週末のひとりごと

ほぼ週末に
思ったことを気ままに綴っています。

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渡り鳥〜北から南から〜

2014年11月15日 | 日記

 今週は寒い日が多くて、やっぱり冬が来たのだなと改めて感じました。週末は西高東低の冬型の気圧配置になり、今日仙台は 天気もパッとしない曇り空で、最高気温がこの冬初めて、8.9℃と 一桁どまりでした。防寒服を引っ張り出してきて、店に着て行きました。先週までは店のドアを開けると「ムッ、暑い」だったけど、今日は「ホッ、暖かい」でした。

喫茶 今日はやや静かめでした。口開けのお客様はかなり早めのご来店だったのですが、後が続かなかった感じ。カラオケも最近では珍しく、一人の1曲だけでした。そんな訳で、本日のカラオケ一番は無しということに。

さて、10日(月)に 水鳥の越冬地として有名な 「伊豆沼」に行って来ました。県北、登米市と栗原市にまたがる大きな沼。水鳥の生息地として保護するため 国の天然記念物に指定されており、1985年には国際的に重要な湿地を保全する「ラムサール条約」に日本で2番目に登録されたところです。何年か前に一度行ったことはあったのだけど、まっ昼間で、みんな餌を食べに出ていたのだろう、望遠鏡でいくら覗いてみても、鳥っこ一羽いなくて、残念な思いをしたので、次は明け方 鳥たちが飛び立つところか、夕方 帰ってきた鳥たちのねぐら入りを見たいと思っていたのでした。

で、東北本線に乗り 途中 小牛田で乗り換え、はるばる「新田駅」まで。降りたってすぐに、登米市伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターまで歩いて行ったのだけど、月曜日で休館でした。そこで、仕方なく沼のまわりをうろついて、カモが寄って来るのを楽しんだり、白鳥の優雅な泳ぎを眺めたり、野鳥観察館が開いたので、寒さをしのいで、雁のねぐら入りを見たり 聞いたりして、とっても癒されました。風が冷たかったけど、美しい夕陽を見ることもできたし、とても良い旅でした。ほんとに旅はいいな、ホッとする。電車がいいな、ワクワクする。

ところで不思議だったのは、かなり暗くなっても鳥たちがねぐらである沼に帰ってくること。鳥は鳥目で、夜は見えないものだと思い込んでいました。そしたら、いわゆる鳥目は鶏などの家禽に多く、野生の鳥に鳥目はないのだそうですよ。

(沼では白鳥が優雅に泳いでいました。白鳥といえば思いつく曲は、「花の首飾り」とか「スワンの涙」とか、ブルー・コメッツの「白鳥の歌」でしょうか。渡り鳥といえば 小林旭の渡り鳥シリーズかな。私の好きな曲は、香田晋の「渡り鳥〜北から南から〜」です。たまに歌います)