先週の定休日は久々の京都へ。
まず午前中は日頃の運動不足解消の為、「清水寺」へ行ってきました。
「京都駅前」から市バスで「清水道」まで約20分。
バス停から1キロの参道は延々上り坂が続きます。^^:

産寧坂あたりは平日でもすごい賑わいですね。
やはり修学旅行の子供たちや、外国人観光客が多いです。

ようやく山門へ到着。

本堂の中です。

今は修復工事のまっただ中でした。

音羽の滝。
自分も小学生のころ、水を汲んだ記憶がありますねー。

そして午後からは今回の目的地の「智積院」へ。

元は豊臣秀吉が愛児鶴松の菩提を弔うために建立した「祥雲寺」で、
後に徳川家康が寄進して仏教研学の道場として栄えたそうです。
そして、広い境内の一角に収蔵庫があります。

中は、秀吉の命により絵師「長谷川等伯」一門が描いた障壁画が展示されています。
桃山文化の特徴的な金箔を使用した煌びやかな作品です。
撮影は残念ながらNGです。
当時の襖絵がそのまま現存しています。
もちろん有名な「楓図」や「桜図」もあります。
この絵に会うために京都へ来ました。
次に講堂へ向かいます。

ここには先ほどの等伯の襖絵を復元して、当時の状態を再現した部屋があります。
ここは限定的に撮影OKでした。
等伯の「楓図」の復元図。

こちらは等伯の息子、久蔵が描いた「桜図」復元図。

奥の床の間には「松と葵の図」もあります。

本物の絵は400年以上の歳月と共に少し色褪せてしまってますが、
本物を見たあとに復元図をみると、あまりに煌びやかさに驚かされますねー。
部屋の正面には「利休の好んだ庭園」も見られます。

清水寺とは全く正反対の静寂に包まれた場所です。
賑やかなところも良いですが、やっぱり京都らしさを感じます。