Malang Indonesia ジャワ島ぐらし

高原の学園都市マラン。Universitas Brawijayaや街での出来事を綴ります。

4月9日 ナチスドイツに抵抗した牧師ボンフェッファーの命日

2023-04-09 | Reading, Literature poem song
4月9日
ナチスドイツに抵抗した牧師ボンフェッファーの命日
彼が獄中から婚約者に送った手紙に曲をつけた
讃美歌『善き力にわれ囲まれ』に力づけられています。

以下は作曲者が歌っているドイツ語
OGPイメージ

Siegfried Fietz singt 'Von guten Mächten wunderbar geborgen'

We recently added English and Korean subtitles to the video! Die in di...

YouTube



ベルリン国立図書館の一階には、絞首台のロープが首にかけられたボンヘッファーを描いた大理石の胸像が展示され
「福音主義の牧師ディートリヒ・ボンヘッファーは、最期の戦争がなお続く中、
ナチスの司法当局によって犠牲者となった
―彼は1945年4月9日、死刑執行人の手によってフロッセンビュルクで死んだ」と記されているそうです。
 処刑される半年前のクリスマスに婚約者のマリアに送った手紙をもとに作られた『善き力にわれ囲まれ』という歌
ドイツでは春の訪れと新しい国が生まれることへの賛歌として歌われるそうです。

「良き力に真実に、静かに囲まれ、
すばらしく守られ、慰められて、私は現在の日々をあなた方と共に生きようと思う。
そして、あなた方と共に新しい年へと歩んでいこう。

古い年はなおもわれわれの心を苦しめようとしており、
悪しき日々の重荷は、なおもわれわれを圧迫する。
ああ、主よ、われわれのとび上がるほど驚いた魂に、
救いをお与え下さい。
あなたはそのためにわれわれを造り給うたのですから。

そしてあなたが、重い杯を、
苦い苦しみで今にも溢れんばかりに満たされた杯をわれわれに渡されるなら、
われわれはそれを、ふるえもせず、
あなたの良い、愛に満ちた手から受けよう。

だが、あなたがもう一度われわれに喜びを、
この世界について、その太陽の輝きについての喜びを下さるおつもりなら、
われわれは、過去のことを覚えよう。
そしてその時、われわれの生はすべてあなたのものだ。

今日はこのろうそくを暖かく、明るく灯らせておいて下さい。
それはあなたがわれわれの闇の中にもって来て下さったものなのです。
もしできることなら、われわれがもう一度会えるようにお導き下さい。
われわれは知っています。あなたの光は、夜輝くのです。

静けさが今、われわれのまわりに深く広がるとき、
われわれにあの豊かな音を聞かせてください。
目には見えなくてもわれわれのまわりに広がる世界の豊かな音を、
すべてのあなたの子らの高貴なほめ歌を。
良き力にすばらしく守られて、
何が来ようとも、われわれは心安らかにそれを待とう。
神は、夜も朝もわれわれのかたわらにあり
そしてどの新しい日も必ず共にいまし給う」

(『ボンヘッファー獄中書簡集』 470頁)

 この詩は、次のような手紙に同封されていた。
「私が、あなたにクリスマスにこの手紙が書くことができ、あなたを通じて両親や兄弟たちに挨拶を送り感謝できるのを喜んでいます。きっと私たちの家では静かな時を向かえていることでしょう。私の周りが静かになればなるほど、あなた方との結びつきがより深まることを実感できるのです。それは、あたかも孤独の中で、魂が日常生活では、ほとんど感ずることが出来ないような感覚を育てていくようなものです。
それで私は一瞬たりとも、独りぼっちであったり、
とり残されていると感ずることはありません。

(中略)あなたがたの祈りと良き心遣い、聖書の言葉、昔行った語らい、音楽、本は前にもまして、命と現実性をもってくるのです。そして、その大きな見ることのできない世界に私は住み、その世界の存在をなんの疑いもなく認めるのです」。

ボンフェスバーガー 処刑された 2週間後 ドイツは敗戦を迎え戦争は終わったのです。






陽光総在風雨後(阳光总在风雨后)

2023-01-20 | Reading, Literature poem song
2020年後半から新潟大学の「多文化間共修」という授業に
ブラウィジャヤ大学からも参加をし
日本人学生+留学生とインドネシア人がzoomを通して共修しています。
90分×8回の短い講座ですが、レクチャーとグループワークを組み合わせた授業で
後半の4回ぐらいは専ら3-4人のグループワークで動画を作成し発表します。

講座が始まったのは、コロナ禍で海外への門戸が閉ざされていた頃
新潟県国際交流協会のon-line研修にスラバヤにいた私が参加し
ブレイクアウトルームでご一緒した、新潟大学の国際センター長の先生が
当時「多文化間共修」の講座を担当していた有田佳代子先生に繋いでくださり
新潟大学でも留学生がキャンパスに少なくなっていた時期で
「じゃあやってみましょうか」ということで

新潟大学では全学部からの履修
ブラウィジャヤ大学でも日本語学科全体に呼びかけるので
始まってみないとどんな学生たちが集まるのか予想も出来ませんが
今期はPadletで学びを共有しながら
グループワークで体験的に多文化を学んでいます。

今日は各国での歌についての発表を作っているグループで
中国人の留学生が「私たちはこんなに日本の歌や文化に興味を持っているのに
日本人で中国の歌に興味を持ってくれる日本人があまりいません」と嘆いたそうですが
2009年~2012年私が中国にいた頃は日本からの駐在の方々がたくさんいて
皆さん、カラオケで中国語の歌を披露してくれていました。

有名だったのは北京オリンピックのテーマソング「北京 北京 ベイジンベイジン」や「朋友パニヤオ」などなど。
私も2-3曲は中国語で歌えます。
中でもお気に入りは表題の「明るい光がいつも風雨の後に」という意味の歌
1996年の四川省での大震災の後に歌われるようになり
競技場でも敗戦チームを励ます歌として歌い継がれているそうです。

写真はミルトスの花。

Yángguāng zŏngzài fēngyŭhòu

阳光  总在 风雨后

Gē xŭ mĕi jìng

歌: 许 美 静

Rénshēnglùshàng tiánkŭhé xĭyōu

人生路上 甜苦和 喜忧

Yuànyiyŭnĭ fēndānsuóyŏu

愿意与你 分担所有

Nánmiăn céngjīng diēdăohédĕnghòu yàoyónggănde táitóu

难免 曾经 跌到和等候    要勇敢的 抬头

Shuíyuàn cángduŏzài bìfēngdegăngkŏu

谁愿 藏躲在 避风的港口

Nìngyŏu bōtāoxiōngyŏngde zìyóu

宁有 波涛汹涌的 自由

Yuànshìnĭxīnzhōng dēngtădeshŏuhòu

愿是你心中 灯塔的守候

Zàimíwùzhōng ràngnĭkàntòu

在迷雾中 让你看透

Yángguāng zŏngzài fēngyŭhòu wūyúnshàngyŏu qíngkōng

阳光 总在 风雨后   乌云上有 晴空

Zhēnxī suóyŏudegăndòng mĕiyīfènxīwàng zàinĭshŏuzhōng

珍惜 所有的感动    每一份希望 在你手中

Yángguāng zŏngzài fēngyŭhòu qĭngxiāngxìn yŏucăihóng

阳光 总在 风雨后   请相信 有彩虹

Fēngfēngyŭyŭ dōujiēshòu wŏyīzhíhuìzài nĭdezuŏyŏu

风风雨雨 都接受    我一直会在 你的左右

(試訳)
喜びと悲しみに満ちた人生を
好きな人と共に歩む。
転んだときもじっと待つときも
勇気を持って頭を上げる

あなたが荒れる海を行くときに
迷わないよう、私は灯台になって待っているから
希望はいつも風雨の後に現れてくるもの
希望は自分の手の中にある

風に吹かれても、雨に降られても気にしない
雨の後には虹がかかることを信じて
私はずっとあなたのそばにいるから



だれも急がない村

2023-01-10 | Reading, Literature poem song
NHK みんなのうたの『誰も急がない村』をご存じですか?
森山良子さんが歌う、岸田衿子さん作詞の動揺です。

あの丸木橋をわたると 誰も急がない村がある~
・・・・・・
南の酋長、北の大臣 1日おきにけんかするって
ほんどですか ほんとですか ほんとですか~


スラバヤ ジュアンダ国際空港から高速道路で2時間
マランに入ると「だれも急がない村」になります。
1日5回のお祈りの音が街に響きわたり
昼のお祈りの後は誰もが昼寝。
小さな校門を抜けた私の下宿では
気ぜわしいバイクの音も物売りの声もなく
夕方のお祈りまで、流れる雲とそよ風、鳥の声だけの世界です。

戦争も疫病も知りたくないので、ニュースを見るのをやめました。
インドネシアでは12月30日付で「マスクはしなくていいよ」と
保健省の手と大臣から発表があり、私もマスクを外して授業をしています。

Pic:神奈川県三浦郡上山口にある棚田のかかし 2020年秋




Footprints 『浜辺の足跡』 アデマール・デ・パロス

2019-12-26 | Reading, Literature poem song

ブラジルの詩人アデマール・デ・パロスの、「神われらと共に」という詩です。

別名の『浜辺の足跡』のほうがいい感じですね。

曽野綾子女史のベストセラー「老いの才覚」に引用され、有名になった詩です。


夢を見た、クリスマスの夜。
浜辺を歩いていた、主と並んで。
砂の上に二人の足が、二人の足跡を残していった。
私のそれと、主のそれと。

ふと思った、夢のなかでのことだ。
この一足一足は、私の生涯の一日一日を示していると。

立ち止まって後ろを振り返った。
足跡はずっと遠く見えなくなるところまで続いている。

ところが、一つのことに気づいた。
ところどころ、二人の足跡でなく、
一人の足跡しかないことに。

私の生涯が走馬灯のように思い出された。

なんという驚き、一人の足跡しかないところは、
生涯でいちばん暗かった日とぴったり合う。

苦悶の日、
悪を望んだ日、
利己主義の日、
試練の日、
やりきれない日、
自分にやりきれなくなった日。

そこで、主のほうに向き直って、
あえて文句を言った。

「あなたは、日々私たちと共にいると約束されたではありませんか。
なぜ約束を守ってくださらなかったのか。
どうして、人生の危機にあった私を一人で放っておかれたのか、
まさにあなたの存在が必要だった時に」

ところが、主は私に答えて言われた。

「友よ、砂の上に一人の足跡しか見えない日、
それは私がきみをおぶって歩いた日なのだよ


最初にこの詩に出会ったのは、7-8年前の誕生日にバプテスト教会で洗礼を受けた時。

先輩のファミリーからきれいに印刷された物を頂きました。

先日、大学時代からの大切な友人K氏のご家族の介護談をきいて

彼はクリスチャンではないけれど、バプテスト系の大学で4年間共に学んだので、

この詩を贈りました。


週末、昔大好きだった『カヌーライフ』(元カヌーイング)という雑誌が気になり

検索をかけたら、偶然、当時編集に携わっていた方のブログ

同じこの詩を見つけました。

2011年3月11日の記事でした。


不思議な力を感じる出来事でした。


久しぶりにブログを書こうと思い立ち
過去の記事を眺めていたら、またこの詩に出逢いました。
机の脇には教会学校でどもたちと一緒にゲットしたプレゼント
FOOTPRINTと題されたこの詩のノートが....

昨夜は夫と静かなクリスマスを過ごしながら
来し方行く末とちょっぴりの夢語りをしました。
結婚以来やりたい放題の私を支えてくれた連れ合いも60歳。
そろそろ私が彼を背負っていかれるといいな...

Pic:中国雲南省ロロ湖の1コマ Hubby and I were there in 2019 summer





Puff by Peter Paul Marry

2016-01-27 | Reading, Literature poem song
昔々そのむかし、不思議な国がありました
そこに住んでた魔法の龍 名前をパフといいました。

i used sing this song eithe in Japanese and Englsih
with YMCA camping and adventure menbers.
I still have that song book my x-boyfriend named on.

1年生の2月の歌はパフに決めました。
過去形を聞きながら、きっと日本語英語のスイッチをしてくれるでしょう。
やさしい歌声が日本中に響きますように。
世界に届きますように。


https://www.youtube.com/watch?v=gOpzBoyvo2w



Wole Soyinka first Nobel Lit Prize in Africa

2014-07-22 | Reading, Literature poem song
『神話・文学・アフリカ世界』 ウオレ・ショインカ著 松田忠徳訳
   1992 彩流社 定価2200円

Myth, Literature and the African World

My friend come from Japan through Malaysia
and bought that book for me.
Can not wait reading it!!

近頃気になっているナイジェリア。
西アフリカの海岸沿いで、資源豊かな反面
政情不安で人々の生活は苦しいと聞く。

大学院時代に調べた「ENGLISHES」と言われる
世界に広がる、様々な英語・そして英文学。
しばし、アフリカ文学の世界を旅してみようと思う。

Thank you Mattu for bringing that heavy books.





According to the news, Joly 13 was Wole"s 80 yrs birthday.
Pray for long life and more writing coming from him to us!!


Akinwande Oluwole "Wole" Soyinka (Yoruba: Oluwo̩lé S̩óyinká, pronounced "Shoyinka"; born 13 July 1934) is a Nigerian playwright and poet. He was awarded the 1986 Nobel Prize in Literature,[1] the first African to be so honored.



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Suggoi 男がいたもんだ beer ad song in 80s

2014-06-30 | Reading, Literature poem song
日本がまだまだ元気だった1980年代
テレビから流れるコマソン(コマーシャルソング)も威勢のいいものが多かった気がします

表題の

すごい男がいたもんだ(ビール)

の他にも
時任三郎が牛若丸ナントカと変名しヒットした

勇気のしるし (リゲイン・栄養剤)

はカラオケでもさんざん替え歌を歌ったし
記憶に残る


軟弱世代といわれた我々は
眩しいほど輝く日本の企業戦士に憧れた


さて本題は
すごい男にであってしまいました。
侍の一言では括れない、すっごい方です。

1 水は沸騰させれば安全 の持論で
このヤンゴンで殆ど飲み水を買わない
ご自宅には氷と炊飯用にペットボトルの水はあり
ビールは耐えず1ケースのストックがあるらしいですが

2 50代後半の年齢で、朝6時に家を出て
たった一人の日本人技術者として
屋外作業に従事、オフィスワーク現場との飲み会などなどこなす

私の知る限りヤンゴンで水道水を沸かして飲用している日本人は他には思い当たらず



世界中の大地に鉄の道を作り続けて来られた
素晴らしいお話を伺いながら

湖沿いのレストランで
山ほどのご馳走とおいし~い白ワインを頂いた至福の時間でございました










遥かな友へ

2014-06-15 | Reading, Literature poem song
My good friends whom i met on Christmas party here in Bahan
will move to Yangon this coming August.
I played with Shu young boy with friends during the party.
Mother was little pretty Japanese lady who play the pian well.

単身赴任者が殆どだった中国経済特区BeiLunでは
日本人会に所属しながら、数少ない奥様とベイルンレディースとして
仲良く生活をさせて頂きました。
女友達が少ない私の人生の中で、ワクワクする様な時間と空間を分かち合いました。

よしこさん、ゆかりさん、まさこさん.....
一人ぼっちで初の海外生活だった日々、本当に助けて頂きました。

去年のクリスマスに出会ったステキなお母様と息子さんから
お便りが届きました。
「押しかけ女房で夏にヤンゴン入りします」って。
元気な僕は4月から1学年進級し、ピアノに夢中だそう。
ヤンゴンにまた素敵な歌声や音楽が響き渡る夏を
心待ちにしています。

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大好きなガールスカウトのキャンプソング

「遥かな友へ」♪


静かな夜更けにいつもいつも
思い出すのは お前のこと
お休み安らかに たどれ夢路
おやすみたのしく 今宵もまた


Pic is from Ningbo China, 2010 goverment Christmas party for foreigh expart

ありがとう ~言霊~ アルバム

2014-05-29 | Reading, Literature poem song
This is my No 1 favorite song whenever i listen
whoever sings for me, which ever melody and words were coposed.

I like his voice and guitar with this song sang for me myself.


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ありがとう
なんて素敵な言葉だろう
ありがとう
なんて響く言葉だろう
ありがとう
なんて暖かな言葉だろう
ありがとう
なんてときめく言葉だろう

ありがとう
なんて美しい言葉だろう
ありがとう
なんて清らかな言葉だろう
ありがとう
なんでこんなに勇気が
ありがとう
湧いてくるんだろう

言葉には力があるよね
言葉には魂があるよね
心をおくす優しい言葉
想いを伝える愛の言葉

ありがとう
いつまでも一緒に
ありがとう
こんなに愛してる
ありがとう
今 目の前のあなたに
ありがとう
心を込めて

ありがとう
いつまでも一緒に
ありがとう
こんなに愛してる
ありがとう
今 目の前のあなたに
ありがとう
心を込めて

ありがとう
今 目の前のあなたに
ありがとう
心を込めて

   

大切な友人から素敵な歌が届きました。
音はどうやってアップするかわからないので...
スケッチブックから写真を撮って載せてみました。


舟を編む 三浦しをん

2014-05-21 | Reading, Literature poem song
2012年の本屋大賞 受賞作品 三浦しおんさんの「舟を編む

作家の三浦しをんさんは1976年9月23日生まれの女性
誕生日は秋の彼岸のころですね。
もともと編集者志望だったそうですが



ひとは辞書という船に乗り、
暗い海に浮かびあがる小さな光を集める。
もっとふさわしい言葉で、
正確に、思いをだれかに届けるために
</fo</font>


このフレーズが大好きで、何度も指でなぞりながら読みました。
雨の日はやっぱり読書がいいと思いながら
今日もPCとにらめっこです。



Today Yangon has thunder storm, lightning and heavy rain.
Some roads are stucked because of water flood.
The pic is from facebook page with Burmese language.

Lets enjoy rainy season somehow!!



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