今日はちらいおつに行ってロケットの組み立てと打ち上げをしてきました。幼稚園との合同の行事なので、家族連れでにぎわっていました。
製作の前に植松電気の植松さんが『思うは招く』と言う題で講演をしてくれます。植松さんのことを知っている人も多いと思うんですが、道産ロケット『KAMUI』と開発に係っている植松電気の社長さんです。話の中で、「夢を持つことの大事さと、大人がその夢を否定しないことの大切さ」、「できないではなく、だったらこうしたら」と言う前向きな発想、「やらないは楽だけどできなくなる、やるは大変だけどできるようになる」などとても大事なことを教えてくれました。子ども達もロケットの話に夢中になって聞き入っていました。
その後、植松さんの指導で、ロケット作りが始まりました。1人一個ずつ設計図を見ながらカッター・ボンド・はさみ・定規を使って作って行きます。英語で書かれた設計図とにらめっこしながらできるだけ「自分でする」事を大事にして製作して行きます。時間はかかりましたが、皆完成し、苦労した分達成感が増しているようでどの顔も嬉しげです。
お昼ご飯の後、いよいよグラウンドで打ち上げです。ロケットの下部に火薬を仕掛け発射スイッチを押すと炎と煙とともにあっという間に上空100メートルまで飛んで行きます。そのスピードは時速200キロにも達すると言うんですから、迫力満点です。自分で作ったロケットがはるか上空まで飛んでいくのを歓声を上げながら見つめる子ども達、パラシュートを開いて自分の元に戻ってきたロケットは思い出とともに大切な宝物となったはずです。