「ゴッホとゴーギャン展」を見てきました。
絵画を鑑賞するときって、皆さんはどんな見方をしてるんでしょうか?
私の場合は、まずコーナー別に展示されている絵画全体を一気に見て回ることが多いです。
長く活動した作家は年齢によって画風に変化が出てきますよね。
大抵の場合その時代や題材によっての作品がコーナーで分けられてますので、
ざっと見ることによって、作家の特徴や考え方がなんとなくですが解かる気がするんです。
次にキャンパス全体を視野に入れて俯瞰的な感じでじっくり見てみます。
やっぱり画像や印刷物では絶対に解からない、本物の迫力っていうのがそこにはあります。
作者の想いが身近に肌で伝わる感じがしてきますねー。
その後、出来るだけ近づいて筆のタッチや色遣いを見たりします。
ここらへんにその作者の性格や個性が表れてるんじゃないかと思ってます。
精緻な部分と荒々しい部分が混在していたりして面白いんですよ。
このあたりも実物でしか分からないところでしょうかね。
長々と私の絵画の見方を書いてしまいましたが、
要するにこういう時も遠近両用の眼鏡は便利なんです、という話でした。^^;
離れた絵画の佇まいから、接近して筆の流れまで、しっかり見ることが出来ますよ。