さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

正月に向けての酒・勢ぞろい

2015年12月29日 | 



壮観でしょ(^益^)b

正月休みを前にしての準備です。別に正月じゃなくても飲むんだけど。

毎年12月になると、阿部勘の発泡酒を予約注文するのは恒例になっています。
悲しいことに、去年から一升瓶に詰めてくれなくなってしまいましたけれど。

いつも「純米吟醸」と合わせて頼み、500mlになってしまってからは2本
注文します。今回は久しぶりに「大吟醸」と「発泡を2本」注文しました。

今まで電話には常に旦那さんが出て、「さきち・ですが、いつもの発泡を~」と
話が通じるのですが、今回は初めて奥さんが出て、注文を終了。

そして後日段ボールが到着すると、にゃんと「大吟醸1本に純米吟醸かすみが
2本」!合わせて3升!

慌てて電話をすると旦那さんが出て、「いやあ、いつもさきち・さんは発泡を
予約するので、おかしいなと思ったけれど、女房がそうだと言ったので…」と
平謝り。かすみ2本の料金をとらない勢いだったので、そちらは問題なく
飲ませて頂き、さらに発泡2本を改めて注文したのです。

そして到着してみると、発砲が3本に、さらにいま人気の「あまざけ」が入って
いたのです。また慌てて電話をすると、「ご迷惑をかけたので」というお話。
恐縮しますなあ~^^; あまざけは、「りんごジュースと割ると、いま流行り
のカクテルになるんです」とのことで、早速試してみると、これがなかなか♪
これを読んでいるみなさんも、是非お試し下さい(^益^)b

右のあまざけの隣に立っているのはソーテルヌの貴腐ワイン、シャトー・オー・
メイヌ。米国に嫁いだ後輩が3年ぶりの帰国。手土産で戴いたものです。極上の
貴腐ワインが似合うような女性の口に入る機会などがあるのかが問題だw

その横の2本はヴェッキエ・ヴィーニェ DOP プリミティーヴォ・マンドゥリア。
以前このブログで紹介しました。樹齢80年の古木で作ったイタリア・ワイン。
この間久しぶりに奮発して飲んだらやっぱり美味い!なのでネットで検索して
衝動的に2本買い。これも満を持して味わうことにしよう。

左の阿部勘にはさまれているのが2000円台のバローロ。近所の輸入食料品店で
発見したので、つい試しに購入。バローロなのに3000円しない。本当にネッビ
オーロを3年寝かしたの?いんちきじゃないよね?なんだか「刺し盛り500円」
とか言われたみたいだ。

高い酒と安い酒を準備した場合、私はだいたい高い酒から飲みます。酔っ払って
からでは勢いだけで飲んだりするからです。あとで覚えてなかったり。しかし
80年の古木のワインを飲んでから、あまりに落差のある安物バローロを飲んだら
げんなりするかもしれない。今回は冗談(?)を試してからヴェッキエ・ヴィーニェ
かな~。

というわけで、いざ順番に飲むとするか~(^益^)b


門前仲町で酒を飲む

2015年12月25日 | 関東甲信越



居酒屋の並ぶ路地裏。ココ見たことありますか…? その答えは最後に(^益^)b

ここは東京下町、門前仲町。散歩、そして酒を飲みにやってきました。

9月に三陸を旅したとき、女川町の「津波情報館」でスタッフの人に、「東京の方
でしたら、門前仲町に女川直送の食材を出す居酒屋があるんですよ」と勧められ、
いつか来ようと思っていたのである。

ほぉぉ、という充実した刺身の盛り合わせを堪能しました。スカス、店の前に
豪快に殻が山積みになっていた牡蠣は、生では出していませんでした。。。ガクッ
しかも東京ではあまり見ない日本酒の「綿屋」がメニューに載っていたのに、
「いまはない」とか言うしーw

吉田類やら太田和彦も行った「大衆酒場魚三」の前を通りました。なんとなんと、
行列ができていましたぞ!安い居酒屋にだぞ!?なんかブームなんだなーw
吉田類のときはカウンターがうまい具合に3席空いていて「ここでいいですかね」
なんて言って入ってゆき、太田和彦のときは客の全然いない状態で「久しぶりだね」
なんて言いながら収録したのかしら。そんなことフツーありえんぞ?



富岡八幡宮です。



なんか怖そうなご本尊。



なぜに伊能忠敬?と思ったら、この人は深川界隈の人で、日本中の測量に行くときに
必ずここに来て安全祈願をしたんだって。



さてさて、最初の画像のネタばらしです。これは吉田類の「酒場放浪記」のCMに
いくときの映像。ネットは便利で、店の名前を検索して、住所を確認し、グーグルで
街を見て回ればどこだかわかっちゃうんですよねー。


年末クラシック

2015年12月23日 | らくがき

            

西本智実指揮のクラシックコンサートに行ってきました。なかなかの人気
ですから、やっとチケットが取れたのです。女性でカッコよかったりする
ものだから、熱心な女性ファンが多いようです。

プログラムは外山啓介という若いピアニストのラフマニノフ「パガニーニの
主題による狂詩曲」。この曲はちょっと前に小曽根真の演奏を聴いたばかり。
小曾根はさすがに余裕があってジャズってた(?)。超絶技巧もうまく弾ける
だけじゃあいけません。それに比べちゃうと、役者が違ってたかな~。

次は十八番の「展覧会の絵」。これはコバケンのやけに熱い、突然タメたり
する演奏よりはずっとよかったが…。イルミナートフィルって、なんか
寄せ集めなのかしら。ちょっとバラつきがあったような。

最後の「ボレロ」は熱演でした。演奏後は、おばさまたちのスタンディング
オベーションが印象的でした。宝塚というか、全日本女子プロ?


         

松山バレエ団の年末恒例「くるみ割り人形」も観てきましたぜ。
森下洋子さんです。少女クララの役です。。。

チケットを取るときに、「まだやってたんかィ~~!」という驚き。
だってもう孫がいる年だよね?清水哲太郎はもうやってないのか???

モロボシ・ダンが初老になってから変身したセブンが怪獣と闘うときの
ハラハラ感。最初は緊張しました。しかぁ~~しっ!動きに乱れどころか
寸分の隙も無い完璧さ。まるで白髪になっても無敵の剣豪のような?
幼い頃から桁外れの訓練を重ね、おそらくは一日も休むことなく、初老に
なってまでも求道者のような人生を送っているのでしょう。
ただ華やかな舞台を見るだけではありません。そういう研ぎ澄まされた
「生き様」を目の前にすることができるのです。


*来年5月にサイモン・ラトル&ベルリン・フィルのベートーベン・チクルスが
あります。最後の第九はS席45000円!しばらく呻吟した挙句、申し込んだら
「はずれ」ました。。。 少しホッとする自分がいました(^益^;
 当たっていたら…の妄想
清水の舞台から伸身2回宙返り3回ひねりのF難度で飛び降りたつもりで
チケットを買ったら、前の席には座高の高いハゲ頭がいて、おまけにスダレ
頭につけたおじさんポマードの臭いに悩まされ、隣の厚化粧臭いねいちゃんは
退屈らしく途中で隣のつれにコソコソと話をしたり鼻をすすったり、そんな
ことになったら耐えられないな、と思ってあきらめることにしよう。。。

あ~でも、小澤征爾&水戸室内管弦楽団の「運命」は15000円で買った。
これも衝動買いだ。ま~元気でいらっしゃる間に聞いておかないとねェ^^


松本を去る日 26

2015年12月22日 | 関東甲信越



松本を去る日になってしまいました。バーが充実した町だったなあ~。
ホテルをチェックアウトしてから、午後のバスに乗るまでしばらくお散歩です。



日本アルプスの麓ですから、至るところに湧水があります。ちょっとポンプを
ギコギコすれば、冷たい水がドボドボと出てくるのです。いいなぁ~。



ここは戦争の空爆を受けなかったから? 古い建物がたくさん残っています。



いい感じの建物ですよね。こういうのは売りにも出ないんだろうなぁ。



駅前の喫茶店に入りました。古民家風の「まるも」は混んでいたけれど、このように
昭和な雰囲気で微妙にレトロなところは空いていてよろしいのだ。



中は広い。他に客もなく、すぐ横には空気清浄機が置いてあったので、遠慮なく
コーヒーを飲みながら一服する(^。^)y-.。o○

しばらくすると、老年の夫婦2組が入ってきた。昨夜の居酒屋「しずか」のようだ。
そしてその中のおじーさんが、大きな声でしゃべるしゃべる。しかし今度は違った。
そのジイサンの奥さんが、ジーサンが大声を出す度に「しー!しーっ‼」と
たしなめる。よろしい。「しつけがしっかりしててイイ」というわけじゃありません。
「ジイサンが威張っていてバーサンが口をはさむことさえ出来ない関係」を見るのが
嫌なんです。こういうのならば、笑って見ていられますからね^^

       

土産には、マルスウィスキーの最高峰、「越百(コスモ)」です。スモーキーで、
キャラメルやハチミツのニュアンスが喉いっぱいに残ります。ジャパニーズ・
ウィスキーは、山崎や竹鶴だけじゃねーぜ!

もう一本は「女鳥羽の泉 大吟醸」。女鳥羽川は、さっき歩いたところです。



ここです。ホテルのすぐ横で、この川のほとりに酒蔵があるのです。ここの湧水を
使って酒を造っているわけだ。

「女鳥羽の泉 大吟醸」は、実に爽やかで上品な風味。なかなか手に入らないので
土産にはグッド・チョイス(^益^)b 2本持って帰るのは、ちょっと重かったけどなあ^^


勢いでWaterlooへ 25

2015年12月21日 | 関東甲信越



松本最後の夜、最後の店はWaterlooへ。サイドカーのマスターにも「これからひとり
行きますからね」と電話してもらったし。



葡萄のカクテル。これが一番。「今度は違う種類の葡萄を使ってみました」と
粋なはからいを頂きました。あ~こんなの毎日飲めたらしあわせだなあ~^^



次はスコットランド、アイラ島のウィスキー。職人による手作りの酒です。
はるかかなたの国で作られたウィスキーを選んで飲めるなんて、なんと幸せ♪



最後は長野限定のマルスウィスキー。松本滞在・酒を楽しむ旅は、Waterlooに始まって
Waterlooに終わります。どんな店で何を楽しんだかのレポートは、マスターもみんな
知っているところなので話がはずみました。幸い他に客もなく、普段は口数が少ないと
言われるマスターと、ゆっくり会話を楽しみました。評判と違って、つぼにはまると
たくさん話すぞ? 気がつけば時刻は午前2時を過ぎてしまいました。8時間を超えて
飲み続けた(^益^;A また近々来なければ、松本よ!