聖十字広場の秋祭りも無事終わり、スキップの面々は慌ただしく幼稚園バスに乗り込みます。ちらいおつ遊び塾に場所を変えて『ひのき屋ミニライブ&ワークショップ』です。
実は主催者としては始まるまでどれぐらいの方が来てくれるか分からずドキドキだったのですが、雨にもかかわらず70名を超える方が来ていただきました。
「ひのき屋さ~ん」と呼ぶと音楽がかすかに聞こえてきます、胸を高鳴らせていると、その音が徐々に大きくなり篠笛を先頭に太鼓・鳴り物と行進しながらひのき屋が登場しました。登場で会場の空気が変わり全員がひのき屋にひきつけられます。
その後、太鼓をベースに篠笛とギターがメロディーを奏でます。その音楽は、和風を残しつつも多民族的なまさに『ひのき屋の音楽』なんです。メロディアスな曲では心の奥底に情景を思い浮かばせ、太鼓を中心とした曲では4人編成とは思えないほどの大迫力の音と振動が心と体を震わせてくれます。
曲の合間には「太鼓の皮」「珍しい楽器の紹介」などの楽しいトークもあったり、「太鼓にピンポン玉を乗せて叩いたらどうなるか」といったちょっとした楽しみも混ぜてライブは進みます。観客と手拍子などで一体となって盛り上がったライブでした。
約一時間たっぷりとひのき屋の音楽を体感した後は太鼓を使ったワークショップです。昨日もやった『真似っこ太鼓』です。今日は保育園児から大人までが年齢別に行います。幼児のほんと~に楽しそうに遊ぶように叩く太鼓から始まり、ちょっと真剣な小学生に続きます。圧巻だったのは太鼓経験者の小学生高学年と中学生の組で、難しいリズムにもついていき大喝采を浴びていました。最後の大人の終盤には『ねぶたばやし』を叩いて周りの子ども達と一緒に踊ったのでした。
最後にはサインをもらったスキップの子達、帰りのバスの中でもねぶたばやしの「らっせらーらっせらー」「らっせらっせらっせらー」のコールが鳴り響いていました。雨の中、足を運んでくれた方、そして楽しいライブをしてくれたひのき屋さん本当にありがとうございました。