モンペリエで独り言。

南仏モンペリエでぶつぶつぶつぶつ…

私はサッカー好きじゃない

2018-06-30 | モンペリエ
先日、日仏交流会の日が日本対セネガル戦の日だった。



借りた会場に着いて、準備をしていると、一人の黒人が入ってきた。
会場は、コワーキング(独立している人たちが集まって仕事をする)や貸会場になっているところで、日曜日だったが、仕事に来ていた男性だった。
前回の日仏交流会の時にも、裏で仕事をしていたので、知った顔。

対コロンビア戦で勝って気持ちが盛り上がっていたのか、その男性に挨拶をすると、「ねえ、ご出身はどこなんですか?」と聞いてみる。
果たして「セネガルです」と返ってきたので、「私、日本人よ」と笑顔で答えたが、彼は「それがどうした?」とでも思ったのだろう困惑顔。どうやら試合があることを知らないらしい。


変態S

試合があることを知らない人に、笑顔で日本人宣言するただの変態だな…と思い、「あら、今日はワールドカップで日本対セネガル戦なんですよ」と教えてみると、「ああ」と納得顔。
そもそも日曜日に、自ら仕事をしに来ていることから(フランスでは奇跡)、まあ、サッカーなど、スポーツに興味がない人なのかもしれない。
それでもちょこちょこ顔を合わせると、「試合は何時から?」などと聞いてきてくれたので、少しは興味を持ったらしい。


本当のSはこんな感じ

で、最後に片づけをして帰る時に、日本人の男の子が試合経過を教えてくれたので、「今2対2ですよ~。では、またね~」と挨拶。その後、片付けに残っていてくれたその日本人の子が、試合が終了したこと、引き分けだったことを教えてくれた。

その男の子に「日本に帰っていた時に見ていたニュースでは、日本チームはボロボロに言われていたけれど、セネガル相手に頑張ったよね。コロンビア戦も勝ったし。引き分けっていうことは…勝ち点1?」などと話した。



結局、何が言いたいって、試合の結果と試合の日程をちゃんとチェックし、「引き分けだから、勝ち点1?」とか私の口が言っているなんて、それこそフランス人が日曜日に仕事をするのと、同じくらいの奇跡なのではないかということ。


←何だろう?このワールドカップマジック…

※月曜日まで、今日のニュースの記事はありません。
※このブログは、Sの容姿、年齢、体重についてのみ、積極的にウソをついていく方針です。


【モンペリエ情報 3つ】



Association Culturelle Japonaise Rikyuは、7月1日(日)に行われるMondial Des Cultures Au Parc Rimbaudに参加します。 
折り紙、書道のアトリエと、お菓子の販売を致しますので、興味のある方は覗いてみて下さい。

日時 ・ 7月1日(日) 13時~19時
場所 ・ Parc Rimbaud : トラム4号線Les Aubesから徒歩約8分。
     (880 Avenue de Saint-Maur, 34000 Montpellier)
内容 ・ 折り紙、書道のアトリエ
     お菓子、麦茶の販売

お問い合わせ rikyu.asso@gmail.com



続いて、7月6日(金)には「浴衣で散歩」があります。浴衣をお持ちの方はぜひご参加下さい。

日時 : 7月6日金曜日

お散歩ルート : 
17時  Polygone の FNAC 前にある広場に集合。
18時 出発 ( Polygone → 駅 → コメディ広場 →
   Les estivales(夏祭り)へ)

 

そして、7月21日(土)には「日仏遠足会」も。
Saint-Guilhem-le-Désert(サンギエムルデゼール)に遠足へ行きます。
Saint-Guilhem-le-Désertへ行かれたことのない方、フランス人とフランス語を話したい方、フランス人、日本人のお友達が欲しい方、この機会にご参加下さい。

日時・7月21日土曜日 10時から19時くらいまで 
費用・ 1人5€(各自お弁当をお持ち下さい)
※費用に含まれるもの・往復のガソリン代、パーキング代

スケジュール
10時 L2 Sabines駅近くのケンタッキー・フライドチキンの駐車場辺りに集合。
11時 Pont du diable辺りで、お弁当。※川で泳ぎたいという方は水着をお持ち下さい。
13時 無料バスでSaint-Guilhem-le-Désertまで移動。観光。
17時 無料バスでPont du diableまで移動。モンペリエに向けて出発。
19時 L2 Sabinesで解散(予定)。

お申し込み方法
件名「日仏遠足会」でrikyu.asso@gmail.comまでメッセージ下さい。


 






口笛はなぜ?

2018-06-28 | モンペリエ
今日は空耳アワーな日で、なんだかやたらとフランス語が日本語に聞こえたりした。



スーパーで、母親が子供に何か渡す場面で「これこれ取って!」と聞こえたので、よく顔を見たらアジア人は1㎜も入っていないようなヨーロッパ人で、「こんなに日本語に似ている言葉があるんだ」と思い、母親の方が後ろを通った時に、話す言葉を聞いていたら、普通にフランス語だったり。

トラムの中で、フランス人の会話の中から、急に「色彩検定」と聞こえたり。



トラムを降りて、道を歩いていると、後ろから口笛が聞こえたのだが、その口笛の一節がとても日本の曲に似ていて、その後はなんだか日本の曲に聞こえてきてしまった。

「なんだか、すべてが日本に聞こえる。暑さで疲れているのかな?」

と思いつつ、それにしてもリズムなどが日本ぽい曲だなと考えていると、自転車に乗っていたその彼が横を通り過ぎた。









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あ、日本人のお友達のYさんの旦那さんだ。



スーパーとトラムの中の日本語は完全に空耳アワーだったけれど、最後の口笛は、普通に日本の曲で合っていたらしい。


←紛らわしいっすよ。

大満足♪♪

2018-06-27 | モンペリエ
今日はフランスに年2回あるバーゲンの初日。
日本に帰ったりしたので、何も買う気はなかったのだが、先週スーパーでもらったクーポンがなぜ今日の日付だったのか理解した。



先週スーパーに買い物に行ったら、レシートと一緒にクーポンが付いていたのだ。
27日の午前10時までか午後18時から70€以上の買い物をすると15€の割引になるクーポン。

必要な物もあるし、今日買い物をしておくかと、夕方買い物に出かける。
こういう時はもったいないので、出来るだけその金額に近くなるように買い物をする小市民な私。さすがに電卓を叩いて計算するわけではないので、いつも3€だったり10€だったり、多かったり少なかったりする。

今回は、扇風機が壊れかけだったので扇風機、洗濯洗剤のストックがなくなっていたので洗濯洗剤、冷凍するので大量の安い肉などを買い込んだ。

会計は、55,59€。







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いやっほ~い!!

 

合計70,59€で割引15€!!勝った! 何に??


と、スーパーで小躍りする私。 心の中でなのでご心配なく。


スーパーで小躍りする私。

合計金額の声の様子から、レジのお姉さんもちょっと感心してくれていたと思われる。


←庶民なので、こんなことでも喜びを感じる。

今日のフランスのニュース。あられ、大統領官邸で行われた音楽祭への批判、極右の検挙。

2018-06-25 | フランス
今日のモンペリエは晴れ。最低気温18℃、最高気温32℃の予報。

今日のフランスのニュースで話題になっているのは、昨日、マルセイユとニースの間にある県、バーでピンポン玉大のあられが激しく降ったニュース。



あられにより、怪我をする人や車の損傷、翌朝には停電などがあったという。(動画付き記事はコチラ
モンペリエでは昨日、雨すら降らなかったのに、そこまで離れていないところで、そんな嵐があったことに驚いた。



次にフィリップ・ド・ヴィリエというMPF党の党首が、先日のエリゼ宮(大統領官邸)で行われた音楽祭を批判したというニュース。(写真付き記事はコチラ
エリゼ宮で、エレクトロミュージックを流し、ホモセクシャルだったり、トランスセクシャルだったりと思われるダンサーたちを呼び、一緒に写真を撮ったりした大統領に大変ご立腹だったよう。

ツイッターで "On est loin du Puy du Fou (Puy du Fouからほど遠い)" "C'est une insulte au cœur de la France!(フランスの心を侮辱している!)"とつぶやいたことが紹介されていた。

Puy du Fou って何だろうと思っていたら、フィリップ・ド・ヴィリエの設立した中世のテーマパークだった。ナントとラ・ロシェルの間にあるので、モンペリエからは遠いけれど、楽しそうなテーマパーク。
言いたいことは、「中世からは程遠い」とか「伝統的ではない」とか「嘆かわしい」とかだったと思われる。
自分のアトラクションを宣伝しつつ、批判はばっちりして、話題になっているその文才は素晴らしいのではないかと。



でもこんなことを書かれてしまうと「え、エリゼ宮だったら、クラシックじゃないの?」と驚いていた私も、「ダンサーだろうが、ホモセクシャルだろうが、トランスセクシャルだろうが、大統領が彼らを呼び、彼らと大統領が写真を撮って何が悪い!フランス国民にはヘテロセクシャルしかいないとでも?」と思うので不思議。

フィリップ・ド・ヴィリエは御年69歳のご老体で、老人だし、貴族だしで、まあ偏見があるのも仕方がないのかなと思わせつつ、自分のテーマパークは宣伝できているし、エマニュエル・マクロンはエマニュエル・マクロンで、今回のエリゼ宮の音楽祭を一般開放し、エレクトロミュージックを流していたのは、政治にあまり関心がない、もしくはまだはっきりした支持党のない世代を狙ってのことだろうから、この件に関して、エマニュエル・マクロンを批判すれば批判するほど、きっと若者の支持は上がるはずで、こういう風に話題になって、両者ともに得をしている感じ。

まあ、エリゼ宮の音楽祭はかなりショッキングな映像だったので、保守派と革新派で議論をするのも楽しいのでしょう。

そして極右の人が大量検挙された話題。
イスラム教徒への攻撃を計画していた10人の極右の人々が検挙された。


モンペリエ

それからトルコの大統領選でエルドアン氏が再選した話題とワールドカップの話題。


←ありがとうございます。

今日のフランスのニュース。国境越えをした女性。ヌーディストヨガ。

2018-06-24 | フランス
今日のモンペリエは晴れ。最低気温19℃、最高気温29℃。


モンペリエ

今日のニュースは、フランス人の女性が、マラソン途中にカナダとアメリカの国境を越えてしまい、アメリカ側に2週間収監されていたニュース。



アメリカとの国境に近いカナダに住む母親に会いに訪れたその19歳の女性、海岸をジョギングしていたという。潮が満ちてきたために、走っていた道を変え、その後引き返したのだが、その変えた道がアメリカだった。
アメリカの国境警備隊がその証拠写真を撮り、不法侵入の罪で彼女は捕らえられた。
当時、彼女はパスポートなどの身分証明書を持っていなかったため、母親が持参。
それが本物かどうかの確認をする間の2週間、アメリカ側に収監されていたそう。
その国境付近には看板などはなかったという。

このニュースを聞いて、「国境警備厳しくするなら、ちゃんと看板なりを立てておくべき。メキシコとの国境に壁を作るお金があったんだから、カナダ側もちゃんと示しておけ!!」という私と「国境警備の厳しくなったアメリカとの国境沿いにいるんだから、旅行者の方がもっと気を付けるべき!!」という同居人で朝から討論に。
「不法移民の親子を引き離すことは行き過ぎ」という結論で落ち着いた。



夜のニュースでは、パリのヴァンセンヌの森でヌーディストヨガが行われたという話題があった。(動画付き記事はコチラ
200人ほどの人が集まって、ヨガをしたという。

←そして夜はワールドカップの結果も。日本対セネガル戦の結果も報道されていた。


本日の日仏交流会には、たくさんの方にお越し頂き、ありがとうございました。
次回は7月21日(土)にSaint-Guilhem-le-Désertへの遠足を企画しています。参加費は5€です。
お問い合わせは rikyu.asso@gmail.com までどうぞ。