最近思うことがあります。
「日一日…出来事は大きく変わる」と言うことです。
例えば…約束事があるとします。
10年前であれば、何ごとも起きない前提で軽く受けていました。
しかし最近は、「もし体調に異変があったらどうしよう」などの不安が先立ちます。
特にその様な意識を持ったのは、悪友が入院したときでした。
あの出来事は、初めて口にしますがショックでした。
まさか…あの悪友が、見た目には大袈裟に思えたものの、あんな大病を患い入院するとは…
見舞いに訪れる友人を前に元気そうに振舞っていましたが、内心は相当な不安を持っていたハズです。
今では元気に復帰してますが、口にはしない不安があると思います。
そんな悪友や他の人を見て思うんですが、病気や身体のコントロールというものは、人間として生まれたからには避けて通ることが出来ないんです。
要はいかにして、その乱れたバランスを最小限に止めるのか…
そのためには、自分に与えられた役目を楽しく過ごすことが大切です。
中村天風さん…この方の講演を収録された本を、暇を見つけては読んでいます。
本の題名は「成功の実現」
このなかで…「人間が病気する時というのは、心のバランスが乱れているんですね。心のバランスというのは七色の色…虹の色なんです。この色がハッキリしているときには、人間は全てにおいてバランスがいいから病気なんてしないもんなんです。しかしおかしなことで、この内ひとつでも崩れてしまうと、あっちが痛いこっちが痛いっていう病の原因が始まるんだな~ そうならないためにどうするか?それは簡単だよ。常に穏やかに過ごす。これしかないんだな…人間には。しかしそれが非常に難しい。でも病気になりたくないんなら穏やかに過ごしてみな。本当に元気になるから…これ本当だよ」
要約しすぎたきらいが大有りだが、その様なことを中村天風さんは述べられている。
日一日変わる出来事に対処すべく、心のバランスをうまく取りながら…歩んでいこう。