さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

皿鉢料理

2012年02月29日 | 四国・中国地方



高知市街中心地にある「はりまや橋」です。
「坊さん かんざし 買うを見た~♪」って、色気づいた坊主なんかい(^益^;

昔は川を渡る立派な橋だったのでしょうが、いまはこのように再現されたものが
観光用に広い道路わきに置かれています。有名な橋がなくなるのもいたしかた
ないのかねェ。


銀座の「数寄屋橋」 「君の名は」で真知子と春樹が待ち合わせしたんだが、
 いまやソニービルと不二家の看板がドンと立つ交差点。すれ違いばっかりの
 二人もこれじゃあたまらねえ。人に聞いたら「すきや橋次郎」ですか?なんて
 ミシュランの寿司屋に連れてゆかれそう。ハルキは寿司でもつまんでるのか?

長崎の「思案橋」 遊楽街の入口にあった橋。「遊んでいこうかな。やめて
 おこうかな」とすけべなオトコたちが財布の中身と相談しながら悩んだところ。
 いまでは欄干のあとだけで横断歩道になっているから、信号が変わったら
 するりと遊びに行ってしまいそう。

山谷の「泪橋」 東京・下町の南千住のドヤ街にあった。丹下段平が
 「ジョー。チャンピオンになってこの橋を逆に渡るんだ」と夢を語ったのだが
 いまは車のビュンビュン走る交差点。横断歩道を逆に渡っても何も
 感動するものはないよなあ~(^益^;

さすが、風情が出るように池が作ってありました。



さあて、「土佐料理」の有名専門店に行ってきましたよ~^^
当然地酒を次々に試す。「酔鯨」って土佐の酒だったんだなぁ。
たしかに捕鯨が盛んな土地だもんねェ。

写真は「あお豆かつお味噌」
どうでもいいことだが、「あお 豆かつお 味噌」なのか、「あお豆 かつお味噌」
なのか、まさか「あお豆 かつ お味噌」じゃねえだろな、とか考え巡らす。
見ればわかるよね(^^;



左は茄子だが、右のデャ~コンオロシの下に隠れているのは「なんとか牛」の柔らか煮。



青のりの天ぷら。酒のつまみにグー(^益^)b



さてさて、メインの「皿鉢(さわち)料理」のおでましだっ!!!
カツオやタイがすばらしひ。サラーニ真ん中で一刀両断されているかわいそうな
ビラ星人は「なんとかエビ」と説明されましたが、「長崎名物のウチワエビみたい
ですね」と聞いてみると「同じものです」とゆわれますたー。



後姿も見てくれ。寿司が並んでいるんだよね^^



デザートは柚子ゼリー。「ごっくん馬路村」と同じように爽やかでした~(^益^)b


カツオの塩たたきを食べる

2012年02月27日 | 四国・中国地方



高知には路面電車があります。私の生まれ育った東京・下町には三ノ輪から
早稲田までいまでも走っています。このブログでも、函館、長崎、これから松山と、
路面電車の日本制覇も近いかな?(^益^)b



さて、高知城のすぐ近くに「ひろめ市場」があります。高知では大きな日曜市が
有名ですが、残念ながら冬ですので4時過ぎにはほとんどが店じまい。しかし
ここでは「一年中日曜市」だそうです。



たくさんの店が入っていて地元の物産がところ狭しと並んでおり、様々な
食べ物が売られています。出来たてを食べられるのです(^益^)b



旅行会社からもらったクーポン券があり、無料で「芋けんぴ」とゆずのジュースを
もらいました。その名も「ごっくん馬路村」! (〃 ̄ω ̄)σぁゃιぃ…

どうしてそんなネーミングにしたのかねェ~w
味は甘さ控えめ、さっぱりしていてとっても美味しかったですよ。



こういうものを並べると、ものすごぉおおおくビールを飲みたくなりますね^^;
でもこのあと飲みに行くんです。ここは「ごっくん馬路村」でがまんだw



さてさて、高知に来たら絶対に食べなければいけないものがコレ。
カツオのたたきです。ふつーは醤油やポン酢のタレに生姜やにんにくをつけますよね。
それでカツオ特有の生臭さを消すわけです。

しかーし!藁を燃やした炎で炙った新鮮なカツオはそんなもので誤魔化さない!
「塩たたき」がいいんです。煙で燻された香ばしい香りが口に広がって全然生臭くない。
だからご覧下さい、荒塩をまぶして食べるのです。最初はついているレモン汁や
にんにくもつけてみましたが、何もいらないのです。そのままが最高!!!


カツオのたたき


高知・桂浜

2012年02月25日 | 四国・中国地方



四国旅行にやってきました。今回は高知から松山を周ります。

まずは空港から桂浜へ。高校時代の修学旅行で訪れた場所です。
それから大学卒業時にぽっかりと空いた3月に今度はひとり旅。
修学旅行は団体で大騒ぎしながら連れまわされる旅ですから、じっくりと
見直してみたかったわけですね。思えば大学時代から、ひとり旅を愛する
人生が始まっていたのかしら。最近は「卒業旅行」なんて言葉も死語に
なりつつあるようですが、当時もひとり旅は珍しかったかも。


もちろん貧乏旅行でしたけれど、今のように就職難や不況でもなかったなぁ。



坂本龍馬の像が立っていました。これはむかしなかったと思う。
大河ドラマにかこつけて、町おこしに使っているのでしょう。
空港名もなんと「高知龍馬空港」だしw

そういえば今回は羽田から高知まで90分かからずにひとっ飛び。
朝に家を出れば昼飯はあちらときたもんだ。
むかしはね、東海道から山陽本線に入って、それから船に乗って
さらに長距離バスでしたぞ。



裏には「闘犬センター」。むかしひとりで来たときに見たんだよ。
ガラガラだったので一番前に座りました。ワンちゃんのけんかが始まったら、
ヨダレが飛んできたので後ろに下がったのを思い出します。



午後1時を過ぎていたので、土産屋の2階でさえない昼食。
なんと「龍馬うどん」なるものがある。ご覧の通り、カツオのたたきが入って
いるのです。しかしなぜに「龍馬」なんだ?w(゜゜)w


シャトー・カルボニュー

2012年02月19日 | 

   

さて今回試したのがコレ。
フランスはボルドーの「シャトー・カルボニュー2008」

ワインを飲み始めた若い頃に何度か飲んだんです^^

最初の印象は「本物だなぁ!」というものでした。カベルネ・ソーヴィニョンと
メルローをブレンドした典型的なボルドーの赤。その凝縮された濃さは
最初に口に含むと
少々苦味があって土臭いほど。土壌に浸み込んだ
水分を、葡萄の木の根が
深いところから吸い上げて、たわわになった
実を膨らませ、それを搾って
熟成させたんだなぁ~、と実感してしまいます。

そしてコルクを開けてから30分ほど。グラスに入った深い赤紫の液体を
くるくる回しながら豊かな香りを楽しんでいると、ワインがじっくりと開いてきて、
味がまろやかに変化してゆくのです。またひと口と含んで喉を通ってゆくと、
濃厚な葡萄と樽香の、絶妙なハーモニーが繰り広げられるのです。。。


だっさい48

2012年02月16日 | 

  

さて、新しいカテゴリーを作りました。これから飲んだ酒の歴史を刻みます。

いままで沢山の素晴らしい酒を飲んできました。飲んだ翌日にいろんな
記憶をなくしていたりすることも多々ありますが、せっかく丹精込めて
素晴らしい酒を造り出した人たちの傑作を忘れ去っては失礼というもの。
ここに記録を連ねてゆこうというわけです。

「くそう、うまそうだ」と自慢話を聞かされている気分になられたら
さっさとクリックして別のページに行きましょう。しかし「悪くねーなコレ」と
そそられることがありましたら、すかさずその酒の名前を検索して、ネットで
注文して2~3日中には飲めるかもしれませんよ(^益^)b

さて、第一弾は日本酒。メジャーな「獺祭」(だっさい)です。山口県の酒です。
「2割3分」が有名な最高峰ですよね。米を4分の1以下まで磨いて磨いて…。
おそろしいほどのこだわりが生み出した忘れられない極み!
値段も極み!(^益^;

しかし今回はそれではなく、ちっとレアものっぽい「純米大吟醸 寒造早槽48」
別にAKB48とは関係ありません。山田錦を50%精白した純米大吟醸に
39%のものを8対2ブレンドしたから「48」らしひ。

そりゃあ2割3分ほどじゃあありませんが、さすがに獺祭の大吟醸。
甘くもなく辛くもなく、絶妙な口当たりで芳香も豊か。

酒好きの友人が家に来たので開けました。ペースがやたらに速いやつです。
最初はビールで乾杯し、それから濃厚な赤ワインを開けました。それから
おもむろにこのメインが出たわけですが…。

そいつは仕事のない日曜となれば午前中から飲んでいる奴です。
夕方に呼ぶと、すでに顔が真っ赤っかだったりするので、その日は
「いい酒を開けるんだから、泥酔しないで来いよ」と釘を刺しておきました。

5時頃来ました。ビールとワインは30分かかりませんでした。そして
まだ9時前だというのに、この一升瓶はカラになりました。そのあとの
記憶は定かではありません。。。