おもむくままに・・・!

ゆったりと、流れのままに、拾いもしない、捨てもしない・・・。 おもむくままに・・・そして私がいる。

永遠の・・

2017-06-22 18:02:28 | Weblog
永遠の愛というものが
あると まだ
信じられた若い頃


永遠なんて 気の遠くなる
誓いは いらないと
思っていた


今 が大事だと 
広言していた

今を どうするかが
大切と 思った


永遠の愛などは
絵空事 と
知ってしまった いま


いま 愛していると
言う前に
明日も 愛するか

その次の 日も
その又 次の日も
愛すると 言って欲しいと


心変わりは 誰にでもあるのに
それは よくわかっているのに


変わらないと
言葉にして
告げて欲しいと


変わっていくのは
私自身であることを
気づかぬ ふりで
求めてしまう
わがまま






  



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本意

2017-06-22 01:12:35 | Weblog
意図しない方向へ
話が 進んだとき
戻す方法は ないですね


そこから 背中を見せて
ひき返す方法は ないですね


今のはうそうそと
子供のように 打ち消して
笑って逃げるのも
おかしいし


実はね と さらに深く
掘り下げるのも 
策に溺れる 感じだし


自身のことを 語りすぎると
人前で 裸になるような
気恥ずかしさで
顔を上げられなくなる


ほんとに 元に戻す方法は
ないですよね


こんな時 人は
どうするのだろう




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豪雨のとき

2017-06-21 16:51:41 | Weblog
フロントガラスに 
たたきつける
大粒の雨 と

それを斜めに吹き流す
強い風


厳しい 天候の中で
車を 走らせる時


雄雄しい 戦士のような
気持ちになります


何か 負けられないぞ
と 気持ちが はやり


目的地までを 乗り切ろうと
立ち向かっていく


それは 子供じみた
決意でした。


~~支配からの卒業~ と
尾崎豊が 唄い
大音量で 先へ進みます


雨雲が 去ると
勇敢な 殺気だった気持ちも
いつの間にか 過ぎ去り


おとなしく 梅雨空の
重苦しさだけを
受け入れて

今日が 終わります。





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その先へ

2017-06-21 03:30:00 | Weblog
その先の 話をしましょう

あなたと 別れた後
素敵な 愛を 拾いました。



あなたが見せてくれなかった
居心地の良い 空気を 漂わせ

聞かせてくれなかった
慈しみの 言葉で

聴いたこともなかった メロディーに乗せて
私を すっぽりと 包んでくれる。




その先の話をしましょう
あなたと別れた私は

もう出会うこともないと
諦めかけた 愛を 見つけました。




私の長い物語を
あなたにするのは
最初で 最後



私は やっと その先へ
歩み始めたばかりです。







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漂う

2017-06-20 19:56:17 | Weblog
思いの中に 漂う

それは 

心が病むこと



傷つきやすく

壊れやすい 

ガラスの心を 

持つわたしは

いつも 辿りつけない

思いの渕で

自分を 傷つけ
哀れみ

ある日 ある時
その思いから 

突然に
解放されるのを待っている



心の詩に 
癒されながら


まっすぐ 好きと
言える 時まで





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曖昧なこと

2017-06-20 13:02:21 | Weblog
気づくこと と
気づかずに 過ごすことの間で
曖昧な どうでもよいことが
いくつか あって


曖昧なことに 固執し始めると
苦しく なるのが
当然らしい。


ぼんやり 過ごすことが
平和だと したら


曖昧に やり過ごすのが
難しい 気質を持つと
非平和 と 不幸を 
拾うことになる


穏やかな 暮らしを
希求するとき
曖昧を 明らかにして
いわば 白黒つけて
前に 進むか

目をそらしたままで
逃げ腰で 
何事にも無関心なまま
生きていくか


その人生の 終わりの日に
笑顔で 別れを言えるか
選択肢を 迫られる場面が
いつもの暮らしの中に
背中合わせに 存在する。


失敗を したくない私は
そのことを
認めて 毎日を過去へ
送り出す。


潔さを 全うしたい。











 
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翻す (ひるがえす)

2017-06-19 20:06:42 | Weblog
時が過ぎて
思い返すと
何かが はじめの思いとは
違っていることに
気づくことが おおい。


薔薇を買うつもりで
花屋を 訪れたのに
店を出るとき この手には
ガーベラと かすみ草が


詩集を買うつもりで
本屋を訪れたのに
帰りには 旅行の小冊子


赤いブラウスが欲しくて
ブティックへ 行ったはずが 
黒のシフォンの それが
私の手に


決して 移り気な人ではないのに
どこかで
気持ちを 翻す 力が働き
初めの思いとは 
違う結果が残る


結果を 後悔することはないが
ふとした時に
そのことを 思い出して
気持ちの中に
ある 躊躇が 目覚める


人の気持ちが
かくも 不確かで あることを
かなしむ。







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流れ星に

2017-06-19 02:18:25 | Weblog
消えぬ間に

三度繰りかえし

願い事をすると

きっと思いがかなうという

流れ星よ




星も 月も 雲に遮られ

姿を見せない時は

運命が 私の思いを

拒否するということですか

流れ星よ 答えて

暗い夜は 嫌です








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幸せとは

2017-06-18 15:43:54 | Weblog
遠い記憶の 
アルバムを 
めくるページに
涙が ぽとり


ぽとりと落ちた涙を
あわてて ぬぐって
そ知らぬふり


指先が その湿りを
覚えて
先のページがめくれない


あの時 覚えた
幸せの 定義は
いま どこへいったのか


年月を経たいま
あの時とは 違う
幸せを 模索している


それにしても
人それぞれの 幸せに
定義など 
あるはずがない
 


今は そう思える



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旅立ち

2017-06-18 01:55:59 | Weblog
たとえば 
路傍の石に
思いを 刻んで 
持ち帰り
秘密の庭に 埋めます



たとえば
愛する人の名を詠んで
宝の壺に 封印し
秘密の庭に 埋めます



あなたの指の絡まりの
その感触を 知りたくて



あなたの息の温もりを
うなじに感じる幸せを



たとえば 昔の恋歌を
たとえば 哀しい喪失を



すべての 思いを
庭に 埋め
あなたを 迎えに
旅立ちます



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夕暮れ

2017-06-17 19:23:46 | Weblog
夕暮れは 夏も 冬も
寂しい時間ですね
いつも


夕暮れが 訪れる時
何か 聞こえませんか


誰かが すすり泣くような
何かを 探しているような


それは 
わたしの 声です
わたしの 心の声です


車の きしむ音かもしれない
電話の 鳴る音かもしれない


それとも
誰かが わたしを よんでいますか
誰かが わたしを 探していますか






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いつもどおり

2017-06-17 10:56:30 | Weblog
日中の暑さに比べて
朝は すがすがしく
陽射しが さわやかに
迎えてくれる

今日の始まりを
たたえるようだ

午後には 無残にも
態度を変えて
照りつけるのに

太陽の移り気から
守るように
庭の 草木に
たっぷりの 水を与え

夕暮れの 星空が
見えるまで
さりげなく 太陽を
受け止めるように
うながす

そうして 日常の
わたしの暮らしも
いつもどおりに
はじまった。

夕暮れが 体を
少し 冷やし始めるまで
このままで
いつもどおりに




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逝ってしまった友を思う

2017-06-16 18:02:44 | Weblog

病院の待合室で
古くから顔見知りの人と
出会い
最近の 体調を確かめ合い
姿を見ない 人のことを
訊ねられた
うらやましいほど
仲良かったでしょう・・と


わたしにとって その人は
長い通院期間の間に
唯一 心許しあった人


その人の名前を 口にするだけで
涙が こぼれる

彼女とは もう会えない

共通の 持病がありながら

その人は 腎臓摘出後
さらに 大腸癌に


愛犬 ラブを残して
若くして 逝ってしまった 


5年有余 過ぎたのに
普段は 口にしない 
その人の名は
わたしには 禁句であった


さっぱりとした 気性で
女性特有の 
粘着のある付き合いではない
とても 男性的で
たじろぎがなく
大腸癌の手術を しても
何も 変わらなかった
かえって
わたしを いたわってくれた


その人に 思いを馳せて
5年の月日を 
タイムスリップ してしまった。
あのときの 哀しみが
胸の中に 充満して
逢いたいと 切に 思う


今の わたしに
彼女は 如何 語りかけてくれるだろうか




 
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紫陽花の思い

2017-06-16 00:48:48 | Weblog
涙を 一杯流して
首をかしげる 紫陽花の花よ
あなたは 雨のしずくで
涙を ごまかしているのでは
ありませんか


あなたはうれしくても
そんなに 泣くのですね


あなたが 本心を隠そうとしても
あなたのことは 良くわかってしまうのです



あなたは いつの間にか
私になって
庭の片隅に ひっそりと佇み
晴れようと 暗い雨が降ろうと
首をかしげて
そこにいる



涙を 一杯流して
雨の中で 泣くのは
もしか 誰よりも
幸せを 感じているからではないですか
それは うれしい涙なのですね




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変化できる

2017-06-15 16:42:51 | Weblog
自分だけ 苦しんでいると
思うと
それは むなしさにつながる


思いの向こうに
あなたの顔が あると


苦しみは 半分になり
明日のための
辛抱と 感じられて
嗚咽は
飲み込むことが出来る


互いの思いの
つながりを 信じる時
それが 妄想であろうと
苦しさは
期待へと 変化出来る


少なくとも
変化の 兆しを
読み取ることが出来る


誰かを 思うことが出来る
幸せを 
人知れず 抱きしめる


変化できる
新しい明日を 信じる。



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