新しい年になりました。今年は良いことがいっぱいあるといいな。物事の良し悪しというものは自分の考え方一つという気もします。だから今年は、何でもできるだけ良い方にとらえるように努めたいと思います。 心を落ち着かせて、大人しく、どこにも出かけず正月を過ごしました。これまでの人生を振り返ってみたり、これから先のことに思いを巡らしたり、静かで、それなりに良い年の始めだったと思います。
ところで私は子供の頃、学校で『年賀状には「新年おめでとう」か「明けましておめでとう」のどちらかを使いなさい。明けた新しい年をめでたいと言いたいのだから「新年明けましておめでとう」というように「新年」と「明けまして」の両方を使うのは良くないんだよ』 と教わりました。理解できなかったのだけど、素直に聞いてたんだね、あのころは。今でも年賀状を見るとチェックしてしまいます。とにかく『おめでとう』ですね。
さて新年一回目のひとりごとは、昨年暮れの紅白について。最近の中では特に面白かったです。午後9時からの第2部の視聴率が、この10年で最高の44.5%で、あのTBS系ドラマ「半沢直樹」の最終回 42.2% を上回ったそうです。ジャンルが違うのに、血眼になったという声も。
紅組・綾瀬はるかの司会が下手で噛んでばかりいましたが、私には好感マックスでした。「花は咲く」を泣きながら歌ったのには思わずもらい泣きしました。白組司会の嵐はさすがに4回目。5人の分業もすっかり板について、彼女を助けていたのが良かったと思いました。
演歌系を中心に1番と少ししか歌わせなかったのはいただけない感じ。時間が足りなかったのでしょうが、3番の歌詞を途中からにされた「南部蝉しぐれ」は残念無念。それなのに「津軽海峡・冬景色」は全部歌わせてもらっていました。かと思えば1人(組)で何曲もメドレーというのも不公平かと。泉谷しげるの「手拍子やめろ」発言には驚きました、彼はもう紅白には出ないそうですが。それから水森かおりの背高のっぽの衣装、去年もでしたがイマイチです。もっと歌に専念させてほしいと思いました。北島三郎の出番のときは年越しそばの準備をしていて、ほとんど見ることができず、声だけ。でも素晴らしかったようで、彼のようなベテランでも泣いては上手く歌えないのだと、変に感動してしまいました。 この夜初めて聴いた曲が多かったのですが、総じて楽しめましたよ。