ミカウバー日記!音楽とグルメと旅行が好き!

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Stones 第6の男 Stu の思い出!

2018-12-14 21:11:49 | 日記
12月12日はストーンズ第6のメンバーと言われたIan Stewart の33回めの命日だった。



もともとStonesのメンバーだったのに正式にデビューする時にStuのルックスがバンドのイメージに合わないと言う理由でメンバーから外され裏方に回った人でもあった。

僕は過去一度だけStuのステージを観たことがある。それは彼が亡くなる1年と9ヶ月ほど前のことだ。
場所はロンドンのとあるパブだった。たまたまイギリスに留学していた友人にロンドンに行く事を告げたらわざわざ遠方のシェフィールドから会いに来てくれた。

この時ロンドンでは確かClashのコンサートもやっていたみたいだった。でもストーンズファンとしては
Stu のライブを観ておく方が良いと思いそっちを選択した。

だって当時のStonesが日本にコンサートに来てくれる可能性は限りなくゼロに近い状態だったからこの機会を外したら彼らの関係者に会えることが出来なかったからだ。

場所はロンドンの某所 全く思い出せない。British Railways の大きな駅の近所だったような気がする。
Paddinton か Victoria のどちらかだったような・・・

初めて観るStu はずんぐりとした体格で背はそれほど高くなかった。がっしりとした身体でピアノ🎹に近づきおもむろに演奏が始まった。



その当時の僕は彼がどんな曲を何曲くらい演奏してくれたかなど全く分からなかった。でもStuの奏でるboogie-woogie ピアノはとても楽しそうで聴いているこちらもとてもハッピーになる暖かい演奏だった。

Stu は脚を時折クロスしながら身体を心地好さそうにゆすりそして力強く鍵盤を叩く!Stonesのサポートメンバーとして大きな会場でピアノを弾くのと違い会場は小さくてもこのステージの主役は間違いなくStuその人だ。


そしてこの時のライブにはスペシャルゲストがいた。そのゲストとは元 Faces のベーシストである Ronnie Lane だった! これには正直驚いた!あのRonnie Laneが目の前にいるのだから!

しかしこの時の彼は既に難病とされる多発性硬化症を患っていた為車椅子での登場だった。その時の僕の印象は随分小さくなってしまったな・・・だった。

会場のパブは結構お客さんも入っていてとてもアットホームな感じで本当に音楽を楽しむ空間という感じがした。

この時 Ronnie Lane が何を歌ったか全く覚えていないが2〜3曲くらい歌ってくれたと思う。流石に歌っている時のRonnie は病気のことなど感じさせないくらい元気に歌ってくれた。例え僅かな時間でもRonnie Lane のステージが観れたことはとてもラッキーだった。

この時のライブは2部制になっていてワンステージが小一時間くらいだったと思う。そしてこの後休憩に入った。

そしてこの後僕はStuと奇跡のご対面をしたのだ。しかも意外なところで😅
休憩時間の間にトイレに行ったんだけど何とそこでStuとバッタリあっってしまったのだ。
その時の僕はそれほど英語がうまく話せなかったので片言で何か言って握手をしてもらったのだ。

その時にStuの手はとても大きくて暖かかかったのを今でも忘れられない。

その後友人がStuにサインをもらいに行ってくれ写真も一緒に撮ってもらった。その友人は後で写真は送ってやると言ったまま終ぞその写真は送られて来なかった😭😭😭




結局次の日のスケジュールがタイトだったので第2部を全部観ることが出来ずに会場を後にしなくてはいけなかったのは今にして思えば残念でならない。

Stonesの正式なメンバーからは外れたもののStuは亡くなるまでRolling Stonesの サポートを演奏の面からとバンド内の人間関係の調整の面の両面から行ってくれた素晴らしい人です。


彼が亡くなってから4年と2ヶ月後にStones は 遂に日本の土を踏んでくれた。Stones ファンとしてはStuにもMickやKeith たちと一緒に僕たちの前に元気な姿を見せて欲しかったと今でも思う。


R.I.P. Ian Stewart




是非 Stu の残した Rocket 88 聴いてみてください !





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