反省の日

やさしい口調の人は
心も　優しいはずと
勘違いして　
話を　続けると
見かけとは　ちがう
心の冷たさに　
気づくことがある


はっきりした口調で
切り込んでくるひとは
合理的で　冷たい人なのかと
思っていると
思いやりが　あって
言葉足らずな人だと
解って　意外さに
驚くこともある


やさしそうな面持ちで
強いことも言わず
八方美人で　いる私は
人から　どういう風に
分類されているのだろう


心の中は
いつも　右往左往
何ごとも　優柔不断で
迷ってばかりいるのに
面倒なことは
遠回りして　避けようとするし
ああすればよかった　と
後悔ばかりで
少しも　学習できない私は
どうすれば
賢く　生きれるのだろう。


賢く　生きようとするのが
無理なのだろうか

思いの渕で

待っていると
途方もなく長い時間に感じ


その途方もなさに　負けてしまう


待っているのではないと
思うことにして
いろんなことに　意識を向けては
苦しくなって


あぁ　もう嫌だと　
心が叫ぶ


待たせていると　思うとき
ごめんなさいが
心を責めるのに


待っているとき
あなたも　同じ気持ちだと
思えないのは　
なぜだろう


会って　笑顔をみられたら
全てが　解消できるのに


会わない時
思いの渕で
苦しむのは　誰のせいだろう