ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

今まで参戦したライブや訪れた内外の場所や食べ歩いたお店などを中心にその時感じた雑感について書いていきます!

John Lennon が星になった日 ②

2018-12-09 14:33:00 | 日記
ビートルズは勿論聴いていたし好きなバンドの一つでそのメンバーの1人であるJohn のソロの曲も何曲かは知っていたけど正直全てのアルバムを買って聴こうとは思わなかった。

どちらかと言うとPaul 派の僕にとってビートルズの名曲の殆どはPaul が作った曲だとの認識しかなかった。

それでもJohnが死んでしまった事、しかも射殺されてしまったという事を受け入れることが出来なかった。

5年間の子育て期間を終え再びシーンに帰ってきたJohn とこれから向き合ってみようと思っていた矢先の悲劇だった。

事件のあった次の日は仲間内で追悼飲み会をした。確かにJohnが亡くなった事はショックではあったが正直僕は友人達の様には悲しむ事が出来なかった。それは余りにもJohnの事を知らなさすぎた事も理由の一つだ。彼に対する思い入れが友人たちのそれに比べると弱いと言うのが1番の理由だと思う。だってそれまでJohnのアルバムほ1枚も待っていなかったんだから!

その次の日に秋葉原にあった石丸電気のレコードコーナーに友人John の最新盤 Double Fantasyを買いに向かった。



John の新譜なんて1枚もありゃしない〜! それ以外のアルバムもほぼ売り切れ状態だった。僕は辛うじてジョンの魂をゲットする事が出来た。



ジョンの魂ほど人間John Lennon が滲み出ているアルバムはないと思う。音作りもとてもシンプルだし、歌詞もとても切ない。そして余りに重い。

Mother を改めて聴いた時の何とも言いようもない気持ち。 お母さん行かないでー!お父さん家に帰ってきて〜! エンデングのあの叫び声は聴いているものの胸をえぐる。

Love のような美しい曲もあるけど正直この一曲でお腹いっぱいになってしまった。当時の僕のようなJohn 初心者にとっていきなりこのアルバムはきつかったです。ホッコリと息の抜ける曲がないのだ。

その後Johnの追悼集会がニューヨークのセントラルパークで行われた模様を見たけど50万人の人間を五分間黙らせることは大統領でも出来ないだろうと現地のニュースキャスターが言っていたのが印象に残っている。

それから8年後僕は研修でニューヨークに行く機会があったのだがどうしてもダコタハウスに行きたかったので自由時間にダコタハウスを訪れた。



John はここに住んでいてこの前で撃たれたんだな〜!

何とも言えない気持ちに包み込まれながら僕はダコタハウスを眺め

ヤァ! John Lennon ! やっと来れたよ!

もしJohn が 存命だったら 今の世の中を見てどんなメッセージを述べるだろう?


星になったJohn は音楽界を照らし続けてくれるのだろうか?


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