Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

菊花賞の展望-その3

2010-10-19 22:18:47 | 競馬
オッズバランス編。
寸評。

上位人気2頭はエイシンフラッシュ、ローズキングダムで間違いないでしょう。

ダービー、そして菊花賞の主要ステップの神戸新聞杯を2頭で1,2着を分け合っており、
競馬のオッズの基本である近走を好走(凡走がない)しているので、ふつうに人気になるはず。

ただし、その1でも触れたが、ダービー、神戸新聞杯とも超スローなレース。
異例といえば異例のレース展開であり、他の馬との勝負付けが済んでいるとは思えない
もちろん、皐月賞でも3,4着の2頭でもあり、皐月賞勝ち馬のヴィクトワールピサは今回不在。
世代上位なのは疑う必要はないでしょう。
しかし、今回は3000mの菊花賞。
どの馬にとっても未知の領域であり、特にダービー、神戸新聞杯のレースは完全にマイラー、中距離適正が
必要なレースで、菊花賞を検討する上で、その着順は意味はない。
むしろ、ダービー、神戸新聞杯で好走した馬はマイラーよりの適正が高いと考えれば、
逆に菊花賞のステイヤー適正は低い可能性はあって不思議ない。

ヤマニンエルブが回避したので、今回の菊花賞もスローになる可能性があるが、
先週の秋華賞を見ても分かるように、G1レベルでスローなレースは面白く、秋華賞ではアグネスワルツが
それなりのレースで引っ張ったので、レースの中身は濃かったと思うし、良いレースだったと思う。
G1、特にクラシックなど重要G1は、競馬の本質的な定義としては、そのレース条件における
後継種牡馬を選ぶレースであるはず。
(勝った馬は種牡馬になれる可能性が高まる)
それがスローなレースで、本来菊花賞で求められるべきステイヤー適正が要求されないレースでは
菊花賞の意義がない。

これは馬券検討では意味がなく、レースを検討する上で、展開は重要と思うが、
菊花賞というレースはスタミナが求められるレースになると信じて検討したい。
少なくとも距離に未知数の馬が行うレース
それまでの実績が直結しないのは、近年の結果を見ても明白で、
人気上位馬同士ですんなり決まらないレース。
高配当が期待できる要素の高いレースであり、すんなり人気馬から買うのでは、馬券を買う面白みがない。
当たり外れは別にして、大前提は上位人気以外の馬から狙うのが鉄則。

よって、エイシンフラッシュ、ローズキングダムはここでは評価できない。
特にローズキングダムはマイラー色が強いと思うし、エイシンフラッシュにしても
真のG1級の能力については未だに疑問を感じているので、普通に負けておかしくはないはず。


3番人気有力なのが、夏の上がり馬、トウカイメロディ。
これはその1にも寸評は書いたので、詳細は割愛するが、距離適性は問題ないが、
問題は斤量増と中央開催の軽い馬場適性がどうなのか?
中央開催で言えば、青葉賞は8着であり、そこで先着しているアロマカフェ、リリエンタールの方が
普通に強いのかもしれない可能性はあるので。

あとは上位人気が考えられるのは。
クォークスター。(Gallopの予想オッズでは4番人気)
これもその1で書いたが、タキオンxヘクタープロテクターではスタミナ系に疑問がある。
近走のレースぶりからも、切れすぎる感じがあるので。

あとはヒルノダムームが上位人気か。(Gallopの予想オッズでは5番人気)
もっと人気になるかもしれないが。
これもその2で書いているが、皐月賞で1番強いレースをした馬(2着)であり、菊花賞と連動するのは、
ダービーではなく、皐月賞の方。
前走の札幌記念は4着だが、レースぶりは悪くない。

最初に書いたようにレースの着順はオッズに大きく影響する可能性があり、ダービー9着、札幌記念4着で、
人気が本来の力より下がることは濃厚なだけに、オッズバランス的には1番良いと思う。


その他では。
アロマカフェは前走、ハイペースの中、ある意味絶好のポジション。
しかし、逃げるヤマニンエルブを捕まえきれず、勝ったクォークスターに差し切られたのは物足りない。
ただ、その程度の脚質の方が距離伸びてしぶとい可能性ある。


あとは人気がないところで。
ゲシュタルト。
前走は仕上がりが良くなかったようで、14着大敗で終わっているが、ダービーでは4着。
皐月賞も0.5秒差の7着。
大舞台の皐月賞、ダービーでそれなりのレースはしている。
今回は京都新聞杯を快勝し、相性の良い京都競馬場。
叩いての上積みがあれば、一変はあるかもしれない。

もう1頭は確実に人気のないサンディエゴシチー。
これも前走の神戸新聞杯で惨敗に終わっているが、ダービーでは0.5秒差の8着。
上がり33.0で同じような位置にいたヒルノダムールに先着している。
G1好走馬を多く輩出している札幌2歳Sの勝ち馬。
先週は栗東のCWで1番時計を出し、よく動いた。
一応、父はマンハッタンカフェ。そんなに強く強調は出来ないが。
とりあえず、注意をしたい気がしている。

全国制覇の道Vol.3

2010-10-19 17:48:23 | 
前回までの記事。
Vol.1の記事
Vol.2の記事


今年は。

2010年
2月長崎 雲仙温泉、中華街、大浦天主堂など
3月奈良 長谷寺、室生寺などお寺巡り
4月山梨 石和温泉、下部温泉、身延山久遠寺、武田神社など
4月長野、群馬 鹿教湯温泉、草津温泉
10月京都、兵庫 天橋立、城崎温泉
10月鳥取、島根 出雲大社、石見銀山、境港、松江市内観光など


8,9月がアメリカに行っていたので、ここ数年と比較すると回数が少なくなっているが、
ある意味ではアメリカは長期間の旅行だったようなもの。
旅行気分という意味では、結構、満喫できている年かもしれません。

あとは11月の祝日を利用して、もう1回ぐらいは旅行したいと思っています。


という事で。

未開拓地は11県となりました。

行っていない県で、来年(今年?)、行きたい候補。

和歌山 高野山、熊野三山
青森  恐山
秋田  乳頭温泉

菊花賞の展望-その2

2010-10-19 12:30:57 | 競馬
3着馬の傾向から。

来ない馬
(1)前走、下級条件
(2)前走、8着以下。
(3)前走、4着以下。
   ただし、勝ち馬と0.5秒以内またはオープンクラスの芝2000m以上勝利馬は除く。

残った馬
アロマカフェ
エイシンフラッシュ
クォークスター
トウカイメロディ
ビッグウィーク
ヒルノダムール
ローズキングダム

7頭。



さらに絞る。


主流は神戸新聞杯組で8頭
その他2頭は古馬重賞で上位人気になり、着順こそ7着と悪かったが、0.3秒差だったオペラシチー。
もう1頭は、南半球産で春クラシック不出走ながら、新興勢力として菊花賞でも1番人気なっていた
セントライト記念記念の勝ち馬、ロックドゥカンプ。

ロックドゥカンプのような馬は今年、居ない。
オペラシチー的な馬としてはトウカイメロディ、ヒルノダムールには資格はありそう。

神戸新聞杯組は1,2着馬は居ない。
3着以下だった伏兵が中心。
ネオユニヴァースのような馬も居るが、今年はこのタイプは居ない。
(神戸新聞杯を人気で負けて、本番も人気になる馬)

とりあえず、1,2着のローズキングダム、エイシンフラッシュは除外。

その他。
個人的に感覚としてクォークスター、ビッグウィークには距離伸びての底力は感じない。
アロマカフェは父が菊花賞馬マンハッタンカフェであるが、産駒が特別にステイヤー適正のある馬が
多いというわけでもなく、中距離向きという感じが・・・



さらに残った馬
トウカイメロディ
ヒルノダムール

2頭。


どちらか?

特に3着馬として推す根拠はないので。

連対馬のイチオシがトウカイメロディとなれば、必然的にイチオシヒルノダムール!!

前走の札幌記念はスムーズさを欠いた部分もあったようだし、相手も古馬の強敵相手で0.5秒差なら悪くはない。
ダービーは超スローの流れをこの馬なりに伸びている(上がり33.3秒)が、上位馬は33.0秒前後か
ある程度前に居た馬。
本来の2400mの底力の必要なレースでなかっただけに参考外。
そもそもダービーの成績と菊花賞の成績は近年、関連性は低く、むしろ皐月賞上位馬が好走する傾向はあるので、
皐月賞で1番強いレースをしたと思う(2着)ヒルノダムームは、ここは巻き返しの期待はして良いのではないか?

人気が読みにくいが、上位人気3頭はダービー1,2着馬とトウカイメロディだろうから、
少なくともある程度の妙味はあるはず。