旅のつれづれに
出会う心たちと
気のおけない 目配りだけの
挨拶を 交わし
ふと立ち止まる その先で
めぐり合う 僥倖
会いたかったのは あなた
だとはいわないけれど
解りあえる 空気が流れ
幾千万の 心たちの中で
希少の 通じ合える心と
めぐり合えた 喜びを
私は 詠う
今日の旅は 如何なものかと
半信半疑の 朝の出発
一日の 終焉に向かい合い
満足と 不満足の せめぎあいを
誰かの 一言が
明快に 導くところに
私の心は
猛進してしまう
そのようにして
一日 一日が 過去となる
ローズマリー
花言葉 思い出