Malang Indonesia ~今度は杜の都へ

仙台アラ還単身赴任の日本語教員。教育のこと、旅した場所、地元のこと綴ります。

やさしい日本語は誰にでも優しいんです💛

2025-03-12 | 日本語教育
日本語学校の3月は忙しい
お盆と暮れが10年分まとめてきたような日々
学校契約のアパートを出て進学先近くの部屋を探す学生にとって
初めての賃貸契約の手続きはかなり複雑で
「外国人お断り」の大家さんに心折れることも

その後の電気・ガス・水道の移転手続きがまた困る
PCを持たない学生は携帯電話を駆使しているが
自動応答の電話が本当に困りもので
敬語で話されると???になってしまい
やっと人間と話せるところにたどり着いても
マニュアル通りのtoo much敬語は傍で聞いている私にも理解できない

水道は市が管轄していて
さすがに「やさしい日本語」を理解されていて
ハサミの法則=は:はっきり、さ:さいごまで、み:みじかく
優しく平易な日本語で話してくれるのはありがたい

昨日は14回目の3.11
14:30~ライブ中継された仙台市の追悼記念式典を
2年間日本語を学んだ中級のクラスで視聴した
東日本大震災より大きかったアチェの津波を経験している
スリランカの学生たちはあーだこーだと母語で騒がしくしながらも
黙とうでは頭を垂れていた。

仙台市長の追悼のメッセージも聴いた
最大級の敬語が使われていて学生にはわからなかった
おそらく日本語話者でも理解できない内容だったのではないだろうか
その後の議会議長はやや平易な日本語を使っていた

仙台市のYoutobeで録画も流れている
仙台市にお願いです。
やさしい日本語のキャプションや手話を入れてください
郡和子市長の外国人・外国ルーツの子どもへの政策には敬意を払っています。



Pic:インドネシアの勤務先の社内旅行。全額学校負担で家族同行の2泊3日の贅沢な旅でした





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