さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

札幌の夜

2021年05月31日 | 北海道シリーズ


雪印パーラーです。去年ほどではありませんが、やはり空いていました。
何やら苺の季節限定品やゴージャスなメロンやマンゴーなどもありましたが、定番の
チョコバナナにしました(^益^)b
カポーで来てたら2種類注文して途中で交換したりできるのになー。


雪印パーラーの目の前が時計台。胸の谷間ならいいけれど、ビルの谷間ねー。


去年はもう少し早い時期だったから、ここの公園も雪景色だったけど。


早めにホテルにチェックインし、大浴場でのんびり。夜の酒にそなえる♪


去年コロナで(?)閉まっていた「ふらの」に行きました。つまみはアラカルト
ではなく、2000円コースか3000円コースの選択。つまりおまかせ。「どうだろ」と
思ったけれど、これが酒飲みにはなかなかいい品揃えでとてもよかった。


北海道の地酒を次々に出してくれます。これがまた旨い!北海道の酒は近年すごく
味が良くなっているという話で盛り上がり、「次、これはどう?」といろいろ
絶妙なお勧めを出してくれて大満足。


ひとりいた常連も帰ったので、俺ひとり贅沢な酒の品評会にしてくれたのでした。
ここは是非次回も来ないとなー(^益^)b


すすきのは、こういう風俗店がすごい数。「教えておねえさん!」ならいいけれど、
「母乳妊婦」って、ホントに出てくるの?! そして行く人って。。。

小樽の熟女バーで、「これからどうするの?」と聞かれ、「札幌に行って帰りますよ」と
答えたら、「ウフフ♪ いいところ行くんでしょ♪」と意味深な笑い。だって千歳空港
から飛行機乗るんだから、最後は札幌だっつーの。もう一回「ウフフ♪」と追い打ち
笑い。とにかく「札幌=すすきの=えっち」なんかい。しかし、たしかにすごい数です。
でも規制されているせいか、呼び込みなんかはいないので、通り過ぎるときに看板を
眺めて歩くのも楽しいですぞ^^


札幌 レトロスペース坂会館

2021年05月29日 | 北海道シリーズ


札幌にやってきました。前から来たかった「レトロスペース坂会館」。ビスケット屋さん
です。しかし昭和な商品が並んだレトロは博物館なのです。


ビスケットの店舗の奥に、このようにぎっしりと懐かしい品物が並んでいます。


左上は牛乳のフタを取るやつ。収集する当時は「懐かしい」なんて思っていないわけで、
とにかく執念でいろんなものを(当時はガラクタと言われようが)集めたいと思って
いたのでしょう。一歩間違えれば「ゴミ屋敷」と言われるかもしれませんよねえ。


そおいえヴァ、むかし温泉に行ったらこういうお色気テレホンカード、売ってたなあ。
50度数で1000円、「じゃあこれ一枚に500円払うってことかよ!」と思ったものです。


ベントー箱なあ。私は三匹のコブタが苺を食べているやつをおかあちゃんが買って
くれました。幼稚園のとき、丸いチョコレートが一個入っていました。すると誰かが
「あー、さきち・の弁当にチョコレート入ってるー!」と大声で言ったやつがいて、
とてもいけないことをしている気持ちにさせられました。いーじゃんなぁー。


この空き缶も、きっと見かけないやつを見るたびに買って集めていたのでしょう。


夕張石炭ビールなんてのもあったんですねえ。


奥のほうに、怪しいシリーズもありました。緊縛リカちゃん人形とはこれいかにw
こんなことして村々するのか?


こういう本もお好きだったようで^^; H系は奥のほう、そしてちょっとだけ
目立たない裏にとか展示(^益^;


筆箱ねえ。私の子供の頃、セパレートになった収納がいくつもある凝ったやつとか、
フタがシャッターみたいになっているやつとか、いろんな型のものが流行った時期が
あります。ここの収集家は、私よりちょっと年上なのでしょう。


ちなみに博物館(?)は無料です。見物させて頂いたのでビスケットを買います。
普通の手頃なお値段なので、500円も買うと結構な量になります。旅行中なので
持ち歩くのに若干邪魔になりますが、3袋買いました~w


小樽最後の夜

2021年05月27日 | 北海道シリーズ


さてさて小樽最後の夜。昨日は蕎麦で終わったから、今日はきっちり飲まねば。
月はまもなく満月か?


月を撮るときには、レンズを絞ります。あとで一軒目のあとに酔っ払って撮影したら、
カメラの変なところを変な風にいじってしまい、画像の質が最低になってしまいました。
それに気づかず、この旅行はこの夜から写真がひどいことになってしまいましたーw


さてまだ早い時間にスタートしたのに・・・


「ふじりん」に行ったら、もう満席! あとで聞いたら、ここの女将さんはこの店を
次の代に譲り、違う店に行くんだってw 知ってたら予約するんだったなあー!


「らく天」に行ったら、こちらも満席www ひとりだからカウンターのすきまに
入れたりするもんだがなあ。このコロナ騒ぎだっていうのに、あっちもこっちも
いい店は賑わっているじゃないかー。


というわけで、ふたたび「ちさと」に^^; おとといの「熟女バー」の報告をする。
「それほど熟してないじゃないですか~」と苦情(?)を入れ、「先日はちさとさんの
大将、盛り上がってもう外は明るくなってたわよ」なんて言われてたことをひやかす。


平目にはウニが入っていました。


生牡蠣を頼んだら、こんなふうに出てきました。


カニがでっかい!

このあとまた熟女(?)バー、「バニラ」に行く。微妙な中年カポーが入ってくる。
女性のほうは、自分のことを自分の名前で呼び、「〇×ね~♪」甘ったるい声で話し、
高級ブランデーのボトルを注文し、それを一週間で1本、月に4本飲むという!
をぢさんのほうはニヤニヤしていましたが、お金のかかるお付き合いですねェ^^;
こういう中年女性を、店の中年女性はどういう思いで接待しているのだろう?


「バニラ」のママさんに、さらにディープなエリアの店を紹介してもらう。
酔っ払った勢いで3軒目に突入しようかと思ったが、「カラオケ」と書いてあるので
躊躇。「本熟」の店探しは次回に残しておきますか。。。


小樽を歩き回る

2021年05月25日 | 北海道シリーズ


さてさて小樽の見物はほとんど終わったので、あとはブラブラ。以前に宿泊したホテルの
ある、小樽築港の巨大なシッピングセンターにでも行ってみる。電車で二駅。海に
面したテラスに灰皿があったはずだ・・・と行ってみたらなくなっておるw
ほとんど人がいないので、そこで吸っているやつがいた。目が合ってあちらは気まずい。
ま~俺は我慢するw


ここの売り場面積がものすごいぞ。はじからはじまで歩いたら20分くらいかかりそう。
それが何階もあるんだからなあー。ま、ヒマなのでだいぶ歩きましたが、もともと
買い物とかにはあまり興味がないので。。。


昆布屋さんを眺める。店員のおばちゃんが寄ってくる。「立派なものが置いてあります
ねえ」と言うと、一番高い奴を指さして「これが一番高級です」と教えてくれる。
15000円~。天然物だそうです。するとほとんどは養殖物だと。「なんかテレビで
見ましたが、なかなか人のいけないところにまで船を出す漁師さんがいて、その
人里離れたところに小屋があって、泊りがけて獲ってくるとか。跡取りもいないから
希少価値の高い昆布はますます貴重になっているらしいですねェ」とおしゃべりをする。
なんとなく雰囲気で少し立派なやつを買いました^^;


行きは電車だったが、帰りは歩いて帰ります。以前この築港に5連泊して、毎日あちこち
歩いて行きましたから道には慣れているのです。


賑やかなお土産屋さん通りに戻ってきました。いまはあまり賑やかじゃないけどw


ガラス製品などを冷やかして眺める。毎度思うが、立派な食器は立派な箱、すなわち
ふさわしい住まいがないとね^^; あ~それと素敵なグラスを持つ素敵な女性かあ~。


最初来たときには立派な建物に感心して、店の中を見て回りましたが、もう何度も
来ているとほとんど素通り。


「小樽バイン」で少し遅いランチなんだか、アフタヌーンワインってか?
北海道ケルナー、一番うまいのはツヴァイゲルトレーベです。グラスであれこれ。


にしんの酢漬け。なかなかたくさんあったので、ワインが進む君。グラスじゃ足りんぞw


さて昆布の袋はなかなか妖艶なデザイン♪


高級羅臼昆布を買ったどー! いいやつはグラム単位のお値段になるのです。
帰ったらこれで刺身の昆布〆を作るぞィ。「旭神威」も届くしなあ(^益^)b


市立小樽文学館と美術館

2021年05月23日 | 北海道シリーズ


小樽を観光していて、最後に残った市立小樽文学館と小樽美術館、・・・地味である。
去年ついに来ようかと来てみたらコロナで閉館になっていました。今年の春、感染者数は
10倍くらいになっているのに開館になったかぁ。そういえば学校もそうだ。それで
「緊急事態宣言」って言ってもなあ。。。


まず美術館のほうに入りました。おそらくは地元の芸術家の作品が並んでいます。
地味ですが、静かにしみじみと芸術に触れることが出来て、いい空間です。


文学館のほうは、ガリ版から印刷の歴史をたどる企画展。古いワープロが並んでいます。


むかしこういう雑誌が印刷されたと。ガランとした畳の部屋に、こういうのがあると
少年少女たちは何度も熟読したのでしょう。


テレビドラマの台本なんかもありました。


伊藤整の書斎を復元したもの。やっと文学館らしくなってきた^^;


伊藤整といえば、ロレンスの「チャタレイ夫人の恋人」を翻訳し、それが猥褻だと
出版禁止になり、裁判になった事件がありました。ちなみにロレンスは我が友人
ケビンの博士論文のテーマです。それにしても、いまこれを読むとほとんどの人が
「この作品のどこが出版禁止になるような猥褻物なの?」と不思議に思うでしょう。

時代によって、地域によって、風習や価値観は変化します。帝国主義の時代には、
「戦争反対」というと「非国民!」と断罪され、同性愛はキリスト教によって長く
非難されてきました。私が子供の頃は、陰毛が見えていると「猥褻」と判断されたりw

そこで学者というのが、「政治形態には歴史上いろいろありまして、現在我が国では
・・・」とか、「いままで様々な戦争というものが人類史にはありまして・・・」
なんて言ったり、「同性愛というのは、某宗教では・・・古代ギリシャでは・・・」
とか言い出したり、実に様々な意見が出てきます。

そうやってまぜっかえされると、視野が狭く教養のない政治家や官僚は怒り出します。
だから意見を聞くときは、自分に賛成する学者(こういうのを御用学者と言います)
だけを集めようとします。それがいま、日本学術会議で起こっていることです。
人選をするとき、「総合的・俯瞰的」判断をしたそうです。ま・さ・に!そういう
判断をするべきなんですが、どこまで冗談のような自己矛盾なんでしょうかー。


あ~「蟹工船」の小林多喜二なあ。資本家にいいように使われて、現場のひどい環境で
働いている人間が搾取されるっておかしいじゃないか、という共産主義的思想が
「犯罪」となる時代でした。警察に捕まって、寒中に丸裸にされて太いステッキで
殴り殺されたのです。体中が黒くなるほど腫れあがり、どこの病院も警察が恐いから
検死を断ったそうです。いまがそんな時代でなくてよかったなあ。。。


おっ! 昨日行った美術館になっている旧北海道拓殖銀行に、小林多喜二が勤めて
いたのかあ。それにしても、まわりに建物がなかったんだね。


ミニ企画展で、北海道の「ゲーセン物語展」をやっていました。私はさんざん
行きましたけれど、いまやこうやって展示されるものになったんだなあ。。。