Madame Miekoの、優遊自適

アンティークショップを、卒業し,次は何にチャレンジ❓の答えを、、、

ヴィクトリアン時代のブローチ

2008-07-19 21:24:03 | 西洋アンティーク
”あの~、私、高校生の時にこの店に来たことがある、、、、”
と、若い女性が

”ええ、覚えていますよ、あまり変られてなかったんで、すぐ分かりましたよ
 このブローチでしょ、気に入られていたのは”とお見せすると

”エッ、本当ですか、忘れられていると思って、
 何と言おうかと考えていたんです”



静かに将来の夢を語られた、高校時代の彼女
そして今、大学4年生で、同じ夢を語られる

”しっかり、いい勉強されてきたようね”と言うと

”はい、忙しかったけれど、とっても充実した学生時代でした
 この店が、あの時あんなに感動したこのブローチが、時が止まったかのように
 今、同じ感動をあたえてくれる、それがすごく嬉しいです”と

そして
”この見事なアクセサリーを作ったひとのことを考えると、
 自分も頑張ろうと思えてくる”と

時を越えて、感動できるものがここにあり
また、それに感動された人が、次の世代に感動できる何かを伝えてくれる
それは、彼女が創り出す”もの”になるかもしれない


 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

blogram投票ボタン

blogram投票ボタン