背後の 気配だけを
意識して 進むと
心に決めた 道程が
幻のように ぼやけて見えて
どこに向かって いるのか
わからなく なりませんか
周りの 気配を
敏感に汲み取って
環境に 順応して
行く先を 定めないのも
自身の 思いを どこかへ
すっかり 置いてきたのでは
ありませんか
気になる人がいて
その人を もっと知りたいと思うとき
今までの 積み上げてきた
思いを すっかり 投げ捨てて
何かを 見失ってしまっては
いませんか
人生の 道のりは
知っているつもりよりも
さらに 複雑で
想像していたよりも もっと もっと 遠いのを
気づいたことは ないですか
すこし 立ち止まり
明日と 昨日と
そして もっと先の 未来と
その中に 存在する
あなたを わたしを
彼らを 彼女らを
思い描いて 一服の絵に 仕上げ
短い 思いをしたため
明日の あなたに
手渡したく 思うのです
イヌタデ(アカマンマ)
花言葉 あなたのお役にたちたい