昨日の定休日は県立美術館で開催中の「テオヤンセン展」を見てきました。
「21世紀のレオナルド・ダ・ビンチ」と称されるオランダ出身のアーティスト、テオ・ヤンセンは、
風で動くアート作品「ストランドビースト」という大型造形物の展覧会を
スペイン、フランス、ロシア、アルゼンチン、韓国など世界各地で行っています。
彼が生み出した、昆虫や動物のようなかたちをした「ストランドビースト」は、
骨格には廃材のプラスティック・チューブを複雑に組み合わせ、
風などの空気だけをエネルギーとし、空気を蓄える部位には
古いペットボトルが使用されています。
国際環境計画の2009エコフェスティバルでエコアワードの受賞、
そして企業CMで「ストランドビースト」が起用されるなど、
国際的に高い評価を受け続けるテオ・ヤンセン。
自然との共生や、自然エネルギーの偉大さ、
そして廃材が生み出す生命力を芸術作品として表現し、
全世界の人に伝えようとしています。
ストランドビーストは風の力で動くのですが、
会場では手押しでも動くように設定されています。
私も動かしてみましたよ。^^
一つひとつのパーツの動きが全体に広がっていき、
本体が歩き出す様子を近くで見れるのは感動的です。
デモンストレーションでは実際にこの大きなストランドビーストが、
風で動く様子が見れます。
9月18日(祝)まで開催されているそうです。
まだご覧になっていない方は、お勧めですよ。^^