おもしろき ー熊本、鹿児島、宮崎で過ごした日々🌟🌟🌟

おもしろきことのなき世をおもしろく!Carpe Diem. 人間万事塞翁が馬。人生いろいろあるから、おもしろい!

失敗談-小学編

2011年10月01日 06時10分55秒 | 回想録
小学5年まで、とてつもない田舎に住んでいた。

一度、さらに田舎の奥野という地に住む友達の家へ遊びに行き、一人で帰ったことがある。その友達の名を那須くんという。
余談だが、宮崎の県北の山の方は平家の落人が多く、那須や椎葉に名を変えて、生き延びたという。
彼も山に住んでいるものの、凛としたところがあり、平家の血をひくものであろう。

話を戻す。
彼の家から帰る途中、川が流れていた。何故かわからないが、向こうに橋があるというのに、どうしても川を歩いて横切りたい衝動にかられた。
靴をはいたまま、渡り始めた。泥の中に足がめり込んで、なかなか進まない。
川の真ん中あたりで左足の靴が抜けて、そのまま泥の餌に。
引き返すべきか進むべきか迷いに迷い、進むことにした。
何度も、足をとられて、身体中が泥まみれになった。
多分、秋だったと思う。ぶるぶる震えながら、片足裸足で家に着いた。
無論、母親にこっぴどく怒られた。

今、考えると、不思議な少年だったと思う。
好奇心の塊だったような気がする。
それは、今でもそうだ。日常から離れなければ何も変わらない。
繰り返しは面白みに欠ける。思いついたらトライする。それが僕の生き方だ。