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カープ球団へ

2010年10月31日 12時38分32秒 | 広島
二宮 至(元巨人・中日コーチ)

どこか忘れましたが、大学の監督を退団しました。



履歴

東広島市八本松中学から

広島商業・・・駒沢大学(中畑・平田で駒大三羽烏で巨人入団)


学生野球の指導者目指して、教員免許取得した逸材。

若手教育にもってこいの人材。


私がオーナーであれば、早速交渉します。

山本浩二から中畑に連絡させて・・・(この二人仲良く 芸南カントリーでプレーしていたな)



小説・・・球団身売りとクーデターへの道

2010年10月31日 09時51分41秒 | カープ
カープへの夢を込めて・・・ブラックジョークと受け止めて下さいね…

少し長い文章ですが、お許しのほど・・・



広島東洋銀行の橋本頭取が、カープ球団を訪れ、オーナーに今後の事業計画を求めたのは、創造開発のCEO田山の願いでもあった。

田山の願い・・・それはカープを愛する全カープファンの願い。

平成3年にリーグ優勝を果たしたカープは、20年の間、優勝から見放されている。

その間、プロ野球界は大きな環境の変化を強いられてきた。

FA制度の導入やドラフト改革・・・

セパの交流戦や近鉄とオリックスの合併問題。

その中で特に、新興企業による球界再編は、政治家や財界トップを巻き込み、広島カープも身売りの対象になったのは事実である。

当時田山と橋本は、在京広島県人会の山下からの連絡に驚いた。

山下からの電話は、「ライブノアの堀田が、広島カープの買収を仕掛けている。大物政治家が暗躍しており、ひょっとして、ひょっとするかもしれない・・・」との内容であった。

すぐに田山は、旧知の政治家に連絡を入れた。

すると驚く答えが返ってきた。

政治家の亀田は、「田山さん、困ったもんじゃ。この話は事実じゃ。総理の泉田の側近である武田が、堀田と連携している。ワシの選挙でも、この三人は結託したくらいの関係ですわい。何を仕掛けてくるのか、わかったもんじゃない。ワシの方はこれから、手を打ってみます。いくら何でも広島カープを堀田のような者に、思うようにさせんようやりますから、心配せんでください。」と言った。

亀田は、先の衆議院選挙で郵政民営化に反対をした。

泉田総理は、かねてからの悲願である郵政を民営化することに命がけであった。

同じ派閥に属する亀田と泉田は、昔から呼吸が合わなかった。

義理人情で訴える亀田に対して、泉田は人に対して時には冷酷に接し、側近でも簡単に見切る対応をしていた。

当然・・・水と油である。

亀田が地盤とした広島選挙区は、山間部が大票田で、郵政関係の票は大変重要な組織票であった。郵政民営化に反対した大半の議員も同じであった。

しかし、泉田は・・・都会を地盤とし、郵政を改革するのが自分の使命と突っ走り、側近の声も聞き入れない状況であった。

亀田は離党に走り、新党を立ち上げ、平成17年の解散総選挙に挑んだ。

泉田はその選挙で、反対派議員全てに刺客を送り込んだ。

それこそ泉田の性格が、確実に見えた時でもあった。

亀田の根強い地盤にも、当時飛ぶ鳥を落とす勢いで、知名度抜群のライブノアの堀田を送り込んだ。

過去の広島選挙区は、マスコミが取り上げる面白みに欠ける戦いであったが、このときばかりは、全国でも注目選挙区として、マスコミは連日広島東部に乗り込み、報道合戦を行い続けた。

結果・・・今までにないドブ板選挙を強いられ、過去の実績を訴えた現職の亀田が再選を果たす。

(その翌年の平成18年に、ライフノアの堀田は出資法違反で逮捕された。)


亀田は選挙の因縁もあり、堀田や武田を、これ以上思い通りにさせるわけは行かないと、自分の人脈を駆使し、フルに情報をかき集めた。

数日後・・・広島カープ買収に動いた黒幕を突き止めた。

信憑性ある情報によると、日本経済界トップの奥谷と堀田、民政党幹事長の武田が糸を引いているとのことであった。

そして、某球団オーナーが、一部介入し、手を結ぼうとしていることもわかった。


亀田は早速、プロ野球界のドンと呼ばれる渡部に電話した。

渡部は堀田を毛嫌いしており、以前プロ野球に参入しようとした時も、マスコミに批判を展開し、断念させたこともあった。

亀田から相談を受けた渡部は、亀田の目の前からカープ球団の松田に連絡を取った。

「あんた、ライフノアの堀田と接触を持ったのかね・・・」

松田は、いきなり単刀直入に切り出す渡部の話が理解できなかった。

「いえ・・・堀田氏とは一面識もございませんが・・・」

渡部は、「あっそうかね。実はいま、亀田代議士がここにおるのだが、どうも広島カープを買収する目的で、堀田と経済団体の奥谷や民政党の武田が暗躍しているらしい。」

松田は驚き、声も出なかった。

渡部は、「あんたが身売りするのであれば勝手だが、知らんとなれば話は別だ。松田さん至急上京してくれんかね。この話は早急に対策を取らんといけん。他のことなら話は別だが、球界をまぜくる様な話であれば、ワシも知らん顔は出来ない。」

松田は全ての予定をキャンセルし、上京した。

渡部は野球界だけでなく、財界や政界にも睨みが利く。

新聞記者時代には、当時の総理であった大野伴陸の側近とも言われ、正解の表裏を知り尽くした男である。

時には物議を醸す発言で、賛否両論の評価も下されるが、筋を通さないことには、自分の損得を考えず突き進む性格である。



上京した松田は、渡部と相対して緊張していた。

直接挨拶を交わしたことは、何回もあったが、こうして大切な話をすることは初めてであった。

渡部は、「お父さんとは数回飲んで話したことはあるが、あんたとは初めてだな」と切り出した。

松田は緊張し、苦笑いに近い歩みしか返せなかった。

渡部は切り出した。

「ところで買収の件だが、あんたはどうする気だね・・・」

松田は口を開いた。

「私としましても、全くの寝耳に水のような話でして、何と申していいものか・・・」

渡部は言った。

「あんた、甘いよ。ワシが電話したあと、状況把握に走ったのか?まさかここに来るまで、何もせずにワシに会いに来たのか?そうであれば、あんたにカープを運営する資格はない。
いっそのこと、身売りしたほうが良いかも知れんな・・・」

松田は背中に冷や汗が走るのを感じた。

有無の声も出ない。

渡部には、その状況が手に取るようにわかった。

「松田さん、ワシはプロ野球というものは、娯楽の一部と思うんじゃよ。大衆を魅了しながら、勝った負けたで一喜一憂さし、時にはとてつもない夢を魅せる。まさしくエンターテイメント。巨人は他球団から主力を引き抜き、大型戦力を完備すると毎年批判される。ドラフトでも逆指名を導入し、他球団を骨抜きにするのではないかと言われる。それらを陰謀のように画策しているのは、ワシだと・・・
 しかしね、松田さん。こんなことは何時までも続くはずがない。やがてプロ野球は、正しい道へ歩を進める。その時はワシもお払い箱よ・・・

 でも、今回の件は見過ごしならん。あの堀田ごときにプロ野球の運営は出来るはずもない。ワシの調べた限りの情報では、あのライフ何とかいう会社は、プロ野球に参入できる金などない。もし参入しても3年後には身売りする。結局一時しのぎのおもちゃくらいにしか、アイツは考えておらんはずじゃ。それを奥谷や武田が、かむのが許せんのじゃ」

松田はただ頭を下げるのみであった。

事前に、松田の人となりを調べていた渡部だが、ここまで自分のビジョンを語れない男とは正直、思わなかった。渡部は結論を自分から話した。そうでもしないと、時間の無駄に思えた。

「松田さん。この度の件はワシに一任してくれんかね。悪いようにはせん。あんたがカープを運営するのが一番だ。どうかね・・・」

松田は、渡部に一任した。

部屋を後にする松田の後姿を見て、渡部は思った。

(広島は長いこと優勝から遠ざかっている。そして大きな改革もしない。あの男は、ワシの前じゃおとなしいが、球団内じゃ恐らく、裸の王様じゃろう。あれじゃ・・・身売りした方が本当はいいかもしれん。やる気のある人間が球団経営すれば、カープは強くなる。しかし・・・手放さんじゃろう。球団オーナーしか能がない男だから・・・)


その後、渡部の政治力で、広島カープ身売りの話はご破算になった。

渡部はマスコミに情報を流し、堀田や奥谷、武田の動きを封じ込めた。

奥谷も武田も、マスコミの取材に否定したため、堀田は後ろ盾を失った。


亀田から全ての報告を受けた、創造開発のCEO田山や広島東洋銀行の頭取である橋本は安堵した。




カープ球団事務所で、橋本から結論を求められた松田は、じくじたる思いであった。

答えを出さない松田に、橋本は言った。

「カープを身売りする考えはありますか?」

松田は驚いた。

「それは・・・100%ないです」

橋本は、「ならば、球団としての方向性は・・・?」

松田は迷った。いつも繰り返し発言している、自前で選手を育てる。FAには参入しない。監督もコーチもOBからの登用・・・とは、言えない。これらより違った答えを求められている。何をどう答えていいのか?正直、窮していた。

橋本は、手に取るようにわかる松田の態度にイラついた。

「ハッキリ言いましょう。オーナーを交代してください。いや・・・あなたは球団の全権を放棄し、カープから去ってください。」

それは、いまの今まで・・・誰からも言われたことのない、衝撃な言葉であった。





石原情報のお粗末

2010年10月31日 08時59分32秒 | カープ
FAをするのは権利である。

中国新聞、もっと配慮した記事を書いてください。


何といいましょうか・・・

FA権発動は、日本シリーズ終了後七日でしたか・・・

そこらを取り入れ、記事にしてくれないと・・・


でなければ、石原が ただ優柔不断な男に取れます。


FA宣言するのは100%間違いないのだから

せめて、大なり小なり カープに貢献してくれた石原の去就・・・


正しい報道してやってください。


巨人とカープの差

2010年10月30日 16時20分36秒 | カープ
巨人軍の清武オーナー

週刊現代11月6日号より一部抜粋

---清武さんは、一軍の試合だけでなく、二軍や育成選手の試合(三軍)にもよく帯同されますね。


 僕の目標は「一日3勝」なんです。
一軍、二軍、第2二軍(三軍)が全て勝つこと。

 育成システムが本格的に始動したのは07年で、まだ歴史は浅い。
このオフには、第2二軍の完全独立を目指しており、やることはたくさんあります。

 ここ三年で、「育成は勝利の原動力になる」ということがよくわかってきました。
今後も長い間、高い勝率を上げていくには、この育成の仕組みをさらに強く下支えしなければなりません。

 その重要なカギになるのが、指導者の言葉の力。
だから僕は、選手の力を伸ばす言葉を持っている人たちを、もっともっとチームに集めたいんです。




 これをカープの上層部はどう聞くのだろうか・・・

巨人は今シーズンの反省を踏まえ、コーチ陣の粛清を行なった。

しかしカープは・・・

チーム力の差がますます開くわけである。

某ホテルの最悪担当者

2010年10月29日 16時35分06秒 | Weblog

詳しくは言わないが、対応が悪いな。

せっかく皆さん…故人の納骨も済み

安堵されていたのに、あの対応は良くないな。

お客様…という気持ちがあれば、あの様な対応は取れないよな。


施主さんが言われた。

「立地も良いし、外国から来られた人をもてなすのにも、ロケーションがいいでしょう。だから、時折使用していたのよ。しかし…ホスピタリティが重要なホテルがこれではいけないよね…次からは考えることにしようと…お客の立場に思わせることはいけないよね…河内さんも気をつけてね…」

まさしく、言われる通りと同感。

立場は違えど…気をつけないといけないと思った。


しかし、あの担当者の対応はいけないな。

私も呼ばれた身の上…

黙っていたが、半分キレそうになった。

施主さんが…大人の対応を心掛けていられたから

我慢したが最悪な担当者である。


言っちゃなんだが、本物のバカだ。


ホテルの内規…改めないと

つぶれるぞ…


それとあの担当者…切らないと不愉快になる人

増えるであろう。






ドラフト終わり…

2010年10月29日 08時17分06秒 | カープ
さあ入団後、何名が戦力となるのか…

これから見守りましょう。


ところで石原…

決めたんでしょうね…行き先を…


西山秀二さん…

どうするのかな?

恐らく…カープは招聘しないんだろうな…

もし招聘したら…

あの退団時の噂は嘘だったんでしょう。

今日のドラフトは大野を

2010年10月28日 10時55分01秒 | カープ
ケガしてるらしいが、京都の野球通が言うのに

「あれは完治してます。相当な苦労人で負けん気も人一倍。
伸びしろも十分。コントロールに少し難があるが、ストレートで勝負出来る
今ドラフトでは、間違いなくNO.1だと推薦しますが…」

とのこと。


沢村…ソフトバンクの大場を思い出すなぁ~
(今が最高点じゃないか?)

早稲田の3人衆であれば…

大石でなく福井が一番伸びる気がする。(涌井タイプ)

斎藤はヤクルトとロッテであれば活躍保証。
(投手コーチがいいから)

柳田…広島出身(猫さんが言うように、糸井の再来の可能性大)



さあ、野村監督…大野を行くべき。

小説…広島カープ再生の未知②

2010年10月28日 07時36分34秒 | カープ
何回続くか知りませんが・・・やってみましょう。

カープへの夢を込めて・・・ブラックジョークと受け止めて下さいね…

これまでカープ球団に対する苦言は多く寄せられていた。

広島財界の重鎮と呼ばれる、創造開発のCEO田山隆一は、ことあるごとに球団事務所に出向いた。

今年89歳になる田山は、オーナーである松田を幼少期から可愛がり、まるで自分の息子のように接していた。

今年のシーズン終盤、スポーツ紙に…「今年は最下位でもいい」と言う、オーナー発言が一部スポーツ紙に掲載された。

そのとき田山は、すぐに球団事務所に電話し、オーナーに忠告した。

「いくらなんでも、オーナーがシーズン途中に投げやりに思える発言をしてはいかん。現場で指揮を執るスタッフや選手のやる気が低下する。この様な時こそ…オーナーたるもの、今年の反省をし、来季に向けてやるべき方向を決めなければいけないのじゃないのか?」

するとオーナーは、「いや…あれは、新聞記者が勝手に解釈して言葉をつなげただけで、私が言ったのは、今年は結果を求めない。例え最下位になろうとも、最後まで全力で戦った結果がそうであれば、仕方がない…と、言っただけです…」と弁明した。


田山は…また、いつもの事かと・・・諦めに近い返事をし、電話を切った。


CEO室で田山は、正面に置いてある、昭和50年初優勝時に行われた平和大通りをパレードするV1戦士の写真を見つめた。

そこには満面の笑顔を振りまく、当時の古葉竹識監督や現オーナーの父、松田耕平氏の姿があった。

また、沿道には…おらがカープの初優勝を喜ぶ多くのファンの歓喜に沸いている様子が、その写真から、昨日のように思い出された。

田山は思った。

(広島は原爆の廃墟から、立ち直る過程にカープが誕生した。
当時は金もなく、戦力にも窮し、球団の存続は危ぶまれた。
多くの財界人や市民、県民にカンパを求め、広島からカープを無くすな…と、命懸けの毎日であった。また、当時の石本監督は、その様な状況のなか、選手の指導を終えると、毎日寝食を忘れ、多くの人に協力を求めたものだ。
あの石本さんやカープ誕生に尽力された谷川昇先生(当時衆議院議員)たちの努力の結晶が、昭和50年の初優勝につながったんだ…)


それだけに田山は…いまのオーナーの方針に、じくじたる思いで一杯であった。


すると、CEO室の内線が鳴った。

秘書が、「広島東洋銀行の橋本頭取からでございます」と伝えた。

田山と橋本は40年以上の付き合いになる。

最初は仕事上の付き合いであったが、互いに戦前生まれ。

お互い苦労の価値観が似通っているため、今では個人的な付き合いが大半を占める関係になっていた。


午前11時に、橋本が田山の部屋を訪れた。

手には、福岡名産の明太子をさげていた。

田山は福岡の明太子が好物であり、彼のもとを訪れる来客は、みな明太子を持参する程である。

なかでも、鳩や食品の明太子がお気に入りで、橋本だけが、その明太子を持参する。


橋本は席に座るなり、世間話もほどほどに切りだした。

「田山さん、実は今日お邪魔したのは…カープのことです。先日福岡で、ソフトダンクの金オーナーを紹介されました。彼の球団運営を聞き、ビジョンが明確化されているのに驚きました。」

田山は、ソフトダンクのビジョンが気になった。

「ビジョンとは…」

橋本は胸元からメモ帳を取りだし、語り始めた。

「金オーナーは、全権を王さんに一任していますが、その時…自分がプロ野球運営に参画する趣旨を伝えられたそうです。

まず…①毎年戦える集団として戦力の補強は行う。そのため、一部に偏るのでなく、弱体化したところを絞ること。

②一軍は最高のパフォーマンスを演出する場であり、そのために二軍の指導体制は重要。
二軍の指導者には、理論と情熱を持った人間を長期的視点を持って配置する。

③トレーナーやスコアラーなどの裏方に人数制限は設けない。高度な野球技術と野球観を身につけるため、情報をしっかりと集め、その能力を発揮できる人材を揃える。

④ファンあってのプロ野球を忘れることなかれ。プロ球団といえど企業であるからには、利益追求も重要であるが、ファンが感動し夢を追える運営に心がけるべき。
そのためには、資金は投資する。プロ野球は多くの支持するファンの期待に応えれば、自ずとファンが詰めかけてくれる。ファンが投資してくれたお金をファンや現場にに還元すれば、未来永劫にチームは強化される。」


田山も同感であった。

それは、20年近く優勝から遠ざかっている、カープの現状を思えば、まさしくその通りであった。

橋本は続けた。

「ではカープはどうなのか…?
結論から申しますに…この低迷な成績から見ますと、何もされてないのに等しい。
球場は良くなったと言っても、一番大切なチーム力は上がっていない。
観客に対するファンサービスも、グッズ販売や球場内施設に力を入れるだけで、ファンが一番望む改革…すなわち、ユニフォーム組の充実が図られていない。

指導者やスカウト、スコアラーはじめ、選手の底上げがあって、始めてチームも盛り上がり、ファンも一体化されてくるのに、一向に改善されない。

資金が無い…自前で育成する…毎年その様な後ろ向き発言が繰り返され、今では広島の人間は、カープに期待ではなく失望ばかり増している。」


田山は思った。

(やはり…いまのオーナーは器ではなかったと…口ではカープを広島に残すのが自分の仕事と語ったが、本心はそこまではなかろう…)


気が付くと時計の針は午後2時を回っていた。

互いに、広島とカープに対する思いは誰にも負けないと自負している。

田山は橋本にお願いした。


オーナーに本心を聞いてくれと…




小説・・・広島カープ再生への未知

2010年10月26日 08時35分47秒 | カープ

何回続くか知りませんが・・・やってみましょう。

カープへの夢を込めて・・・ブラックジョークと受け止めて下さいね…


平成22年10月某日

広島市南区のマツダスタジアムの球団事務所では、

あと数日に迫った、ドラフト会議に向けて最終選考に入っていた。

集まったメンバーは、松田オーナー・川端編成部長・全スカウトであった。

午前10時から始まった会議は、2時間を経過し、時計の針は12時を回った。

しかし…1位を誰にするか、決まりかねている様子で、このまま今日も無意味な会議に終わろうとしていた。

そこへ突然、職員がオーナーに伝言のメモを持参した。

オーナーはメモを持参した職員に、「なんや・・・この会議には入って来たらいけんのじゃ言うてゆうたろうが・・・」と、広島弁で不機嫌さを現した。

すると職員は・・・「すいません。わかってはいたのですが、どうしても急を要すると感じたものですから・・・」と恐縮した。

オーナーは仕方なくメモに目を通した。

(広島東洋銀行 頭取 橋本様 来社)と書かれていた。

オーナーは、会議中のスカウトたちに

「ちょっと席を外すけん・・・沢村はほんまにダメなんか連絡してみてくれ・・・」と言い残し、席をたった。

オーナー室で待つ、橋本頭取に会う前・・・オーナーは洗面所に向かった。

さっきまでの会議で、部下たちを前に威張り散らした自身の身を整えるためであった。

内心・・・「橋本さんがアポなしで出向くとは、いったい何の用事かいの~・・・」と腑に落ちないものが去来したが、どうせ・・・頭取もカープ大好き人間だから、誰かのサインでもねだりにきたのだろう・・・と いつもの軽い調子でオーナー室に向かった。

部屋に入る前・・・2回ノックしたが、(アッ・・・2回はトイレじゃ・・・部屋は3回じゃった・・・)と、遅れて1回追加した。

橋本頭取は上座に座っていて、オーナーの顔を見ると、やんわりと立ち上がり笑顔を見せた。

「やあ・・・松田さん、突然にお邪魔してすいません。お忙しい会議中とお聞きしましたのに、無理を言いまして、本当に申し訳ない・・・」

オーナーは・・・「いやいや・・・とんでもない。私こそ、弊社がいつも大変お世話になりまして、ありがとうございます。」と言葉を返した。

「今年は野村監督初年度、残念でしたね…」

「本当にそうです。もう少し期待したんですが、監督一年目だから仕方ないと言えば仕方ないんですがね…」

「しかし…敗因の分析はされたんですか?」

「ええ しました。」

「どのように?」

「やはり投手力の整備ですね。野球は投手ですから・・・」

「なるほど・・・日本シリーズに出る中日やロッテ、投手を含めた守りが確かに良かったですね」

「そうです。うちも大竹と永川やシュルツが復帰すれば、戦えます」

「そうですか・・・ところで黒田はどうなりますか?」

「さあ・・・現時点では何とも言えません。黒田については本部長の鈴木に任せています」

「一説には黒田獲得資金は複数年契約で、20億とか噂されてますが、どうですか?」

「それは何とも言えません。ただ自宅は市内にありますし、日本に帰るのであれば広島と言ってくれてますので・・・」

「そうなれば、来季のカープは明るいですね。」

「はい・・・そう思います」


その様なたわいもない会話を終えると、橋本頭取は出されたお茶に口をつけた。

そして一呼吸おき、オーナーの目を見つめ言葉を切りだした。

「実はオーナー・・・今日お邪魔したのは、今後のカープのあり方です。もっと詳しく言えば、球団の存続問題です。いま色々とお話をお聞きする中で、今後のカープ・・・球団の進むべき道といいましょうか、あなたが多くの支援して下さるファンの皆さんに、独立採算の球団として明確なビジョンを示してほしい。

わが行としても支援している限り、今後の事業計画と言いましょうか、チーム強化策を具体的に示して頂けるのであれば、潤沢な資金をカープ球団に斡旋できる。

株主総会でも、融資先として広島カープに多額な資金を投入する理由として、広島の活力を創出し、市民に希望と喜びを還元するという意味であれば、文句は出ないと思います。

広島には、カープを始め・・・サンフレッチェ、広島交響楽団と、スポーツと文化で市民や県民の潤いなるもの全てに活力を与える。それが広島が元気になる源でなかろうかと思うのですが、いかがですか・・・?」

オーナーは、恐縮するばかりで、声が出なかった。


「いかがですか・・・オーナー・・・いや 松田さん・・・」

オーナーは困惑した。

ナゼなら・・・自分一人で、この様な大局的な決断をしたことがなかったから・・・

つづく


働くということ

2010年10月26日 08時09分08秒 | Weblog
私が社会に出たのは16歳の時・・・

学業と社会人の2足のワラジであった。

当時の世の中は右肩上がりの成長期。

最初に勤めた電気通信の社長は・・・

「少しお客さんを絞り込まないといけないな…」

と言うほど、仕事があった。



現在は・・・絞り込むほどの余裕などなく、

明日の仕事に見通しの立たない

時代に入っている。

最近は目立った倒産が少なくなったが、

これは ごく一部の表の顔にしかすぎない。


広島を例に例えるなら、経済が復活していれば

次期商工会議所の会頭人選もすんなり決まっているであろう。


何年か前の会頭人選で、色々な賛否があった影響で

慎重な配慮がなされているのかもしれないが

やはり経済が回復していな現状から、大役を引き受けるまで

すんなりといかないのであろう。

(最終的には、御三家と呼ばれる企業から選ばれるのか?)


さて・・・話が横にそれたが、今の時代・・・働くことの重要さを

わかっている人が、どのくらいいるのだろうか?

先日・・・職にたどりつけない10代の子に接した。

アパレル関係の職に就きたいと、毎日求人誌や職安にと必死になっているのだが

採用基準や勤務先までの距離で、職を絶たれるらしい。


数年前であれば、即採用的な雰囲気であるが、いまは企業側も

採用するにあたり、じっくりと品定めをしているようである。


私が16歳で社会に出たときとは、えらい違いである。

当時は・・・やれ 「仕事が面白くない」・「給料が安い」・「休みが少ない」などの

不平不満で職を転々としていたが、いまは辞めれば次がない・・・


大きなことは言えないが、職があることに感謝し、働ける喜びを感じる・・・

そして会社の期待を背負い、家庭を守る・・・

その様な人であれば、企業は見捨てないであろう。




巨人の鈴木外野手

2010年10月25日 16時37分41秒 | カープ
国内FA権獲得・・・

しかしコメントが情けない。

「正直・・・迷っています。これから親とも相談して・・・」


32歳になって、仕事の進路を親に相談?

情けないなぁ~



走攻守の3拍子揃った外野手なのに・・・

巨人に残るのも将来のためかもしれないが

野球人としての才能・・・

客観的に自分を見れば、FAすると間違いなく他球団は獲得に動くのに・・・


巨人に残れば、このまま代走人生で終わる可能性が高い。



自分のこれからを親に相談する鈴木・・・

だから、レギュラーになれない

野球人生なのであろう。


葬儀屋の独り言

2010年10月25日 10時26分57秒 | お葬式
この祭壇を準備するのに

2人から3人で行います。


そして有限無限のアドバイスを当家の方にして

無事通夜や葬儀を終えていきます。

文章にすれば・・・それだけですが

天候を気にしたり、参列規模に応じた苦心

葬儀社は責任を持って行っています。



葬儀ボランティア・・・あり得ないでしょう・・・

2010年10月25日 09時52分22秒 | お葬式
過日・・・RCCのイブニングフォーで葬祭特集があった。


私は、マスコミが取り上げるもの全てが真実とは思っていない。


それだけに同業関係の題材を見れば、表裏が発見できる。


そのなかで、市内の葬儀社が取り上げられた。


廉価な費用設定で、さも市民ボランティアのように

放送されていたが、私を含め、事情を知っている葬儀社は

アホ臭くなったであろう。


あの葬儀社に言いたい。

ボランティアで何で50万近くも費用がかかるの?

たとえその中に・・・寺院へのお布施が含まれたとしても

いくらが寺院の相場なの?

もし寺院が、戒名料金含め、50万以上申し出されたら

葬儀費用はどうされるの・・・?



市民から集めた資金で・・・とか言っていたけど

本物のボランティアであれば、その集めた資金でまかなえば・・・

と・・・思うのが普通だけど、万が一経営が崩壊した場合

集めた資金は返還できるのかな・・・?


また・・・祭壇の花は全て造花とか

棺の値段はとか・・・軽々しく発言されていたけど

これで会館維持や諸々の支払いできるのかね・・・?


あなたがボランティアでやるのは勝手だけど

結局、目先だけの事業で立ち行かなくなり

葬祭業者のモラルを下げられたら

よくもRCC・・・調べもせずに、出演させたな~となりますよね。


もし異論があれば、いつでも受けて立ちます。


ナゼなら・・・私はあなたと違って、

葬祭業は、目先の商売と思っていませんから・・・