Madame Miekoの、優遊自適

アンティークショップを、卒業し,次は何にチャレンジ❓の答えを、、、

椅子の修理

2006-07-29 22:38:38 | 西洋アンティーク
アンティークの椅子ではありませんが、修理と生地の張替えを頼まれました
生地をはがすと、いろんなことが見えてきます
アンティークの椅子は、釘の穴が、所狭しといっぱいあります
きっと、何代も何代も、その家のインテリアに合わせて、生地を張り替えて、修理を繰り返し、使われていたのでしょう

現代の椅子は、生地をはがすと、ガンで打った大きめのホッチキスの針が並んでいます
座面は、綿やオガクズではなく、型にはめられたスポンジ。

時代の流れで、効率を考えればやむをえないことなのでしょうが、
これでは、職人の技術がもったいないですね
コンピューターや数字では表せない、人間の知恵や、長年培った勘
そして尊い技術
大事にしたいと多くの人が望んでいると思うのですが.....

さて、この椅子は明日にはどんな表情の椅子になるのでしょうね
コメント
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