津市 眼鏡店 オプトハウスmiyata

三重県津市西丸之内5-12
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水曜定休日

弱視

2021年03月21日 | 眼のこと

二日前の中日新聞朝刊に気になる記事を見つけてしまいました。

幼児の3才児検診で、弱視がしばしば見落とされているというんですね。

弱視とは眼鏡やコンタクトで強制しても視力が出ない状態のこと。

幼児の段階で何らかの原因で視力不良になっていた場合、

周りが気づかずに放置していると、成長期において視力が発達しないことがあるようです。

3才ごろから治療を開始すれば9割ほどは回復するといわれてます。

脳や眼の著しい成長が止まるのがだいたい8才くらいなので、

それまでに治療が完了していることが望まれます。

自宅で簡易視力表を使って視力検査をして0・5以下の場合のみ

再検査をする自治体が多いとの事。

子供の視力を自宅で親が正確に測るのはとても難しいですよね。

これでは見落とされるのはそれこそ目に見えてます。

記事にあるように、全国の自治体は3才児検診用に眼の検査機の導入が

早急に必要じゃないでしょうか。


光に敏感な方に

2018年01月11日 | 眼のこと

光に敏感なすべての方に!

まぶしい光を軽減する遮光メガネ

「RETINEX GLASS(レチネックス・グラス)」

 

レチネックスは、まぶしさのもととなる眼球内で散乱が多い短波長光をカットし、まぶしさの防止はもちろん、

コントラスト効果を高めるなど、まぶしさに敏感な方に適している遮光レンズです。

見え方のイメージ

光過敏、光羞明

光過敏、光羞明、
コントラストの低下しがちな方

YEタイプ装用時

レチネックスカラー

YEタイプ装用時

REタイプ装用時

レチネックスカラー

REタイプ装用時

RETINEXは、紫外線と可視光線の500nm以下の
短波長を制御する遮光レンズです。

レンズを装着しない場合

315nm以下の紫外線は角膜で吸収されます。 315nm〜380nmの紫外線は水晶体で吸収されます。

レンズを装着しない場合

RETINEXレンズを装用した場合

有害と言われている紫外線から、角膜や、水晶体を守ります。

RETINEXレンズを装用した場合

RETINEXレンズ

青色短波長光をカットすることで
焦点距離の差が小さくなりクリアな視界。

青色短波長光をカット

*短波長光をカットする割合はカラーによって異なります。

 

フレームデザインはフィールドスポーツに向けた仕様になっています。

ただ今、全6カラー12モデル、15日まで見て頂けます。^^


30代でも近方が・・・

2016年09月27日 | 眼のこと

 ただ今、「遠近両用お試し会」をやっております。

ご来店されるのは40代~60代の方が多いのですが、20~30代の方でも近方が辛いと

少なからず相談されます。

30代で調節力が落ちて近方補正眼鏡(いわゆる老眼)が必要な方ももちろんいなくはないです。

でも測定してみると、ほとんどの場合は原因は別のところにあることが多いです。

代表的なものが「遠視」と「内斜位」です。

その一つ「内斜位」とは・・・

1点を見たときに左右の視線が交差してしまい、それを自己矯正している眼の状態です。

人の眼は内寄せには強いですが、個人差はありますが外に開く力は弱いです。

これが原因で長時間のPC業務等で眼精疲労が出る可能性はあります。

思い当たる方はぜひ1度ご相談くださいませ。

 

入荷情報です。

 PROPO DESIGN OPORP GINA C-3

REAL 温故知新 拾 松姫 

 明日は水曜定休日となります。

よろしくお願いいたします。


IPS細胞最前線

2016年01月08日 | 眼のこと

 お正月のNHKの番組で山中伸弥教授がIPS細胞の最前線について話しておられましたね。

8年前のIPS細胞の発見から現代まで、想像以上の驚きの進歩が出来ているとの事でした。

日本での研究を中心に今後ますます期待できるようです。

2013年12月にもこのブログで山中教授の話を取り上げさせていただいていました。

その後、2014年には網膜を再生した細胞の人体移植にも成功したとの事です。

失明率の高かった黄斑変性症の治療に大きな前進を見せています。 

今は脳神経細胞や心筋細胞など、より高度な再生医療にチャレンジされているとの事です。

また第2ステージとして、ミニ臓器の製造ができないかも研究が進んできているようです。

そしてこのIPS細胞は難治性の病気の薬を製造するにも飛躍的に貢献できるとの事でした。

山中教授は、もちろん細胞の癌化などまだまだ道のりは険しいのですがリスクを一つひとつ克服して、

患者さんの期待に出来るだけ早く応えられるようにしなくてはならない、

今世界中でIPS細胞の研究が行われ、中でも日本人研究者が最前線に立って進んでいるので、

私もそれを応援していきたい、それには官民一体となっての取り組みが必要じゃないでしょうか、と締めくくっていました。

臨床試験として眼の疾患に対してのリスクが最も少ないようですので、眼の難治性の再生医療の進歩に、

今後も注目していきたいと思います。


パソコンと眼精疲労

2015年09月22日 | 眼のこと

  「秋の大人眼鏡特集」

全国的にとてもよく(もの凄く?)売れている眼鏡フレームがあります。

シャルマン ラインアート ↓

当然、たくさんの方々が掛けておられます。

テレビの中でも見ない日はないくらいです。

もちろん当店も扱っております。

当店のお客様にもたくさん掛けて頂いてます。

” 掛けてて楽 ” な眼鏡の代表格じゃないでしょうか。

上から

フォルテ・コレクション(メンズ) 1029 カラーBR

オペラ・コレクション(レディース) 1068 カラーBR

 

 ところで、

最近、30代後半~50代手前の比較的視力の良い方が、パソコン専用眼鏡を作られることが多いです。

長時間パソコンの画面を見ていると、とても眼が疲れるとのことです。

もちろん、そろそろ老眼が出始める年齢でもあるんですが、

原因はそれだけではないようです。

詳しく調べてみると、遠方に「隠れ外斜視(外斜位)」が見つかることがあります。

これがあると物を見るときに両眼の視線を揃えるのに、

普通よりもたくさん眼を内寄せしなくてはなりません。

内寄せする力(輻輳力)がたくさんある人はまだいいのですが、

これには個人差があり、あまりない人は長時間の近方作業が大変なわけです。

中には内斜位の方もいると思いますが、内斜位の場合は余分な外寄せの力がいりますので、

実はもっと大変です。

でも眼精疲労に発展するような強い内斜位は大抵幼少期に発見されていて、

すでにご本人も理解の上、対処済みの場合が多いです。

一方の外斜位はご本人が全く気付かずにいることが多々あります。

パソコン作業で眼精疲労がひどい方は、調節力+眼位の両方の検査が必要になります。

気になる方はいつでもご相談くださいね。