津市 眼鏡店 オプトハウスmiyata

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私のバイブル その2

2015年02月23日 | 両眼視機能

「視機能検査と分析」 関真司 著

それからもう1冊「基礎両眼視」  やはり、関真司 著

私の中では赤本と青本と呼んでいます。^^

赤本の方は一昨年購入したものです。

増版を重ね、近年の症例も含んだ最新の内容となっております。

一方の青本。

これは実は32年前に出版されたものです。

関先生が33歳の時に書かれ、もうすでに絶版になっているようです。

昔々、尾張の国にまるで寺子屋のようなとても小さな小さな眼鏡塾がありましたとさ。^^

塾生は私を含め15名くらいだったと思います。

ある日、若き関真司先生がいきなり登壇されて「両眼視機能」について熱い講義をされたのでした。

当時の私ではほとんど理解できなかったのですが、1年後にこの本が出版され、

高額だったにもかかわらず(いくらだったのか忘れました)無理して購入して、何とか少しでも理解したいと、

一生懸命繰り返し読んでおりました。

この本、今でも手元に置いて時折読み返しています。

もうページがバラバラになりそうなのを修復して大事にしています。


生涯これ勉強なり

2015年02月19日 | 両眼視機能

昨日は定休日を利用して名古屋にて勉強会でした。

私もこの業界とても長いですが、勉強に ”もうこれでいい” はありませんねー。

なにもしないと知識はいつのまにか古くなりますし、スキルは錆びつきます。

メーカーさん招待のセミナーだけでは商品知識ばかりで、どうしても偏りが出ます。

というわけで、昨日はキクチ眼鏡専門学校で開講されたオープンセミナーです。

午後1時から座学、2時半~4時半くらいまで実技研修でした。

正面から撮影。専門学校としてはかなり大きな建物です。

津本O.Dによるゼミ。

テーマは「AC/A比」についてです。

 基本的には眼鏡を作成するにあたって、「視力」を出す事を念頭に置かれます。

皆様もそこを期待されると思います。

「遠方視力」・・・それぞれ片眼ずつ遠方のピントを最良の状態に合わせたのち、左右のバランスを取ります。

「近方視力」・・・目的距離(例えば30cm)に合わせて、ピントを合わせます。

当然、この「視力」が最も重要なのですが、実は眼鏡はここで終わりではないのです。

「視力」以外に「視覚」という大切なものがあります。

この「視覚」に影響を及ぼすもののひとつに、「AC/A比」があります。

このことはここで簡単にご説明はできません。

ご興味のある方がいらっしゃいましたら、店頭で私までお尋ねくださいませ。

眼鏡の世界は皆様が思ってらっしゃる以上にdeepかもしれません。^^


簡単な両眼視チェック

2014年06月05日 | 両眼視機能

昨日の定休日は名古屋眼鏡さんの展示会が名駅前ミッドランドスクエアでありましたので見に行ってきました。

会場は多くのバイヤーでかなり活気がありましたが、写真は撮り忘れました。^^

今後の当店の商品構成を考えながら各ブースを見させていただきました。

そして午後より、会場内でのセミナーにも参加してきました。

米国公認オプトメトリストで、元プロ野球選手の小久保裕紀さんや石井琢朗さんなど

数多くのアスリートのビジョンケアをされている内藤貴雄O.Dによる、一般的なビジョントレーニングの方法を

伝授していただきました。

ご自分の両眼視(二つの眼がスムーズに動いているかどうか)の状態が自分自身で確認・体感できる

とても解かりやすくて簡単な方法です。

眼精疲労や肩こりが気になる方、あるいは長時間の近見作業などが苦手な方、

ぜひ1度体験してみてください。

原因の一端が見つかるかもしれません。

もし問題点が視機能にある事が解かれば、さらに詳しく検査させていただきます。

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まずはお店の検眼室にて。


繊細なスーパーマン

2013年03月28日 | 両眼視機能

暖かくなったと思ったらまた寒くなって、まさに三寒四温ですね。

津の桜もようやく咲き始め、満開までもう少しのところでしょうか。

本格的な春がやってくると、やっぱり楽しみなのはアウトドアですねー。

でも外出の際は強い太陽光から眼をしっかりガードしてください。

ご存知かもしれませんが、人間の眼の機能は超ハイテクな高性能器官です。

強い光に対して光彩が瞬時に縮瞳させ網膜を守ってくれたり、

両眼視差により距離感・立体感を認識させてくれたり、

暗闇では網膜杆細胞が最低限の見ることを確保してくれたり、

調節・輻輳・開散によりオートフォーカスのように遠方から近方まで見せてくれたり、などなど・・・。

気付かないところでいろいろなすごい仕事をしながら、大きさは10円玉くらいしかなく、

露出した脳とまで言われていて、とてもか弱くて繊細な器官なんですねー。

このなくてはならない「繊細なスーパーマン」の能力を少しでもお手伝いしたり、

また時にはやさしく休息させたり・・。

そんな事がメガネやサングラスの役目だと考えてます。

この春から夏にお勧めしたい「眼のお助けマン的レンズ」^^なども、また随時ご紹介していきたいと思います。