さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

お月様

2020年12月30日 | らくがき


2020年11月18日の三日月です。愛用のcanonG7Xで撮影しました。
満月もいいけれど、三日月が好きだム~ン。
まんまるは立派過ぎるから?
儚い姿のほうが魅力的ってことかな。


こちらは今日届いたNikon COOLPIX A1000で撮影した今日の満月。2020年12月30日です。
コンパクトカメラなのに、すごい望遠です。

月は美しい女性と同じで、日々違う顔を見せます。これから記録しましょうか。

今年は遠征旅行に行けなかったので、「準備」に資金を使いました。長期滞在の旅だと
持っていく本も重いので、嫌いなアマゾンでKindleでも買うかと考慮中。

友人の話によると、電子書籍では「読みたい本がない」とか。んでアマゾンを開いてみると、
むむ!俺がいままで検索したことのある作家や本などが「お勧め」の電子書籍で
出てくるではないか。ほとんど持ってるものばかりだけど。

来年はたくさん旅ができるといいなあ。


観音崎灯台

2020年12月28日 | 関東甲信越


ここは観音崎公園。三浦半島の先端付近です。東京湾の船は常に大混雑。いくつもの
巨大な貨物船、漁船、軍艦(潜水艦なんかも)が入り乱れています。頭の上には
羽田空港で離発着する飛行機が数珠つなぎのはずなんだが、いまは少ない。
普段なら一日中続いているはずの飛行機の轟音が鳴り響いていないっつーのは静かでいい。


なんかビルを寝かしたような貨物船が見えるなあ。


目指すは観音崎灯台。


すげーな、こりゃ。よく浮いてるよね?船の貨物って濡れるらしくて、上のほうが
濡れない可能性が高いので、値段が高いらしいぞ。


ながーいタンカー。船上でサッカーの試合ができるらしい。でもボールが落ちないか?
背景には木更津付近の工場群。


さて灯台に入りました(有料w)。


クリックすると拡大されます。左端は、富津岬の先端。ピラミッドみたいな展望台が
小さく見えています。あそこに昇ったなあ。そのうしろには、うっすらと東京湾
アクアラインが見えています。


水平線は東京の街並み。タンカーの右のほうにスカイツリーが楊枝みたいに立って
います。


海は夏よりも冬に来るほうがいい。空いてるしね♪


バスを少し待つ間、目の前にあった観音崎京急ホテルのロビーに入りました。
こんなとこ、キャポーで2~3日滞在してみたいねェ。。。


最後は横浜に戻り酒を飲む。まだ5時前と時間が早かったので、開いていたアイリッシュ
バーでキルケニーを。そのうち満席になりました。神奈川県民は昼間っから飲んでる
ねえ。よそ者が来るだけで嫌がらせをする田舎の人たちに来てもらいたいなあ~。


横須賀中央酒場

2020年12月26日 | 関東甲信越


横須賀中央駅のすぐ近く、中央酒場にやってきました。
ここは朝っぱらから営業しているナイスなところ。この近所には24時間営業の
チェ―ン店もやっていたし、何軒も酒場が開いている。すごいぞ横須賀!


午前11時20分。昼飯にもまだ早い。この時間なら空いているだろうと思いきや、
暖簾をくぐって驚いた。なんとほぼ満席ではないか。カウンターもびっしり座って
いるし、テーブル席がひとつだけ空いていて、そこに座れた。すごい密(^益^;

ここは10時開店で、閉店時間は22:30。ラストオーダーは22:10。つまり営業自粛で
「22時には閉店しろ」と言われても、鼻クソくらいにしかこたえない。それでも協力金は
貰えるのか?こんだけ朝から賑わっているんだから、逆においしいぞ?


すごい品揃え。どれも安い。まるで大阪の居酒屋みたいだ。わりと小盛なので、
少食のおひとり様でもいろいろ食べられるから嬉しい。


寒いからまずは熱燗を飲んだが、少し暖まってきてビール。合わせるのに魚の次に肉。
カオスな飲み屋ではカオスな飲み食い。


さてバスに乗って観音崎公園のなかにある横須賀美術館にやってきました。

建物は開放的で、すごく立派です。どんな収蔵品があるのだろう?

こちら横須賀にゆかりのある画家のみならず、海辺にあるだけに、「海」をテーマに
した絵を集めているんだって。そこにあったのが、マルク・シャガールの版画集
『オデュッセイア』。おお!シャガールといえば、花輪君の家にあったやつだ。

地中海の冒険物語。ホメロスの長い叙事詩だから、いろんな場面が絵になるわけだな。
思い出して楽しい。ギリシャシリーズでご紹介しましたね^^

別館には「谷内六郎館」がありました。 誰?

絵を見てすぐにわかりました。『週刊新潮』の表紙を書いていた人です。谷内六郎氏は、
昭和31年から26年間も表紙絵を担当していたそうです。「明日発売されます♪」って
CMが懐かしいねェ。


萬珍楼で最高級のコースを食べてしまった

2020年12月23日 | 関東甲信越


横浜中華街の夜。コロナにもかかわらず、なかなかの賑わい。


あの先にある「萬珍楼」が今宵の会食予定の店。


すごいゴージャスなつくりの店。キンキラキンだよ!
「横浜中華街」「最高級店」で検索したんだからw


紹興酒は立派な10年ものを一本~。


いろんなコースがありますが、一番高いやつです。一生に一度くらいは(=゜益゜):;*.’:;


前菜から素晴らしい。私は居酒屋でこれくらいあれば3合くらい飲んで、そしたら
もう〆に入りますねwww


車海老が入った器に、老酒をぶっかけます。気の毒に、大暴れして苦しみますw
かなりの時間、バタバタやってます。そういえば、むかし生きたアワビを火にかけて、
そいつがのたうち回るのを見たり、切ったばかりのイカの足に醤油をかけると
10本の足がもがきまくったり、人間は業が深いな。。。 地獄に行ったとき、だいぶ
いろいろ言われそうw


ちなみに老酒漬けになった車海老は、湯煎をしてこのように出てきます。熱湯に
通したら、老酒が洗われちゃうんじゃ?こんな店なら高級な酒を使ったでしょうに、
それは捨てちゃうの?飲ませてくれとは言えないだろうな~。んで左上のタレに
つけます。3匹つけるだけなのに、なんかもったいない量。老酒の香りがさらに
消えてしまうような。そして左下は、海老を手でむしるからフィンガー・ボウルで、
中国茶を使っています。これももったいないような。ああ貧乏人の考えることは。。。


巨大なフカヒレ姿煮。だいたい小さな一切れが入っているものだが。。。


ものすごくデカい、厚い! これだけでドンぶり一杯の量。スープのなかに浮いている
のではない。皿いっぱいのフカヒレのすきまにスープがあるようだ。お腹いっぱいに
なってしまいそうなので、若者に半分あげましたw

ちなみに「金華ハム入り」と書いてありましたが。。。 わずかに細い筋のように
入っています。それが噛みしめるとじんわり肉の旨味が出る。贅沢だー。


このロブスターも、見たことないような大きさだった。ひと切れが小さめの茹で卵ぐらい
なんだぞィ。


アワビの姿煮。これもハンバーグみたいな大きさだ。コースのお値段もすごかったが、
ひとつひとつの食材を考えると高くもないのかなー。


肉料理は大山鶏でした。食材はみんなきちんとルートがわかる仕入れだそうで、
ホントに大山から来たのでしょう。むかし問題になってから、「大山鶏」という
名称はすっかり見なくなりましたよね~。インチキ氾濫していたとw


蓮の葉包みの海鮮炒飯でした。中華は次々違う趣向の料理が出るので、普段の倍の量を
食べてしまいますね。でも西洋料理と違って、たくさん食べてもあまり太らないんだよね。


中国だと、こういう甘いものはほとんどないけれど、日本だから出すのでしょう。


最初は茶葉の小さな塊をポンとグラスに入れて、お湯を注ぐと広がってきて、最後に
沈むのです。これもゴージャス感あるね~^^


というわけで、滅多にないというか、生涯におけるメモリアル・バンケットでした。
コロナが「中国発」と騒ぎになった頃は、中華街には人が消えたそうですが、
見たところそれなりに賑わっていました。早いとこおさまってくれないと、日本中
のみならず、世界中の店が閉店を余儀なくされてしまうからなあ~。


神奈川県立歴史博物館

2020年12月21日 | 関東甲信越


神奈川県立歴史博物館です。ヨーロッパに来たみたいですね。この建物、旧横浜正金
銀行の本店として1904(明治37)年に建てられたネオ・バロック様式だそうです。
この日は横浜中華街で食事をする予定だったので、少し前に来てここに寄ったのです。


このウルトラセブンみたいなの、どこかで見たなー。


うちの職場の女性で、これそっくりな人がいます。


神奈川ですから、近代エリアでは「黒船」がテーマになっていました。


ここらになってくると、俺の好きな昭和なつかし館になってきます。


右のは一番初期の電気冷蔵庫。上にあるのはモーターか。


忍者すごろく~! 品川から大阪まで、東海道を進むという構成。しかし街道を
こんな格好で歩いていたら、すごく目立つよねーw
コレ、東芝電気の販売促進用の景品だったらしい。クリックすると画像が大きく
なりますが、よおく見て下さい。マス目には電気製品のシルエットが枠になって
いるんですよー。
東芝って、「東京芝浦」の略。そういえば品川から引き込み線にのって、芝浦社員以外
には降りられない駅に行ったことがありましたねー。


少女の抒情詩歌すごろく!『少女の友』のふろくだったらしい。与謝野晶子や石川啄木
などの詩が記されています。やたらに泣いたり物思いにふけったり。
しかし何度も休んだり戻ったりする「忍者すごろく」と違って、泣いたり悩んだり
しているわりにはどんどん進むぞ?


「輝く日本双六」! 振り出しが神武天皇で、上りが皇居w 元寇の役はあるし
日本海大海戦はあるし、小学生にはどうかなーw
上がりで子供たちがバンザイしているところのセリフがすごいぞ。
 世界に比なき萬世一系の天皇をいたヾく日本。一度も戦に負けた事のない日本。
 寶以上の寶である大和魂を持ってゐる日本人! あゝ! 世界に輝く日本!

ばんざぁ~い!


「富士箱根漫遊案内図」。北から見ています。下が甲府で、上が伊豆半島。
富士山一周旅行酒飲みツアーをやったのが懐かしい。


お母様の日本髪がすごい貫禄。 奥さん美人だよねー。きっと姑と同居で苦労したんだ
ろうなあ。旦那、しっかり嫁さん守ってやれよー。