返すことにしました。祖母のオルゴールを老人から受け取ったましろは大事そうにそのオルゴールを抱きながら、老人にお礼を言うのでした。
ましろの祖母のオルゴールを見つけることが出来たため、通常の活動に戻った庭園部。ある日、部室にある蔵書を整頓していたところ、精霊が見えなくなった魔女が退部したことが記載されている活動日誌を発見します。それを聞いたましろは、急に元気がなくなったため、皆が心配しますが、ましろがお腹すいたと言ったことから、急きょお茶会を開くことになり、お茶会が終わる頃にはましろにも笑顔が見られるようになっていました。その日の帰り、ましろはアウシュリーに話を聞きたいからヴィヴィットに行きたいと育実に声をかけたため、ましろの表情はまだ少し元気が足りないと感じた育実は、ましろをヴィヴィットへ連れて行きます。アウシュリーも同じことを思ったようで、ましろの用件を優先してくれ、話を聞きます。ましろの用件は、育実の予想通り、精霊が見えなくなった魔女についてでした。そういったことは本当にあるのかと。アウシュリーは滅多にあることではないが、そういう人がいることは聞いたことが何度かあると答えます。ただ、その原因まではアウシュリーにも分かりませんでした。ましろの元気はないままでしたが、そんな彼女に、アウシュリーは精霊が魔女との関係を必要ないと感じたら姿が見えなくなるということもあるんじゃないか、魔女だから精霊が見えるというよりも精霊に選ばれて魔女になるのではないかと話し、家では精霊のことを話せない彼女のことを案じ、今はそういう話が出来る人が必要だと判断して、ましろに今晩はヴィヴィットに泊まることを勧めます。すると、ましろは先ほどよりも元気になり、母親に許可をもらうのと着替えを取りに家に一旦帰って行きました。その日の晩、皆と居る間は元気だったましろですが、深夜、皆が寝静まった頃、育実はどこからか声が聞こえる気がして目が覚め、ヴィヴィットの1階に向かうと、そこでは精霊と交心しているましろの姿がありました。
ましろはまだ精霊が見えなくなった魔女のことを気にしており、精霊が大好きだけど、その大好きな精霊に必要とされなくなって精霊が見えなくなったらどうしようと不安を話します。好きな人を、大事な物を失うのが怖いと言い、祖母が亡くなったときのことを想い出して涙を流します。祖母という大きな存在を失った今、彼女の心の拠り所は精霊となっていました。だからこそ、精霊を失うことを恐れていたのです。そして、悲しみに覆われたましろの周囲にいた精霊たちはその悲しみの感情を嫌って一瞬で居なくなってしまい、ましろは独りになってしまいました。そんなましろに対し、これ以上悲しい思いをしてほしくないと思った育実は、ましろに泣かないで、ましろちゃんが泣くと精霊たちも悲しいと伝え、流れる涙を拭いながら頬を撫でてあげます。すると、ましろは精霊にも悲しい思いはさせたくないと言って落ち着きを取り戻します。そして、育実が自分は最近になって精霊が見えるようになったけど、その前から何となく精霊の存在を感じていた、見えなくなることはあっても、精霊がいなくなるわけじゃない、だから精霊はいつでもましろちゃんの側に居てくれている、それにましろちゃんが精霊を好きっていう気持ちは精霊に伝わっていると思う、だからそんなましろちゃんに精霊が見えなくなることはないと言うと、ましろの中にあった悲しい感情も弱まり、精霊たちも再びましろの周囲に集まってきました。けれど、ましろの寂しそうな顔はそのままで、育実はそんな彼女の表情が頭に残って離れませんでした。
ましろにとって大きな存在だった祖母を失った悲しみと辛さ。それは育実が思っていた以上のもので、まだ身近な存在を亡くしたことがない自分では力になれないのか考えていました。そこで、永い時を過ごしてきたアウシュリーから、人との悲しみをどうやって乗り越えてきたのか聞くと、アウシュリーは、今まで多くの人と出会い、その人たちが自分より先にいなくなってしまうことは悲しかった、だけど、死の悲しみは、その人が大切だったからこそであり、自分がその人をどれだけ大事に思っていたか、その悲しみで改めて感じることが出来たと話します。悲しみで知る気持ち。その気持ちは、失った人が大切であればあるほど、大きく深くなるもの。その悲しみは人それぞれであり、その人にしか分からないものだけど、その悲しみに寄り添ってあげること、支えてあげることは出来る。そのために自分が出来ることはないか、育実は考えてみますが・・・。
ましろに何かしてあげられることはないか、それをここ数日探していた育実ですが、ある日、祖母が残した魔法陣を見て悲しい表情を浮かべているましろを見て、大切な人が残してくれたものなのにそんな悲しい顔はさせたくないと思い、ましろに声をかけ、おばあさんが残してくれたものをもっと見つけてみようと提案します。その魔法にはきっと祖母の願いや想いも残っているだろうから、それをましろちゃんとみつけたい。そう言うと、ましろもおばあちゃんの残したものをもっとたくさん見つけたいと言って、祖母の残して行った魔法を他にも探してみることにしました。それから数日、部活の合間に祖母の痕跡をいくか見つけ、その魔法に込められた祖母の想いを感じたましろは、祖母はいなくなったわけではない、残してくれたものは祖母の優しい気持ちと一緒にちゃんと生きていることに気付き、彼女の顔に笑顔が戻っていました。
それからも祖母の痕跡を探していましたが、ある日、1人の若い女性に付近にツバメの巣が作られてるところはないかと声をかけられます。彼女にはバステトが見えていて、魔女であることが判明。名前は麗子。この街の出身で旅してまわっているようでした。麗子は、旅に出るおまじないとして、渡りの精霊の種がお守りに使われるから、ツバメの巣を探していると事情を説明。その話はましろも知らないことでしたが、麗子は修行中にとあるお婆さん魔女から教わったと話します。しかも、そのお婆さん魔女はましろの祖母のことでした。それを知った麗子は、この偶然の出会いを精霊のお導きだと喜び、お互い祖母のことについてしばらく話をします。その後、ましろ達もツバメの巣を探すことに協力することにし、ましろの範囲探索魔法でツバメの巣の場所を探してみることにします。いつもましろが何気なく使っていたその魔法は大変高度なもので、一人前の魔女である麗子ですらも驚き、さすが輝代さんのお孫さんねと感心します。そして、学園のOGでありヴィヴィットの常連だったという麗子は、ましろの素質を褒める他に、2人の関係も気になっており、思い切って2人にどう思っているか聞いてみると、2人ともしどろもどろになり麗子にからかわれてしまいます。精霊の種は何とか見つけられ、麗子ともたくさん祖母の話が出来たものの、育実は帰り際に麗子から“ましろちゃんは育実君のことが好きだからデートに誘ってみたら”と耳打ちされ、余計にましろのことを意識してしまいます。一方、ましろも麗子との出会いで、祖母が残してくれたものは街だけじゃなくて人の心にもたくさん残っていることを知り、オルゴールのときもそうだったことも思い出して、祖母が残してくれたものでたくさんの素敵な出会いがあったことを喜び、以前は祖母の話になると寂しそうな表情をしていたのが嘘のように、幸せそうな顔を浮かべるのでした。
麗子に言われましろのことを意識するようになった育実は、思い切ってましろをデートに誘ってみます。すると、ましろもOKしてくて、2人は次の休日にテーマパークにデートに行きますが、そこでましろは、今まで育実が自分のために色々としてくれたことに対して理由を聞くと、育実は好きだからと答えます。育実からの告白にましろは驚くと同時に喜びますが、自分の気持ちをどう伝えていいか分からず困っていると、育実が手を繋いできて、交心で自分の想いを伝えてきたため、ましろも同じように交心で自分の気持ちを育実に伝えます。こうして、2人は恋人同士になったのでした。
恋人同士になり数日後、ましろの買い物に付き合っていると、八百屋さんから以前はよく輝代さんから山菜のおすそ分けをもらっていたことを聞き、ましろはその場所に行ったことがあることから山菜を取ってくると八百屋さんと約束。又、最近2人きりでいることが多いため、山菜取りは庭園部の皆と行くことにしました。ましろは祖母がよく連れて行ってくれた朝乃葉山を案内し、山菜を採りますが、まだ若い芽が多く、思ったほど採れませんでした。しかし、あまり採り過ぎるのも良くないため、そろそろ帰ろうと話していると、ましろが山の大精霊に声をかけられます。山の大精霊はましろの心が輝代のものに近いから勘違いしたと言いますが、ましろが輝代の孫だと知ると、幼い頃のましろのことを思い出していました。山の大精霊は輝代がこの山でしてくれた多くのことを語り、ましろはその話を聞いて街だけじゃなく山にも祖母の痕跡が残されていることを知り、また自分の知らない祖母のことを知ることが出来、嬉しくなりました。山にも祖母の痕跡があると分かり、それを探しに2人は山まで出かけるようになりましたが、山にある陣は街にあるものよりも自然に調和しているため見つけるのは困難でしたが、ましろが山に来ていることに気付いた山の大精霊がよく輝代が行っていた場所まで案内してくれます。そこは一面レンゲの花でいっぱいになっており、ましろも幼い頃に来たことがある場所でした。ましろの魔力が祖母のものに似ていたからか、精霊たちが集まってきますが、精霊たちから祖母のことを聞かれたましろは悲しい気持ちになってしまい、精霊たちも同じく悲しみどこかへ消えてしまいます。育実はすぐにましろの下へいき抱きしめ彼女を落ち着かせると、ましろは山の大精霊に対し、山にいる精霊たちがおばあちゃんとの思い出を悲しいものにしないように癒してあげたいと言います。かつて育実が自分にしてくれたように。するとましろは周りの精霊に祖母との楽しい思い出を聞き出したりすると、精霊たちも落ち着きを取戻し、山の大精霊の命により、輝代の残した陣を探すのを手伝ってくれることになったのでした。
祖母がいなくなったことの悲しみは忘れることはできない、けど、それ以上に楽しい思い出もたくさんあることを思い出すことが大事、何より祖母の思いを受け継ぐ魔女がいることも伝えたい、ましろはそう考え、祖母が残して行った陣の中でも古くて綻びが出始めている陣の修復をすることを決意します。しかし、祖母の作り上げた陣は基礎をアレンジした独自のものとなっており、ましろでも解読が難しくなかなか思うように進みませんでした。そこで自分たちよりも魔法に詳しいアウシュリーに聞いてみると、陣を独自のものにアレンジする魔女は多く、祖母もそのタイプだったのだろうと言い、魔女によっては魔法や精霊のことで何かに書き残していた可能性があり、丁寧な人であった彼女ならばそれが残っているのではないかと言います。ましろは祖母との思い出の中にそれらしいものはないか思い出しますが、いつも祖母が本に何か書いていたことを思い出し、育実を家まで連れて行き、一緒に本を探します。すると、祖母が書き残した書を発見。その書には魔法や精霊のことなど色々なことが書かれており、その中には朝乃葉山のことも書かれていました。その本はただのメモというだけじゃなく、まるでこの本をいつか開く自分以外の誰かに向けた教本のように書かれてあり、それが誰に向けてだったのかは明白でした。その本を読んでいたましろはあるページに動物の絵が描いてあるのを発見。それは、ましろが描いた絵のようでした。それを見たましろは、その時のことを思い出し、涙を流します。しかし、今のましろは悲しんで泣いているのではなく、祖母からの想いを受け取った嬉しさで泣いていました。それからましろは祖母の本を手に山に残された陣の修復を始め、山にいる精霊たちも、ましろを輝代の跡を継ぐ魔女として受け入れるようになっていました。そして、山に残された祖母の陣はほぼ修復が完了し、あとは他に陣が必要そうな場所にましろが追加していくだけという状態になっていました。
何もかもうまくいっていたと思っていたある日、バステトの様子がおかしいことに気付いたましろ。育実たちもその原因を探りますが、部室にある資料にはバステトと同じ症状になる精霊のことなど書かれていなかったため、アウシュリーに相談してみることにします。急いでヴィヴィットに向かい、アウシュリーにバステトのことを見てもらうと、バステトが不浄の精霊になりかけていると言います。バステトは祖母が亡くなってから今まで、ましろに気付かれないよう、ましろが抱える悲しみという負の感情をずっとその小さな身体で抑えていました。しかも、ましろだけならともかく、輝代が亡くなったことを知った山の精霊たちの抱える悲しみまでも受け止めていたのです。そのせいで、不浄の精霊になりかけていました。バステトを救うにはバステトの抱える負の感情を浄化する必要がありました。ましろは自分がバステトを浄化することを決意しますが、バステトの抱える負の感情は思っていた以上に大きく、ましろはそれを受け止めることが出来ませんでした。すると、バステトはそんなましろを見て逃げ出してしまいます。ましろは自分のせいだと自分を責めますが、育実は悲しみだけを受け止めようとしちゃダメだ、お婆さんとの素敵な思い出もあるのだから、その楽しく素敵な思い出に助けてもらえばいいとアドバイスし、アウシュリーもそれに賛成し、それが出来るのは、輝代の孫であるましろだけだと言います。そこでましろは、オルゴールを取り出し、その音色を聞くと落ち着きを取り戻します。その後、皆で手分けしてバステトを探しに行きますが、バステトと繋がりが深いましろは、バステトが朝乃葉山のレンゲの園にいると分かり、すぐにそこへ向かいます。バステトがここに来たのは、このレンゲの園には祖母との思い出がたくさんある場所だからであり、バステトもまだ諦めていないことを知ったましろもまた諦めず、育実と一緒に負の感情に立ち向かうことにします。しかし、バステトの中にある負の感情は、ましろと育実だけでは受け止めきれるものではありませんでした。すると、山の大精霊を始め多くの山の精霊たちも駆けつけ、2人からバステトを救うために輝代との楽しい思い出がほしいと言われると、協力してくれます。
ましろは精霊たちの協力を受けながら、バステトの抱える悲しみを受け止め続けますが、やがて悲しみだけじゃなく祖母との素敵な思い出も流れ込んでくるようになりました。ましろは、バステトを支えるために、持ってきたオルゴールを流すと、不思議な現象が起こり、もう会えなくなったはずの輝代の姿が映し出されます。輝代は姿を現すとバステトを優しく撫でてあげ、バステトも嬉しそうに輝代の姿を見つめていました。そして、輝代の姿を見て元気が出た精霊たちの協力と輝代からのアドバイスもあり、ましろは無事バステトの抱える負の感情の浄化に成功します。それを見届けた祖母が、ましろに、とても立派な魔女になったわねと褒めてあげると、ましろは祖母に抱き付き、祖母も泣き虫は変わってないのねと言って抱き止めます。そして、精霊たちに感謝の言葉を伝え、育実にはましろのことを託し、ましろにはバステトと山のことをお願いし、ましろがそれに頷くと、頼もしい魔女さんねと笑って消えていきます。ましろもそれを見届けますが、その姿にもうかつてのような悲しいという感情はありませんでした。それからましろは、祖母から受け継いだもので街や山を守っていくことを決意したのでした。

星詠ましろ編 感想
最初から最後まで一貫してお婆ちゃんの話でした。途中、精霊が見えなくなるという話が出てたので、何か関係するのかなって思ったら、それをキッカケにましろちゃんの抱える悲しみが分かるという話で、精霊が見えなくなるということに対しては特に関係なかったw ましろちゃんの母親が精霊魔法が使えない理由なのかなってちょっと思ったんだけど、そっちには発展しませんでしたねw まぁあのままお婆ちゃんの悲しみを持ち続けたら精霊たちに嫌われて、ましろちゃん自身がそうなる可能性もあったのかもしれないけど。とにかく、ましろちゃんの中でいかにお婆ちゃんが特別な存在が分かるという話になっていました。あまりにお婆ちゃんのことばかり語られるので、主人公の存在っていったい・・・って思う部分もありましたがw それに対抗してかどうかは分からないけど、比較的イチャラブシーンは多めだった気がしますね。その点は良かったです。ともあれ、最後にお婆ちゃんも姿を見せたし、ましろちゃんが少しずつお婆ちゃんを失った悲しみを乗り越えていくという良い話だったと思います。風祢編同様、エピローグがなかったのが残念ですけども。
ましろちゃんはお婆ちゃんを失った悲しみを抱えているせいか、主人公に対してはかなりの甘えんぼになっていて、膝の上に乗っかって来たり割とスキンシップが多めだった気がします。可愛いですね。これでちっぱいじゃなければと思うと惜しいですなぁ・・・好奏ちゃんと一緒に妹にしたいw 個人的には好奏ちゃんとのコンビも好きなので、お婆ちゃんばかりじゃなく、好奏ちゃんとの友情も描いてほしかったなって思いますねぇ~。年下の親友コンビは微笑ましいのでもっと見たいのです。そこは惜しかったかなぁ・・・。まぁでも、甘えんぼなましろんとっても可愛いので、頭いっぱい撫でてあげたいですね(*´Д`*)b
Hシーンは4回・・・ですが、1回は本番がありません。何故あんな中途半端なところで止めてしまったのか非常に疑問。ましろちゃんはちっぱいですがぺったんこではなく、好奏ちゃんほどではないけど膨らみかけって感じで(前作の小都音ちゃんより大きく見える)、まぁ悪くはなかったです。それに、なんでこれを風祢ちゃんでしてくれなかったかなぁって思うくらいに本番でおっぱい見せてくれたし、ちっぱいであることと本番Hが1回少ないことを除けば概ね満足でした。

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ところで、たぶん皆そう思ってるかもしれないけど、バステトって、どう見ても、ぱん○ゃだよね(´ー`)?可愛いけど、ぱ○にゃにしか見えないw


「恋するココロと魔法のコトバ」 あらすじ・感想その2 一片風祢編

2018年05月27日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

2人目は一片風祢でした(*'∇')

一片風祢 キャラクター紹介
育実のクラスメイト。成績優秀で真面目な性格で若干ツンデレ気味。庭園部では皆のお姉さん役で面倒見がよい。春ハルは彼女の愛称を“かざねん”としようとしたが、あまりに微妙すぎたため本人に拒否された。
1年前にイギリスから日本に帰ってきた帰国子女。学園長・一片海寿々の孫娘で、クラス委員や庭園部の部長を務めている。ただし、特別扱いされたくないため、学園長の孫というのは学園では隠している。
祖母だけじゃなく母親も凄い魔女らしいが、今はまだイギリスに滞在している。母親のことは誇りに思っており、朝乃葉学園のOGである母親が庭園部に所属していた頃に書いていた庭園部活動日誌が愛読書。その為、今の庭園部では、その活動日誌に書かれた内容を実践することも多い。
いつか母親を超えて魔女にとって最高の名誉である“グランウィッチ”になることを目標としている。その資質も充分にあり、普段の魔力でも充分だが、ブラックコーヒーを飲むと何故か更に魔力が高まる(ブラックでなくともOKだが純粋なコーヒーであればあるほど効果が強くなるためブラックで飲む)。ただ、ブラックコーヒーは苦くて苦手なため、本人はあまりこの手は使いたがらない。
魔女界のレジェンドであるアウシュリーに対して盲目的に憧れを抱いており、アウシュリーに会う為に喫茶店ヴィヴィットの常連客になっている。育実は彼女の顔と名前は知っていたが、今まで一度も話をしたことがなかった。彼女の方も育実のことをクラスメイトであること以外は何も知らなかったが、知り合ってからは好意的に思っているようで、時々弱味を見せることがある。
( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

一片風祢編 あらすじ
文化祭が終わった後の後夜祭に風祢を誘った育実。後夜祭の会場に向かう途中、風祢はイギリスで会ったグランウィッチのセシリアに憧れ、彼女のようなグランウィッチになるのが夢であったことを話します。そのセシリアからは“グランウィッチになることは風祢が思っているほど素敵な未来ではない”と言われていましたが、風祢にとってもグランウィッチなりの苦労があることは覚悟の上でした。自分の夢をちゃんと人に話したのは育実に対してだけで、自分だけ話すのは不公平だからと育実の夢を聞きます。育実は風祢ほどの明確な夢を持っておらず漠然としたものでしたが、特別救助隊の隊長をしている父親のようになりたいと話します。父親ほど立派じゃなくとも、人を助けられるような人間になりたい・・・それが育実の漠然とした夢でした。
しかし、育実は体力があるわけでも勉強が出来るわけでもないため、そんな能力に達していないのではと自分で気付き落ち込んでしまったため、風祢がこれから頑張ればいいと必死にフォローします。その後、会場に着いたものの、まだ後夜祭は始まってなかったため、テントの下で休んでいると、学生たちの気分に充てられて浮かれてしまった風の精霊が突風を起こしてしまいます。育実は咄嗟にテントの柱を支えて風祢を守りますが、体力がないのが災いして、あまり持ちそうにありませんでした。しかし、その僅かな時間で風祢は風の精霊を鎮めることに成功し、育実は一瞬で交心を成功させた風祢を褒めます。すると、風祢はテントが倒れそうになったとき、育実が自分を助けてくれたことから、自分が逃げることよりも誰かを助けることを優先するということは咄嗟の時にはなかなか出来ない、だからきっと父親のようになれると伝えます。それを聞いた育実も先ほどの風祢の交心は凄かった、きっとグランウィッチになれると褒めると、風祢は照れながらも嬉しそうに笑い、そんな彼女の表情を見て、育実はもっと彼女の力になりたいと思うのでした。
後夜祭での風祢と少しお互いのことを理解しあったせいか、部屋に1人でいると彼女のことをずっと考えてしまうため、気分転換に散歩に出かけると、風祢とばったり会ってしまいます。風祢からグランウィッチになるべく、休日はパトロールしているという話を聞いた育実は、彼女についていくことにします。しかし、2人で一緒にいるところを、いつもパトロール中に会うおばさんに見られて勘違いされてしまったため、離れて歩こうかと提案すると、風祢は迷った挙句、グランウィッチになるためにはこういうことにも慣れないといけないとよく分からない理由を言って、引き続き育実と一緒に歩いていくことにしました。2人はしばらく街中を歩いていましたが、一通り街を見て回った後は、朝乃葉山まで来てきました。朝乃葉山は、他の魔女が手入れをしたのか山にしては珍しく精霊が落ち着いているため、風祢はパトロールとは少し違うけど、他の魔女の仕事ぶりを見るのも勉強になると言って、魔女が施した魔法を見て回ることにします。そして、この山を鎮めた魔女の作った魔法陣を見て、自分との力の差を感じた風祢は、感心すると同時に落ち込みかけますが、育実から魔法陣に込められたものを一瞬で理解する風祢もすごいと褒められると、照れながらも落ち込みかけた気分を持ち直します。
風祢はこの魔法陣を作ったのはグランウィッチかもしれないと言って改めて改めて魔法陣を見ていると、突然覚えのない声が聞こえてきて、見知らぬ精霊が姿を現します。その精霊は風祢が驚くほどの強い魔力を持っていて、いわゆる山の精霊の長である“山の大精霊”でした。山の大精霊はかつてここに来ていた魔女が姿を見せなくなったことで、少し困ったことが発生するようになったから、助けてほしいと風祢に言います。ここにあるのと同じ魔法陣が描かれた精霊の石が川の上流にも置かれていたが、それを誰かが動かしてしまい、その影響で調和が乱れ大雨の際に川が氾濫し、他の精霊の石までいくつか流されてしまったため、それを元に戻してほしいということでした。2人は早速上流へと向かい、精霊と交心しながら石を全て見つけることが出来ましたが、1つだけ割れてしまっている石があったため、自分たちで作り直すことにしました。風祢が精霊の石を作り、育実がそのサポートをする、それで石を作ろういうことでした。元々の魔法陣がこの山を鎮めた魔女独自の物だったため、それと同じように作るには風祢の負担もハンパなく、コーヒーでの魔力アップや育実のサポートがあっても何とか出来たというほどのものでした。風祢は魔力アップによる後遺症でヘロヘロイになってしまったため、育実が代わりに石を正しい位置に配置すると、山の大精霊が再び現れ、風祢に感謝の言葉を伝えます。そして、魔力の消耗が激しく立ち上がれない風祢を見て、お礼にと精霊水晶を風祢に渡します。風祢は貴重な精霊水晶を貰えただけではなく、山の大精霊に褒められたことも併せて大喜び。その後、精霊水晶で魔力を取り戻した風祢は、育実に支えられながら山を下りるのでした。
それから風祢の精霊調査(パトロール)に付き合うようになった育実。しかし、一方で、風祢はどこかそわそわしたような雰囲気で、いつもと違う様子で育実も気になっていました。そんなある日の事、台風が近づいているということから部活全体が中止となり、育実は風祢と帰ろうとしますが、風祢が精霊調査に行くというので、危ないんじゃないかと注意しますが、風祢はこんなときだからこそ魔法が役に立つと言って聞きませんでした。そのため、育実も一緒についていくことにしました。パトロール中、特に何もなく済んでいましたが、やはりどこか風祢の様子がおかしく、育実はそれを聞き出そう思っていたものの、風祢からは何でもないと返されてしまい、それ以上踏み込めずにいました。風祢はまだ朝乃葉山には行ってないから行ってみると言い出し、育実はさすがに山は危険だと止めようとしますが、風祢はこれくらいのことをしないとグランウィッチにはなれないと言い張ります。グランウィッチになるのは一片家の悲願であると。彼女の母親も学生の頃はグランウィッチに憧れていたことが活動日誌にも書かれていましたが、母親は今もまだグランウィッチではありませんでした。風祢が憧れ現役のグランウィッチですらも認める実力を持つ母親ですらもなることが出来ないグランウィッチ。それになるためには今よりもっと頑張らなくてはいけない・・・そんな彼女の言葉を聞き、育実はここ最近の風祢の様子がおかしい理由に気が付きます。山の大精霊の頼みを聞き届け、山を鎮めたというグランウィッチの仕事を目の当たりにしたことで、彼女は焦ってしまっているのだと。目指していた頂は、予想よりもずっと高みにあって、今のままでは全然足りず、追いつくには更なる努力が必要だと痛感し、だから無茶をしてでも上を目指そうとしているのではないか・・・育実はそう考えます。
結局、風祢が断固として譲らなかったため、育実も一緒に山を見に行くことにしましたが、先日風祢が直した精霊の石が1つ足りないことに気付き、精霊の交心で流木の下敷きになっていることが判明します。2人で協力して何とか流木をどかし、石をちゃんと配置しようとしますが、その時上流から流木が流れてきたため、育実はそれを咄嗟に蹴り上げ、流木を川の方へ流しますが、その代償は大きく、立てなくなるほどの怪我を負ってしまいます。流血は風祢の魔法で止血できたものの、捻挫まではどうすることも出来なかったため、風祢が支えて山を下りようとしますが、先ほどの流木を移動させるために魔力を使ってしまった風祢自身も疲労していたため、このままでは2人とも危険な状態でした。育実は風祢だけでも先に下りて助けを呼んできてほしいと言いますが、風祢は自分のせいだから自分が何とかする、育実を置いていくことはできないと言って引きませんでした。このままでは2人とも共倒れになる・・・そう育実が感じたそのとき、山の大精霊が助けにきて、2人は無事下山することに出来ました。しかし、自分のせいで育実が怪我をしたことにショックを受けた風祢は落ち込み、ただひらすら“ごめんなさい”と謝罪を繰り返すのでした。
翌日、アウシュリーにこっぴどく叱られた育実は足の怪我の影響か熱を出して1日学園を休んでしまいますが、夕方に目を覚ますと、部屋には見舞に来ていた風祢の姿があり驚きます。風祢は育実に何度も忠告されたのに無茶なことをして、それで育実に怪我をさせてしまったと謝ります。しかし、育実は風祢についていったのは自分の意思であり、グランウィッチになってみんなの役に立ちたいという目標に向けて一生懸命な風祢と一緒になって頑張りたかったから、風祢が俺に謝る必要なんかないと伝えます。すると、風祢はグランウィッチを目指す一番の理由はみんなの役に立つためじゃないと否定します。それは風祢のわがままでした。イギリスで会ったグランウィッチから、一片家は初代グランウィッチの血を引く由緒ある家系だと教えられ、それを聞いた風祢にとって、それは大きな誇りで支えにもなっていました。しかし、一片家からは長い間グランウィッチが輩出されておらず、そのせいで、一片家の家系を疑う魔女まで現れるようになっていました。一片家は本当にグランウィッチの血を引いているのかと。その噂は本当かどうかは分からない。けど、自分がグランウィッチになれば、そんな噂は無かったことに出来る。それが風祢がグランウィッチを目指していた最大の理由でした。
母親から“経験は、成果を求めてするものじゃない”というアドバイスを受けていた風祢は、それを失念してしまい、そのせいで育実を巻き込んで、山の大精霊や救助に来たアウシュリーにまで迷惑をかけてしまった・・・だから本当にごめんなさいと再び謝ります。そんな彼女に育実は、いつか風祢が育実にグランウィッチのことについて語っていたときのことを話し、その時の風祢を見て応援したいと思った、あの時話していた気持ちは嘘じゃないよねと確認します。すると、風祢はグランウィッチになりたい気持ちは今だってある、それだけは消せないと答えます。それを聞いた育実は安堵し、それなら俺だって今も同じ気持ちだ、今でも風祢のことを応援したいと思っていると話します。風祢の手助けをして風祢と一緒に頑張りたいと。今までグランウィッチになるためには、何でも自分で解決しなくてはいけないと考えてきた風祢。しかし、育実のそんな言葉を聞いて、何度も育実に手伝ってもらっていたんだから、それに拘るべきではなかった、もっと今の自分の力を考えるべきだったと反省し、昨日のことももっと上手くやれたはずと冷静に見直します。こうして、自分の失敗に気付いて反省した風祢は、また一歩グランウィッチに近づけたのでした。
山での経験を踏まえ、再び調査を再開した風祢。育実も怪我が治ってから精霊調査に参加することにしました。そして、この日は山の麓にある森に台風の影響が出ていないか見に行くと風祢が言い出したため、育実は心配しますが、風祢は前回の失敗をきちんと反省しており、無茶はしないと約束。2人は森へ向かいます。森は異常なかったものの、次第に天候が悪くなっていたため、引き返そうとしますが、2/3ほど引き返したところで夕立になり、雷が近くに落ちて山火事が発生します。風祢は前回の失敗が頭にあるため、自分たちが干渉したら悪化するかもしれないから消防署に連絡しようと言い、育実が電話をしてみますが、森の奥の方の火事のため、消防隊の到着が遅れると言われます。風祢は精霊たちのことは心配だけど先ずは自分たちの身を守ることが大事だから避難しようと言いますが、育実は自分たちに何か出来ることはないか考え、アウシュリーに連絡し、状況を説明して指示を仰ぎます。そして、アウシュリーの指示を受けて育実と風祢は避難することを念頭に置きながら、火の精霊との交心を試みて、少しでも火事が抑えられるようにしますが、既に粗ぶった状態で現れた火の精霊との交心は難しく、風祢でも交心が出来ませんでした。そこで風祢は直接火の精霊と交心するのではなく、周りの精霊の力を借りて交心を試みることにし、火を消すために必要な水を出す雨雲との交心をしてみることにします。しかし、雨雲も火の精霊ほどじゃないにしろ、粗ぶっている状態で、しかも、距離があるために交心にしくい状態でした。育実はそれならと木の精霊と交心しながら木を登り、少しでも距離を短くしようと試みます。一方、風祢は精霊水晶を使い、風を使って火の回りの空気を薄くして火を弱める行動に出ます。そして、風祢が火の勢いを止めている間に、育実は森の精霊たちの力を借りながら雲の精霊との交心を成功させ、火事付近に大雨を降らせ、山火事の拡大を防ぐことにも成功。その直後、アウシュリーと彼女が招集した魔女が駆けつけます。育実たちはまた無茶をしたことについてアウシュリーに怒られると思い、お互いを庇いますが、そんな2人にアウシュリーは、前回のような無謀なことではなく、出来ることやらなくてはいけないことを見極められたことを褒めてあげて、2人を先に帰らせます。
育実の家でお風呂に入った風祢は、育実との煩悩が頭から離れませんでしたが、お風呂からあがって育実がいれたお茶を飲んでいると落ちつき、育実に今まで色々と助けてくれたことへ感謝の言葉を伝え、どうしてここまでしてくれるのかと聞きます。すると、育実は、今まで人との別れが怖かったから関わった人とも後悔がないようにしたかったこと、だから風祢と一緒にいたことを伝え、この気持ちは本来ならば抑えなければいけないことで、言ってしまったら元には戻れないことを理解しつつも、口にします。俺は風祢のことが好きだと。すると、風祢は嬉しさのあまり泣きだし、私も育実のことが好きだと返事をします。そして、2人はキスとそのまま初体験を済ませ、恋人同士になったのでした。
育実と恋人になったことで、グランウィッチの試練を受けることを決意した風祢。今まで試験を受けられなかったのは、その条件に“恋人と一緒に受けること”というものがあったから。母親にグランウィッチの試練を受けることを報告した風祢ですが、母親からは“風祢にとっての一番大事にしている夢を叶えられることを願っている”と言われます。風祢はこの言葉の本当の意味を深く理解しようとせず、母親もグランウィッチになることを応援してくれていると思っていましたが・・・。
一片家が所有していた世界に数冊しかないグランウィッチの試練を受けるために必要な“グランウィッチの書”を手にした風祢は、育実を家に招き、2人でグランウィッチの書に向かってグランウィッチの試練を受けることを表明します。するとグランウィッチの書に宿っていた精霊から、その資質があるかどうかを見定めるために常にこの本を決して離すなと言われます。翌日、風祢は本を持って学園に登校し、庭園部の皆にもグランウィッチの試練を受けていることを説明。それから数日、普段通りに過ごしていると、試練の精霊から次の試練が与えられます。それは、2人の愛を確かめるというものでした。休日、2人はグランウィッチの試練を受けるためという体でデートをしますが、途中で試練のことを忘れるほどに楽しい時間を過ごし、最後には浜辺でキスをします。すると、試練の精霊が現れ、グランウィッチになる資質があると認められ、再度、試練を本当に受けるかどうかを問われ、試練の書は所蔵される一片家に戻っていきました。風祢は既にグランウィッチになることを心に決めていたため、翌日、試練の精霊に改めてグランウィッチの試練を受けることを表明します。
それから2人は試練の精霊から与えられる試練を次々と突破し、いよいよ最後の試練を迎えます。その前に試練の精霊からグランウィッチについて改めて説明を受けますが、その内容は風祢たちにとって衝撃的なものでした。試練の精霊はグランウィッチが残した精霊の種から生まれたものであり、それ故に多少のグランウィッチの性質を受け継いでいること、グランウィッチとは既に人ではなく人と精霊の狭間に存在する者であること、それ故にグランウィッチは人としての飲食は必要なく、その寿命も遥かに長くなること、グランウィッチとは肩書ではなく“人ながら人の理を外れ、数多の精霊と交心し、その魔力を分け与えながら生きる者”、つまり、大精霊と同等の存在になった人間であること、大精霊のようなもののため、子どもに代わり精霊の種を残すことがあること、グランウィッチは人の子を宿すことが出来ず、人の子を宿すことは水からの破滅を意味すること。そう試練の精霊はグランウィッチについて説明すると、風祢に最後の試練を言い渡します。“汝が愛する者に、別れを告げよ”と。グランウィッチになるためには“博愛”が必要であり、“個への愛”は自らを破滅に導いてしまうから。その試練を聞いた風祢は、一片家がバカにされてきた見返しをしたいという気持ちでグランウィッチになることを決め日々努力してきたことを思い返しますが、今の風祢にとっては育実のことも同じくらい大事な存在になっていました。風祢は自分が望んでいる“未来”はどちらなのか、その選択を迫られ、その時にセシリアに言われた“グランウィッチになることは風祢が思っているほど素敵な未来ではない”という言葉を思い出し、その真の意味を理解します。そして、グランウィッチになることを表明されたとき、母親から言われた言葉の真の意味も。大切な人を捨ててまでグランウィッチになったセシリアと、大切な人を捨てられずグランウィッチになれなかった母親。2人がグランウィッチになることの意味と責任の重さ、手放すことになる愛と未来への絆、それらをそれぞれの思いで考えて、今の道を選んだこと。それを理解した風祢は改めて自分に問います。何のためにグランウィッチになるのかと。
すると、ふと育実から声をかけられます。例え分かれても2人の思い出がなくなるわけじゃないと。そして、2人の握られた手が少しずつ緩んでいるのを感じた風祢は、育実に私の夢を支えて一緒に頑張ってくれた、その気持ちに応えたい、そう言って育実の手を離し、グランウィッチの書を手に取ろうとします。しかし、その直前、風祢の目から涙があふれ出し、育実との思い出が頭の中を駆け巡り、あることに気が付きます。もう自分の夢は変わってしまっていること。1番の夢はグランウィッチになることではなかったことに。そして、そのことに気付いた風祢は、グランウィッチの書を手に取るのではなく、育実の胸に飛び込んでいました。“育実と一緒に生きたい”。それが、彼女の選んだ答えでした。それだけじゃなく、グランウィッチになれなくても、ただの魔女のままでもグランウィッチに負けないくらいの凄い魔女になる。例えそれが何十年かかったとしても、それでも育実と一緒にいたい。それが風祢の新しい夢でした。風祢がグランウィッチになることを止めたのを確認した試練の精霊は、試練の終了を宣言し、姿を消します。こうして、風祢のグランウィッチの試練は終わるのでした。
グランウィッチにならなかった風祢は、母親に連絡し、試練の終了とグランウィッチになれなかったことを報告して謝ります。お母さんの期待に応えられなかったと。しかし、母親が期待していたのはグランウィッチになることではありませんでした。風祢が1番大事な夢を見つけてそれを叶えられること。風祢がちゃんと考えて自分の未来を選んだことでした。風祢の母親もまた、風祢のようにグランウィッチの試練を受け、最後は風祢と同じ未来を選んでました。母親は娘がいる未来を喜び、風祢が選んだ“未来”に会えることを期待していると言って風祢をからかいます。母親への報告が終わった後、育実と一緒に浜辺にやってきた風祢は、育実がグランウィッチではなく自分を選ばせてしまったことに罪悪感を抱いていた様子だったため、育実に今の自分の気持ちを伝えます。“私は、私の意思で未来を選んだの。育実と一緒に生きる未来をね。だから、育実は胸を張っていて。私に、この未来が間違いじゃなかったって思わせて”と。すると、育実も風祢が俺を選んでくれたのだから俺が卑屈になっちゃダメだよねと言い、これからの風祢の夢を支えていく、風祢がこの未来が一番幸せだったと胸を張って言えるように精一杯頑張ることを誓うのでした。

一片風祢編 感想
風祢編はグランウィッチの真実について語られています。グランウィッチとは肩書ではなく、その存在が精霊に近づいた魔女を意味すること。それ故に個人を愛することが禁じられる。自分の夢を叶えるべきか、愛する人と一緒に生きるべきか、そのことに対する風祢ちゃんの葛藤を描いたお話でした。最後の風祢ちゃんの葛藤部分がきちんと時間をかけて描かれていた点と、途中までは主人公との関係を重視された試練ばかりだったため、割とイチャラブが多めな点は良かったですね。母親とセシリアさんの親友同士という関係と2人の存在がそれぞれ風祢ちゃんが選んだ未来と選ばなかった未来になっているという点も良いと思います。セシリアさんがあの街に多くやってくるのも、実は元恋人に会いに来てるからじゃないかっていう妄想も捗ります(爆) 残念な点を挙げるとするなら、主人公の言動ですかね。風祢ちゃんは支えになっていると言ってはいましたが、試練の途中で何度もヘタレ気味な発言をしていたし、最後も自分のせいでグランウィッチを諦めたって思いこんでたし、その度に風祢ちゃんにフォローされてたから、個人的にはむしろ逆だったんじゃね?って思ってました。まぁフォローされればすぐに持ち直してたからそれほど気にするほどでもなかったですけど。ああ、あと、エピローグがなかったことですね。エンディングが終わるとそのままタイトル画面いっちゃってたし。学園卒業後の大人になった風祢ちゃんとか見たかったなぁヽ(´ー`)ノ
風祢ちゃんに関してですが、発表当時は巨乳枠だな~程度にしか思ってなかったです。ごめんなさい。しかし、体験版をプレイしたときに、その面倒見のいいお姉ちゃんっぷりと、主人公に対するツンデレっぷり、時々見せる弱味とかそのギャップが大変良くて、気が付くとお気に入りになっていました。個人的には部活で皆の面倒を見るお姉さん的存在になってる風祢ちゃんを見るのが微笑ましくて好きですけど、主人公と2人きりのときの少し甘えた雰囲気を見せる風祢ちゃんも可愛くて良いと思います。つまり、風祢ちゃんは良いぞ!!実はね、共通ルートが終わった時点で、風祢ちゃんが好奏ちゃんと同等に好きになっていたので、どっちを先に攻略するかかなり迷ってたんですよね。結局、最初に宣言した通りに好奏ちゃんにしたんですけど、風祢ちゃんも同じくらい好きってことで2番目に攻略しました(当初は3番目の予定だった)。いやー、ホントいいですね、風祢ちゃん。何より、あのおっぱいを強調する仕草は凶悪だと思います(爆)
ただ、期待していたHシーンですが、4回中、おっぱい見せるのは半分の2回だけ。何故騎乗位が後ろからやねん。尻なんかよりおっぱい見せろやゴラァ!!!なんのための巨乳だよ!!って思いました。これはアカンねぇ・・・Hになると甘えてくる風祢ちゃんというのは良いけど、おっぱい見せないのはダメだよ。風祢ちゃんのHシーンで何を期待しているかと問われれば、先ずはおっぱいでしょ。そのおっぱいを見せることが何よりも重要なことですよ!だからガッカリしたなぁ・・・。でもまぁ、おっぱいを窓にムニュって張りつけてのバックがあったのと、パ○ズ○フェ○があったので、その点は救いだったかな・・・。このおっぱいサイズでパ○ズ○フェ○がなかったら暴動を起こしてたわヽ(´ー`)ノ これはアレだなぁ~、是非ともFD化して、そっちでおっぱい見せてほしいなぁ・・・。
まぁ、裸ワイシャツのCGは大変良かったけどね~。あれが風祢ちゃんのベストCGですw あそこで告白するわけだけど、大事なシーンのはずなのに、風祢ちゃんのおっぱいに釘づけで会話に集中できなかったからな!(爆) それ以外にも一般CGの方ではおっぱいが強調されてるような印象を受けるのでHシーンには期待してたんだけどなぁ・・・あのデートのときのCGはおっぱいしか覚えてないしwww やはりあの私服は反則ですよ、おっぱいにしか目がいかないよw

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ところで・・・春に台風上陸?それって珍しいどころか夏に雪が降るくらい・・・は言い過ぎかもしれないけど、かなりの異常気象じゃね?って思ったのは私だけだろうかw


「恋するココロと魔法のコトバ」 あらすじ・感想その1 二葉好奏編

2018年05月26日 00時00分00秒 | 美少女ゲーム

2018年5月発売タイトル第1弾は、Heartsの「恋するココロと魔法のコトバ」でした(*'∇')

5月1番の期待作です!キャラが可愛い(*´Д`*)b

恋するココロと魔法のコトバ 概要
今まで普通に穏かな生活を送っていた主人公・春時育実が、ある日学園の庭園部部室を訪れたとき、突然高位精霊が召喚され、それをキッカケに庭園部の魔女たちと一緒に魔法の修行を始めるというお話。
尚、アウシュリーさんは攻略できません(iдi)

恋するココロと魔法のコトバ 世界観・設定
【喫茶店ヴィヴィット】

主人公・春時育実が暮らしている家の隣に建っている古めかしい喫茶店。オーナーは成実の母親だが、ほとんど仕事の都合でいないため、店長のアウシュリーが店を守っている。
2階は居住スペースになっており、アウシュリーはここに住み込みで働いている。春時家とは廊下が繋がっており行き来は自由。喫茶店にはアンティークのピアノが置いてあるが、アウシュリーにとっては友人との思い出が詰まった大切なピアノであり、1人のときに時々弾いている。ただ、高音の調律が少し狂っているが、あまりに古いピアノであるせいか、現代の調律師では修理が難しいらしい。
【時ヶ谷市】

春時育実の住んでいる街。山や森、川といった自然の多い静かな街。ここには多くの魔女の伝承が残されている。
住宅街の側に聳えるのは朝乃葉山。観光地として人の手はあまり入ってない自然の残る標高およそ1000mの山があり、休日にはアイドドア好きの人がハイキングを楽しんでいる。山の奥には温泉もあり、精霊の力も加わって川の水は年中温かく、春でも川遊びができるくらいである。
住宅街の中心にあるのは時ヶ谷公園。花壇には季節の花が咲いている。朝早い時間でもそれなりに人がおり、広い公園ではあるが、住民に愛されているため、ゴミの1つも落ちていない綺麗な公園である。公園が大切にされている理由は魔女の言い伝えとされている話が関係あるからとされている。尚、公園の奥には“時ヶ谷の大桜”という大きな桜の木があり、かつては春になるとその桜を見ようと大勢の人が集まる名所だったが、ここ数年は花を咲かせていない。
【朝乃葉学園】

歴史が古く伝統のある学園で、煉瓦造りの外観は観光名所にもなるくらい有名。又、ガーデニング好きの人々には裏庭の庭園が有名。現在は一片海寿々という初老の女性が学園長を務めているが、この学園の学園長は代々魔女が務めており、彼女も魔女である。
文化祭は春と秋の2回に分けて行われており、それぞれ内容が異なっている。秋は通常の文化祭だが、春は部活が中心となっており、新入生に向けて部活の説明と勧誘する場となっている。
【庭園部】

育実のクラスメイト・一片風祢が部長を務めている部活。部員数が少なくその存在を知っている人も少ないが、朝乃葉学園では精霊魔法が使える資質を持つ生徒は庭園部に入部する決まりがあり、現在所属している部員は全員“魔女”である。魔女にとって名前は存在そのものを示すため、部員同士は名前で呼び合うというルールがある(仇名でもOKらしい)。
部室の中にはアンティーク調の棚が置いてあり、そこには古めかしい蔵書がたくさん収められている。他にも様々なポプリや何に使うか分からないグッズが整然と並んでおり、不思議な雰囲気がある。
【魔女】
精霊の力を使って魔法を行使する女性のこと。人間と生き物と自然のバランスを守る役目がある。災害時など精霊が粗ぶった時にも人知れず魔女が活躍しており、魔女は世界中に存在する。その魔女たちの中でも優れた魔女に贈られる称号が“グランウィッチ”である。尚、高位精霊の中にも“魔女”と呼ばれている者が存在する。
彼女たちが使う魔法は“精霊魔法”と呼ばれている。精霊と交心し、精霊に自分たちの魔力を分け与える代わりに、自然の力を少し貸してもらって魔法を行使する。ただし、その効力もほんの僅かであり、ゲームなどで見られる魔法ほど便利なものではない。又、魔女として目覚めたばかりで上手く精霊魔法が扱えない場合、自分の身近な物を“魔法の杖”として媒介にして交心を行うことが多い。
男性の場合は“魔導師”と呼ぶが、男性が精霊魔法の資質を持つのは非常にレアである。
【精霊】
自然やモノに宿っているもの。精霊は自分の意思を持っているが、その存在を認識できるのは、魔女の資質を持つ人間のみ。普通の人は精霊の存在に気付いていないが、精霊が助けを求めている時など特殊な状況下では見えることもある(それが幽霊と勘違いされる要因となっている)。尚、高位精霊は“魔女”として精霊魔法を扱うことが出来る。
高位精霊ともなると実体を伴うため、資質のない人にも姿を見ることが出来るが、魔力がなければその姿を維持することは出来ない。精霊の魔力の維持にはその精霊に関係するものが近くになければならない。魔女や魔導師であるならば、その魔力を分け与えることで、精霊の魔力の補充ができるが、それも一時しのぎでしかない。
原則として、精霊は土地や環境に縛られるものだが、中にはタンポポの綿毛の精霊など“渡りの精霊”と呼ばれる旅をする精霊もいる他、人や動物の負の感情に当てられて、その感情を吸収して生まれた精霊を“不浄の精霊”と呼び、不浄の精霊は悪さをしたりするため、魔女の力で浄化することが必要になってくる。
感情がこもった精霊の涙は貴重なものであり、強力な魔力の媒介になる。又、大精霊や高位精霊など意思の強い精霊が消える時は、極まれに“精霊の種”という種を残すことがあり、未練があればあるほど残りやすい。その種に何年もかけて再び魔力が宿ると、精霊として再び芽吹くが、種になる前の記憶はほとんど失われてしまう。

恋するココロと魔法のコトバ キャラクター紹介(ヒロインに関しては簡易的に紹介)
春時育実
本作の主人公。真面目な性格で“毎日を大切に、穏かに過ごすこと”をモットーに行動している。仕事で不在がちな両親の代わりに喫茶店ヴィヴィットの手伝いをしている。ヴィヴィットの店長アウシュリーには公私ともにお世話になっているため頭が上がらない。
勉強はきっちりしているが不思議と成績は良くならない。運動もあまり得意ではなく、好きなスポーツも特にない。夢中になれる“何か”も持ってなく、部活をしている人たちを羨ましいと思っており、本人もその自覚があるが、部活に入ろうとは思わない。その理由は、いつか来る別れが寂しいから、その寂しさから逃げるように他人との距離を置いているからである。
静かな場所が好きなせいか、自然豊かな時ヶ谷市のことは気に入っており、街に残っている魔女の伝承についても肯定的で、その存在を信じている。
庭園部の一片風祢によれば、“魔導師”としての資質があるとのことだが・・・。

春ハル

突如、育実の前に現れた不思議な少女。風祢たちの話では育実が召喚した高位精霊であるらしい。好奇心旺盛で食欲も旺盛。

一片風祢

育実のクラスメイトで庭園部の部長。魔女としても学園の生徒としても優秀で真面目な性格だが、育実に対しては若干ツンデレ気味。

二葉好奏

この春から魔女になったばかりの1年生。庭園部所属。大人しくて気弱な性格。愛称は“みかりん”(ましろが付けた)。

星詠ましろ

風祢も認める天才魔女の1年生。庭園部所属。二葉好奏とは仲良しでいつも一緒にいる。愛称は“ましろん”(春ハルが付けた)。

アウシュリー

喫茶店ヴィヴィットの店長兼ウェイトレス。ヴィヴィットには住み込みで働いていて、育実が物心つく前からずっと店を守ってくれている。ヴィヴィットへの愛着があり、自分なりのこだわりとして、店の掃除には掃除機など便利な道具は使わず、箒やモップを使って昔ながらの掃除方法で掃除をしている。
お店のことだけではなく、両親が普段いない春時家の家事までやってくれており、育実の世話をしている。育実のことに関しては、おしめを替えたり一緒にお風呂に入ったりもしていた(お風呂は5年前まで続いていた)。
実は高位精霊で、育実の先祖に召喚されて以来、100年以上は時ヶ谷市に住んでいる。魔女としても有名で“魔女界のレジェンド”と呼ばれている。同じ魔女で喫茶店の常連客でもある風祢とは親しい間柄。
何故ヒロインにしてくれなかった(´・ω・`)?

セシリア

精霊と演奏で交心するという珍しい魔女。演奏にはオカリナを使う。現役のグランウィッチとして魔女の世界では有名である。
気紛れで人とからかうのが好きというちょっと困った性格をしている。世界中を旅しており、旅先で会った人とは必ず何らかの約束をするが、彼女自身が旅をしているため、その約束がいつ果たされるか、そもそも再会できるのかも分からない。育実や春ハルとは時ヶ谷公園で演奏しているときに出会い、再会したときにはまた演奏を聴かせてあげるという約束をしていた。
非常に若く見えるが、実は風祢の母親とは学生時代の同級生で、風祢はイギリスにいた頃にお世話になっていたことがある。

恋するココロと魔法のコトバ 共通ルート あらすじ
朝起きて、喫茶店ヴィヴィットでアウシュリーの手伝いをした後、朝乃葉学園に登校した春時育実。放課後、担任に呼び出された育実は、担任から一片さんにプリントを届けてほしいと言われ、育実は彼女が所属している庭園部の部室があるという裏庭の庭園へと向かいます。裏庭に着き、部室を探していると用務員の人を見つけたため、部室の場所を聞いて少し話ながら庭園を眺めていると、何か光るものを発見。そのことを用務員に聞こうとすると、その人はいつの間にかいなくなっていました。
庭園部の部室を見つけたため、ノックをしたものの返事がなく、このままでは帰れないため、部室にプリントを置いて行けばいいかと思ってドアを開け、中にあった机にプリントを置いて帰ろうとすると、再び何かが光るのを発見。気になった育実は光った方へと向かい、それが何か確認しようとすると、急に床が光りだし、慌てた育実は躓いて倒れてしまいます。すると、光に包まれ、気が付くと自分の上には裸の女の子が覆いかぶさっていました。
女の子から「あなたはだあれ?」と聞かれた育実は、戸惑いつつも自分の名前を教えます。すると女の子は、記憶喪失なのか自分の名前も思い出せませんでしたが、しばらくすると“ハル”という名前を思い出します。ハルは自分の名前を思い出すと、育実の匂いを嗅ぎ、懐かしい匂いがすると言って喜び、再び匂いを嗅ぎ始めます。裸の女の子に懐かれて目のやり場に困っている育実は、離れてと言いますが、ハルはそれを拒否して、くっ付いて離れませんでした。そこへ、女子生徒が3人入ってきて、その現場を目撃されてしまうのでした。
“現場”を目撃した女子生徒は全員庭園部で、その内1人は育実が用があった一片風祢でした。育実が事情を話すと、風祢は自分が見た状況からそれが本当であると判断。次にハルの存在について、星詠ましろや二葉好奏と話し合い、彼女は高位精霊で、育実が召喚したのではという結論に至ります。そして、魔導師としての資質がある育実に対し、風祢はこの学園では精霊魔法が使える資質のある人は庭園部に所属する決まりがあると言って勧誘を始め、育実は強制的に庭園部に入部させられることになったのでした。
高位精霊であるハルをどうすればいいか相談するため、風祢はとある人物に相談すべく、皆を学園の外へと連れていきます。そして、辿り着いた場所は、育実がよく知る喫茶店ヴィヴィットでした。アウシュリーが高位精霊で魔女でもあると知った育実は驚きますが、アウシュリーには恥ずかしい過去を風祢たちの前で暴露されたりして、散々な目に遭ってしまいます。その後、本題に入り、ハルを紹介して彼女が何の精霊か聞くと、アウシュリーは“春”の精霊でいいんじゃないかと言います。風祢はそのことに少し疑問はあったものの、アウシュリーからすぐに魔力が切れてしまうこともないから、心配しなくても大丈夫と言われ納得します。その後、アウシュリーから御馳走してもらい、育実とハルの新入部員歓迎会が行われますが、それぞれが自分たちの話をし、次はハルの番になりますが、ハルが戸惑っていると、皆から“友達”だと言われ、涙を流します。しかし、それが嬉し涙だとアウシュリーに教わると、ハルはとっても嬉しいと言い、再び笑顔と元気を取り戻すのでした。
週末、学園長がヴィヴィットを訪ねてきて、アウシュリーが春ハルのことについて、学園に通えるようにお願いし、学園長もそれを了承。ハルも育実と一緒に学園に通えるようになりました。そして、週明けの月曜日。ハルは育実と初登校し、クラスで自己紹介すると、その元気の良さと素直さから瞬く間に人気者となります。そして、放課後、庭園部の部室で育実とハルの歓迎会が行われます。こうして、育実は高位精霊や魔女たちとのちょっと不思議な学園生活が始まるのでした。

・・・と、いうわけで、1人目は二葉好奏ちゃんでした(*'∇')b

やはり守ってあげたい系の後輩は強いw

二葉好奏 キャラクター紹介
この春から魔女になったばかりの1年生。庭園部所属。大人しくて気弱な性格。同じ1年生の星詠ましろとは仲良しでいつも一緒にいる。愛称は“みかりん”(ましろが付けた)。
魔女になりたてということもあり入部当初は上手く魔法を扱えなかった。しかし、魔法が扱えない真の原因は別にあった。それは、幼い頃から精霊が見えていて、近くに魔女もおらずそれが精霊だと教えてくれる人がいなかったため、精霊をお化けと勘違いして怖がっていたから。その時のトラウマが残っていて深層心理では精霊を怖がっていたせいである。それを克服し、精霊魔法がきちんと扱えるようになってからは、家で犬を飼っているためか(ラフコリーという犬種で名前はフラット)、動物と交心する魔法が得意になった。
父親が楽器メーカーの社長という正真正銘のお嬢様だが、親しみやすく家庭的な子。趣味はお菓子作り。又、母親が世界的にも有名なヴァイオリン奏者で、好奏自身も母親から譲り受けたフルートが吹けるが、最近はあまり演奏していないらしく、人前では決して演奏する姿を見せないようで、友達のましろですらも彼女の演奏を聴いたことがない。

二葉好奏編 あらすじ
精霊をお化けと勘違いして精霊に対して恐怖心を抱いていた好奏でしたが、お菓子作りな好奏のために育実が“お菓子を作って交心してみよう”と提案し、そのお蔭で好奏はトラウマを克服し、精霊魔法を使えるようになりました。その後、庭園部は文化祭で占い喫茶をやることになり、好奏は調理担当になりましたが、ましろの占いの元々の人気と好奏の作ったお菓子が美味いという評判が女子の間で広まったせいか、大盛況になり庭園部は忙しい1日を過ごしました。その中で、好奏は砂糖などを落としてパニックになってしまいますが、そこを育実が助け、大きなトラブルもなく無事文化祭を終えます。
好奏の笑顔を見るのが好きで気になり始めていた育実は、後夜祭に好奏を誘いますが、好奏が少し話をしたいと言ったため、すぐに後夜祭には参加せず、一旦ベンチに座って休むことにしました。そこで好奏は、文化祭でのトラブルのときに助けてくれたことの他に、自分のトラウマを克服するキッカケを作ってくれたことへの感謝の言葉を育実に伝えます。好奏は入部当初、1人だけ初心者だった状況下で不安を抱えていましたが、同じ初心者である育実が入部してくれて一緒に頑張ってくれたことで、不安もなくなり、皆のように立派な魔女になろうと考えるようになっていました。だから、育実にも私と一緒に頑張ってくれますか?と聞くと、育実もそれに頷きます。
そして、後夜祭のダンスが始まったため、2人で踊ります。その時に育実は好奏ちゃんの優しさのおかげで庭園部が居心地のいい空間になっていると伝えますが、好奏は育実先輩が思っているような良い人なんかじゃないと否定します。人に嫌われたくないと思うから、皆が喜んでくれることを見つけているだけ、私なんかより育実先輩の方がずっとやさしい人、私はずるい子なんですと。けど、それを聞いた育実は、好奏ちゃんがしてきたことは悪いことじゃない、仕方なくやったことでもない、そうじゃないとあんなにも良い笑顔は浮かべられない、好奏ちゃんの笑顔は幸せな気持ちにしてくれる魔法みたいな力があるんだと伝えます。
好奏はその育実の言葉を聞いて照れますが、それ以上に気になっていることがありました。自分なんかよりもよっぽど優しい育実先輩が、時々寂しそうな表情を見せるのは何故なのか。好奏はそれが気になって思い切って聞いてみることにします。育実は自分の内面について見抜かれたことに驚きつつも、今まで誰にも話したことがなかった自分のことを好奏にも知ってもらいたいと思い、話してみることにします。育実は、人と別れることを真っ先に考えてしまう人間でした。いくら仲が良くても、楽しくしていても、いつかはその人と別れなきゃいけない。大切に思っているほど、楽しい時間ほど、失った時の寂しさが大きくなる。それが怖い、失くしたくないと考えてしまうと。好奏はそれを聞いて、私は入学したばかりでそんなことを考えたこともなかった、でも育実先輩が私たちとの部活の時間を大事に思ってくれてるというのが分かって嬉しい、私も皆さんとの部活はすごく楽しいですからと笑顔で言います。その好奏の笑顔を見て、育実は彼女の見せる笑顔をもっと近くで見たいと思い、彼女との時間は、別れを恐れていたままじゃ得られなかった、かげがえのない時間なんだと感じるのでした。
ある日、部活がお休みの日、アウシュリーの手伝いをするため春ハルを連れて帰ろうとしたところ、春ハルが行方不明になったため、探しにいくと、春ハルが部室の前でじっとしているのを発見。春ハルは中に誰かいて音が聞こえると言ったため、育実も耳を澄ませてみると、部室の中からフルートの音が聴こえてきました。中をそっと覗いてみると、そこにはいつもと違って大人な雰囲気を持つ好奏がフルートを吹いていたため、春ハルと2人でそっとその演奏を聴いていました。演奏が終わった後、部室に入って好奏に声をかけ、春ハルがもう一度聞きたいと言いましたが、好奏は人前で演奏するのは緊張すると言って顔がこわばり、結局演奏することが出来ませんでした。育実はその好奏の暗い表情を見て、一度だけその表情を見たことがあることを思い出しました。それは、商店街で“二葉彩音”というバイオリンのプロの公演ポスターを見たときのことでした。苗字が好奏と同じということで母親かもしれないと思い、後日、好奏に聞いてみたところ、彼女の母親であることが分かりますが、音楽一家である家族の話になると、好奏は落ち込んだような少し暗い表情を見せていました。その時と同じ顔を、先ほどの好奏はしていたのです。そのことを思い出した育実は、好奏が何か抱えているのかなと気になりますが・・・。
好奏のことが気になり、喫茶店の手伝いもままならなかった育実。その日の夜、アウシュリーから精霊と音楽で交心する魔女セシリアが来るという話を聞き、一度彼女と会ったことがある育実は、好奏の抱えている悩みを解決するためのキッカケになるかもしれないと思い、アウシュリーにセシリアと話をさせてほしいとお願いします。そして、セシリアがヴィヴィットにやってくる日、庭園部のメンバーも喫茶店に集まります。そして、セシリアの話を聞くという勉強会はあっという間に終わってしまい、皆が帰る時間となりましたが、セシリアは以前育実たちと再会したら演奏を聴かせるという約束をしていたため、皆の前で演奏を披露。育実たちは、その演奏のレベルの高さと、喫茶店内どころかその周辺の精霊まで活性化させるグランウィッチの実力に感動していましたが、好奏だけは違うことを思っていたのか、彼女はセシリアに1つだけ質問をします。どうやったら、そんなにも素敵な演奏ができるんでしょうか、グランウィッチだからでしょうかと。するとセリシアは、グランウィッチだからとか魔女だからとかは関係ない、そもそも音楽には想いが宿るものであり、奏でる音に想いを乗せて、聴いてもらう人に届けるものと答えます。音楽に乗った想いは純粋に心に伝わる、言語も思想もない、生命あるものに、等しく隔てなく伝えることができる。大切なことは心を込めることだと教えます。
その後、好奏は育実に家まで送ってもらいますが、今日のこの機会を作ってくれたのは自分のためだったんじゃないかと思い、育実に聞いてみると、育実は否定せず余計なことをしちゃってたらゴメンと謝ります。好奏はセシリアの演奏を聴いて感動したこと、音楽がこんなにも心に響くものだったことを思い出せたことから、育実に感謝します。そして、育実からもう一度好奏ちゃんのフルートを聴きたかったからと言われたため、その理由を聞くと、育実は好奏ちゃんの演奏が好きでファンになったと答えます。そして、部室でフルートを演奏をしてたときの好奏は楽しそうだった、あんな風に楽しそうに演奏できるのは、音楽が好きだからだろうから、もしも悩みがあって演奏が出来ないというのであれば相談に乗ると伝えると、好奏はそれに甘えることにしたのでした。
好奏の母親はプロの奏者で、母親の演奏を聴いて感動した幼い頃の好奏も、母親と同じように音楽をやりたいと思っていました。そして、母親にフルートを譲ってもらい、嬉しくなった好奏は毎日たくさん練習しました。曲を吹けるようになると、両親が笑顔で褒めてくれる。発表会でも上手に吹ければ皆が褒めてくれる。自分の演奏で聴いてくれる人を笑顔に出来ることが嬉しくて、音楽が大好きでした。しかし、小学校に上がってすぐの頃、大きなコンクールがあり、そこで好奏は世界的なヴァイオリニスト“二葉彩音”の娘として多くの著名人から注目を浴びてしまい、そのプレッシャーから緊張してしまい、何度も失敗し、それでも何とか最後まで演奏しました。演奏が終わった後、今すぐここから逃げたいと思いステージから下りようとしたとき、ステージの上から見えた両親のガッカリした顔が見えてしまい、それからというもの、人前で演奏するのが怖くなってしまいました。フルートを持って人前に立つだけでも手が震えるようになってしまったほどに。そして、母親もそんな娘の様子を見て諦め、いつしか好奏の前では音楽の話をすることが無くなってしまいました。お菓子作りを始めたのは丁度その頃で、食べてくれる人が笑顔で美味しいと言ってくれるからでした。レシピ通りに作れば、お菓子は失敗しないから。周りを気遣い、笑顔にしようとする好奏の理由、それは処世術でした。周りから失望されたくない、だから皆を笑顔にしたい。笑顔は人を幸せにするものだから。
そんな好奏の言葉を聞いた育実は、周囲ではなく彼女自身がどうしたいのか、一番大切にしたいことは何なのか、それを聞くと、好奏は私の一番大切なことはみんなが笑顔でいてくれることだと答えます。自分の作ったお菓子を食べて“美味しい”と言って笑ってくれるのが何よりも嬉しいから。でも、心のどこかで寂しいと思う気持ちがありました。小さな頃に感じていた、両親がとても喜んでくれた自分の奏でる旋律。音楽が、フルートの演奏が好きという気持ち。お菓子作りでは満たすことが出来ない彼女の心の奥に押し込まれた感情。私の演奏でもう一度、両親に笑顔になってほしい。それが彼女の本当にやりたいことでした。好奏は自分の奥底に眠っていた感情を起こし、育実に手伝いをお願いします。私の演奏を聴いてほしい、人前で演奏する練習を、最初は育実先輩に聴いてほしいと。育実も好奏の演奏が1番に聴けるならと快く引き受け、2人の秘密の特訓が始まるのでした。
好奏の練習に協力することにした育実。しかし、彼女の演奏を聴くだけじゃなく、他に何か自分に出来ることはないかと思い、ピアノの演奏が上手なアウシュリーなら好奏の力になれるかもしれないと思い、彼女からアドバイスを受けます。すると、アウシュリーは、褒めるだけじゃなく誤魔化さずにダメなところはダメと指摘してあげることとアドバイスしますが、育実が音楽のことは分からないと言うと、セシリアが言ってたことを例に挙げ、技術云々ではなく好奏の心が伝わったかどうかを教えるだけでもいいと伝えます。そして、喫茶店の居住スペースに空き部屋があるからそこを練習場所にするといいと場所まで提供してくれました。そして、練習初日。好奏はフルートを持つだけで手が震えて泣き出してしまい、結局演奏することが出来ませんでした。そこで育実は、先ずは楽しい雰囲気を作ることから始めようと提案。すると、好奏はもっと育実先輩のことを知って2人で楽しい雰囲気を一緒に作りたいから、2人でお出かけしたいと言います。育実ももっと彼女と信頼関係を築きたいという思いから、承諾し、2人はデートすることになりました。そして、デート当日、好奏は演奏のことは殆ど頭から消えていて、育実とのデートを楽しんでいたため、デートの終わりに育実に謝りますが、育実もそれは同じでした。それから2人は無理に練習したりせず、2人一緒にいる時間を増やすことを重視したところ、2週間ほど経った頃には、好奏は育実の前でなら演奏が出来るようになっていました。
そんなある日のこと、毎週のように娘が出かけるのが気になったのか、好奏の母親が育実と会ってみたいと言い出したため、育実は好奏の母親・彩音と会うことになりました。そして、好奏の家に招待された日。好奏の家の豪華っぷりに驚いた育実は彩音と会いますが、好奏がお菓子を焼くために席を外すと、最近の好奏のことについて聞かれます。今まで休日に出掛けることをしなかった娘が最近はよく出かけている、何か悪いことに巻き込まれてしまっているのではないかと心配しているようでした。育実は本当のことを打ち明けるべきか迷いましたが、結局話すことにし、好奏が今、フルートの練習をしていることと、その理由について教えます。自分のフルートで人を笑顔にしたいという想いを叶えるために練習していると。母親にもう一度演奏を聴かせたい、笑顔になってほしい・・・それを聞いた彩音は驚きますが、それ以上に嬉しい気持ちの方が上回り、娘が音楽のことを嫌いになっていなくて本当に良かったと涙を浮かべます。そして、好奏が演奏を止める原因となったステージの話をします。好奏が失敗して演奏を止めてしまったとき、自分ががっかりした顔をしてしまった、そのせいで好奏から音楽を奪ってしまったとずっと後悔していました。けど、育実からまだ練習を続けていることを知った彩音は、また好奏の演奏を聴きたいと自分の想いを伝え、育実に好奏のことを託し、育実もそれに頷き、この母娘のために自分が出来ることを探して精一杯力になろうと心に誓うのでした。
練習を怠っていたら人を感動させられる音楽を奏でることは出来ない・・・そんなことを彩音から聞いた育実は、ふと好奏に家では彩音さんに内緒で練習しているのか聞くと、好奏はそれに頷きます。そして、家では音楽の話をすることが無くなり、彩音のヴァイオリンの演奏も聴いていないことを話します。育実は好奏に母親の演奏を聴いてみたいか聴くと、母親の演奏は自分が音楽を始めるキッカケになっているから、今でも聴きたい、でも音楽を止めてしまった今ではそんなこと言い出せないと話します。そこで育実は、好奏に内緒でこっそり彩音と会い、好奏に演奏を聴かせてあげてほしいと頼むと、彩音は娘から音楽を奪ってしまった自分にそんな資格はないと断ろうとします。そんな彩音を見て、2人は似ていると思った育実は、彩音にそう伝え、好奏ちゃんは彩音さんの演奏が大好きだから、彩音さんの演奏を聴けば、きっと自信につながると言います。しかし、彩音が渋ったため、育実は顔を見せないで演奏したらどうかと提案。音楽には想いが宿るもの、だったら直接演奏する姿は見せなくても想いは伝わるはず。今の彩音さんの気持ちを好奏ちゃんに届けてあげてほしいと。すると、彩音は少し時間がほしいと言ってこの日は答えを保留したものの、後日、顔を見せないことを条件に承諾し、ヴィヴィットで好奏に演奏を聴かせることになりました。そして、演奏当日。部活が終わった後、育実は好奏にはアウシュリーの作った夕飯を御馳走すると誘い、彼女をヴィヴィットへ連れてきて、一緒に夕飯を食べますが、その後、お茶を楽しんでいると、ヴィヴィットの中が優しい音色に包まれます。好奏は、その音を聴いて、懐かしく感じられ、やがて母親のものであると気付きます。そして、その優しい音色に精霊たちも反応し、彩音の想いは好奏へと伝わり、母親の期待に応えようとして演奏に失敗して音楽を止めてしまった好奏と、娘に期待をかけすぎて音楽から遠ざけてしまった後悔に苛まれていた彩音の擦れ違った心は、再び繋がったのでした。
彩音の演奏を聴いた帰り、好奏は少し話がしたいと言って育実と公園へ向かいます。そこで育実にどうしてここまでしてくれるのかと聞き、育実も自分の想いを伝えようとしますが、今までずっと抱えてきたものが邪魔をして、上手く伝えられませんでした。そんな育実を見て、好奏は今ならできると言い、育実の前でフルートの演奏を始めます。好奏の演奏からは育実への“好き”という気持ちが込められていて、育実もそれを感じ取り、ここで怖がっては何も始まらないと思い、演奏を終えた好奏に「好きだ」と告白。好奏も自分の気持ちが演奏で伝わってくれたことを喜び、大好きですと返事をして育実に抱き付き、2人はキスをして恋人同士になったのでした。
恋人同士になり、フルートの練習も順調だったある日、育実はもう一歩先に進んでみようと提案し、春ハルとアウシュリーの2人にも演奏を聴いてもらうことになりました。しかし、好奏が演奏を始めようとしたその時、フルートから精霊が出てきたため演奏は出来ませんでした。アウシュリーがその精霊を確認したところ、不浄の精霊になりかけていると教え、今なら浄化も可能と言いますが、好奏はこの子は私が浄化しないといけないと言い、アウシュリーは不浄の精霊は危険な存在だからと、1つだけ条件を出して好奏に任せることにしました。それは、精霊の浄化を行う時は、アウシュリーのいるヴィヴィットで行うことでした。育実は、何故自分の前で演奏したときに精霊は反応しなかったのだろうと疑問に思いましたが、その理由はすぐに判明します。アウシュリーから連絡を受け再びヴィヴィットにやってきたセシリアは、好奏からフルートを預かり診断しますが、フルートの状態を見た後、好奏が毎日フルートの手入れをしていて大切に扱っていることを聞くと、その原因が判明します。フルートは好奏のことが大好きだから、大切な持ち主に二度と傷付いてほしくない、そう思ったから、アウシュリーや春ハルの前で好奏が演奏しようとしたときに反応したようでした。育実の前で演奏しても大丈夫だったのは、育実は好奏にとって心から大切だと想っている人だから、好奏のことを大切に想っているフルートの精霊も育実だけは認めているからでした。好奏が皆の前で演奏できないのは、まだ“人前で演奏する”ということに対して、フルートの精霊に信頼されていないから。そうセシリアは言うと、好奏に自分のオカリナを渡し、吹いてみるよう言います。好奏は言われるままオカリナを吹こうとしますが、まったく音が出ませんでした。セシリアはこのオカリナは本当に信頼している人にしか音を出させないから、自分もちゃんと演奏できるようになるまで長い月日がかかったと言います。楽器は心に近いところにあるもの、好奏が人前でフルートを吹けなくなったのは、楽器や技術のせいじゃない、好奏の心が演奏できなくなってしまったからで、フルートの精霊はそれを理解している。だから好奏を演奏させないように邪魔をしている・・・それがセシリアの見立てでした。
演奏は心でするもの・・・そうセシリアにアドバイスを受けた好奏は、幼い頃の演奏で失敗して泣いた好奏のイメージを持ち続けるフルートを安心させるため、今までの精霊魔法とは違う、セシリアのように音楽で交心する練習を始めることにしました。そして、少しずつ音楽で精霊と交心する練習を続けていたある日、育実はずっと練習では息も詰まるだろうからとデートに誘い、2人は休日にショッピングモールでデートをしますが、その途中で突然モール全体が停電になってしまいます。そして、停電の時間が30分以上も続き、周囲の客が不安に感じてか騒ぎ始めたため、好奏は精霊魔法を使って皆を落ち着かせようと育実に提案。しかし、それは好奏が皆の前で演奏するということであり、フルートが再び拒絶する可能性がありました。しかし、好奏の決心を受け止めたのか、フルートは拒否反応を示さず、好奏の演奏は成功し、周囲の人たちを落ち着かせます。そして、停電から復旧した後も好奏の演奏は続けられ、演奏が終わると周りは好奏に拍手と感謝の言葉を贈ります。自分が人前で演奏し、皆を笑顔に出来たことを喜んだ好奏は、自分を信じてくれたフルートに感謝の気持ちを伝え、その大切なパートナーを抱きしめるのでした。
大勢の前で演奏することが出来た好奏は自信をつけ、ついに両親に自分を演奏を聴かせる決心をします。そして、好奏の演奏会はヴィヴィットで行われることになり、両親を招きます。好奏の両親・・・特に事情を聞かされていなかった父親は、昔のこともあり、演奏が始まるまでずっと心配する表情を浮かべていましたが、好奏の楽しそうな演奏を聴いて、彼女からの両親に対する想いが伝わると、そんな心配もすぐに消えます。そして、笑顔で演奏する娘を見て、好奏の両親は涙を流しながら喜び、過去の後悔した苦い記憶からようやく解放されて笑顔を見せます。こうして、両親に演奏を聴かせ笑顔にしたいという願いを叶えた好奏は、フルートからも認められ、トラウマを完全に克服することが出来たのでした。
トラウマを克服し、自分の演奏に自信を持つようになった好奏は、母親とのセッションを考え、コンサートパーティを開くことを決意。そして、セシリアこそこられなかったものの、アウシュリーや庭園部の皆を招待して、自分の家でコンサートパーティを開きます。長らく擦れ違いが続いた母娘の間にあったわだかまりも解けていたため、好奏と彩音の演奏はとても素晴らしく、春ハルたちは感動します。そして、この日は母の日だったため、演奏はそれだけじゃなく、好奏から彩音へのプレゼントも用意されていました。母親への感謝の気持ちが込められた好奏の演奏に、彩音は感動し、素晴らしい演奏だったと伝え、演奏で人の心を動かす力を持つ好奏の才能を感じ取ったことから、プロになってみないかと誘います。好奏は突然のことで返答に迷いますが、育実からやってみたいなら応援すると言われ、プロを目指すことにしました。自分の演奏でたくさんの人を笑顔に出来るように。そして、フルートも魔法も頑張って練習して、世界中の人を笑顔にしたい。それが好奏の新しい夢になったのでした。

二葉好奏 感想
好奏ちゃんらしい優しいお話でした。全体としては、頑張る好奏ちゃんとそれを支える主人公って感じでしたね。ただひたすらに頑張る好奏ちゃんが愛おしかったです。成長するにつれて自分の手から離れていく気がしますが、これはこの手のキャラによくある寂しさですねw ともあれ、両親・・・特に母親との絆が描かれていて感動的なお話でした。ただ、父親が若干不憫だったような・・・最後のコンサートパーティまで一緒にいさせてあげなよって思ったw 細かい点を挙げれば、恋人になってすぐ好奏ちゃんのトラウマについて触れるためイチャラブが若干少なく感じる、好奏ちゃんがトラウマを克服するキッカケとなった停電が唐突すぎる上に原因が不明、エピローグが「え?それで終わりなの?」って思ってしまったくらい物足りなかったという3点が不満に感じましたが、全体としては良い話だったし、恋人になる前もぐだぐだにならずにすんなり恋人同士になれて(若干主人公がヘタレた形にはなってたけど)、概ね満足です。まぁイチャラブはもう少し欲しかったなっていうのはありますが。ロロログみたいに問題解決してからイチャラブが始まるのかと思ったけど、そういったのもなかったしね。
好奏ちゃんは頑張り屋さんで守ってあげたくなる女の子で、あわあわするところとか行動の1つ1つがとても可愛くて癒されました(*´Д`*)b それに、お菓子作りだけじゃなく料理も得意で家庭的なところもポイントが高い。ややちっぱい気味な点は残念ですが、ぺったんこではなくふくらみかけだし(公式では普通乳扱い)、Hシーンではおっぱいちゃんと見せてたので、良しとします(爆) まぁ以前から何度も言ってましたが、これで妹属性持ちだったら前作の鈴ちゃんに匹敵しただろうなぁと思うと少し惜しいw だが、1番ポイントが高いのは、ずっと先輩呼びだったこと!やっぱり後輩の女の子には先輩って呼ばれたい!妹からの「お兄ちゃん」呼び並に重要なことなんですよ、後輩属性にとっては!だから、恋人になってから“先輩”が付かなくなって“さん付け”になる心配をしてたんですけど、一貫して先輩呼びだったのでその点は非常に満足でした(名前+先輩ではありますが)。・・・あ、だから卒業後のことが語られてるエピローグでは好奏ちゃん本人が登場しなかったのか?その頃には先輩って呼ばなくなってるとか?
Hシーンは4回。公式では普通乳扱いですが、私からするとちっぽいになる好奏ちゃん(爆) しかし、全ての本番Hでおっぱいを見せてくれたので満足でした。まぁロロログ同様に前戯も無しに本番だけして終わりっていうのは相変わらずですけど、おっぱいさえ見せてくれれば私は満足しますから別に良いですヽ(´ー`)ノ ここまでおっぱい見せてくれるなら、ロリ巨乳にしてくれても良かったのになぁ・・・(´ー`) まぁとにかく、好奏ちゃんのHシーンには満足しましたw Hシーンでは結構積極的になりますしね。
あとは・・・そうですね、最近の恒例行事を言っておきましょうか。

彩音さんは攻略できんとですか(´ー`)?

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母親のサイズがアレだと、好奏ちゃんもそこまでか・・・(何の話w


「家の彼女」 マスターアップ

2018年05月25日 12時00分00秒 | 美少女ゲーム

2018年6月29日発売、アルゴノーツデビュー作「家の彼女」がマスターアップしたそうですね(*'∇')

マスターアップおめでとうございます~!

体験版をプレイした感じでは、とても良い雰囲気だったので、期待しています!

このタイトルはシリーズモノになってるので、次回作以降も楽しみ(*'∇')b

「家の彼女」の公式サイトはこちらから↓
https://argonauts-soft.com/products/ms27/

「家の彼女」の体験版のあらすじ・感想はこちら↓
体験版


「アイドルマスターシンデレラガールズ」 CDコレクションその1

2018年05月25日 00時00分00秒 | アイドルマスターシンデレラガールズ

昨年9月から「アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージ」をやってるせいか、プレイしてる曲をフルで聴きたくなりまして、CDを少しずつ揃えてみることにしました(*'∇')

ベスト盤とかないのかなーって思って探したんですが、TVアニメの方でメインを張った子たちの曲がまとめられたアルバムは見つけたんだけど、それ以外がなさそう?私の検索が悪かったのかな。
まぁこういうのはジャケットを揃えるのも大事ですよね(*´Д`*)b

と、いうわけで、それぞれ買ったCDを1枚ずつ紹介。

1枚目。

「Passion Jewelries! 002」です。「絶対特権主張しますっ!」とかが収録されてるやつですね。買った理由はもう1つしかあるまい。

とときん&藍子ちゃんがいるからさー(*´Д`*)b

カバー曲も良かったですね。特に、とときんの「PURE SNOW」は好きな曲です。
ボイスドラマもありましたが、天然のとときんと苦労人の藍子ちゃんに癒されたので満足です(*´Д`*)b あと、とときんの浴衣姿がどんだけなのか非常に気になったw いつも通り脱ごうとしてたし、いっぱい揺れるし、相変わらず言葉のチョイスがエロいですよw あと、マイペースな面子に最後の最後まで振り回される藍子ちゃんも可愛かったですw

続いて2枚目。

「Cool Jewelries! 003」です。「咲いてJewel」とかが収録されてるやつですね。買った理由はもう1つしかあるまい。

ありふみがいるからさー(*´Д`*)b

「咲いてJewel」はクールの楽曲の中で1番好きな曲なんですよね。それも買った理由の1つです。あとはカバー曲が収録されてますが・・・何故フミフミは「大きな古時計」なんだ?w でも、フミフミの「大きな古時計」を聞いてるとすごく心が落ち着く朗読劇のようで良いですね(爆)
ボイスドラマは、飛鳥ちゃんがオチに使われたのが面白かったのと、ありふみの会話がただひたすらに微笑ましくて尊かったです(*´Д`*)b 1人だけ年が離れたありすちゃんが可愛らしかった。ただ、周囲の大人たちが個性的だったので振り回され気味でしたけどw フミフミは博学だから、中二系の飛鳥ちゃんと相性いいんですね・・・ってことは、蘭子ちゃんとも相性いいのかなw

そして3枚目。

「ラブレター」です。
買った理由は、キュートの楽曲の中でもTOP3に入るくらい気に入ってる曲なのと、歌ってる3人が全員好きだからですね。何気にカップリングでウサミンの曲も入ってましたけどw
ただ、「ラブレター」って曲自体は好きなんですけど、若干苦手な譜面になってて、未だにフルコンボが出せないんですよね・・・キュートで1番プレイしてる曲なのにw

4枚目はこちら。

「キラッ!満開スマイル」ですね。なんか妙に頭の中に残る曲なので思わず買ってしまいました(爆)
シンデレラガールズ劇場は2ndシーズンの後半部分だけ録画するの忘れててまだ見てないんですよね~。AT-Xで再放送されるのを待つしかないヽ(´ー`)ノ

今回は以上!

ところで、CD聞いてると、頭の中に譜面が思い浮かびますね・・・今回買ったやつじゃないけど、とときんの「アップルパイ・プリンセス」に至ってはMASTERの譜面を大体覚えてるから、聴いてると思わず手が動いてしまいますw


好きな美少女ゲームキャラクター ブランド別その3 ensemble編

2018年05月24日 00時00分00秒 | その他(未分類)

ブログのネタに困ったときに便利!好きな美少女ゲームキャラクターランキング!(爆)

第3回は、ensembleさんです!(姉妹ブランドは除く)

自分は「黙って私のムコになれ!」と「お嬢様はご機嫌ナナメ」の2作品はやってないんですよね。乙女シリーズは一通りプレイしてます。
まぁその2作品も廉価版になったやつを買ってあるので・・・って、そうだ!買ってあって、そのまま放置してたわ(爆)

尚、新作は除外してます。まぁ体験版で大体の性格は把握してありますけど、まだシナリオ等わからない部分も多いので。

そんなわけで、いってみよー。

20位:真原葵 (桜舞う乙女のロンド)

※注意:男です
・・・いえ、ensembleのキャラを語るなら、1人くらい入れておかないと!って思いまして(爆)

19位:山本眞弥子 (花と乙女に祝福を)

ロリ巨乳は最高だぜ!サブヒロイン的な扱いだったのが不満ではあったなぁ・・・。

18位:丹下花純 (ゴールデンマリッジ)

頑張り屋さんの後輩。守ってあげたくなる系だけど、実は下に弟妹がいてお姉ちゃん属性持ちというのもまた良い。

17位:春日野紫子 (ゴールデンマリッジ)

由○江さんの転生前の姿(爆)

16位:門脇桜 (桜舞う乙女のロンド)

金髪巨乳のお嬢様。お嬢様が多いensemble作品の中でもトップクラスの上品さを感じる女の子でした。えっちだったけどw

15位:鏑木由希江 (恋する気持ちのかさねかた)

プレイヤーを恐怖(?)のどん底に陥れたensemble最強の女(爆)
も、もうその辺にしてやってください((((;゜;Д;゜;))))ガクカクブルブル

14位:月島沙織 (恋する気持ちのかさねかた)

見た目なら恋かたで1番好みなんですよね。きみしま青先生の描くロングのストレートは大好き!

13位:柊美桜 (恋する気持ちのかさねかた)

ツンデレツインテールは鉄板w 結構Hシーンが良かった印象がある。

12位:近衛立花 (お嬢様は素直になれない)

普段は兄の世話をするのが好きなしっかり者の妹だけど、兄のことになると隙だらけになるというところが可愛いです!
いつか小鳥居夕花さんの声で「お兄ちゃん」を聞いてみたい・・・はっ!?アリスちゃんが言ってくれたら(ry

11位:緋神瑠衣 (お嬢様は素直になれない)

何故攻略できなかった(´・ω・`)?

10位:支倉若葉 (お嬢様は素直になれない)

ママは同級生(爆) もっと弟たちとの絡みでお姉ちゃんらしいところを見せてほしかったなぁ・・・。

9位:千原乃亜 (乙女が彩る恋のエッセンス)

元気一杯な妹は可愛い。のんちゃんの「はぁい!」は聞くだけで元気が出ます!
単純な可愛さならensembleで1番だったかもなぁ・・・。

8位:氷堂芹香 (乙女が彩る恋のエッセンス)

ちょっとずつ硬い表情がほぐれていって笑顔が見られるようになるというのが良かったですね。綾波レイ効果w
芹香ちゃんとのんちゃんは甲乙付け難いので、見た目で選びました(爆)

7位:雪代ことり (乙女が奏でる恋のアリア)

守ってあげたくなる系の可愛い後輩。ややおっぱいは小振りですけど、可愛いかたいいのです。声も良かったですなぁ・・・。

6位:小石川琴音 (想いを捧げる乙女のメロディー)

病弱設定どこいった?と言いたくなるくらい、完璧人間に成長していく後輩w 後半、完全に先輩と後輩で立場変わっとるやんって感じw もちろん可愛いんですけどね!
珠音様との会話が見てみたいわ~w

5位:雨坂汐理 (想いを捧げる乙女のメロディー)

何故攻略ヒロインにしてくれなかったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?ヽ(`Д´)ノ

4位:真原祐里 (桜舞う乙女のロンド)

ジト目で怒られたい妹(*´Д`*)b(変態兄より

3位:皇城一花 (恋する気持ちのかさねかた)

可愛い。そして、可愛い。追加DLCでの攻略対象だったのが非常に残念でした。メインヒロインとして描いてほしかったです。
ひよりちゃんとのコンビが大好きです!

2位:久遠寺ひより (恋する気持ちのかさねかた)

妄想癖が可愛らしい後輩w 頑張り屋さんで応援したくなる系ですけど、父親がなぁ・・・あの前半のシナリオはちょっと微妙だったなぁ・・・。ひよりちゃん本人はすごく可愛かったけどね!!
一花ちゃんとの会話は微笑ましいので大好きです!

1位:城ヶ崎奏 (乙女が奏でる恋のアリア)

( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!

・・・と、いうわけで、1位は奏さんでした。癒し系の巨乳は最強であるw
それから、よく見てみると上位は妹とか後輩が多いような・・・ensembleのヒロインで気に入るのって大抵どっちかなんですよね~。
あと、TOP3がきみしま青先生原画のヒロインだった件について。きみしま青先生のキャラクターデザインは毎回すごく良いので、大好きですわ~(*´Д`*)b

ensembleは結構ね、追加DLCやFDで攻略対象になるヒロインやそもそも攻略すら出来ないって子の方が好みっていうパターンが多いから、毎回不満が残るんですよね・・・特に汐理お姉ちゃんとか汐理お姉ちゃんとか汐理お姉ちゃんとか汐理お姉ちゃんとか汐理お姉ちゃんとかw 汐理お姉ちゃんみたいに、おっぱいが終ぞ見られなかった子がどれだけいたことか・・・。

ensembleのヒロインは他のエロゲと比べて上品な印象があるのが好感持てますよね。今後もその方法性は貫いてほしいです。まぁたまになら、由希江さん・・・ぁ、いや、やっぱり紫子さん程度に留めてください(爆)